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赤坂の青野はジョブズが絶賛した和菓子屋!店舗の場所やおすすめ商品をリサーチ

赤坂の青野はジョブズが絶賛した和菓子屋!店舗の場所やおすすめ商品をリサーチ
投稿日: 2018年11月26日最終更新日: 2020年10月8日

赤坂青野は明治32年から続く創業120年の老舗和菓子屋です。今ではおなじみの「小風呂敷包み」スタイルは赤坂青野が元祖だそうです。あのジョブズが愛好したお店としても知られています。そんな著名人にも愛された日本伝統の和菓子屋、赤坂青野の魅力を紹介します。

老舗和菓子屋「赤坂青野」を徹底的にリサーチ!見出し

Photo by G4GTi

赤坂青野は、赤坂で創業100年を超える老舗和菓子屋です。看板商品の「赤坂もち」をはじめ、大福、お饅頭、カステラ等の豊富な種類の和菓子を販売しています。赤坂の街で長年愛され続け、あのアップル社の創業者であるスティーブ・ジョブズをも虜にした、伝統的な歴史ある老舗和菓子屋、赤坂青野を紹介していきます。

明治32年から続く老舗和菓子屋「赤坂青野」の歴史見出し

Photo by tak_tag

台東区谷中出身のご先祖が駄菓子を店頭売りや、街頭売りをしていたのが赤坂青野の始まりのようです。やがて明治維新の時代の流れを受け、駄菓子売りから、大福、ぼた餅、ようかん等の餅菓子屋に転業して、それまであったお店を神田から赤坂にお店を移転して誕生したのが今の前身、餅菓子屋「青野」だそうです。

Photo by Richard, enjoy my life!

その五反田で22年間店売りや出張販売を続けました。その後、赤坂が商店街として栄始めたので、明治32年に現在の本店がある赤坂7丁目に場所に移転したようです。店主は2代目になり、当時の明治以降の赤坂には高位高官のお宅が多く、それらのお宅を訪ねてまわる御用聞きのスタイルは今の赤坂青野のポリシーとして残っているようです。

老舗和菓子屋「赤坂青野」は5店舗見出し

Photo by Richard, enjoy my life!

赤坂青野は、本店をはじめ赤坂周辺に5店舗ほど展開しています。駅の改札の近くにも店舗がありますので、通勤や通学のついでに購入できたりします。また、旅行中の方には、東京のお土産としても購入しやすく、とても便利になってお買い求めやすくなっています。では、その便利な店舗についてのご紹介です。

「赤坂青野」赤坂本店の店舗情報見出し

Photo by keiichi.yasu

赤坂本店は、赤坂7丁目交差点脇の赤坂小学校のはす向かいにあります。近くに小学校がある立地のため、お子さんの送り向かいでお店を利用するお客様が多く、特に朝と夕方には賑やかになるようです。店内にはイートインスペースが設けられていて、出来立ての和菓子とセルフサービスのお茶が楽しめるようになっています。

住所 東京都港区赤坂7-11-9
電話番号 03-3585-0002

「赤坂青野」赤坂見附店の店舗情報見出し

Photo by cinz

赤坂見附店は、東京メトロ赤坂見附駅の駅舎の真裏にあり、改札からは1分のところにあります。ご注文後はあまり時間をかけずに素早く対応していただけるようなので、移動で急いでいる時や、急な出先のお土産などには大変便利です。また、出勤や出張時に合わせて、時間指定の受け取りも対応しているようです。

住所 東京都港区赤坂3-1-11
電話番号 03-3586-0007

「赤坂青野」大丸東京店の店舗情報見出し

Photo by macglee

大丸東京店は、東京駅の地下改札口を出てまっすぐ進んだところの大丸東京店地下食品売り場にあります。店内にはお持ち帰りに便利な詰め合わせ商品や、四季折々の季節にぴったりの和菓子が揃っています。東京駅の近くということもあり、電車や新幹線をご利用の際に、帰省や旅行のお土産などをお求めになる場合などには大変便利な店舗となっています。

住所 東京都千代田区丸の内1-9-1
電話番号 03-3895-2782

「赤坂青野」溜池サテライト店の店舗情報見出し

Photo by Инариский

溜池サテライト店は、東京メトロ溜池山王駅の近くの溜池交差点の角にあります。店内の商品は、手土産やおもたせ等の時に特化した品揃えになっています。お仕事のお得意先や親しい方へのご挨拶等の際に利用するには大変便利な店舗になっています。また、各店舗でお買い求めいただいた商品をこちらの店舗で受け取ることもできるようです。

住所 東京都港区赤坂1-5-15
電話番号 03-3585-0002

「赤坂青野」赤坂サカス店の店舗情報見出し

Photo by rihito

赤坂サカス店は、赤坂青野5代目の少しでも利便性の良いところにという思いから、赤坂の玄関である赤坂駅改札の前に構えた店舗です。看板商品の「赤坂もち」をはじめ、溜池サテライト店とこの赤坂サカス店でしか販売していない、「くるみ大福」や「らむれーずん大福」などを取り揃えています。また、季節ごとの期間限定商品もあるそうです。

住所 東京都港区赤坂4-1-19
電話番号 03-3585-0002

ジョブズと「赤坂青野」のお饅頭見出し

Photo by marumeganechan

ここで、赤坂青野とジョブズとの関係に少しご案内です。ジョブズとは、もちろんみなさんもご存知のアップル社の創業者であり、元CEOのスティーブ・ジョブズのことです。ジョブズは日本と、とても深い関係にあったとことは有名なお話です。そのジョブズはシリコンバレーにある日本懐石料理店の「桂月」に週1回で通っていたようです。

Photo by Kanko*

その店主である佐久間俊雄さんのインタビューを元に本が出版されました。その本の中にジョブズがいかに日本の和菓子のお饅頭が好きだったことが書かれてあります。なんとそのジョブズがとりわけ大好きであったお饅頭が赤坂青野の饅頭だったそうです。赤坂青野のお饅頭をジョブズがとても気に入っていたことが書かれます。

「赤坂青野」とジョブズの裏話見出し

Photo by zhangkaiyv

赤坂青野とジョブズとの間には、実はもう一つの裏話があります。赤坂青野のお店にある人物が訪ねてきて、とても不思議かたちで注文の依頼をされてきたそうです。アメリカのカルフォルニアに二週間ごとに和菓子の詰め合わせを配送してほしいと、しかも代金は全てまとめて前金で支払うとのことでした。また、送り先に関しては聞かないのが条件でした。

Photo by hans-johnson

赤坂青野も今までにこんな依頼を受けたことがなく、商品の日持ちの面でも不安だったようですが、一度試しに送ったら問題がなかったので、その後二週間ごとのカルフォルニアへの配送が始まったようです。そして最後の配送になった時、送り先があのスティーブ・ジョブズだと教えられたんだそうです。当時の店主も大変驚かれたのではないでしょうか。

「赤坂青野」看板商品「赤坂もち」見出し

Photo by chirusan

赤坂青野のおすすめ看板商品の「赤坂もち」を紹介します。こちらの商品は「元祖」のきなこ餅と呼ばれています。今では主流となっている「小風呂敷包」スタイルはこの赤坂青野が発祥だそうです。手軽にきなことお餅を一緒に食べられるようにと、赤坂青野の三代目が工夫し、考案されたそうです。赤坂お土産としては、すっかりおなじみの存在です。

Photo by kaoruokumura

黒糖と刻み胡桃が練りこまれているお餅を、たっぷりのきなこと一緒に堪能する風味豊かな味わいは絶品です。そのため、他の商品でよくある黒蜜をかけかけなくても大変美味しくなっています。このスタイルは赤坂青野の独自のスタイルと言えます。余計なものを足さない自然が持つ「甘さ」を堪能してほしいという想いから作れられています。

「赤坂もち」のお値段と日持ち

Photo by Yasuo Kida

赤坂青野の初代の頃から受け継がれた技術と伝統が、時代に寄り添って変化してきたのが看板商品のきな粉餅「赤坂もち」です。こちら「赤坂もち」のお値段は3個袋の税込648円から、4段箱100個入りの税込21600円のものまであります。日持ちは出荷してから12日間になります。他の商品に比べると、比較的日持ちはする商品になります。

「赤坂青野」おすすめ商品1「一つぶ」見出し

Photo by amika_san

赤坂青野のおすすめ商品の「一つぶ」を紹介します。こちらも「赤坂もち」に次ぐ人気の看板商品になります。ところで「一つぶ」という商品名だけでは、何の和菓子なのかわからない方が多いと思います。この「一つぶ」実は、栗饅頭になります。栗饅頭と聞くと、どこにでもあるように思えますが、赤坂青野の栗饅頭はなんと栗が丸ごと一つぶ入っています。

Photo by blueskyfantasy

従来の栗饅頭ですと、栗を小刻みにして中に入れるため、中に栗が入っているのかわからないものでした。そこで、赤坂青野は、栗本来の美味しさを感じてもらうため、あえて蜜煮した栗をまるまる一つぶを白餡で包み、焼き上げました。それが「一つぶ」です。食感にもこだわった、赤坂青野のこだわりの創作和菓子です。

「一つぶ」のお値段と日持ち

Photo by t-mizo

栗を一つぶまるまる饅頭の中に入れてしまうという、今までの栗饅頭の概念を完全に崩したのが赤坂青野でした。蜜煮した栗と白餡の調和した風味と上品な甘みを、ぜひお楽しみください。こちら「一つぶ」のお値段は6個入りの税込1620円のものから20個入りの税込の5022円になります。日持ちは出荷から12日になります。

「赤坂青野」おすすめ商品2「黒べい」見出し

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

赤坂青野のおすすめ商品の「黒べい」を紹介します。「黒べい」は沖縄県の波照間島産の黒糖と生地に胡桃を練り込んみ、丁寧に焼き上げられた黒糖カステラを羊羹でコーティングして、グラニュー糖をまぶしたものです。パッケージと商品名は、今では見かけなくなった東京の赤坂料亭街の「黒塀」をモチーフにして作られたそうです。

「黒べい小豆」

Photo byBlendPrint

「黒べい」には二種類の味が用意されています。一つは、小豆の羊羹がコーティングされた「黒べい小豆」です。波照間島産の黒糖を使用し、丁寧に焼き上げられたカステラはとてもコクがあります。グラニュー糖、羊羹、カステラに細かく刻んで練りこまれた胡桃が重なり合い、とても楽しい食感を演出してくれます。

「珈琲黒べい」

Photo by kohrogi34

もう一つは、「黒べい小豆」に比べて色が茶色いのが特徴の「珈琲黒べい」です。コーヒーのほろ苦い味がグラニュー糖ととてもマッチしています。まろやかなカフェオレなどの飲み物との相性が良さそうです。ちなみにこちらは、珈琲を使用した和菓子のコンテストでなんと金賞を受賞したそうです。それほど人気の商品になっています。

「黒べい」のお値段と日持ち

Photo by lulululucao

「黒べい」は「黒べい小豆」と「珈琲黒べい」の2種類になります。他ではあまりない珍しい和菓子なので、お土産にすると喜ばれるのではないでしょうか。お値段は6個入りの税込1836円から18個入りの税込5130円です。日持ちは出荷から30日になります。比較的、他の商品に比べて日持ちはする商品になっています。

「赤坂青野」おすすめ商品3「黒糖ミニ大福」見出し

Photo by Helen.Yang

赤坂青野のおすすめ商品の「黒糖ミニ大福」を紹介します。餅と餡に沖縄県の波照間産の黒糖をたくさん使用し、和三盆糖をまぶした一口サイズの大福です。この和三盆糖とは、徳島県と香川県の一部でしか生産されていない日本独自のお砂糖で、なめらかな口どけと上品な風味の甘さが特徴です。和三盆糖の甘みと黒糖のコクのある甘みが融合した上品な味です。

「黒糖ミニ大福」のお値段と日持ち

Photo by 2benny

「黒糖ミニ大福」はいろいろなシーンに合わせて5個入りの「通常版」「慶事用」「寿」の3種類があり、パッケージは感謝筒の形状になっています。日頃の感謝の気持ちを伝えるにはぴったりの商品です。それぞれ税込972円になります。15個入りの簡易杉箱で税込1944円、30個入りの化粧箱で税込3834円です。日持ちは、出荷から12日になります。

「赤坂青野」おすすめ商品4「らむれーずん大福」見出し

Photo by CampusFrance

赤坂青野のおすすめ商品「らむれーずん大福」を紹介します。あまり他の和菓子屋では見られない大福です。見た目は、普通の豆大福にしか見ないのですが、実は、なんと豆の変わりにラムレーズンを使用しているのです。一口食べてみれば、ラム酒の香りが立ち込めてきます。包んでいる白餡にもレーズンが入っていて、口の中はいつの間にかレーズン一色です。

「らむれーずん大福」のお値段と日持ち

Photo by calumlewis

「らむれーずん大福」はレーズン好きにはたまらない、大人の味の大福に仕上がっています。この味が癖になり、リピーターになる方が多いとのことです。お値段は、1個税込270円からで、6個入りで税込1836円になります。日持ちは、出荷から2日になります。日持ちはしませんので、お早めにお召し上がりになることをおすすめします。

「赤坂青野」おすすめ商品5「レモン大福」見出し

Photo by Muffet

赤坂青野のおすすめ商品「レモン大福」を紹介します。こちらも他ではあまり見かけない大福になります。発売は、夏の間だけの夏季限定の商品になります。その名の通り酸味の効いたレモンの味がストレートに感じられる大福です。想像通りの爽やかなレモンは、まさに夏の暑い時期にぴったりです。

「レモン大福」のお値段と日持ち

Photo byrawpixel

こちら「レモン大福」は常温よりも冷蔵庫で少し冷やした方がより一層美味しくなるようです。お値段は1個税込270円からで、6個入りで税込1836円になります。日持ちは2日になります。こちらもあまり日持ちはしない商品ですので、お早めにお召し上がりになることをおすすめします。お土産の際もご確認の上、ご購入ください。

「赤坂青野」原材料へのこだわり見出し

Photo bywuzefe

ここで赤坂青野の「食材こだわり」について触れておきます。赤坂青野はお客様に安心してお召し上がりいただくために、厳選した食材のみを使用しており、自然本来の味をそのまま活かしたものを提供しています。そのため、余計な薬剤や添加物を使用せず、コストの面や賞味期限の短さでの採算の問題があっても、こだわりを捨てずに続けています。

Photo by merec0

日持ちについてですが、余計な添加物は使用していないため、特に生菓子などについてはかなり短くなっています。決して作り置きもせず、その日の分はその日の朝に全て製造します。まさに作りたてにこだわって製造しています。そのため商品によっては日持ちは大変短く設定されています。お土産にする際は日持ちを確認してからのご購入をおすすめします。

選ばれる老舗和菓子屋「赤坂青野」見出し

Photo bynaturalogy

いかがでしたでしょうか。赤坂で創業し、多くのお客様に愛され続けてきた老舗和菓子屋の赤坂青野です。かの有名な海外の著名人にも愛されたことも納得のお話です。そして創業から続く伝統を受け継ぎつつも、その時代に合わせて進化し、お客様にさらに良いものを提供したいという真髄が強く感じられます。ぜひ、一度日本伝統の味をご堪能してください。

投稿日: 2018年11月26日最終更新日: 2020年10月8日

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