ブールアンジュのパンは絶品！定番のクロワッサンや季節のメニューなど種類豊富

ブールアンジュは東京をはじめとして、全国に店舗を持つパン屋です。クロワッサンなど、定番のメニューはもちろん、店舗限定のメニューにもリピーターが多い、今評判のパン屋と言えます。「おいしいパンが食べたい」と思った日はぜひブールアンジュへ。メニューや値段、おすすめについてまとめました。

ブールアンジュは2017年6月1日に、渋谷店が第一号店としてオープンしました。パン屋を意味するブーランジェリーというフランス語から、名付けられた店名となっています。

店名の通り、パンの本場フランスのパン作りの製法を元にした、異国情緒溢れる味のパン達が魅力です。見た目もとてもオシャレで写真映えするものばかりです。

その他にも東京には新宿サザンテラス店、日本橋店、池袋東武店の合計4店があります。東京都以外には宮城県の仙台店、愛知県のJR名古屋高島屋店、三重県のジャズドリーム長島店店、福岡県の福岡パルコ店があります。本州全土に店舗があるため、自宅の近所にはなくとも、近くの都市に用事がある際に買ってみるというのもおすすめです。

ブールアンジュ新宿サザンテラス店は、以前はゴントランシェリエというパン屋でした。ゴントランシェリエの撤退とともに、ブールアンジュが同じ場所に店舗を構えたかたちになります。ゴントランシェリエ時代から人気は高く、熱心なリピーターも多くいました。

ゴントランシェリエの店舗が軒並み撤退したというニュースに、残念がる人も多くいました。ですがその後に開業したブールアンジュはメニューや値段など、ゴントランシェリエとほぼ一緒です。ゴントランシェリエ時代に人気があったクロワッサンも、そのままブールアンジュに投入されています。

これはブールアンジュの店舗もゴントランシェリエの店舗も同じベイクルーズという、アパレルやフードブランドを展開している会社が経営しているためです。お店の名前は変わっても、味や値段など、お客さんが関係する部分に変更はありません。そのため、ゴントランシェリエの味が好きだったという人にも、ブールアンジュは継続して愛されています。

ブールアンジュのメニューの中でも、圧倒的人気を誇るのがクロワッサンです。ブールアンジュのクロワッサンは外側の感触はサクサクとしています。

一方で中はふんわりもっちりとしており、それでいてもたれない軽さが特徴です。ブールアンジュと言えばクロワッサンと答える人も多く、人気がうかがえます。

値段は1つあたり税込で195円となっています。大きなサイズのパンと比べてお値段も安く、食べきれるところがおすすめされる由縁です。くどすぎる味ではないので、クロワッサンなら食べれる、と取り回しのよさも話題です。イートインでも持ち帰りでも、どちらにも便利なサイズなのも人気の秘訣です。

クロワッサンをベースにしたメニューも豊富に用意されています。そのため、「ブールアンジュのクロワッサンは好きだけど、他はちょっと好みじゃない」という人にも様々な味が楽しめる工夫がされています。

クロワッサンだけで1日1000個以上売れることもあるということで、ブールアンジュにとってクロワッサンは大黒柱とも言えることが分かります。

ブールアンジュはクロワッサンの他に食パンもおすすめのメニューです。ブールアンジュの食パンには「パン ド ミ ブール」と「パン ド ミ アンジュ」の2種類が、トースト専用パンとして提供されています。

フランス仕込みの味と国内外で厳選された原材料のおかげで、日本人の舌にもしっかりとあう、もちもちの食感を生み出すことに成功しています。

「パン ド ミ ブール」は北海道の小麦である「ゆめちから」を軸に「キタノカオリ」というこちらも北海道の小麦粉をミックスしてつくられています。ふわふわの柔らかい食感が特徴のメニューです。一方「パン ド ミ アンジュ」は同じくゆめちからを甘味を最大限引き出した味となっています。

ブールアンジュの2種類のトースト専用パンは、どちらの食パンもカチカチの食パンではありえない、しっかりとした甘味とパンの伸びがおいしさの決め手となっています。

メディアでもプッシュされるとおり、美味しさは折り紙付きですが同じく値段も気になります。「パン ド ミ ブール」は1斤が450円で1本は900円となっています。

一方の「パン ド ミ アンジュ」は1斤が600円で、こちらは1本1200円となっています。市販されているパンと比べて少しお値段は張りますが、そこまで高すぎて手が届かないという値段ではないです。パンが好きな人、リッチな気分を楽しみたいときにはブールアンジュの食パンをぜひどうぞ。

ブールアンジュのメニューは豊富で色とりどりのものが用意されています。その時の体調や気分に合わせられるほど、メニューが多いのはありがたいです。

食パンやクロワッサン以外にもスイーツや総菜パンも売られているため、全く食べたいものがないということはなさそうです。中でも人気なのは「パンメロン」というブールアンジュ独特のメロンパンです。

味はメロンパンらしくバターのしっかりした味と、パンのまったりとした甘味がしっかり絡まっています。中にはクロワッサンの生地も使われており、甘すぎて胃もたれするといったこともありません。よくある菓子パンのメロンパンのような大きなサイズと違い、幾分小振りなのも人気のポイントと言えます。

ブールアンジュの人気メニュー、2つ目はショソン・オ・ポムです。りんごをパイ生地で包み、それを折り畳んだかたちにしたパンです。表面の模様の焼き印がとてもきれいです。

元々のフランス語のショソン、ショーソンにはスリッパという意味があり、スリッパに似ていることから名付けられた名前だそうです。

その他にもブールアンジュ独自の特徴として、中にオレンジピールが入れられていることがあげられます。りんごの甘さ一辺倒というわけではなく、オレンジピールの爽やかさが違ったアクセントを添えてくれます。ショソン・オ・ポムの値段は260円となっており、ちょっとした菓子パンが食べたい人にはおすすめです。

3つ目のおすすめメニューはこちら、モンブランです。モンブランもクロワッサンの生地をふんだんに使っており、中にマロンクリームが入っています。ラム酒が含まれているのも特徴です。

他のパンと違い、見た目の派手さもあります。同じようなかたちのパンが並んでいる中で、こういった独自のかたちは特に目を引きます。

コロネ状のかたちはフランスということで、エッフェル塔をモチーフにしているようです。値段は税込378円です。ブールアンジュ独自のクロワッサン生地とリキュールの組み合わせは、普通のパンにはちょっと飽きてしまった、今日はいつもと違うパンが食べてみたいという人にもおすすめです。

ブールアンジュはその豊富なメニューの種類でもおすすめされており、その数およそ70種類と言われています。食パンやハード系、バゲットなどトラディショナルなものからスイーツ系、お総菜系と区分分けされています。上記で紹介したもの以外では、バゲットなども根強い人気を持っています。

クロワッサンやモンブラン派生のメニューも用意されています。例をあげるとクロワッサン・オ・ザマンドや抹茶モンブランなど。どちらもスイーツ系ですが、同じクロワッサンを使ったパンでも味は大きく異なります。

ドリンクも売っているので主食だけでなく、甘いものとスッキリしたお茶を飲みたい、というときにもおすすめです。

期間限定、店舗限定のメニューもやっており、2018年9月から11月にかけては、それぞれ月限定で「キノコクロックムッシュ」「里芋とみょうがのキッシュ」「サツマイモ食パン」「かぼちゃのクイニーアマン」「シャンピニオンビーフシチュー」が販売されています。季節の食材を活かしたメニューやハロウィンなど、季節のイベントに合わせられています。

店舗限定のメニューでは名古屋限定で「カラフルミニトマトモッツァレラ」なども過去には発売されていました。

こちらは名古屋プラス夏限定のメニューとなっており、東京に住んでいない人にも嬉しいご当地限定メニューが楽しめるのもブールアンジュのよいところと言えます。限定のメニューは一般メニューに比べて、目新しいものが多くあります。

ブールアンジュはメニューの入れ替わりが早く、毎月のように限定メニューが投入されています。店舗限定のメニューと合わせると、その数は非常に多く常時70種類維持していることもブールアンジュの人気に追い風となっているようです。気になるメニューが期間限定なのであれば、終わる前に満足いくまで楽しんでおきたいところです。

過去には「あんバター柚子クロワッサン」や「チョコミントクロワッサン」などもありました。クロワッサン関係のメニューはやはり層が厚いです。

加えてそれ以外のメニューも意表をついた、季節の食材がふんだんに使われているメニューがあるので、ぜひチェックしてみてください。変わり種を好む人、新しいものにチャレンジしたい人はぜひ。

ブールアンジュはドリンク類のメニューも豊富です。アイスコーヒーやカフェラテなど、パンに合う定番のドリンクは一通り取り揃えられており、モーニングセットも用意されています。

モーニングセットは「本日のタルティーヌ」「クロワッサン」「フレンチトースト」の中から1つとカフェラテ、コーヒー、ティーから自由に選べるようになっています。

モーニングセットの値段は450円、10時半までの提供となっております。とてもお手頃な価格で、ブールアンジュのこだわりのパンが楽しめます。朝だけの時間限定のメニューではありますが、忙しい朝だからこそ近所に住んでいる人々にはありがたいおすすめのメニューとなっています。

ブールアンジュはイートインスペースが用意されている店舗もあります。大きさも店舗によって異なります。渋谷店には10席ほどのスペースが用意されていますが、新宿サザンテラス店では2階スペースすべてがイートインスペースとして提供されています。充電ができる席もあるため、ゆったりできるのは嬉しいポイントです。

忙しい朝何も食べずに家を出たり、昼休憩で携帯の充電がなくなりかけているときなど、食事と充電や連絡チェックを一緒に済ませられるのは、イートインならではと言えます。

レストランと違い、店内に入ってから買い物が終了するまでが早いのもありがたいポイントです。その時々の目的に合わせて、使い分けることができます。

人気のある、おすすめメニューは値段と一緒に紹介してきましたが、平均したパンの値段はどれくらいなのでしょうか。

70種類あるメニューを1つずつ値段込みで紹介するわけにはいきませんが、大体平均してパン1つで200〜300円代、モンブランなど一部は400円近くとなっています。

200円〜300円代はまだしも、パン1つで400円となると高いと感じる人が多いようです。ドリンクも注文する人もいること、値段の分パンにボリュームがあることも関係しています。人気のあるパンが200円〜300円代にまとまっていることからも、ここの価格層が1番人気があります。

よくおすすめされているブールアンジュのクロワッサンは195円なので、値段も込みで人気があることが分かります。季節の限定メニューなどは400円など、比較的高値になることが多いです。まず初めて訪れる人は、定番の人気メニューに挑戦してみることをおすすめします。モーニングセットでドリンクと一緒に注文するのがよいでしょう。

ブールアンジュのパンについて店舗情報やメニュー、値段をまとめてきました。流行りのお店だけあって、おしゃれさとおいしさを両立させているのはさすがです。「またいきたい」と思わせる魅力がブールアンジュの最大の武器と言えます。彩り鮮やかなメニューから、あなたのお気に入りがきっと見付かるはずです。