旭川の観光名所＆おすすめスポット31選！穴場はどこ？子供も楽しめる！

旭川は北海道のほぼ中央に位置する町。旭山動物園やラーメンで有名ですが、実は1週間滞在しても回り切れないほど充実した観光名所に恵まれた町でもあるんですよ。今回はそんな旭川市のおすすめ観光名所の中から、定番スポットや子供連れでも楽しめるスポット、穴場名所まで31か所をご紹介します。

旭川観光ではずせない観光スポットといえば、まずは「旭山動物園」ですよね。動物のありのままを観察できる「行動展示」で有名な旭山動物園は、大人も子供も楽しめる旭川だけでなく北海道の中でも指折りの観光名所です。

何度足を運んでも新たな発見がある旭山動物園。旭川に足を運ぶのならば、一度は訪れておきたい必見観光名所です。

続いては北海道屈指の奇岩地帯「層雲峡」。大河石狩川が気の遠くなるような歳月をかけて削り出した渓谷は、奇妙さだけでなく自然への畏怖を覚えさせる不思議な光景が広がっています。

夏には豊かな緑が、冬には一面凍り付いた銀世界を楽しむことができますので、季節問わずおすすめな観光スポットともいえます

特に冬場には雪や氷がライトアップされる「層雲峡氷瀑まつり」が開催され、多くの観光客の目を楽しませているんですよ。

層雲峡には自然の作り出した様々な絶景が散らばっていますが、特に奇岩のてっぺんから流れ落ちる滝は見逃せません。層雲峡には数々の滝がありますが、特に有名な滝の一つが「流星の滝」です。

流星の滝は、名前の通り流れ星を思わせる迫力のある光景が見どころ。隣を流れ落ちる銀河の滝と合わせて楽しんでくださいね。

銀河の滝もまた、層雲峡を代表する滝の一つです。流星の滝とは対照的に、ゆったりと繊細な軌跡を描きながら零れ落ちる優雅な滝です。

銀河の滝、流星の滝ともに「日本の滝100選」に選ばれている、日本を代表する滝でもあるんですよ。

実は層雲峡のすぐ近くには豊かな温泉地帯になっています。雄大な北海道の自然を楽しみながらくつろぐことができる旭川きってのおすすめ温泉地帯ですので、層雲峡を訪れた際はぜひ体を休めていきましょう。

ホテルや旅館でお泊りするのもいいですが、日帰りOKな温泉もあります。スケジュールに合わせて、あらかじめ利用する施設に目星をつけておくと安心です。

旭川市のそばにある嵐山。そのてっぺんにある「嵐山展望台」からは、大都市・旭川市を一望することができます。旭川市街だけでなく、天気のいい日ははるか大雪山までを見通すことができます。

大雪山は夏でも頂上の雪が溶けない山でもあります。夏季はなおのこと、北海道観光だけにしか味わえない光景を目にすることができそうですね。

また、夜にもぜひ訪れたいスポットです。旭川市の夜景を一望することができ、ロマンチックな気分になることができますよ。

旭川市で買い物を楽しむのであれば、「平和通買物公園」がおすすめです。

JR旭川駅を出るとすぐに始まっている旭川市のメインストリートは、ショッピングだけでなくレストランや食堂もひしめき合っているまさに買い物のための通りである。

通りには彫像や芸術作品も並んでいて、歩くだけでも十分に楽しむことができます。歩行者天国の道でもあるので、安心して買い物に集中することができるんですよ。

旭川でもう一つ、訪れておきたいショッピングスポットが「道の駅あさひかわ」です。

先ほどご紹介した平和通買物公園が、旭川市民と観光客両方をターゲットとしているのと比べると、こちらは観光客のためのショッピングスポットといえます。お土産や地域特産の農産物など、旭川観光の際はぜひとも手に入れておきたい商品が目白押しなんです。

イートインコーナーも充実していて旭川ラーメンやからあげなど、様々なグルメを楽しむこともできるんですよ。

旭川のグルメといえばラーメンですよね。旭川市街にも様々なおすすめラーメン店がありますが、どうせなら一軒一軒回るよりも一度にいろんなお店を見て回りたいですよね。

そんな時おすすめなのが「あさひかわラーメン村」です。旭川を代表するラーメン店が8点出店し、それぞれこだわりの素材や伝統のスープなどを用意してくれているんですね。

行きたい旭川ラーメンのお店が多すぎて悩む、という人はぜひあさひかわラーメン村に足を運んでみてください。

旭川ある美術館の中で特におすすめなのが、旭川や北海道の雪や氷をテーマにした「雪の美術館」です。

美術館とありますが、絵画や彫刻が飾られているわけではありません。

自然のままの氷の結晶の美しさや、雪のように白い館内の静謐さが美術作品のように観光客を魅了する、そんな施設なんですよ。

まるでファンタジー小説やおとぎ話の世界に登場しそうな非現実的な空間は、大人だけでなく小さな子供でも楽しむことができるはず。家族そろって、雪や氷の美しさを感じてくださいね。

アイヌ民族の歴史や文化って、知っていそうで知らないという人が大半なのではないでしょうか。

旭川市博物館は、アイヌに関しての展示が非常に充実している博物館です。アイヌ民族が実際に使っていた衣服や日用品の展示、文化の解説だけでなく、アイヌ語の録音テープなどの変わった展示もあり、五感を通してアイヌ民族について知ることができます。

また、旭川市の歴史についても詳しく学ぶことができます。開拓時代、戦前、そして激動の戦後と、旭川という町がどのように発展を遂げてきたかを楽しく勉強することができます。

大人はもちろん、子供の知的好奇心を満たすことができる旭川市博物館は、旭川観光の穴場的な名所だといえそうです。

旭川市科学館もまた、旭川の穴場的な名所の一つです。

たかが市立の科学館と侮るなかれ。「北国」、「地球」、「宇宙」の三つのコンセプトを柱に、好奇心を満たしながら様々なことを学ぶことができます。

大規模な展示を利用して、体をもって科学体験ができるコーナーも充実しているので、科学や天体に興味がない人でも楽しんで鑑賞することができるでしょう。

ぜひいろんなコーナーを回って、充実した時間を過ごしてくださいね。

旭川市は、北海道で一番高い山「旭岳」のおひざ元でもあります。せっかく旭川を観光するのなら、ぜひ旭岳にも足を運びましょう。

登山をしたことがないという人でもロープウェイがありますので、安心して頂上までアクセスすることができます。とはいえロープウェイの終点から少し歩く必要はあるので、装備はきちんとしたものをそろえておきましょう。

頂上に立てば、そこが北海道で一番高い土地。周囲の大自然を見下ろすことができ、北海道の豊かな自然を肌で感じることができるはずです

旭岳の北東には、豊かな温泉地帯が広がっています。登山で疲れたのなら、ここで体を温めていきましょう。

旭岳の周囲には、季節折々の美しさを生き生きと伝える自然がいっぱい。ゆっくりとお湯につかりながら、自然の美しさを心行くまで感じてくださいね

旭川市は木の加工でも有名な町です。そんな旭川市で木彫りの置物やマグネットなど、お土産にも使えそうなかわいいグッズをたくさん揃えているのが、「クラフト館」です。

店内で観光客を迎えてくれる木のグッズは、いずれも旭川在住の職人が手掛けたもの。木彫りだからこそ生まれる温かみや素朴なかわいらしさが魅力的です。

自分用のお土産に、ひとつ買って帰りたくなる商品がたくさん。かわいいもの好きには見逃せない穴場スポットです。

豊かな自然が残る旭川郊外には、見逃せない自然の景観がたくさんあります。天人峡もその一つで、特に270メートルの高さから勢いよく流れ落ちる羽衣の滝は必見です。

その姿の美しさは、名前にもなっているように天女が躍る姿に例えられるほど。おすすめは「滝見台」からの眺めで、雄大な滝のほぼ全容を一度に目に収めることができます。

旭川市は北海道有数の酒蔵を有する町でもあります。市内にはいくつもの酒店がありますが、特に有名なのが高砂酒造です。

お店で酒瓶を手に取るだけでなく、実際にお酒を造っている酒蔵の見学も可能。日本酒ファンならはずせない定番観光名所の一つです。

上野ファームは旭川郊外にある、かわいらしい季節折々のお花が咲き乱れる庭です。

オーナーはイギリスで庭造りを勉強したこともある、旭川出身の女性。北海道ならではの花畑を庭に再現しようと苦心し、みごと美しい光景を生み出しました。今では北海道を代表するお花の名所の一つになっています。

お花を思う存分楽しんだら、併設されているカフェにも足を運びましょう。ドリンクから簡単な食事まで楽しむことができるカフェは、素材の大半を「北海道産」にこだわったメニューが話題です。きれいな庭を眺めながらゆっくりくつろぐ時間は、何事にも代えがたい貴重な時間となることでしょう。

旭川付近にある複合観光施設「北の森ガーデン」は、お土産に旭川グルメにとお手軽に旭川の魅力を体感することができるおすすめ施設です。

北海道の象徴の一つと言っても過言でない「ヒグマ」が数頭飼育されており、彼らがのんびりと過ごすさまを観察することができる「ベアーセンター」はぜひ足を運んでほしいスポット。餌を与えることもできますので、子供連れならなおのこと楽しめるはず。登別のクマ牧場に比べるとやや知名度が低く、穴場的な名所となってしまいますが、他の観光スポットと合わせて楽しむことができるという魅力もあります。

前述した北の森ガーデンのすぐそばにある「北海道アイスパビリオン」もまた、見逃せない観光スポットです。

館内は真夏でも－20度。北海道でも冬にしかお目にかかれない、氷と雪の世界を再現しています。

必見なのが館内最低温度のコーナー。－41度という極寒の世界ながら、ダイヤモンドダストを観察することができるスポットなんです。冬の北海道観光は寒くてちょっと、という方はぜひともここで本物のダイヤモンドダストを目にしておきましょう。

他にもクリオネの展示や氷のトンネルなど、子供連れでも楽しめるコーナーがたくさん。防寒具は貸し出してもらえますので、真夏でも安心して利用することができますよ。

北海道観光といえば、牛や馬がのどかに草をはむ牧場も見逃せませんよね。旭川には、普通に想像する牧場とは少し違う牧場があるんです。

それはなんと、アルパカの牧場。その名も「ビバアルパカ牧場」です。名前を聞いただけで、観光したくなってきませんか？

日本国内を探しても、本物のアルパカと触れ合える場所は多くありません。動物がお好きな方なら絶対に見逃せない観光名所です。

現在のところ飼育されているアルパカは9頭。それぞれ個性も性格も全く違う子たちばかり。

広い敷地内を自転車で散策したりボートに乗ることもできますので、ちょっとしたアクティビティにもぴったりです。

旭川市のすぐそばの剣淵町には、2万冊以上の絵本を所有する「絵本の館」という図書館があります。子供はもちろん、かつて子供だったすべての人に訪れてほしい観光スポットです。

絵本だけでなく貴重な絵本原画なども展示されていて、絵本が好きな人ならここだけで一日潰せそうなくらい充実しています。とはいえ地元の人も利用する図書館でもありますので、鑑賞の際はできるだけ静かに回るようにしましょう。

当麻世界の昆虫館もまた、子供連れの親子が楽しめそうな観光スポットです。

ログハウス風のかわいらしい見た目をした建物の内部には、カブトムシやカマキリなどの標本がたくさん。特に種類が多いのがチョウの標本で、「パピヨンシャトー」なんて別名でよばれるほどなんですよ。

北海道の雄大な自然に魅せられた人なら、大人でも子供でも楽しめる、そんな旭川の穴場的観光名所です。

旭川市街のすぐそばにありながら、美しい自然の光景を目にすることができるおすすめ観光スポットが「当麻鍾乳洞」です。

1億年以上もかけて水の浸食が少しずつ生み出した洞窟は、広さはそれほどないものの驚くような光景が次々と飛び出してくるびっくり箱のようなスポットです。

透明感のある珍しい鍾乳石が連なる当麻鍾乳洞には、かつて竜が住んでいたという伝説が残っています。

広い北海道には、現在は使われていない路線がいくつも存在します。そんな廃線のひとつ国鉄の「美幸線」を利用した観光スポットが、「トロッコ王国美深」です。

すでの電車が走らなくなってからだいぶたつ美幸線に新しくトロッコの路線としての役目を与えたトロッコ王国美深は、どこまでも続く草原の中をトロッコに乗って移動できるという。まさにここだけでしか味わえない体験が楽しめます。川のすぐわきを通り抜けたり細い鉄橋を渡ったりと、意外に起伏の富んだコースも魅力的。旭川市街から少し離れた穴場スポットですが、どんな人でも魅了する魅力にあふれた観光スポットです。

旭川観光といっても、たまにはゆっくりのんびりくつろぎたいものですよね。そんなときにおすすめなのが、旭川市のほぼ中心に位置する「常盤公園」です。

旭川市街にありますのでアクセスも簡単ですし、なにより都会の真ん中とは思えないほど豊かな自然を満喫することができるんですよ。

ベンチに座ってのんびりするもよし、ウオーキングを通して自然の美しさをかみしめるもよし。観光客の姿はあまりない穴場スポットでもありますので、静かにゆっくり自分だけの時間を過ごせるのが魅力ですね。

北海道護国神社は、明治時代から北海道民・旭川市民を見守ってきた由緒ある神社です。

美しい社殿や静謐な境内は、まさに神域といった厳格な空気が漂います。

様々な文化圏で多様な特徴を見せる染織。文化を語るうえで欠かせないファクターの1つですが、そんな染織をテーマにした美術館が旭川市にあるということは、あまり知られていません。そんな穴場的旭川の観光名所である「国際染織美術館」は、国内外から集められた染織のみを200点以上展示しています。普段は気にも留めない「布を染める」という技術ですが、世界中の染織を並べて鑑賞することでその奥深さに気が付くことができるはずです。

旭川市出身の作家「三浦綾子」。没後20年近く経過しながらも、今なお色あせない様々な名作を残した彼女は北海道だけでなく日本を代表する作家のひとりです。

三浦綾子記念文学館は、そんな三浦綾子の業績を後世に残すために建てられた記念館です。文学を愛するすべての人に訪れてほしい、旭川の穴場観光名所です。

北海道の歴史を語るうえで、避けては通れない開拓史。北鎮記念館は、そんな北海道の知られざる開拓時代の歴史などを紹介する博物館です。開拓時代の資料のほかに、北海道の防衛の歴史についても解説。自衛隊発足当初の貴重な資料も見ることができます。

非常に充実した展示ですが、なんと入場は無料。気軽に訪れたいおすすめ観光名所ですね。

北海道の先住民であるアイヌ民族は、北海道の美しい自然の中を大切にして生きてきた民族です。彼らは自然の中に神を見出し、神々との付き合い方をわきまえて日々を過ごしていました。

そんなアイヌの人々が「神が宿る」と考えていた地が旭川近くにあります。その名も神居古潭（カムイコタン）。深い森・渓谷・奇岩と、まさに神々が住むにふさわしい美しい光景が広がっています。

いかがでしたでしょうか。今回は31か所に絞ってお伝えした旭川の観光スポットですが、実はまだまだおすすめの名所はたくさんあるんですよ。旭川を気に入ったのであれば何度も足を運び、ディープな世界に触れてくださいね。