ラーメンジライヤは熊谷の名店！二郎インスパイアの人気メニューは？

日本の国民食ともいえるほど人気のある食べ物、ラーメン。今までは麺とスープが主役で具材はあくまで添え物というメニューでしたが、今では具材もラーメンにとって欠かせない存在になっている店舗が多いです。熊谷にあるラーメンジライヤもその一つ。麺とスープだけでなく、インパクトのある具材が人気のお店です。

埼玉県にある熊谷市。熊谷駅周辺はラーメンの店舗が多くあります。ラーメンも魚介出汁にこだわったところや、高級感があるラーメン店など、多くのラーメン店が存在しています。ラーメン好きにおすすめのエリア。新しいつけ麺や、老舗のラーメン店もあり、子供のころから好きだったラーメン店が今も現役であるというのも珍しくありません。

駅からアクセスしやすい場所にあるラーメン店もあれば、地元の人にしかわかりにくいようなアクセスがしにくい場所にある穴場のラーメン店まで、多くの店舗がひしめく熊谷。そんな熊谷に2017年に新しいラーメン店が登場しました。今人気デカ盛り系で、開店前からその噂がたつと多くの人がやってくる人気店「ラーメンジライヤ」です。

東京で一躍有名になったデカ盛りのラーメンが食べられる店舗「ラーメン二郎」。一杯でお腹いっぱい食べられるお得なメニューは多くの男性の心を掴み、ジロリアンというファンの呼称まで登場するほど人気のラーメンとなりました。その味の独特さに「ラーメン二郎はラーメンじゃない」という言葉も生まれるほどの人気でした。

東京都内のアクセスしやすい場所にあるため、お店の前には行列ができる人気ラーメン店となりました。そんなラーメン二郎に触発されたラーメン店が各地で登場。一杯でお腹が満たされるおいしく食べ応えのあるラーメンメニューを各店舗作り出し、新しいラーメンのジャンルとして確立していきました。

ラーメンには醤油、味噌、とんこつ、の三種類の味が代表的な種類でした。しかし現在は、「二郎系」という新ジャンルが登場しました。太く食べ応えのある麺に、どんぶりに山盛りに盛られたもやしやキャベツ、その周りに並べたチャーシュー。ラーメンというつるんと食べるものではなく、完食したら無料という大盛り系を連想させるラーメンです。

二郎系ラーメンはそのインパクトに多くのファンがいますが、中にはアクセスしやすい場所に店舗がないという人も多いです。一般的なラーメンほど店舗が多いわけではないのです。旅先や出張などで近くに行ったときに寄ったという人や、観光の記念で立ち寄った人など、そのインパクトが忘れられずアクセスしやすい場所にあればなと思っている人も多いです。

ラーメン二郎を体験した人たちや、そのインパクトに触発されたラーメン店が続々登場しました。埼玉県でも何店舗か二郎系ラーメンはありますが、「ラーメンジライヤ」は熊谷市には一店舗しかない二郎系ラーメン店。今まで二郎系ラーメンを待っていた人たちは、開店前から並ぶほど待ちわびていました。

2017年10月2日に熊谷に店舗を構えた「ラーメンジライヤ」。こじんまりとした店舗ですが開店当初から人気で営業時間前から訪れる人や、開店日前から来てしまった人もいます。ラーメン二郎は熊谷市にはなく、大盛りや極太の麺を取り入れたラーメン二郎インスパイア系のラーメン店舗として愛されています。

ただ大盛りなのではなく、また食べたくなるという魅力がラーメンジライヤにはあります。そのメニューも常に同じものが提供されるのではなく、店長の試みで新しいメニューが登場したりと目が離せないおどろきがあります。公共の交通機関からはややアクセスしにくい場所にありますが、それでもラーメンジライヤは人気です。

二郎インスパイア系ラーメンとして熊谷で人気の1位、2位を争うラーメン二郎。その麺はもちろん自家製麺です。そのため太さも自由自在。他の店舗では食べられない驚きの麺もあります。機械で作っていますが、手切りにしたところ箸よりも太い驚きの麺ができあがってしまったりと、自家製麺ならではの遊び心に満ちています。

麺の重量は選べるのですが、重さが増すにつれて密度もぎっしりつまっていて、太麺をすくおうとしたら持ちあがらなかった。箸が折れるかと思ったという人もいれば、翌日筋肉痛になった、というほど食べ応えがあり重い麺。普通麺もありますが、多くの人はこの食べ応えのある自家製麺を求めてやってきます。

まぜそばやつけ麺などラーメン以外の麺メニューもあります。その麺に合わせるためにそれぞれ工夫がされていて、ピリッとした辛さのあるスープから、まったりとした薄味スープまで様々。季節限定メニューもあるので、暑い夏や寒い冬にも食べたくなる魅力があるお店です。

ラーメンジライヤで絶対に外すことができない「オーション麺」。ラーメン二郎系の店舗でほとんどのメニューのスープの味が濃いのは、このオーションという小麦で作った麺に負けない味にするためです。バランスが難しいのですが、オーションは存在感と歯ごたえのある麺が作り出されるため、ラーメンジライヤのメニューに外せないのです。

オーションの特徴はぼそぼそとした食感と、小麦の香りを感じる灰色の麺を作り出せること。茹でれば色は変わりますが、食感は通常麺と違います。このぼそぼそ感にスープが絡まることで麺と一緒にスープの味を強く感じることができます。ラーメンジライヤではオーション麺の太さを何段階かにわけて、お客さんの好みに合わせるメニューを提供しています。

一般家庭で使われる小麦粉は薄力粉ですが、麺に使われるのは強力粉という弾力が強い小麦粉を使います。この強力粉の中でも、小麦の香りが強く出て、弾力のある固く食べ応えのある麺に仕上げることができるのがオーションです。ラーメン二郎が使っていることで有名になりました。

ラーメンジライヤは存在感の強いオーション麺を使って、超極太の麺から、ひもかわうどんのような一枚の麺を提供しています。その太さが選べるところは、オーション麺好きにおすすめのメニュー。ラーメン二郎にもない一枚の口いっぱい広がるオーション麺「一反木綿」はラーメンジライヤの外せない魅力の一つです。

ラーメンジライヤに欠かせないトッピング。それがチャーシューです。ラーメンと豚肉は切っても切り離せない存在なので、もちろんラーメンジライヤにも豚は欠かすことができません。肉厚でしっかりとした食感のある大人気のチャーシュー。お肉好きという店長はトッピングにも手を抜きません
 

肉厚なチャーシューはその切り方も驚くほど大きいです。増しで頼めば二枚で麺が見えないほどの大きく切られたチャーシューが盛られて出てきます。ブタ増しは250円で注文できるメニューですが、その量には250円以上のお得感があり。これほどお得に肉増しができるのは熊谷市でもラーメンジライヤだけと言われています。

そんな店長はさらにおいしいチャーシューにすべく、試行錯誤を繰り返しています。チャーシューは炙ると脂身に甘味がでてよりいっそうおいしくなるため、七輪等試している途中です。店長の試みが成功すれば、ラーメンジライヤのラーメンがまたさらにおいしくなることまちがいなしです。

ラーメンジライヤの名物料理は「豚」の角煮。その大きさはどんぶりからはみ出すほどの大きさ。当初チャーシューだけだったのですが、豚の角煮にしたところ大人気になって食べたいという声も多かったため、チャーシューも今後も提供されているので、好みに合わせて選ぶことができます。

ラーメンジライヤの店舗で提供されているどんぶりは、洗面器のように大きなものもあります。それにはみ出さんばかりに角煮が乗って出てきます。原価無視で提供されることが多く、時には先着限定で提供されたり、時には割引がされたりとたくさんの人に人気のあるメニューでした。

しかし、2018年の8月に人気が下がってきたので角煮がメニューから外されることが決まりました。インスタ映えするデカ盛りのインパクトある存在ではありました。チャーシューも脂身が苦手という人も増えてきたため、脂身の少ない肩ロースを使ったチャーシューを試作中とのことです。

「ニンニク」「アブラ」「野菜」「味調節」の四種類がラーメンジライヤで選べる無料トッピングです。野菜が好きな人は増しで頼むと山のようなもやしが出てきてしまうので、気持ちで慎重に選ぶのがおすすめです。仕事中の人はニンニクなしのせんたくもできますし、全部食べ切る自信がない人は野菜なしという選択もできます。

使われているもやしもふとめで長い食べ応えのあるもやし。ラーメンなのに野菜を山盛り食べることができる身体にも優しい無料トッピングです。しかし、食べ残しは厳禁。野菜を増しにするときは麺を減らしたい、逆に麺を増やしたい時は野菜を減らしたりと自分の限界を意識した注文がおすすめです。

ラーメンジライヤは発券式ではないため、手作りの札を渡すシステムになっています。学校のバサーを思い出す温かみのあるデザインですが、今後ラーメンジライヤが繁盛していけば発券機が導入されるかもしれません。事前にメニューを決めてから、この札を取り、渡すときにトッピングを伝えます。

ラーメン二郎で言うような呪文はありませんが、この時にお願いする量のレベルが、「増し」、「増し増し」などの呼称のため、慣れている人が頼んでいるのを聞くと呪文のように聞こえてしまいますが、安心してしっかりと希望を伝えることが大切です。野菜の増しは食べ残し厳禁なので、食べられる量を頼むのがおすすめです。

店内に飾られているすり鉢のように巨大などんぶりは「神増し」という、それこそ人間の胃袋には収まりそうにないほどの盛られたラーメン専用のどんぶりです。オーション麺500gでも提供してもらえるのですが、フードファイターのように胃袋に自信がある人以外はおすすめできない禁断のメニューになっています。

画像を検索すると、山のように野菜の盛られたラーメンがでてきますが、トッピングを最大限盛った状態の写真なので、小食の人やお腹が空いていない人はその量を自分の食べられる量で注文すれば自分のお腹に見合った量のラーメンを食べることができます。小食でも怖がることなく、ラーメンジライヤを利用できます。

野菜少な目や、普通の麺を選べばそんなにかさ張らず、程よい量のラーメンが出てきます。山盛りの野菜と極太の麺を食べずしてジライヤに来た意味がないという人もいるかと思いますが、食べ残しはお店にも失礼な行為ですし、隣で食べていても見苦しく食欲が減ってしまいます。自分がおいしいと感じる量を食べるのがおすすめです。

アクセスしづらくても並んで待っても食べたいジライヤのメニュー、「ラーメン」は原点にして最終的に多くのファンがたどり着く人気メニューです。札をとって渡してトッピングの注文をすればやってきます。しゃきしゃきとした野菜がどんぶりの上に乗った、濃厚豚骨醤油のスープのラーメンです。

初めての人は通常の麺で食べるのがおすすめです。野菜のしゃきっとした食感、チャーシューのほろっとした味に集中することができます。この時に入ってくるアブラを少しスープに溶かしてみると、あまみが溶けだしスープのしょっぱさが変わってきます。少しずつ味わいながら加減するのがおすすめです。

ラーメンジライヤにはスタミナラーメンやサンラータンのような酸味のある変わったラーメンもあります。中には期間限定のメニューもあり、その時々で内容が変わってきます。問い合わせの多いメニューは復活することもあるので、好きなメニューが期間限定の時は足蹴く通って「また食べたい」という気持ちを直接つたえるのがおすすめです。

麺をおもいっきりかぶりついて食べたいという人の願いをかなえてくれるのが、ラーメン版ひもかわうどんの「一反木綿」です。ワンタンメンじゃ物足りないという人も大満足な一反木綿は一枚を一口に収めるのは至難の業です。無理せず自分のペースでほおばるのがおすすめです。

中にはこの一反木綿に、一本の豚角煮と、うどんよりも極太な麺「イケメン」を合わせて食べた人もいます。その時の気持ちはひたすら顎を鍛えるための修業のようだったというコメントを残しています。素人はまず真似をしてはいけない領域ですが、ほどよく食べればまた食べたくなるおいしさです。

一反木綿とは別に、オーションで作った「オーションZ」というオーションで作られた一反木綿があります。ほおばれば口いっぱいに広がる小麦の香り。麺を製麺機で切らずにそのまま出てくる大胆な一品。オーション麺好きにはたまらないメニューです。コシの強い一枚麺なので顎をかな使い、翌日には顎が筋肉痛になる人もいます。

さらに麺は二枚あり、一枚100gの重量があります。すすることはできないので、一口ずつかぶりついて食べるようになります。お腹に自信がない人はトッピングは少な目がおすすめです。コシと弾力が強く、時間がかかると麺がスープを吸ってしまうので、よりボリュームが増します。

ラーメンジライヤの中で最もジャンクフード感の強いメニューと言われているのが「ませぞば」です。麺の上にはチャーシューと卵の卵黄が盛られ、お好み焼きのようにかけられたマヨネーズが目を引く一品。隠れた場所にチーズも入っていて、アッと驚く新感覚のまぜそばを体験することができます。

麺の上にトッピングされたフレークやカリカリの麺の食感や、分厚いチャーシュー、ブラックペッパーやニンニクの香りが食欲を増幅させる夏にぴったりの味です。生卵を絡めると、味にまろやかさが加わって、大盛りの見た目に反してすうする食べることのできる変化のあるメニューです。

限定メニューだった「豚キムラーメン」は生卵がついたラーメン。ラーメンには味付け似卵では?という気持ちもありますが、キムチと豚肉の組み合わせは生卵との相性抜群。そのおいしさに初めての人は驚き、知っていた人は納得と満足感の味なのです。ピリッとした辛さも卵と組み合わせることでマイルドになります。

卵の食べ方はそのままラーメンに乗せる人から、最後の〆としてすき焼きのように麺や豚肉を生卵と絡めつつ食べるという食べる人もいます。チャーシューを合わせてもバラ肉を合わせても絶品なキムチと豚肉の相性。そして食べ応えのある麺。トッピングの生姜も良いアクセントになって箸が止まらないおいしさです。

ラーメンジライヤに来たのだからこってり系を食べなければ意味がない、と思っている人もいますが、こってり系だけではないのがラーメンジライヤです。通常メニューにはない、復刻メニュー「鯛ホタテダシラーメン」はその名の通り鯛とホタテの出汁香るあっさりとした魚介系ラーメンなのです。

あっさりしているのにどこかまろやか。細麺がスープとの相性抜群で、こってり系が苦手な人にもしみわたる鯛とホタテ出汁の旨み。期間限定メニューだったのですが、そのおいしさに店長への問い合わせが殺到。2018年8月に復活し、メニューに追加されました。ラーメンジライヤで食べれるあっさり系スープとして根強い人気があります。

ラーメンジライヤの営業時間は朝11:00から昼14:00まで、夜は18:00から夜22:00までの営業。ツイッターでも休日や時間の情報を発信しているので、行く前にフォローするのがおすすめです。製麺機の調子や粉や材料の仕入れ状況によって営業時間がずれてしまうことがあります。中には先着限定で食べられる特別なメニューもあります。

ツイッターを見たというと、無料になるメニューもあります。臨時休業や提供できないメニューの情報も載っています。売り切れると営業終了になるため、少な目にしか提供できないときなどもツイッターをみておくと急いでいかなければいけないと事前に行動したりすることもできます。

熊谷には駅近くのアクセスしやすい場所にラーメン店が多いですが、ジライヤはそこから離れた場所にあります。駅からのアクセスは徒歩ではアクセスしづらい場所にあるため、バスやタクシー、自家用車などでのアクセスがおすすめです。しかし、食前食後の運動には徒歩でのアクセスがおすすめです。

ラーメンジライヤへのアクセス方法は、JR高崎線「籠原駅」からバス停留所の「籠原駅南口」からバスで深谷日赤行に乗車、バス停留所「籠原第一団地」で下車して徒歩徒歩約12分で到着します。「籠原駅」から直接徒歩で行っても約14分で到着するため、涼しいときには歩いて行くのもおすすめです。

熊谷市にはゆうゆうバスという100円で乗車できるバスもあるため、時間があえば利用するのがおすすめです。熊谷市バス「さくら号」の路線ならバス停留所「拾六間南」で下車すると徒歩約2分でラーメンジライヤの店舗にアクセスできます。車でもアクセスでき、店舗には14台分の駐車場があります。

住所:埼玉県熊谷市拾六間985

少しアクセスのしづらい場所にありますが、それでも連日多くの人が訪れるラーメンジライヤ。近くに立ち寄ることがあればぜひとも立ち寄ってみてください。家族で来店の時は座敷席も使用できるので、お子さん連れの人にもおすすめ。お腹に自信があれば、その限界に挑戦することができる熊谷一の大盛りラーメン店です。