東洋文庫ミュージアムは知的でおしゃれな注目スポット!
東京都文京区にある東洋文庫ミュージアム。文庫やミュージアムと名前に入っていると、本を展示している難しそうな博物館のような印象がありますが、中には図書館のほかにおしゃれな本棚やカフェレストランまで入っています。しかも撮影も可能!駐車場もあるなどアクセスも便利な東洋文庫ミュージアムについてご紹介します。
東洋文庫ミュージアムは文京区で人気のお出かけスポット!
文京区には学術的な施設が数多く揃っていますが、東洋文庫ミュージアムもその一つです。駅からすぐというアクセスの便利な場所にあるおしゃれな施設で、東洋学の研究図書館としてスタートをしました。
設立されたのは1924年です。三菱第三代当主であった岩崎久彌氏が東洋学の研究図書館として始めたもので、国宝5点などを含む約100万冊が収蔵されています。これは世界5大東洋学研究図書館の一つになるほどの規模!
館内の展示物は撮影OK!太っ腹なミュージアム
そんな研究図書館としての東洋文庫ミュージアムも興味深いのですが、今回ご紹介するのはミュージアムの展示物です。天井までの美しい本棚や中庭、回廊など館内には見どころがたくさん。
また、一般的にミュージアムが撮影が禁止されているところが多いですが、東洋文庫ミュージアムは展示物の撮影が可能なのも嬉しい点です。ぜひ心に残ったシーンを写真に残してきてください。
東洋文庫ミュージアムの見どころ<館内編>
世界的にも貴重な資料の数多く揃っている東洋文庫ミュージアム。そのコレクションを目当てに日本全国から人が訪れる場所ですが、それ以外にも館内には見どころがたくさんあります。
ここからはそんな見どころについてご紹介していきましょう。どこも撮影が許可されているので、ぜひカメラを準備して訪れてみてください。
時空をこえる本の旅の出発地点【オリエントホール】
東洋文庫ミュージアムのまさに入口とも言える場所がこの「オリエントホール」です。ここには、東洋文庫が出来てからの歴史が紹介されているほか、所蔵されている本や資料についての映像が流れています。光がたっぷりと入るホールなので開放感もたっぷり。
また、国内で最長となる展示ケースにも注目です。中には、世界の様々な言葉で書かれた書物が並んでいます。壁には「江戸大絵図」の原寸大の複製が展示されています。
日本一美しい本棚【モリソン書庫】
東洋文庫ミュージアムの館内の展示では一番人気となっているのがこちらの「モリソン書庫」です。日本で一番美しい本棚とも言われている「モリソン書庫」はまさに圧巻!高さはなんと9メートルにもなります。
本棚には、岩崎久彌氏がモリソン博士から買い受けたコレクションなどが並びます。おしゃれな間接照明によって照らされているので撮影した写真もインスタ映え間違いありません。
国宝や重要文化財などの名品を展示【岩崎文庫】
東洋文庫ミュージアムには様々な貴重な資料が収蔵されていますが、その一部が見られるのが「岩崎文庫」です。国宝や重要文化財などを間近で見られるチャンス!
浮世絵などの貴重な資料は、保存状態を最高のレベルに保つため展示されるのはわずか一ヶ月となっています。東洋文庫ミュージアムの公式ウェブサイトで展示物のスケジュールをこまめにチェックし、目当ての展示を見逃さないようにしましょう。
クレバス・エフェクトを体感【回顧の道】
次にご紹介するのは東洋文庫ミュージアムの「回廊の道」です。この細長い回廊には、世界最古の印刷物である「百万塔陀羅尼」などが展示されているのですが、展示物の保護のために照明がかなり暗くされています。
そして足元はところどころガラス張りになっているのですが、覗き込んでみると視覚のマジックによって底が見えなくなっています。思わず足がすくんでしまいますが、実際は10センチほどの深さしかないのでご心配なく。この「クレバス・エフェクト」と呼ばれる効果、かなりのスリルを味わうことができます。
見ているだけでも楽しいミュージアムショップ【マルコ・ポーロ】
東洋文庫ミュージアムにはミュージアムショップも併設されています。ショップの名前は「マルコ・ポーロ」。
「東方見聞録」の著者の名前を冠したショップにふさわしく、ヨーロッパからアジアまでの幅広い国のアイテムが並びます。東洋文庫ミュージアムのオリジナルグッズもあります。ショップの営業時間は午前10時から午後7時までです。
東洋文庫ミュージアムの見どころ<屋外編>
非常におしゃれなミュージアムで撮影も可能となっている東洋文庫ミュージアム。携帯電話に内蔵されているカメラで撮影している人も多いですが、本格的なカメラを持ち込んで熱心に撮影している人もよく見かけるほどです。ここからは、そんな東洋文庫ミュージアムの屋外の見どころをご紹介しましょう。
ミュージアムとオリエント・カフェをつなぐ小径【知恵の小径】
東洋文庫ミュージアムと後で詳しくご紹介するカフェレストランを結ぶ道が、「知恵の小道」と呼ばれている屋根付きの小径です。
小径の両側には、アジア各国の名言が紹介されたパネルが展示されています。しかもその国の言語で書かれているので、エキゾチックな雰囲気たっぷり!もちろん日本語訳も付いていますので、意味もしっかり分かるようになっています。
シーボルトゆかりの植物が植えられた【シーボルト・ガルテン】
東洋文庫ミュージアムからカフェレストランに向かう途中、外を眺めると緑豊かな中庭があります。それが「シーボルト・ガーデン」です。
博物学や東洋学に大きな貢献をしたシーボルト氏にちなんで名づけられたこの中庭には、シーボルト著「日本植物誌」に登場する植物が植えられています。特にアジサイの季節には多くのファンが撮影に訪れます。
ミュージアムの語源とされるムセイオンが由来【ムセイオンの泉】
今でこそ日本でも普通に使われるようになった「ミュージアム」という言葉ですが、古代エジプトのアレクサンドリアにあった学問の殿堂ムセイオンが由来とされています。
そして、このムセイオンには世界最大の図書館があったとされています。東洋文庫ミュージアムも現代のムセイオンでありたいという思いの込められたスポットがこの「ムセイオンの泉」です。
東洋文庫ミュージアムのグルメスポット【オリエントカフェ】
東洋文庫ミュージアムの「知恵の小径」に書かれているさまざまな言語の名言を辿っていくと行きつくのが「オリエントカフェ」です。
ミュージアムの展示を見終わった後に休憩がてら入る人もいますし、このカフェを目当てに訪れる人もいるほど。ここからはカフェのおすすめメニューなどについてご紹介します。
小岩井農場が運営するカフェレストラン
オリエントカフェの店内に入ると、一枚板のテーブルが目に飛び込んできます。これは樹齢100年を超えるカラマツ!実はこのカラマツは小岩井農場にあったものでした。
そして、このオリエントカフェも小岩井農場との共同プロデュースとなっています。岩崎久彌氏は小岩井農場の経営者でもあったという縁で誕生したこのカフェレストラン。夜にはカフェから見える「シーボルト・ガーデン」がライトアップされ、さらに幻想的な雰囲気に包まれます。
1日10食限定の文庫ランチ「マリーアントワネット」
展示物と同じようにカフェの店内も思わず撮影したくなるほどおしゃれなオリエントカフェ。一番人気のメニューは「マリーアントワネット」です。
これは、文庫本のようなカフェオリジナルの重箱に入れて提供されるランチで、季節のお重、スープ、サラダなどがセットになっています。1日10食限定のこちらのランチ、値段は2000円となっています。
オリエントカフェの基本情報
大人気の「マリーアントワネット」のほかにも、小岩井農場のたまごをたっぷり使ったオムライスがメインの「マルコポーロセット」や、これまた小岩井農場産の牛のシチューがメインの「エカチェリーナセット」などのランチセットがあるオリエントカフェ。
チーズケーキやバニラアイスなどのスイーツも揃っていますので、展示品を見て周ってちょっと疲れた時にもぴったりです。ここからはそんなカフェレストランの基本情報をご紹介します。
営業時間
オリエントカフェの営業時間は、ランチタイム、デザートタイム、そしてディナータイムに分かれています。
ランチタイムの営業時間は、午前11時30分から午後2時30分まで、デザートタイムの営業時間は午前11時30分から午後5時30分まで、そしてディナータイムの営業時間は午後5時30分から午後9時30分までとなっています。
定休日
オリエンタルカフェの定休日は、東洋文庫ミュージアムと同じく毎週火曜日となっています。火曜日が祝日に当たる場合は翌日がお休みとなります。
また、東洋文庫ミュージアムが臨時に休館となる場合には、このカフェレストランもお休みとなります。
問合せ・予約
オリエントカフェに関する問い合わせや予約は、以下のカフェ直通の電話番号までどうぞ。ディナータイムの予約のみ、東洋文庫ミュージアムの公式ウェブサイトからオンラインで受け付けられています。
また、カフェレストランは貸し切りのために営業時間が変更になることがあります。念のため、事前に公式ウェブサイトで確認をするか、お店まで直接電話するのがおすすめです。
電話番号 | 03-3942-0400 |
東洋文庫ミュージアムの基本情報
施設内の展示はどれも息をのむほど美しい東洋文庫ミュージアム。館内にあるカフェレストランも美味しいと評判です。ここからは東洋文庫ミュージアムの基本情報をご紹介しましょう。駅からのアクセスも便利で駐車場も完備されています。営業時間などしっかり確認をしてからお出かけください。
所在地
東洋文庫ミュージアムがあるのは東京都の文京区です。駅でいうと巣鴨駅や駒込駅などからのアクセスが便利な場所にあり、近くにはこれも文京区有数の人気スポットである六義園があります。
東洋文庫ミュージアムから不忍通りを渡った反対側が六義園という立地。東洋文庫ミュージアムを見て、カフェレストランでランチをし、その後六義園へ行くというスケジュールも営業時間内に十分可能です。
開館時間
東洋文庫ミュージアムの営業時間ですが、午前10時から午後7時までとなっています。ただし、営業時間は午後7時までですが、入館が出来るのは午後6時30分までになっていますので注意をしてください。
先にご紹介しましたが、東洋文庫ミュージアムの中に入っているレストランカフェの営業時間と、ミュージアムの営業時間は少し異なります。
休館日
東洋文庫ミュージアムの休館日は毎週火曜日となっています。ただし、火曜日が祝日にあたるばあいは開館となり、翌日の水曜日が休館となります。
また、年末年始も休館になるほか、臨時の開館日や閉館日があることもあります。東洋文庫ミュージアムにアクセスする前には事前に公式ウェブサイトでチェックしておくのがおすすめです。
入場料
東洋文庫ミュージアムの入場料は、一般が900円、65歳以上が800円、大学生が700円、小学生と中学生が600円、そして小学生が290円となっています。
また、20名以上の団体の場合は20パーセントの団体割引が適応されるほか、障がい者は350円で入ることができます。
前売り券は、予めスマホから購入するタイプのものがおすすめです。一般の入場料が100円割引になり800円で入ることができます。
また、すぐ隣にあってアクセスもお互いに便利な六義園とのコンビチケットがあります。両方の施設に一般が1000円、65歳以上が850円で入ることができます。
アクセス
東洋文庫ミュージアムへのアクセスは公共の交通機関を利用するのが便利です。JRと東京メトロ南北線の「駒込駅」からは徒歩8分、都営地下鉄三田線の「千石駅」からは徒歩7分でアクセスができます。
また、バスでのアクセスも可能です。都営バス上58系統、茶51系統に乗り、バス停「上富士前」で降りると東洋文庫ミュージアムまでは徒歩1分でアクセスができます。
駐車場
文京区にある施設は東洋文庫ミュージアムに限らず、公共の交通機関を使用してのアクセスが非常によいので駐車場がないこともあります。そういう時には施設外で駐車場を探さなければなりませんが、東洋文庫ミュージアムには駐車場が完備されています。
東洋文庫ミュージアムの駐車場は、普通車用の駐車場が8台分、大型バス用の駐車場が2台分となっています。駐車場は無料で使用が出来ますが、大型バス用の駐車場を利用したい場合は事前に予約が必要です。
住所 | 東京都文京区本駒込2-28-21 |
電話番号 | 03-3942-0280 |
文京区の人気スポット【六義園】はすぐ向かい側!
東洋文庫ミュージアムと同じく文京区内にある大人気のスポットが六義園です。国指定史跡として大変歴史のある日本庭園。
東京都文京区という大変便利なところにありながら、紅葉や桜が美しいスポットとして自然を求める人でいつも混雑しています。東洋文庫ミュージアムと併せてぜひチェックしてみてください。
住所 | 東京都文京区本駒込6-16-3 |
電話番号 | 03-3941-2222 |
東洋文庫ミュージアムで時空を超える本の旅を楽しもう!
文京区にあるアカデミックでおしゃれな雰囲気のスポットとして大人気の東洋文庫ミュージアム。展示品は世界的に貴重な資料や国宝など、なかなか目にすることのないようなものばかりですが、堅苦しい雰囲気はないのもポイント。美味しいカフェレストランも入っていますので、ぜひ訪れてみてください。
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