埼玉屋は行列ができる東十条の焼きとん店！おすすめメニューなどご紹介！

皆さんは「焼きとん」をご存知でしょうか。お酒のあてというと焼き鳥がポピュラーですが最近では豚肉を串に刺して焼いた焼きとんに注目が集まっています。脂の乗った大ぶりの豚肉は食べ応え抜群で、さらにリーズナブルな値段なのも焼きとんの魅力です。そんな焼きとんの名店として人気なのが今回ご紹介する東十条の『埼玉屋』です。

東京の東十条にある『埼玉屋』は焼きとんの名店です。最近は居酒屋でも焼きとんがメニューにあるお店が増えていますが、知らない人のために簡単に焼きとんの特徴を説明しておきます。

焼きとんとは名前の響きからもわかるように豚肉を焼いた食べ物です。串に豚肉を指して焼き鳥と同じ要領で焼くと焼きとんの完成です。

全国的に見るとまだまだ知名度の低いグルメではありますが、関東地方では戦後の闇市をきっかけに焼きとんが非常にポピュラーになりました。

そんな焼きとんの名店として行列ができることもあるのが東十条の『埼玉屋』です。あまりの美味しさに東十条以外のエリアからわざわざ食べに来る人もいます。

また東十条の『埼玉屋』は焼きとんなどの美味しいメニューももちろん人気なのですが、それと同時にいろいろなルールがあることでも有名です。

最近では「お客様は神様です」といった飲食店が多いなかで昔ながらの人情味あふれる雰囲気が逆に多くの人たちの心をひきつけギュッとつかんでいるのです。

東十条の『埼玉屋』には絶対に守らないといけないルールがたくさんあります。これは飲食店で見かけるようなマナーレベルの話ではなく本当に守らないといけないものです。

そのため何も知らずに『埼玉屋』へ行ってルールを破ってしまうと追い返されることがあります。これは大袈裟に盛っているわけでは全然なく、実際に大将の逆鱗に触れて追い返されたお客さんがかなりの数います。

東十条の『埼玉屋』でまず守らないといけないルールが「はしご酒の禁止」です。要するにほかのお店でお酒を飲んだ状態で2件目以降に『埼玉屋』へ来店するのがダメという意味です。

ご存知の方も多いでしょうが東十条の周辺は東京屈指の飲み屋街となっており、アルコールを提供しているお店が多いです。

ですのでもし東十条周辺でお酒を飲みながら食べ歩きをしたい場合には『埼玉屋』へ1軒目に行く必要があります。

もしアルコールを飲んでいると『埼玉屋』の大将に判断された場合には問答無用で追い返されます。本当にひと口ふた口程度で少しだけしか飲んでいないとしても大将が「ダメ」と判断すればアウトです。

飲み屋に限らず飲食店ではメニューのなかから好きなメニューを好きな量だけ注文するというスタイルが一般的です。

ただし東十条の『埼玉屋』ではメニューを選ぶことができず、基本的にはおすすめコースのみとなっています。

おすすめコースの内容は焼きとんをはじめとした串焼きが10本程度セットになっていて、そこにサラダがついています。ボリュームはそこそこあるので『埼玉屋』へ行く場合はきちんとおなかを空かせてから行きましょう。

仮にも「あまりおなかが空いていないので数本を単品で注文したい」と言おうものなら大将の堪忍袋の緒が切れて店から追い出されてしまう可能性すらあります。

いろいろあるルールのなかで最も注意して欲しいのが「アルコールの注文が必須」という点です。例えば最近ではお酒を飲めない人でも食事を楽しめるような居酒屋も増えています。

しかし東十条の『埼玉屋』では来店した人全員にアルコールの注文が義務付けられています。そのためアルコールを飲めない人は基本的には『埼玉屋』で焼きとんを食べることができないようになっています。

また大人数で『埼玉屋』へ行く場合もメンバーのなかにアルコールが飲めない人がいると全員が追い返されるケースもあるので注意です。

行列ができることもある『埼玉屋』ではまだまだ守らないといけないルールがあります。近頃は飲食店で食事をした際に注文したメニューを写真に撮り、それをSNSなどにアップするのが流行っています。

いわゆる「インスタ映え」というやつです。しかしながら東十条の『埼玉屋』では店内での写真撮影が禁止されています。

昔は写真撮影がOKだった時期もあるようですが現在は全面的に禁止されています。ですからいつも飲食店で食事をしている時のノリでスマートフォン等で写真を撮ると大将に怒られます。『埼玉屋』はシンプルに美味しい焼きとんを味わうお店だと考えてください。

先ほども少し触れましたが『埼玉屋』は基本的にはおまかせコースのみです。提供される串焼きはどれも絶品なのでどんなメニューが出てくるかわからなくても全然気にする必要はありません。

ただしなかには事前にどんなメニューが出てくるのかを知りたい人もいるでしょう。そんな人のために代表的な焼きとんの種類を簡単にご紹介します。ただしあくまで代表例で日によってどんな焼きとんが出て来るかは変わります。

ちなみに一般的には焼きとんというと豚肉を串に刺して焼いたものを指すのですが、ここ『埼玉屋』の焼きとんは豚以外の食材も普通に含まれています。

むしろ豚じゃない食材の方が多いです。そのため豚肉を目当てに行くと少し肩透かしを受ける可能性もあるので注意です。

まずおすすめしたい人気の焼きとんが「シロ串」です。シロとは大腸のことでホルモンの一種です。なぜ『埼玉屋』のシロ串がおすすめなのかというと癖がなくて食感と甘味が本当に美味しいからです。

大袈裟でも何でもなく一度『埼玉屋』でシロ串を食べてしまうとほかのお店ではシロを食べられなくなります。それくらい人気のメニューです。

次におすすめするのが「和牛串」です。牛串を出している居酒屋はありますが和牛を串焼きにしているお店はなかなか珍しいです。

しかも『埼玉屋』では生でも食べられるくらい品質が良くて新鮮な和牛をあえて串に刺して焼いています。『埼玉屋』の和牛串は口に入れた瞬間にとろけてあっという間になくなります。

前述したように焼きとんは追加注文できないので和牛串がコースにあった場合は味わってゆっくりと食べましょう。

前述したように東十条の『埼玉屋』は大将のおまかせコースのみです。ただし意外と知られていませんがこのルールが適用されるのは焼きとんだけです。

ですから焼きとんに関しては単品で別に注文をすることはできません。しかしそのほかの単品メニューに関しては別途注文することができます。

ここからはそんな東十条『埼玉屋』の単品メニューのなかから特に人気の高いおすすめの料理をご紹介します。

まずおすすめしたい東十条『埼玉屋』の人気メニューが「牛煮込み」です。ちなみに牛肉の煮込み自体は居酒屋では決して珍しいメニューではありませんが、ここ『埼玉屋』では少し変わっていてリブロースを煮込んでいます。

普通はモツなどを煮込みますが『埼玉屋』はリブロースです。旨味の強いリブロースを使った牛煮込みは絶品で、お酒の肴にはもってこいです。

東十条にある『埼玉屋』は見るからに日本風の昔ながらの居酒屋です。ですからメニューのほとんどは和に関連するものなのですが、そのなかでひと際異彩を放っているのが「ポルコ」です。

ちなみにポルコとは豚の耳のことで、何と『埼玉屋』ではこれをスペインのカタルーニャ風の味付けで提供しています。

ここからは東十条『埼玉屋』の店舗情報をいろいろとご紹介します。まず気になる『埼玉屋』のキャパシティーですがこれは31席です。

カウンターが19席でテーブルが12席です。この比率を見てもらうとわかりますがカウンター席が多いのでひとりで『埼玉屋』へ行くと意外と座席が空いていることが多いです。

逆にテーブル席が少な目なので大人数で『埼玉屋』へ行くと行列に並ぶことになるケースが多いです。ちなみに個室はありません。貸切も不可です。

『埼玉屋』に行ったことのない人が何の予備知識もなしにこの店名を聞くとまず間違いなく「所在地は埼玉県内でしょ？」と考えるはずです。

しかし注意して欲しいのですが今回ご紹介している『埼玉屋』は繰り返し記載していますが東京都北区の東十条エリアにある飲食店です。

東京の東十条にある『埼玉屋』は営業時間が夜のみとなっています。具体的な営業時間は午後16時から午後21時30分までで、ご覧の通りランチタイムに関しては『埼玉屋』は営業していません。

ただし土曜日だけは『埼玉屋』の営業時間が少し変わります。土曜日の営業時間はオープンに関しては午後16時と同じですが、クローズは午後18時までとかなり短くなっています。

さらにこのクローズの午後18時という時間にも少しだけ注意が必要です。土曜日の営業は1回転だけなのでオープンしてから最初に満席になった時点でそれ以降の来店は不可能となります。

なので確実に東十条の『埼玉屋』で焼きとんを味わいたい場合には平日に行くのがおすすめです。もしどうしても平日は忙しくて土曜日しか行けない場合にはかなり早めに向かうようにしましょう。

ちなみに東十条の『埼玉屋』は毎週日曜日と祝祭日が定休日となっているので来店する場合はカレンダーに注意してください。

東十条の『埼玉屋』は行列ができることも珍しくない超人気店です。行列ができると聞くとなかには「予約できないの？」と考える人もいるでしょう。

しかしながら結論から言うと『埼玉屋』では来店前にあらかじめ予約をすることができません。そのため『埼玉屋』で焼きとんを食べたい場合には行列をある程度覚悟して行く必要があります。

東十条の『埼玉屋』へ行く時には電車を使っていくのが便利です。何故なら『埼玉屋』は京浜東北線の東十条駅から歩いてすぐの場所にあるからです。

ちなみに距離に換算すると京浜東北線の東十条駅から『埼玉屋』の店舗までは約300mです。このあと具体的にご紹介しますがルートを知っていれば東十条駅から『埼玉屋』までは5分とかかりません。

また『埼玉屋』は埼京線の十条駅からもぎりぎり徒歩圏内です。距離は1000mもないので15分もあれば到着できます。

この数字だけを見ると東十条駅を利用してアクセスするのがよさそうに感じますが、乗り換え等で時間がかかってしまう場合には十条駅で降りてそのまま歩いてしまった方が早い場合もあります。

東十条駅を経由して『埼玉屋』へ行く場合にはまず南口から構外に出ましょう。東十条駅の南口へ出るとすぐ目の前に大きめの通りが東西を縦断する形であります。

その通りを東に向かって歩いてください。あとは道なりに歩いていると目的地の『埼玉屋』が見えてきます。ちょうど『埼玉屋』は「北区保健所」と書かれた交差点の角にあります。

東十条の『埼玉屋』は行列ができることからもわかるように焼きとんをはじめとしたメニュー類の味は文句なしです。

ただしあまりのルールの多さに口コミのなかには「大将が頑固で怖そう」というイメージを抱いている方も多いようです。

確かにルールを守らないお客さんに対しては本当に対象は厳しいです。ただし何回も来店すると次第にわかってきますが『埼玉屋』の大将は本当はとてもいい人です。

常連になると気さくにいろいろな話をしてくれますし、初めて来店したお客さんに対しては丁寧にメニューの説明やおすすめの食べ方などを教えてくれます。

実際『埼玉屋』の常連のなかには美味しい焼きとんを食べることよりも、この味のある大将に会うために来店している人が少なくありません。

東十条にある『埼玉屋』は絶品の焼きとんが味わえることから行列が当たり前の超人気店です。日によってはかなり行列に並んで待つことになりますが、本当に美味しいので『埼玉屋』は行列に並んででも食べる価値があると自信を持って断言できます。ぜひ東十条の『埼玉屋』で焼きとんの新境地を開いてみてください。