染太郎は浅草の有名お好み焼き店！おすすめメニューや平日限定もんじゃを一挙紹介

浅草の中でも一際風情がある佇まいのお好み焼き屋である染太郎。その外観から、外国から訪れている観光客も多く訪れており有名人のお客さんも多い人気店です。浅草にはお好み焼き屋が多いですが、その中でも特に人気が高く長年愛されている有名店・染太郎について紹介します。

まずは染太郎のアクセス方法について紹介します。染太郎はつくばエクスプレス「浅草駅」からは徒歩2分、東京メトロ銀座線「田原町駅」からは徒歩3分、浅草駅からは徒歩9分となっています。

車で行かれるという場合には、専用の駐車場はありませんので近隣の有料駐車場をご利用ください。浅草は非常に人通りも多く、車での移動は不便なところもありますのでできるだけ公共交通機関を利用する方が便利です。

染太郎のアクセス方法に続いて、店舗基本情報について紹介します。染太郎の営業時間は12時から22時半までです。定休日は特になく、年中無休で営業されています。カードでの支払いは不可となっており、小さいお子さん連れや車椅子の方でも利用することができます。

車いすで入店されるという場合には、バリアフリー対応になっているところを前もって電話で問い合わせしておくと安心して利用することができます。また、店内は全面喫煙可となっています。

浅草で人気の染太郎ですが、店舗の雰囲気は一体どのようなものなのでしょうか。まず外観は昭和の雰囲気がただよっており非常にレトロです。お好み焼き屋の中でも染太郎が日本で一番古い建物を使っているのではないかといわれるほどです。

土日はもちろんのこと、平日にも外には行列ができているほどの人気店となっているため並ばずに入りたいという方はオープン時間の前、もしくはランチから少し時間をずらした15時ごろの訪問がおすすめです。

店内に入ると、中も昭和初期の雰囲気のままで多くの有名人のサインが飾られています。色あせているサインの数々が染太郎の長い歴史を感じさせてくれます。現在の店主で3代目であり、店主が変わっても変わらず訪れ続けているという常連さんもいらっしゃいます。

店内に入ると靴を脱いで自分で袋に入れて座席まで持っていくシステムとなっています。まるで友人の家にでも来たような気分になれる店内は初めて行くのになんだか懐かしい気分になれるのではないでしょうか。

浅草のガイドブックにも多く掲載されていることにより、海外からの観光客も非常に多いです。メニューには英語で書かれているものもありますので、日本語があまりしゃべれないという方でも安心して利用することができます。

全席座敷席になっており、それぞれのテーブルの上には鉄板があります。目の前で焼き上げるお好み焼きをアツアツの状態でいただくことができます。エアコンがないため夏には非常に暑いですが、それも店内の雰囲気に非常にマッチしており風情が感じられます。

染太郎は、2010年には「とんねるずのみなさんのおかげでした」できたなシュランとして放送されたこともあります。きたなシュランは、お店自体は古くてレトロですが味は美味しいというお店ということで紹介するコーナーで、このテレビ番組を見て訪れたというお客さんも多いようです。

建物は年季ははいっていますがそれでもきれいに清掃されており、汚いということはありません。

お好み焼き屋に行った場合、自分で焼きたいという方も焼いてもらったものを食べたいという方も両方いらっしゃるのではないでしょうか。染太郎では、目の前に鉄板がありセルフで焼くことも可能ですが、お願いして焼いてもらうことも可能となっています。

メニューにはそれぞれの焼き方が写真入りで記載されています。そのため、他店では食べることができない染太郎独自のメニューも自分で焼くことは可能です。ただ、初めて食べるようなメニューはどのように焼いたらいいのかと戸惑われる方はぜひ店員さんに一声かけてください。

そういった場合には、女将さんが手際よく目の前で焼いてくださいます。外国から来られているお客さんも多いため、初めてお好み焼きを食べるという方もいらっしゃいますが、そういった場合でも焼いてくれたものを食べることができるので安心です。

染太郎では平日の12時から16時までの限定で「染太郎もんじゃ」を注文することができます。リーズナブルな価格でお得に食べられるもんじゃ焼きはランチタイムに大人気であり、多くのお客さんが注文しています。この限定もんじゃを食べるためにランチタイムに訪れるという方も多いです。

平日限定とはなっていますが、年末年始やGW、お盆などの長期連休の場合などは平日であっても休日扱いとなることがあります。その場合は限定もんじゃは注文することができないのでご了承ください。

平日限定のもんじゃは3種類あり、有料にはなりますが様々なトッピングをすることができます。チーズやキムチ、モチ、豚バラ肉など様々なものがあり自分の好みのもんじゃ焼きを食べることができます。

限定もんじゃの中でも一番人気は「お染もんじゃ」であり、こちらは明太子や切りイカが入っているもので値段は1000円です。たっぷり入った明太子は風味が抜群によく、焼いて食べるので辛みも特に感じられなくなるため辛い物が苦手という方でも美味しくいただくことができます。

染太郎ではお好み焼きやもんじゃ焼き、おつまみメニューなど様々なものがありますがその中でも特に人気が高いおすすめのメニューを紹介します。まず最初は店名にもなっている「お染め焼き」です。

お染め焼きは他のお好み焼きとは違い、焼きそばも半熟卵も入っており染太郎のメニューを一枚でしっかりと味わうことができると人気です。染太郎に初めて行かれるという方にもおすすめのメニューです。

お染め焼きの作り方ですが、まず生地を薄く延ばしその上にキャベツやひき肉、げそや海老をのせます。その上に、ウスターソースで味をつけた焼きそばを置き、中央にくぼみをつけてその中に卵を割り入れます、

卵を割り入れたあとはひっくり返して3分ほど待ち、その後さらにひっくり返して2分ほど待つと完成します。お好み焼きも焼きそばの麺も、卵も楽しむことができるお染め焼きは食べごたえもあり様々な食感を一口で楽しむことができます。

染太郎での看板メニューなのがこの「しゅうまい天」です。多くのお客さんが注文するというしゅうまい天ですが、名前を聞いただけでは一体どのようなものなのか想像がつきにくいこのメニュー、食べるとまさにしゅうまいの味なんです。

お好み焼きとは違い、しゅうまい天はお餅を使って作ります。お餅を4枚土手のように置いて枠を作り、その中に豚ひき肉やニラ、玉ねぎを使った餡を流し込んで焼いていきます。こんがりと両面が焼けたら完成です。

食べる時は醤油をぬっていただきますが。これが一口食べると不思議なことにしっかりとしゅうまいの味がするんです。もちもちとした食感で食べごたえも抜群。味はあっさりとしているのでどれだけでも食べられてしまいそうです。値段は一人前780円です。

しゅうまい天は、戦後に肉がまだまだ効果でなかなか庶民の手に入らなかったときに、小麦粉でしゅうまいの具を入れてかさましをしてお正月で余っているお餅を入れて焼いたものがそもそもの始まりと言われています。お餅が入っているので小麦粉を使う記事よりもお腹にたまります。

染太郎では鉄板で焼いて食べるデザートメニューもあるんです。それが「あんこ巻き」です。これは染太郎のオリジナルのデザートであり、値段は550円です。こちらも自分で焼いて食べるスタイルですが、お願いすると焼いてもらうことができます。

あんこ巻きはその名前の通り、生地であんこを巻いたものです。鉄板に生地を薄くのばし、その上にたっぷりのあんこを縦に置きます。ちなみにあんこはこしあんと粒あんのどちらかを選ぶことができます。

薄く焼けた生地であんこをくるくると巻いていき、それを一口サイズにカットしていただきます。生地はもちもちとしており、中に入っているあんこは温かく出来立ての美味しさを楽しむことができます。まるで和風のクレープのような味わいで、普段は甘いものを食べないという男性にも人気のメニューです。

染太郎では実は焼きそばも人気のメニューとなっています。五目焼きそばは780円で、お好み焼きと一緒に注文される方も多いです。五目焼きそばは豚肉や桜エビ、キャベツ、もやし、揚げ玉が使用されていますが、なんといっても注目は使われている麺です。

染太郎で使用されている麺は太いもちもちとした麺で、出来上がるまでには16時間もかかって作られています。鉄板に乗せられて蒸し麺は、ステンレスの皿を上に乗せて蒸し焼きにしますがこの蒸し焼きによって染太郎の焼きそばが完成します。

ソースの香ばしい香りともちもちとして麺は抜群の相性でついつい箸が伸びてしまいます。鉄板に置いてあるため最後までアツアツの状態でいただくことができるのも染太郎の魅力の一つです。

アツアツのお好み焼きに合わせてアルコールも楽しみたいという方に、染太郎ではドリンクメニューも豊富に揃っています。定番のビールの他にも、日本酒や梅酒、サワー類、焼酎にハイボール、ワインもあり飲みたいものがきっと見つかります。

焼酎のボトルセットもあり、水割りやお湯割り、ロックの他にも有料にはなりますが梅干しやレモン、炭酸水などの用意もできます。染太郎ではボトルキープをすることはできないということをご注意ください。

お酒が飲めないという方にはノンアルコールビールの他にもコーラやオレンジなどのソフトドリンクもあります。お水を飲まれるという方にはセルフサービスとなっており、ポットから自分で入れて飲むシステムです。

染太郎では3名以上での予約が可能となっています。予約をする場合にはコースメニューでの注文が必須となっていますがこのコースメニューは通常でいただくよりも非常にお得となっています。

コースメニューは2200円と2800円の2つがあります。2200円のコースの内容は野菜の盛り合わせと海鮮の盛り合わせ、もんじゃ焼き、お好み焼き、焼きそば、デザート2品と非常にボリュームたっぷりです。

2800円のコースは、海鮮盛り合わせ、サーモン焼き、豚ロース焼き、もんじゃ焼き、お好み焼き、焼きそば、デザート2品となっておりこちらは2200円よりも内容が豪華になっています。

コースに入っているお好み焼きは、予約人数によって種類や数が変わります。また、もんじゃ焼き、はソース味もしくはガーリック味の2種類から選ぶことができます。

デザートも、コースのデザートといえば小さな一口サイズのものをイメージしがちですが、上で紹介したあんこ巻きも食べることができます。季節によってデザートもかわり、ところてんやかき氷などのメニューもあります。お酒を飲まれる方も飲まない方もどちらも楽しむことができるコースの内容となっています。

染太郎では学生限定セットというメニューもあります。こちらは小学生・中学生・高校生限定で注文することができるメニューであり非常にお得なので学生の方には絶対おすすめです。ちなみに大学生は対象になっていないのでご注意ください。

この学生限定のメニューは平日限定で12時から16時までの注文となります。また、グループに学生以外がいる場合は適用できず4名以上から注文することができます。学生服を着ていない場合には学生証の提示をしなくてはいけません。

様々な細かい条件がありますが、一人1000円でお好み焼きやもんじゃ焼き、焼きそばと3種類の味を楽しむことができます。人数によって内容は変わり、例えば4名の場合には小サイズのお好み焼き4枚・焼きそば2人前・もんじゃ焼きがついています。

通常で注文するよりも非常にリーズナブルな上にボリュームも満点なので、食べ盛りの学生さんにも喜ばれるおすすめのメニューです。ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか。浅草で人気のお好み焼き店である染太郎についてご紹介しました。ランチタイムには外に行列ができているほどの人気店である染太郎、観光客も多く訪れています。平日限定のもんじゃ焼きや名物のしゅうまい焼きなどおすすめメニューが揃っている染太郎にぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。