浅草開化楼は名だたるラーメン店に選ばれる老舗製麺所！麺を食べられるお店は？

日本の国民食と言っても過言ではないグルメがラーメンです。好きな食べ物を聞くと年齢や性別を問わずに必ずといっていいほどラーメンが上位にランクインするほどです。そんなラーメンの味を決める大切な要素のひとつが麺です。今回はラーメンの命とも言える麺に並々ならぬこだわりを持つ製麺所『浅草開化楼』をご紹介します。

ラーメンの味を決める上で最も重要な要素がスープです。ほぼすべてのラーメン屋さんが自分のお店でスープを手作りしています。

このスープに隠れがちなのですがラーメンは麺の存在も大きいです。ただし麺に対する考え方はお店ごとにまちまちです。

なかにはスープと同じでお店のなかに機械を設置し、いわゆる「自家製麺」を作っているところも多いです。

しかし設備投資にお金がかかったり、スープに割く労力を減らさないといけなくなったりという理由から外注するお店も少なくありません。

基本的に自分で麺を作らないお店では製麺所にお願いして麺を作ってもらうスタイルをとるのが一般的です。

日本にはラーメン屋さんがたくさんあってそれ故に製麺所もたくさんあるわけですが、なかでも大人気なのが浅草の製麺所『浅草開化楼』です。

浅草にある『浅草開化楼』は実は創業は1950年とかなりの歴史を持つ老舗の製麺所です。しかし最初から大人気だったわけではありません。

1990年代くらいまでは『浅草開化楼』の麺を使っているラーメン屋さんは数軒程度で、人気に火が付いたのは2000年代に入ってからです。

もしかしたら『浅草開化楼』という製麺所の名前を聞くのは初めての人も多いかもしれません。しかし意外と身近な製麺所です。

ここ『浅草開化楼』の麺は名店がこぞって採用しており、例えばラーメン店の軒先で「浅草開化楼」と書かれたボックスを見た経験がある人も多いでしょう。

『浅草開化楼』の人気に火をつけた仕掛人が負死鳥カラス氏です。とある分野において負死鳥カラス氏はかなり有名な人です。

この負死鳥カラス氏はもともとはプロレスラーとして活躍した方でした。ただし負死鳥カラス氏は決して強いレスラーではありませんでした。

もともと負死鳥カラス氏は大仁田厚さんのマネージャーです。ひょんなことから素人でありながら負死鳥カラス氏はリングデビューします。

素人出身なので当然負死鳥カラス氏は負け続けます。しかしそんなやられても立ち上がる負死鳥カラス氏の姿が多くのファンの心を魅了しました。

その後に負死鳥カラス氏は『浅草開化楼』に入社して第二の人生を始めます。そこで負死鳥カラス氏が目を付けたのはつけ麺です。

いまでこそつけ麺は大ブームですが、当時はまだつけ麺の認知度は低かった頃です。そんなかで負死鳥カラス氏は先見の明で自家製麺を開発します。

この負死鳥カラス氏の開発した自家製のつけ麺が大ヒットします。これをきっかけに『浅草開化楼』は超人気製麺所へと成長を遂げます。

『浅草開化楼』の負死鳥カラス氏はいまでもマスクをして活動しており、その風貌からメディアに出ることも多いです。

突然ですがみなさんは美味しいラーメン屋さんと美味しくないラーメン屋さんの違いを見分ける方法をご存じでしょうか。

もちろんいろいろな方法がありますが、そのなかに「浅草開化楼の製麺ボックスがあるかどうか」が冗談抜きに入っているのです。

『浅草開化楼』の美味しい麺を使っているお店としてまずおすすめしたいのが同じ浅草にある『らーめん弁慶』です。

ここ『らーめん弁慶』は背脂が浮いたいわゆる「チャッチャ系」のラーメンが人気で、がっつり志向の人にはぴったりです。

浅草『らーめん弁慶』の営業時間は午前11時から深夜4時までとかなり長く開いていて、定休日も基本的にはありません。

ガッツリ食べたい人に大人気のラーメン屋さんが『ハッスルラーメンホンマ』です。ここ『ハッスルラーメンホンマ』も『浅草開化楼』の麺を使っています。

ここ『ハッスルラーメンホンマ』は豚骨のお店です。普通豚骨は細麺ですが、ここ『ハッスルラーメンホンマ』は太麺で食べ応えがあります。

『ハッスルラーメンホンマ』の営業時間はランチが午前11時から午後14時30分までで、ディナーが午後18時から午後23時までです。

赤羽にあるつけ麺の名店『麺 高はし』も浅草の『浅草開化楼』で作られた麺を使っているお店のひとつです。

ここ『麺 高はし』はコスパがいいことでも有名で、特につけ麺は『浅草開化楼』の麺を心行くまで楽しめるメニューとなっています。

『麺 高はし』の営業時間はランチが午前11時から午後13時30分までで、ディナーが午後17時20分から午後18時20分までです。

東京屈指の味噌ラーメンの名店と言えば『ど・みそ』です。ここ『ど・みそ』のスープは味噌の旨味が強いですが麺の風味も決して負けていません。

その最大の理由が『浅草開化楼』の麺を使っているからです。味噌ラーメン好きなら絶対に外せないお店です。

『ど・みそ』の営業時間は午前11時から午後22時30分までですが、休日は午後21時までと少し短くなるので注意です。

錦糸町にある『麺屋 中川會』は魚介系のスープでいただくつけ麺が大人気で、そのおいしさの秘密は『浅草開化楼』の麺です。

また『麺屋 中川會』は昔ながらの中華そばを美味しく、老若男女を問わずにおすすめできるお店となっています。

『麺屋 中川會』の営業時間は昼が午前11時30分から午後15時までで、夜が午後18時から午後22時までです。

高級食材を惜しみなく使った上質なスープが大人気なのが水道橋にあるラーメン屋さんの『中華そば 勝本』です。

ここ『中華そば 勝本』は名古屋コーチンをはじめとしていろいろな食材を使ってスープを作るのが特徴ですが、『浅草開化楼』の麺を使っているので麺も負けていません。

ちなみに『中華そば 勝本』の営業時間は午前11時から午後22時30分までで、スープがなくなり次第終了となる点は注意です。

御茶ノ水にある『ラーメン大至』は醤油ラーメンが大人気のお店です。しかし『ラーメン大至』の醤油ラーメンは普通のものとは違います。

『ラーメン大至』は一見すると昔ながらの醤油ラーメンなのですが、丁寧に手間暇かけて作っているのでシンプルながら癖になる一杯です。

『ラーメン大至』の営業時間はランチが午前11時から午後15時までで、ディナーが午後17時から午後21時までです。

千葉県はラーメンの激戦区として有名で、そんななかでも頭ひとつ飛びぬけている人気店が『らーめん 福たけ』です。

ここ『らーめん 福たけ』はとにかくボリュームが満点で、『浅草開化楼』の麺を味わいたい人にはもってこいのお店となっています。

『らーめん 福たけ』の営業時間は午前11時30分から午後22時までですが、毎週火曜日が定休日となっています。

真っ黒いスープが印象的な醤油ラーメンでいま大人気なのが『じらい屋』です。ここ『じらい屋』のラーメンは一度食べると病みつきになります。

また『じらい屋』の醤油ラーメンはビジュアルが特徴的で、いま流行りのインスタ映えにももってこいです。

武蔵小杉にある『じらい屋』は営業時間が午後17時30分から深夜0時30分までとディナーのみなので気を付けましょう。

『浅草開化楼』は「ラーメンが大好きな人なら知らない人はいない」といっても決して言い過ぎではないほど有名な製麺所です。元プロレスラーの方が手掛けているところからどこか色物のような目で見てしまう方も多いですが味は間違いありません。もしラーメン店の前に『浅草開化楼』のボックスがあったらそのお店は間違いなく美味しいです。