旭川でジンギスカンを堪能！口コミでおすすめの店の評価は？名物グルメ！

実は「ジンギスカン」という料理名は世界中を探しても日本にしかありません。北海道におけるジンギスカンの歴史は昭和11年、「横綱」という店で始まりました。道庁の開催した羊肉試食会で凄い臭いの鍋が出来上がったらしいのですが、その後横綱の店主は工夫を重ね昭和44年まで営業をしたそうです。

今ではスーパーなどでも手に入るほど北海道では一般的になりました。もちろんそれは旭川に限ったことではありませんが、やはり北海道はジンギスカン王国であると実感いたします。

グルメ番組やグルメ雑誌などで紹介されやすい「ジンギスカン」はやはり札幌が中心となります。大きなビール会社資本のジンギスカン専門店などもあり、それは当然のことでしょう。しかし、旭川周辺には「口コミ」評価に強いジンギスカン専門店がひしめいています。今回はランキング付けはいたしませんが、旭川に特化し、旭川ジンギスカンの名店・おすすめ店をご紹介していきたいと思います。

まず紹介したいのは旭川に二店舗を構えるこのお店です。ジンギスカンと言えばやはり札幌に名店といわれるお店が集中しています。

しかし、どの口コミサイトを開いてみても必ずダントツ一位のお店が旭川にありました。それが「旭川大黒屋」です。店内は広く、旭川四条通り五丁目店は100名以上のお客様に対応できるそうです。

ジンギスカンには大きく分けて二種類の肉使い（こんな言葉無いかも）があります。オーソドックスなのはタレに漬け込んだ肉の提供ですが、このお店はご覧の通り生のお肉が中心になります。若く新鮮なラムにはまったく臭みが無く、ジンギスカン自体が苦手な方もここのジンギスカンだけは何の違和感もなく食べられると評判です。

お店で醸造しているビール（地ビール）でおもてなしをするこのお店は、とにかくメニューが豊富なんです。味付けラムや生ラムに交じって蝦夷鹿肉ジンギスカンなんてのもメニューに載っています。その他にも北海道らしく海鮮からデザートまで、端から頼んでいたら食べきるまでに何年もかかりそうな品数です。

やはり何と言ってもこのお店のウリは「地ビール」です。画像は「地ビールお試しセット」1000円也。この他に「地酒（日本酒）お試しセット」も同じ値段で楽しめます。どの飲み物がどのつまみに合うのか、いろいろ試してみるのもいいですね。すっかり旭川の名物となっています。

上記二軒のお店で共通して出されている生ラムジンギスカン。焼き加減が判らない時には店員さんに聞いてみましょう。一番おいしいタイミングを教えてくれます。ちなみにラックは全体をカリッと焼いたら一旦バラして骨周りの火の通りにくいところまでじっくりと焼いて下さい。

こちらのお店は一転「漬け込み肉」がメインの昔ながらのジンギスカンがいただけるお店です。競争激しい旭川にあってスタイルを変えない旭川の老舗です。

口コミ中に「自宅で食べることも出来ます」とありました。このお店のジンギスカンは宅配によって旭川以外でも食べられるんです。

こちらのお店は配達に応えてくれるんです。それもかなり本格的で、「郵便局ふるさと小包賞」というのを北海道地域で12回もいただいているんです。セットで注文する中には「ジンギスカン用鉄板」などが含まれている物まであります。

どストレートなネーミングが気持ちの良い旭川「らむ舎」さんの紹介です。え、生ラムジンギスカンはさっき紹介済みでは？と思われるかもしれませんが、こちらのジンギスカンは同じ旭川ジンギスカンの中でもちょっと毛色が違うんです。

そうなんです。このお店の一押しは「塩」なんです。一人前780円の生ラム塩ジンギスカン。これだけを食べに来るお客様も多いとか。しかもマスター一人できりもりしているらしく、最近評価が上がってきたお店なんです。ちなみにホームページなども探しましたが見つかりませんでした。ぜひ旭川においでの際はご自分で探してみて下さい。

メニューに特色のある旭川の名店・おすすめ店をご紹介させていただきました。さすが北海道、海鮮から新鮮なラムまで紹介しきれません。その中でも常に評判の上位、いえ、ダントツ一位の旭川大黒屋さんの実力は推して知るべしです。北海道に訪れた時、この記事を思い出していただき、「ちょっと旭川まで足を延ばしてみようかな」という方がおられれば幸いです。