滋賀で近江牛を味わえるおすすめ店7選！リーズナブルなランチが魅力の人気店も

滋賀の近江牛は豊かな自然と豊富な水に恵まれた環境の中で育まれ、滋賀県で最も長く愛されてきた黒毛和牛と言われています。近江和牛は、霜降り度合が高く、肉がきめ細かい上に脂が甘く、とろけるほどの美味しさと評判の牛肉です。ここではそんな滋賀の近江牛について、リーズナブルでおすすめの焼肉店やランチの食べ放題のお店などを中心に紹介します。

一般的にイメージされているのは、松坂牛はすき焼き、神戸牛はステーキ、近江牛はしゃぶしゃぶで食べる食べ方です。勿論滋賀･近江牛をしゃぶしゃぶで食べるのもおいしい食べ方ですが、近江牛の味付けは塩のみで十分という通の人もいます。

滋賀･近江牛のおいしさの特徴は、柔らかくて脂に粘りがあるため、口に入れるとすぐにとろけるような甘い風味が感じられることです。そんな近江牛には塩を振りかけて網ででさっと焼いて食べるシンプルな焼肉が一番おいしいという人が多いのです。

滋賀･近江牛は滋賀県で最も長い歴史と人気を誇る高級ブランドです。この近江牛は美味しいだけでなく、価格がリーズナブルなため、滋賀の住民や観光客のみならず、食のプロフェッショナルからも高い評価を得ています。そんな滋賀･近江牛の特徴や格付けについて紹介してみましょう。

滋賀･近江牛の特徴を一言で言えば｢うまくて安い｣ということです。滋賀･近江牛は霜降り度合が高く、脂の溶け出す温度が低いため、肉質がきめ細かい上に脂が甘く、とろけるほどの美味しさと言われています。そして、価格がリーズナブルであることも大きな特徴の一つとなっています。

全国に数あるブランド和牛の中にあって、滋賀･近江牛は松坂牛、神戸牛と並ぶ日本三大和牛の一つに数えられています。三大和牛は高級肉の代名詞ともなっており、肉のおいしさでは目を見張るものがあります。滋賀･近江牛は、他の二大ブランドに比べても、美味しさに引けを取らない上に価格が最もリーズナブルです。

滋賀･近江牛のルーツは但馬産の黒毛和種です。滋賀･近江牛のみでなく、松坂牛、神戸牛のルーツはどれも但馬産の黒毛和種と言われています。近江人は商売上手で知られていますが、宣伝をすることが苦手で、滋賀･近江牛のおいしさを広く知らせることが下手だったため、他の二大ブランドに比べ認知度がそれほど高くないようです。

滋賀･近江牛は認知度こそ他の二大ブランドにはかないませんが、名店と言われるレストランや著名なシェフが、メインの牛肉として滋賀･近江牛を選ぶことが多いようです。味が良い上にリーズナブルな価格であることが高く評価されています。滋賀･近江牛は、料理のプロが認める高級和牛と言えます。

牛肉は日本格付協会によって｢A5｣や｢B4｣という表示で格付けされます。ABCは1頭の牛から取れる肉の量を表し、1から5までの肉質等級はサシの入り方、つまり霜降り度合を示しています。｢A5｣が最上級の格付けですが、格付けは｢見た目｣の判断によって格付けされるため、実際の｢おいしさ｣は考慮されません。格付けはあくまで取引のための目安なのです。

近江肉せんなり亭･伽羅(きゃら)は創業80年の歴史を誇るお店で、城下町彦根にあります。風格のあるたたずまいを持つこのお店のおすすめは、数量限定の滋賀･近江牛トロのにぎりです。生の肉は甘い上に一口ほおばっただけであっと言う間にとろけていきます。

近江肉せんなり亭･伽羅の店内には、ゆったりと落ち着いた和の座敷やテーブル席があり、心行くまで滋賀･近江牛のテイストが堪能できます。このお店では、1頭買いした滋賀･近江牛が存分に楽しめます。すき焼きや懐石など種々の料理が用意される他、季節限定のランチ･冷しゃぶ御膳などもあります。

近江肉せんなり亭･伽羅のランチでおすすめなのが、ステーキ丼やすき焼き鍋膳で、どちらも3000円前後で楽しむことができます。また、滋賀･近江牛の肉鉄火御膳もランチとして提供されています。このメニューでは、下のご飯が見えないほど火入れした厚いレアな焼肉が敷き詰められており、サラダと吸い物がついて2880円というリーズナブルな価格で味わえます。

彦根市本町2丁目にある近江肉せんなり亭･伽羅に京都方面からアクセスするには、JR東海道本線京都駅から米原行き快速で彦根駅まで1時間強、新快速で50分前後となります。彦根駅からは徒歩約15分ほどでお店にアクセスできますが、タクシーを使えば5分ほどで行くこともできます。

車の場合は名神高速道路彦根インターより15分ほどでアクセスできます。有料駐車場には車10台ほどが停められます。

近江肉せんなり亭･伽羅は定休日の火曜日以外は毎日営業しています。このお店のランチの営業時間は11時30分から14時30分までで、ディナーの営業時間は17時から22時までとなっており、オーダーストップは20時30分となります。このお店は近江牛指定店及び食の安全5つ星店に認定されています。

滋賀県蒲生郡日野町にあるレストラン岡崎は、滋賀･近江日野牛の焼肉が絶品と評判のレストランです。このお店で扱う近江日野牛は、平成25年には｢全国肉用牛枝肉共励会最優秀賞｣を、平成28年には｢平成28年度近江牛枝肉共進会最優秀賞一席｣などの賞を受賞している輝かしい実績を持つレストランです。

レストラン岡崎は岡崎牧場直営のレストランです。このお店では、数々の賞を受賞している最高級の和牛である滋賀･近江日野牛をふんだんに使用しており、40か月という長期間に渡り大事に育てられた近江日野牛を、陶板焼やしゃぶしゃぶ、すき焼き、定食などで味わえます。

レストラン岡崎では、下は1000円台の焼肉定食やハンバーグから、6000円を超える高級ステーキまで、様々な肉料理が用意されます。このお店のおすすめランチは2800円の近江牛鉄板焼き定食です。滋賀･近江牛の特徴である霜降りが美しく入った肉を好みの焼き方で楽しみます。

また、サラダ1品とライス、味噌汁、デザートが付いた2625円の近江牛ステーキ定食も、リーズナブルな価格で人気があります。

レストラン岡崎は竜王アウトレットから車で20分ほどの場所にあり、名神高速道路の竜王IC、八日市ICから車で20分、蒲生スマートICからは車で15分ほどでアクセスできます。電車とバスでアクセスする場合は、近江本線日野駅からバスに10分ほど乗車すれば目的地に到着します。

滋賀県蒲生郡日野町にあるレストラン岡崎の営業は月曜日が定休日となっており、火曜日から日曜日はランチタイムが11時から15時、夜は17時から21時までの営業となります。無料の駐車場には30台の車が駐車可能で、徒歩1分の場所に20台が無料で駐車できる第2駐車場もあります。

大津市にあるくすたろうは毛利志満牧場の黒毛和牛が堪能できるお店です。くすたろうのオーナーシェフは近江八幡市の毛利志満で長年腕を振るってきた実績を持ち、その後独立してこのお店を始めているため、お店では毛利志満牧場の最高級グレードの黒毛和牛が提供されます。

くすたろうでは、毛利志満牧場の黒毛和牛がリーズナブルな価格で堪能できます。ランチメニューとしては、焼肉丼やビーフカツ、ステーキ丼などを含む10種類程度の単品メニューがあり、ミニ前菜、スープ、ライス、シャーベット、コーヒーがセットになったコースが楽しめます。

くすたろうは、カウンターとテーブルがいくつかあるだけの家庭的なお店ですが、予約が取りづらいほどの人気店です。このお店では、ボリューム満点の毛利志満牧場の最高級黒毛和牛が心行くまで満喫できます。

くすたろうのシェフ自慢のランプステーキコースは3500円で楽しめます。また、単品で2200円、コースでも2400円とお手頃なハンバーグもおすすめランチメニューの一つです。

くすたろうは琵琶湖の南側に位置し、大津駅からもほど近い場所にあります。電車の場合は、京阪石山坂本線のびわ湖浜大津駅出口から徒歩約6分で、東海道本線のJR大津駅からは徒歩15分でアクセスできます。また、車の場合は名神高速道路の京都東ICで下車後すぐにアクセス可能です。

滋賀県大津市中央にあるくすたろうの定休日は月曜美と火曜日で、水曜日から日曜日の営業時間はランチタイムが11時30分から13時40分、夕食は17時30分から21時までとなっています。車でアクセスする場合はお店専用の駐車場が無いため、近隣の有料駐車場に停める必要があります。

松喜屋は明治時代に滋賀･近江牛すき焼き屋の元祖として東京の銀座で創業しました。松喜屋は｢銀座の松喜屋｣と言われ、日本に近江牛肉をの名を広めたお店です。また松喜屋は宮内省御用達として天皇が召し上がる近江牛を明治から昭和にかけて大膳寮に納めた実績を持ちます。その松喜屋の本店が滋賀大津にあるれすとらん･松喜屋本店で、京都四条にも支店を構えています。

れすとらん･松喜屋本店は滋賀にある松喜屋直営のレストランです。このお店では特選近江牛を使用した絶品のステーキやすき焼き、しゃぶしゃぶ、網焼き料理が堪能できます。また、店舗内では特選近江牛を使った惣菜が販売されており、滋賀･近江牛のギフトの受付も行なわれています。

れすとらん･松喜屋本店のランチメニューでおすすめなのが滋賀･近江牛を香味野菜と、醤油、ワインを入れた秘伝のタレで焼き上げた焼肉重です。この焼肉重は、小鉢、味噌汁、香の物、フルーツ、コーヒーまたは紅茶が付いて2300円というリーズナブルな価格で楽しめます。

滋賀県大津市唐橋町にあるれすとらん･松喜屋本店への電車によるアクセスは、JR琵琶湖線石山駅から徒歩で8分ほど行ったところとなります。また、京阪電車唐橋前駅で下車すればすぐにアクセスできます。車の場合は名神高速道路･瀬田西ICで降りればすぐアクセス可能です。

れすとらん･松喜屋本店は基本的には年中無休ですが、不定休日があります。営業時間はランチタイムが11時30分から15時、デイナータイムが17時から22時までとなっています。駐車場は2カ所あり、第1駐車場には8台、第2駐車場には7台の車が駐車可能です。満車の場合は近隣の有料駐車場が利用できます。

滋賀県甲賀氏甲賀町の松茸屋･魚松は、八十有余年の長い歴史の中で、先祖から受け継がれてきたこだわりの松茸と肉質のきめ細かな滋賀･近江牛を絶妙に調和させ、粘土層の肥えた土壌で育てられた粘りのある近江米を使った極上の料理が楽しめるお店です。このお店では一生分と言われる松茸と特選近江牛すき焼きなどの食べ放題を楽しむことができます。

松茸屋･魚松の名物メニューは｢あばれ食い｣と呼ばれるコースです。このコースでは、1人前税抜き価格7500円で松茸と特選近江牛のすき焼きが食べ放題の上、近江米の松茸ご飯も食べ放題となっています。また、4歳から小学生までの子供は半額、3歳以下の幼児は無料となります。

松茸屋･魚松では、松茸料理にも定評があります。11000円の松茸すき焼きコースから、55000円のスーパーエクストラ松茸フルコースまで、種々のメニューが充実しており、一生分の松茸と特選近江牛を食べ放題のすき焼きで味わえるコースと言われています。

これらのコースでは、松茸の刺身や、炭火焼き松茸、松茸天婦羅、松茸姿煮、松茸土瓶蒸し、松茸の酒蒸し、松茸ご飯など、松茸尽くしの料理が提供されます。

また、滋賀･近江牛のすき焼き食べ放題は6000円、しゃぶしゃぶの食べ放題は7000円で楽しめます。これらの食べ放題コースには野菜の食べ放題、季節の炊き込みご飯の食べ放題、季節の土瓶蒸し、デザートも付いています。

松茸屋･魚松に電車でアクセスする場合は、草津駅からJR草津線に約37分乗り、甲賀駅で下車後、甲賀駅北口からハローサークルバスに乗り、神蔵倉庫前で下車後徒歩1分でアクセスできます。車の場合は新名神･甲賀土山ICから約8分ほどでアクセスできます。

松茸屋･魚松は鈴鹿山系に囲まれた自然豊かな環境の中にあるお店で、店内にはレトロな雰囲気が漂う名店です。このお店は年中無休で営業しており、営業時間は9時から19時までとなっています。店内には4人用、6人用の個室もあり、喫煙、禁煙スペースが分かれています。また、無料の駐車場には50台の車が駐車できます。

近江牛レストラン ティファニーは、近江八幡駅からほど近い場所にあるレストランで、滋賀･近江牛を使用した肉のクオリティーが高いことで有名なお店です。このお店の店内では、テーブル席や座敷の他カウンター席もあり、シェフによって鉄板上で焼肉が作られる調理テクニックが堪能できます。

近江牛レストラン･ティファニーは、地元でもその名を知られる老舗精肉店｢カネ吉｣の直営店で、肉のクオリティーは折り紙付きです。このお店の牛肉は、脂が甘く噛むほどに肉の旨味が味わえる絶品の近江牛ステーキで、塩や抹茶塩、おろしソース、生醤油、ワサビなど、好みの味付けで楽しめます。

近江牛レストラン･ティファニーのおすすめのランチメニューは4500円ほどで堪能できる滋賀･近江牛のステーキランチです。このランチは、スープ、サラダ、パンまたはライスに飲み物が付いたボリューム満点のコースです。この他にも、滋賀･近江牛ではないものの、和牛のサービスランチが平日1400円、週末は2160円で満喫できます。

サービスランチはステーキ、ハンバーグ、ビーフシチューなどの中から選ぶことができ、スープやサラダも付くため、大変リーズナブルな価格での提供と言えます。このお店ではその他にも、すき焼きやしゃぶしゃぶなどのランチメニューが楽しめます。

近江牛レストラン･ティファニーへは、滋賀･近江八幡駅から徒歩3分ほどでアクセスすることができます。

滋賀･近江八幡駅にはJR西日本鉄道･東海道本線と近江鉄道･八日市線が乗り入れており、八日市線の終点駅でもあります。車でのアクセスの場合は、名神高速道路･竜王ICから20分ほどでアクセスできます。

滋賀県近江八幡市鷹飼町の近江牛レストラン･ティファニーは定休日の火曜日を除く毎日営業しており、営業時間はランチタイムが11時30分から15時、夕方からの営業は17時から20時30分までとなっています。道路の向かい側にある駐車場には20台ほどの車が駐車可能です。

まるたけ･近江･西川は宴会座敷のある滋賀･近江牛専門店で、すき焼きやしゃぶしゃぶ、ステーキのおいしいレストランと加工品などを扱う精肉店を併設しているお店です。まるたけでは但馬の優れた系統の牛を選りすぐり、時間をかけて風味のある絶品の滋賀･近江牛づくりが行なわれています。

近江牛ランチハンバーグは、サラダ付きで税抜き価格1500円という破格の値段で滋賀･近江牛のおいしい肉が堪能できるメニューです。また、海老フライ、ナムル、サラダ、ご飯、赤だし、香の物が付いた近江牛焼肉弁当が1800円、近江牛ビーフシチューが2500円、近江牛すき焼き丼が1250円、近江牛いろどり重が2000円で楽しめます。

近江牛づくし弁当は、近江牛焼き肉や近江牛ローストビーフの他にも、牛とろ、牛たたき、赤こんにゃくという近江牛3種のにぎりが味わえる他、サラダ、ご飯、赤だし、香の物が付いて、税抜き価格2800円というリーズナブルな価格で、お腹が一杯になるまで楽しむことができます。

滋賀県近江八幡市仲屋町のまるたけ･近江･西川の定休日は火曜日で、ウイークデイの営業時間は、ランチタイムが11時から15時30分、ディナータイムが17時から21時までとなっており、土日祝日は11時から21時までフルタイムで営業しています。1階のテーブル席は32席、2階のお座敷は40席、大広間50席があり、個室も利用できます。

まるたけ･近江･西川へ電車で行く場合は、JR琵琶湖線･近江八幡駅から近江バスに乗り、大杉町で下車後徒歩5分ほどでアクセスできます。車の場合は竜王インターから約23分で到着します。お店には大型駐車場が完備しています。

滋賀･近江牛は400年という日本でも最も長い歴史を持つブランド牛です。豊かな自然と水に恵まれた滋賀県で育まれた黒毛和種の滋賀･近江牛は、数あるブランド牛の中でもその実力は傑出しています。ここではそんな滋賀･近江牛について、おすすめのランチや、食べ放題の焼き肉などの情報を取り入れながら説明してみました。