アカシアは新宿の老舗洋食店！ロールキャベツシチューなど人気メニューもご紹介！

美味しいロールキャベツが食べたくなったら、新宿東口にある洋食屋「アカシア」がおすすめです。新宿「アカシア」の名物・ロールキャベツシチューは、とろとろに煮込まれた、一度食べたら忘れられない人気メニューです。ロールキャベツシチュー以外にも美味しいメニューが揃っている新宿「アカシア」の、おすすめメニューや人気の秘密について調べてみました！

新宿「アカシア」は、1963年にロールキャベツシチューの店として新宿の東口から3分ほどの所にオープンし、以来50年以上、新宿の地で愛され続けている老舗の洋食屋さんです。ちょうどアルタの裏道あたりにあり、歴史を感じさせる木製の外観に「アカシア」の文字が光ります。お店の外見も店内も、ちょっと大人の、まさに昭和の落ち着いた洋食屋さん、といった雰囲気です。

名物は何と言ってもロールキャベツシチューですが、自家製のハムやソーセージ、カレーやハヤシなども人気で、手作りのこだわりのメニューの数々をランチでもディナーでも楽しむことができます。また、美味しいドイツビールを生で飲めるというのも「アカシア」の魅力のひとつです。仕事帰りや休日に、新宿でビール片手に美味しいお料理をいただくなんていう最高のご褒美はいかがでしょうか。

新宿「アカシア」といえば、まずは人気の看板メニューであるロールキャベツシチューがおすすめです。丸々と太ったロールキャベツが、見るからに濃厚そうなソースの中に並んでいます。ロールキャベツは時間をかけてじっくりゆっくりと煮込まれており、箸でもスプーンでも簡単に切れるほどの柔らかさ。中にはお肉がしっかりと詰まっており、お肉の満足感も十分楽しめます。

たっぷりのキャベツで巻かれているのですが、キャベツは煮込まれてとろとろになっているのでキャベツが多すぎるわけでもなくお肉とちょうど良いバランスです。ロールキャベツは鶏がらスープで3〜4時間煮込まれるそうですが、その間、アク取りはほとんどしないとのこと。何しろアクを取ることで旨味も取れてしまうから、そのような製法になったそうです。

コクのある濃厚なソースですが牛乳や生クリームは一切使れておらず、小麦粉とラードなどシンプルな材料でルーが作られています。それを長時間ロールキャベツを煮込みキャベツやらお肉やらの自然の出汁がふんだんに詰まった鶏がらスープで延ばすので、甘味も旨味もぎゅっと凝縮されています。ご飯にかけて食べても美味しくお箸でも食べられる、まさに日本の洋食のシチューです。

ロールキャベツシチューもそうですが、この「極辛カレーライス」もアカシアで是非味わってもらいたい一皿です。このカレールーは種類豊富なスパイスを、見た目にもスパイスを感じられるくらいふんだんに使用しており、「極辛」というネーミングですが辛すぎずスパイスの風味を楽しめるようなカレールーです。味は濃いめでニンニクの香りも効いて、ご飯をたくさん食べたくなる味付けです。

アカシアの「極辛カレーライス」は、このカレールーの中に鳥の手羽元が3つ入っています。こちらも柔らかく煮込まれており、十分スプーンで骨から身を外すことができます。スパイシーさも食べ応えも抜群なカレーです。ちなみに「カレキャベ」（ロールキャベチシチューとカレーライスの組み合わせメニュー）で提供されるカレーは極辛カレーではなく通常のカレーですのでご注意ください。

「釜揚げソーセージソテー」はランチというよりもディナータイムにビールのお供としておすすめなメニューです。ソーセージと言っても一般的なソーセージよりも詰まった感のない、スパムのような食感のソーセージです。豚肉のミンチと脂に香辛料で風味をつけバット煮詰めてボイルして作られているとのなので、このような絶妙な食感に仕上がるのでしょう。

ニンニクとマスタードが効いて塩味濃い目の味付けが、ビール欲を掻き立てます。これをツマミにアカシアのドイツビールを飲んだら、ドイツのパブ気分を味わえるでしょう。「釜揚げソーセージソテー」はしっかりとした味付けなので、ご飯とも相性が良さそうです。単品のご飯と一緒に頼んで、おかずとして食べてみるのもいいかもしれません。

豚ミンチカツは「豚ミンチカツとロールキャベツシチュー」というランチにおすすめな組み合わせメニューで食べることができます。このメニューは大きめなミンチカツ1枚とロールキャベツシチュー（ロールキャベツは1つ）、千切りキャベツとご飯がついてお値段1000円と、とてもコスパ高いメニューです。名物のロールキャベツも食べたいし、他のものも食べたい！という方におすすめです。

豚ミンチカツは、非常にやさしく上品な味です。細かくミンチされた豚肉がサクサクの衣の中にぎゅっと詰まっています。豚肉特有の甘味と旨味が、ジューシーな肉汁とともに口の中に広がりますが、脂っこいしつこさはありません。とても食べやすく、また、空腹にもしっかりと応えてくれるメンチカツです。このセットだとロールキャベツは1つですが、メンチカツのボリュームで問題なしでしょう！

アカシアのクリームコロッケは、ベシャメルのこっくりと濃厚な味わいがたまりません！アカシアのメニューにはクリームコロッケが数種類ありますが、中でも「ホタテのクリームコロッケ」がおすすめです。ホタテの身も貝柱も、ベシャメルにまみれてサクサクの衣の中に詰められています。コクがあり、濃厚だけどしつこくない優しいクリームコロッケです。

そしてそんなコロッケにかけられているのがソースではなく自家製のデミグラスソースというところも、洋食好きにはたまりません。煮込まれて味が凝縮したデミグラスソースとベシャメルの相性は言うことなしで、その中にもしっかりとホタテを感じられます。創業当時からあるメニューのようで、人気の一品です。コロッケ好きの方には、コロッケ2種盛りがおすすめです。

「キャベハヤ」は、ロールキャベツシチューとハヤシライスが、なんとワンプレートになった夢のようなメニューです。真ん中にライスが島を作り、お皿の両岸にロールキャベツシチューとハヤシライスがそれぞれ盛られています。ロールキャベツシチューもさる事ながら、ハヤシのルーもお肉がたっぷりで濃厚な味で、両方ともご飯がどんどん進んでしまう組み合わせです。

いろいろな味を食べてみたい、という欲張りさんにはうれしいメニューです。はじめはロールキャベツシチューとハヤシライスを別々に味わったところで、ハヤシのルーとシチューを一緒に食べてみるのもおすすめです。1+1≧2の法則で、さらにご飯が止まらない味わいとなります。「キャベハヤ」はライスもついて1000円と新宿でのランチとしてはお手頃。ランチにおすすめなメニューです。

アカシアのオムライスは、いわゆる人気のフワトロ系オムライスではなく、昔ながらのオムライスです。ケチャップで炒められた定番のチキンライスが、しっかり焼き上げられた黄色い卵の薄焼きに包まれ、上にはケチャップが乗っかった、定番のザ・オムライス。とてもシンプルなのですが、やはりアカシアならではの、美味しさへのこだわりが詰まった一皿なのです。

チキンライスで使われているハムは、なんと自家製のハム。お肉をさばくところからの手作りです。塩気の強いハムで、ハムの旨味を味わえるようあえてケチャップは少なめに加えているそうです。オムライスは普通盛りで1000円ですので、ランチにも最適。1300円で大盛りにもできます。また、迷った時はロールキャベツシチューとの組み合わせメニューもおすすめです。

先ほどからちらほら出てきていますが、アカシアには「組み合わせメニュー」というものがあります。いざオーダーする時に、食べたいものがいろいろありすぎて絞れず、挙句何を頼もうか決められなくなってしまう、という経験はありませんか？そんな時に便利なのがこの「組み合わせメニュー」です。アカシアの名物であるロールキャベツシチューを軸に、いろいろなメニューとセットが組めます。

ロールキャベツシチューと組み合わせられるものは、ここにも挙げてあるホタテのクリームコロッケや釜揚げソーセージソテー、ハヤシライス、オムライスのほか、アカシアの人気メニューの数々を選べます。2つのメニューを組み合わせるのでお値段は単品のものより高くはなりますが、全てライスが付いたセットとで1400円前後となりますので、ちょっと贅沢なランチに良いかもしれません。

また、ロールキャベツシチューをポークシチューに変えることも可能です。ロールキャベツシチューと同じくコクのあるルーに、大きなお肉と人参、丸ごとのジャガイモがゴロっと入っています。全ての具材が柔らかく煮込まれ、スプーンであっさりと切ることができます。アツアツで濃厚なシチューは優しく安心する懐かしい味わいで、こちらもぜひおすすめしたい一皿です。

アカシアでは、ヨーロッパでも人気の高い、ドイツ北部のビールメーカー・イエヴァーのピルスナーが、樽生で飲めます。すっきりとした喉越しにホップの香りが残る、フルーティーな味。アカシアのメニューに「世界で一番おいしいビール」とのコメントがある通り、失せもなく美味しく飲めてとても飲みやすいビールです。コクのあるアカシアのお料理の数々にぴったりなビールです。

ちょっと前に日本に初上陸したと話題の、ビールの本場・ドイツでは日常的に飲まれ高い売り上げを誇るクロンバッハーも、アカシアで楽しむことができます。さすがはビール純粋令の国らしい、黄金の小麦色の透明感のあるビールです。忠実に麦芽、ホップ、水、酵母のみを原料として麦の風味が香る、すっきりと滑らかな味わいです。

他にも、ドイツの若者に人気のあるライトな感覚で飲めるシェッファーホッファーのグレープフルーツもアカシアで飲むことができます。シェッファーホッファーのへーフェヴァイツェンにグレープフルーツやオレンジのジュースを混ぜたもので、とてもフルーティーな味わいです。ジュースに近いライトな口当たりなので、休日の新宿散策のランチビールなどにおすすめのビールです。

アカシアの新宿本店では、人気のロールキャベツシチューをお持ち帰りすることが出来ます！炊きたてのご飯を用意して、懐かしい洋食屋さんの味を家で気兼ねなく楽しめるのは最高の贅沢かもしれません。また、ロールキャベツシチューや極辛カレー、自家製の粒マスタードは冷凍でも販売しているようです。詳しくはアカシアのホームページの「Shopping」を確認してみてください。

アカシアには羽田空港にも店舗があるのですが、こちらではこの立地のせいかお持ち帰りのお弁当も販売されているようです。ロールキャベツシチューとコロッケ弁当やカレキャベ弁当など、アカシアの人気のメニューがお弁当となっています。旅行や出張の帰りに買って帰っても良し、羽田空港の展望デッキで飛行機を眺めながらのんびりランチしても良し。便利に使えるお弁当です。

新宿の本店はランチからディナーの営業で、11:00オープンの22:00ラストオーダーとなります。定休日は火曜日です。アカシアでは、席の事前予約は出来ません。席は1階2階合わせて60席くらいありますが、「今日はどうしてもアカシア！」という日はちょっと早めに行くなど余裕を持って行くようにしましょう。また、店内は全席禁煙となっていますので、こちらもご注意ください。

住所:新宿区新宿3-22-10
電話番号:03-3354-7511

アカシアは、日本とドイツに店舗を構えています。日本国内では新宿の本店と羽田空港店の2店、ドイツは「Tokyo Acacia」の名前でミュンスターに1店舗あります。ミュンスターのお店は、2代目である現社長の弟さんがドイツに料理を学びに行き、そのまま向こうでお店を開いたそうです。たまに日本のお店の味をチェックしに来るというのも、アカシアで本格的なドイツの味が楽しめる理由のひとつです。

羽田空港店は、羽田空港の第二ターミナルの4階にあります。新宿本店の重厚感ではなく、すっきりとモダンなお店です。テーブルのほか、カウンター席も一列あるので、一人でも気兼ねなく利用できます。こちらの店舗は10:00オープンの21:40ラストオーダー。空港と同じく年中無休で営業しています。出発前の腹ごしらえや到着後のホッとするひとときに、羽田空港見物のランチやディナーに最適です。

住所:大田区羽田空港3-4-2マーケットプレイス4F
電話番号:03-6428-9511

いかがでしたでしょうか？新宿アカシアでは、名物・ロールキャベツシチューはもちろん、カレーやコロッケ、オムライスなどの定番の洋食や本場ドイツの味のハムやソーセージをリーズナブルな値段で楽しめます。ウィークデーのランチやディナーに、また、美味しいビールを飲みながらの休日のランチなど、様々なシチュエーションに、アカシアでお食事してみませんか？