宮鍵は名古屋の老舗うなぎ店！ひつまぶし・鶏鍋も絶品の人気店の予約方法は？

名古屋の名物料理であるひつまぶし。名古屋旅行に行かれるときには必ず食べるという方も多いのではないでしょうか。そんなひつまぶしが食べられる老舗のお店が「宮鍵」です。落ち着いた雰囲気の店内はゆっくりと過ごすことができ、ちょっと贅沢な気分を味わいたいときにもぴったりです。そんな宮鍵についてご紹介します。

まずは宮鍵のアクセス方法についてご紹介します。宮鍵は名鉄・近鉄名古屋駅から徒歩15分ほど、地下鉄伏見駅7番出口から徒歩7分ほどの場所にあります。

車で行かれる場合には、宮鍵から堀川を超えた先にあるビーズ第二駐車場もしくは納屋橋パーキングをご利用ください。ビーズ第二駐車場は高さ2mまで、納屋橋パーキングは高さ2.1mまでの車が駐車できます。5000円以上の飲食でサービス券がいただけますので、駐車券を宮鍵までお持ちください。

アクセス方法に続いて、宮鍵の店舗基本情報について紹介します。宮鍵の営業時間はランチタイムは11時半から14時まで、ディナータイムは17時から21時までとなっています。定休日は毎週土曜日、お盆明けや年末年始も休みとなっています。

お店は予約が可能であり、宴会などでの個室の利用も可能となっています。予約の方法については後述します。現金以外に夕方17時以降、5000円以上の飲食の場合のみVISAやMasterCardのカード支払いも可能です。電子マネーでの支払いは不可です。

明治32年に創業した老舗の宮鍵ですが、店舗の雰囲気は一体どのようなものなのでしょうか。和風の造りの外観はさすが老舗の風格を感じさせるものであり、海外からのお客さんも多いとのことです。ついつい店舗の前で写真を撮りたくなってしまいます。

店内は約130もの座席があり、テーブル席や小上がりのお座敷席もあります。大小さまざまな個室もあり、2名から40名で利用することが可能です。接待や商談などの他に、ちょっとした家族のお祝いの席やデート、普段使いなど様々なシーンで利用できます。

宮鍵では予約が可能です。特に個室を利用されるという場合には前もっての予約が必要となっています。17時以降の個室の利用の場合はコース料理での注文をするようになっていますのでご了承ください。

コース料理に関しては後述しますが、3種類あり前もって決めておくとスムーズに提供されます。コース料理を注文された際に、内容や量などに変更を希望される場合は予約時に伝えると希望の内容に変更が可能です。

個室を予約した場合には、席料およびサービス料として別途10％かかります。個室以外の予約の場合はかかりません。週末や連休など、特に多くのお客さんが訪れそうな場合は予約で個室が埋まってしまうこともありますので早めの予約をおすすめします。

それでは、宮鍵のおすすめのメニューをご紹介します。宮鍵ではコース料理もありますが単品でのメニューも様々です。宮鍵の名物といえばやっぱりうなぎと鶏鍋であり、どちらも非常に人気が高いです。そんな宮鍵のメニューの中でもまず最初のおすすめは「うなぎ丼」です。

うなぎ丼の値段は3切れで2180円、4切れで2840円、6切れで4180円であり全てお吸い物がついています。宮鍵のうなぎは関西風で蒸していないため皮がぱりっとしています。うなぎの臭みはなく苦手な方でも美味しくいただけるのではないでしょうか。

うなぎ丼は、丼にたっぷりのご飯が入っておりその上にうなぎとたっぷりのタレがかかっています。香ばしいうなぎに甘辛いタレの味がぴったりで、最後まで美味しくいただくことができます。タレをもう少しかけたいという場合には注文するといただくことができます。

ちなみにうなぎの焼き方は関東風と関西風があり、関東風は素焼きをしたあとに一旦蒸しますが関西風では蒸さずにそのまま焼き上げます。そのため、関東風の焼き方は皮も柔らかくなりますが関西風では皮もぱりっとしたままとなっているんです。

ちなみに名古屋は関東と関西の中間地点に位置しますが、関東風の蒸して作るお店よりも関西風のやり方の方が多いです。宮鍵のうなぎの焼き方も関西風であり皮はぱりっとしているのが特徴です。

続いての宮鍵のおすすめメニューは「ひつまぶし」です。名古屋の名物料理としても多くの方が名前を挙げるひつまぶしは宮鍵でも人気のメニューであり、ひつまぶしを食べるために宮鍵を訪れるというお客さんも数多くいらっしゃいます。

ひつまぶしの値段は3700円で、上ひつまぶしは4700円です。いずれも薬味がついていますが、この薬味とはお茶漬けの用意のことであり、不要であれば150円値引きとなります。

ひつまぶしはおひついっぱいにご飯と刻まれたうなぎが入っています。まず最初はうなぎとご飯のそのままの味を楽しんで、その後はネギやワサビなどの薬味を入れて、最後はかつおが効いた出汁をかけてお茶漬け風として、と一度で3回楽しむことができます。

宮鍵のうなぎは皮がぱりっとしており弾力があるので食べごたえも抜群です。ひつまぶしはタレが濃い目なので、薬味を入れるとさっぱりとなりそのまま食べるのとはまた違った雰囲気を楽しむことができます。

うな丼もいいけれど、様々な楽しみ方ができるひつまぶしは名古屋でも非常に人気が高く、名古屋の名物料理としても非常に有名です。ひつまぶしを最初に4回分にわけて食べて、最後の一度は一番気に入った食べ方をするという方法もおすすめです。

宮鍵のおすすめメニュー、続いては「味噌すき」です。宮鍵ではうなぎも人気ですが、鶏鍋も非常に人気が高いです。鶏鍋は「すき焼き」「白炊き」と「味噌すき」がありますが多くの方が注文している鶏鍋が「味噌すき」であり、この味噌すきが気に入って何度も通っているという常連さんもいらっしゃるほどです。味噌すきの値段は3800円です。

味噌すきは、名古屋の定番味噌である八丁味噌が入った鶏鍋です。お鍋には鶏肉と野菜、そして八丁味噌がベースとなったタレがたっぷりと入っており、煮たったところを卵を溶いたものにつけて食べるようになっています。

ぐつぐつ煮立っている鶏鍋は非常に風味が良く食欲をそそります。八丁味噌は他のお味噌と比べると黒っぽいためお鍋自体が黒く見えて初めての方は圧倒されてしまいます。

八丁味噌にはみりんが入っており、一見すると塩辛そうに見えますがマイルドな甘みで上品な味わいです。入っている鶏肉は歯ごたえもしっかりとしており旨味がたっぷり、野菜も味噌味でご飯にもビールにもぴったりです。

そのまま食べても美味しく、卵につけて食べるとさらにマイルドになり箸がすすみます。お鍋はお店の方がしっかりと管理してくれるため、どの食材も食べごろの美味しいときにいただくことができます。

お鍋の〆としてご飯もしくはきしめんを選ぶことができます。ご飯を選んだ場合には、鍋にご飯を入れるのではなくご飯の上にお鍋の残ったお味噌をかけていただきます。しっかりと煮詰まったお味噌はとろみもついておりご飯にぴったりです。名古屋名物のきしめんも八丁味噌とぴったりで満腹でも食べきれてしまいます。

宮鍵のおすすめメニュー、続いては「親子丼」です。うなぎや鶏鍋など普段食べるにはちょっと高いのでなかなか宮鍵に行けないという方、親子丼の値段は700円とリーズナブルであり、普段使いのランチにもおすすめです。

宮鍵の親子丼は他店の親子丼とは少々違います。というのも、鶏肉がミンチ状になって入っているのです。そのため、一見すると鶏肉が入っていないのではないかと思われてしまうこともあるようです。

鶏肉がミンチになっているので、しっかりと鶏の味が出汁に出ておりどこを食べても鶏の味を楽しむことができます。卵も見事な半熟具合で美味しい親子丼を食べたくなった時におすすめです。

続いての宮鍵のおすすめメニューは「う巻き」です。うなぎ屋さんで定番のう巻きは宮鍵でも人気があり、うなぎ丼やひつまぶしが提供されるまでの待ち時間に注文して食べるという方も多いです。う巻きの値段は700円です。

うなぎは弾力があり非常に美味しく、うなぎを巻いてある卵はほんのり甘くて非常に美味しいと好評です。一品料理でどれにしよか迷った場合、う巻きはいかがでしょう。

宮鍵のおすすめメニュー、続いては「わさびあえ」です。うなぎを使った一品料理の他にも鶏肉を使った一品料理も揃っています。その鶏肉の一品料理で人気が高くおすすめなのが「わさびあえ」であり、値段は930円です。

わさびあえは、鶏肉を湯引きしたものに出汁とわさびであえたものです。わさびはおろしたてのものを使用しているので、わさびの風味が消えてしまわないよう提供されてすぐに食べるようにおすすめされています。

鶏肉は半分レアの状態で非常に柔らかく、出汁の優しい味わいとワサビの刺激が合わさって絶妙な美味しさとなっています。鶏肉の一品料理で迷ったらぜひわさび和え、おすすめです。

宮鍵ではコース料理もあり、一度で様々な料理を楽しむことができるとコースを注文される方も非常に多いです。コース料理には鶏鍋コースと一品料理コース、鰻のコースと3種類ありますのでそれぞれの内容についてご紹介します。

鶏鍋のコースには口取・鶏のわさびあえ・酢の物・鶏鍋・きしめんもしくはのり茶・フルーツとなっており、鶏鍋はすき焼きか白炊き、みそすきから選ぶことができます。すき焼きの場合は6300円、白炊きは6700円、みそすきは6500円です。

追加料金1600円を払うとお食事をひつまぶしに変更することも可能です。その場合のひつまぶしは通常の半分の量となります。鶏鍋も非常にボリュームがあり、ひつまぶしまで食べられるか心配だという方もいらっしゃいますが、ひつまぶしのあまりの美味しさにペロッと食べてしまったということが多いようです。

続いての宮鍵のコース料理は「一品料理のコース」です。少しずつ色々なメニューを食べてみたいという方におすすめのメニューであり、一人でも注文が可能です。

一品料理のコースの内容は、口取・鶏のわさびあえ・う巻き・サラダ・焼き鳥・皮やき・肝やき・小うざく・ひつまぶし・フルーツとなっており値段は6700円です。一人でご注文された場合にはひつまぶしではなく鰻しぐれ茶漬けに変更になります。

一品料理のコースには鶏鍋は入っていませんが、人気のひつまぶしを楽しむことはでき、その他にもうなぎを使った一品料理や鶏肉を使った一品料理がふんだんに入っています。単品ごとで注文するとこれだけの種類を食べるのはなかなか大変ですが、コースだと少しずつ色々食べることが出来るので特に女性からの人気が高いです。

宮鍵のコース料理、最後は「鰻のコース」です。うなぎをフルで堪能したいという方におすすめのコースであり、こちらも一人でも注文が可能です。

鰻のコースは2種類あり、Aコースは口取・う巻き・うなぎの肝焼き・長焼き・うなぎのたたき・ひつまぶし・フルーツです。Bコースは口取・うなぎの肝焼き・白長焼き・うざく・ひつまぶし・フルーツです。Aコースの値段は8900円、Bコースの値段は8600円です。

お一人で注文された場合には、一品料理のコースと同様にひつまぶしが鰻しぐれ茶漬けに変更になります。前菜からメイン、ご飯ものまで全てうなぎが使用されており、最初から最後までうなぎをしっかりと堪能できます。

いかがでしたか。名古屋の老舗である宮鍵についてご紹介しました。美味しいひつまぶしや鶏鍋など、名古屋の名物料理を楽しむことができるため多くの方が訪れています。個室もあり様々なシーンで利用できるため、早めの予約がおすすめとなっています。名古屋に行かれる際にはぜひ宮鍵に足を運んでみてはいかがでしょうか。