天ぷら「山の上」は山の上ホテルの有名店！文豪も通った老舗の天丼を味わおう！

最上級の天丼が食べたいというときにおすすめなのが、御茶ノ水にある山の上ホテルの中の「天ぷら山の上」です。ランチでもディナーでも目の前で揚げた最高の天ぷらをいただくことができ、何にも代えがたい贅沢な時間を過ごすことができます。店内の雰囲気も抜群で、天ぷらの味も最高レベルの天ぷら山の上についてご紹介していきましょう。

山の上ホテルにある「天ぷら山の上」は、多くの作家が通っていたお店ということで知られています。テレビなどのメディアでも紹介されることも多く、天ぷら好きという方は名前を聞いたこともあるでしょう。

創業1945年、ホテル内で初めて天ぷら店を開業したのがこの天ぷら山の上であり、それ以降多くのお客さんが訪れています。常連である著名人も多く、もちろん一般の方も気軽に利用することができます。

値段は少々高めの設定となっていますが、それでも充分満足できる値段に見合った内容の天ぷらを堪能することができるお店です。

時代小説の文豪である池波正太郎が足しげく通っていたのがこの天ぷら山の上です。食通で知られていた池波正太郎が愛したお店は、この天ぷら山の上以外にも多数ありますが、そのいずれも当時と変わらない絶品の味でお客さんをおもてなししています。

池波正太郎は山の上ホテルにもよく宿泊をしており、その際に天ぷら山の上でお食事をとられていました。今でも池波正太郎が通っていたお店だということで多くのファンが訪れています。

天ぷら山の上では朝食からランチ、ディナーまでいただくことができます。その中でも気軽に利用することができてメニューが充実しているのがランチタイムです。

ランチのメニューでは、天ぷら定食の他に刺身定食、天丼、縁高弁当などのメニューが揃っています。一言で天ぷら定食と言っても、内容によっていくつかのメニューがあり、料金も変わります。そのため、シーンに合わせてメニューを選ぶことができます。

池波正太郎が好んだといわれる天丼も、通常の天丼のみならずかき揚げ天丼や野菜天丼、特製天丼など豊富なメニューが揃っています。どれを選んでも間違いなしの絶品のメニューばかりです。

天ぷら山の上では夜はコースメニューとなっています。このコースメニューですが、内容によっていくつかのコースに分かれており、値段も10000円から18000円までと様々です。そのため、お好みで選んでください。

コースの料金が上がるほど天ぷらの品数が増えて内容も変わります。そのため、お好きなものが入っているコースを選ぶのもおすすめです。コースの中に食べたい食材が入っていないという場合には、追加で揚げていただくことも可能です。

揚げたての天ぷらは最高の美味しさです。天ぷらの後にいただくご飯もしくは天丼と赤だしの組み合わせも絶品で、満腹でもスルスルと食べられてしまいます。

絶品の天ぷらや天丼を提供してくれる天ぷら山の上ですが、創業当時からの強いこだわりがあります。そのこだわりのおかげで美味しい天ぷらができているといっても過言ではありません。そこで、山の上ホテルの「天ぷら山の上」のこだわりについてご紹介していきましょう。

天ぷらで大切なのが揚げ油です。天ぷら山の上で使用している油は100％胡麻油であり、オリジナルの配合で使用されています。

使用している胡麻油はつぎ足しながら使うことはせず、数人分揚げると新しい胡麻油に入れ替えています。そのため鮮度の良さが常に保たれているのです。

天ぷら山の上で使用している冷蔵庫は、昔懐かしの氷を使って冷やすタイプのものです。今どき見たことがないという方も多いでしょう。この氷の冷蔵庫は創業当時からのこだわりであり、今でも使い続けています。

下ごしらえが済んだ食材を氷の冷蔵庫に入れると、氷自体が食材の臭気を吸い取ってくれます。そして氷が溶けだすことによってその臭気が出ていくのです。

氷に食材をのせておくことによって湿度が保たれて、食材が乾燥するのを防ぎます。温度変化も少なくなるため、食材の鮮度が維持できるのです。

天ぷらにつけて食べるのは天つゆもいいですが、塩をつけると素材のうま味をしっかりと感じることができます。

天ぷら山の上で使用している塩は、沖縄県糸満沖で取れる海水を煮詰めて結晶化させたものを使用しています。ほのかな苦みと優しい甘みが感じられる海水塩で、天ぷらの美味しさをさらに引き立てています。

人気が高い山の上ホテルの「天ぷら山の上」ですが、内観と外観は一体どのようになっているのでしょう。味が美味しいのは間違いない天ぷら山の上ですが、居心地がよく素敵な空間であるということでさらに評価が高まっています。そこで、山の上ホテルの「天ぷら山の上」の内観・外観についてご紹介します。

天ぷら山の上は、山の上ホテルの建物の右手部分にあり、山の上ホテルの中でも特に見つけにくい場所にあります。初めて行かれるという方は戸惑われるかもしれません。まるで隠れ家風外観ながらも、入口はガラス張りで中の様子を見ることができます。

山の上ホテルには他にも6軒の飲食店が入っていますが、いずれのお店も絶品で人気が高いです。山の上ホテルの中の飲食店であれば間違いないといわれるほど食材にもこだわっており雰囲気も抜群なんです。

天ぷら山の上も隠れ家風のお店になっているので、御茶ノ水という都内でも中心部に近い場所にありながらゆっくりと静かに過ごすことができます。

それでは、天ぷら山の上がある山の上ホテルまでのアクセス方法についてご紹介していきましょう。山の上ホテルは御茶ノ水にあり、車でも公共交通機関を利用してもどちらでも便利に行くことができます。そこで、車でのアクセスと公共交通機関でのアクセス、それぞれについてのご紹介です。

まずは車を使って山の上ホテルの天ぷら山の上に行くときのアクセス方法です。車では、明大通りを北に向かっている途中、明治大学の隣の道を入っていくとホテル山の上の駐車場があります。

山の上ホテルの駐車場での利用は30分で300円かかります。ただし、館内のご利用によって割引サービスがあります。

2000円未満での利用の場合は、1時間無料でその後30分ごとに200円、2000円以上での利用の場合は2時間無料でその後30分ごとに200円、10000円以上での利用の場合は3時間無料でその後30分ごとに200円かかります。 

続いては公共交通機関を使った場合のアクセス方法です。中央線・総武線「御茶ノ水駅」を利用される場合には徒歩5分ほど、東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」、丸ノ内線「御茶ノ水駅」を利用される場合も徒歩5分ほどです。その他、都営三田線・新宿線東京メトロ半蔵門線「神保町駅」からも同様に5分ほど歩くと到着します。

公共交通機関を利用される場合には、JR御茶ノ水駅からは徒歩で5分ほど歩いていくこととなります。御茶ノ水駅の水道橋口から出て少々歩くと明大通りに出ます。その明大通りを歩いていくと明治大学前に出ます。この辺りは御茶ノ水駅周辺と比較すると静かな通りです。

明治大学の脇に坂道があり、その坂道に続く小道には「ホテル山の上」の看板が出ています。その看板に沿って小道を進んでいくと坂をのぼりきったところにホテル山の上が見えてきます。

駅からは徒歩で5分から10分もあれば到着するでしょう。ホテル山の上の周辺は非常に静かであり、都心にいるとは思えない落ち着いた時間を過ごすことができます。

山の上ホテルは池波正太郎がよく利用していたということをご紹介しましたが、利用していた文豪は池波正太郎だけではありません。川端康成や三島由紀夫、伊集院静などの文豪も山の上ホテルを定宿としていたと言われています。

多くの文豪が愛したホテルということで、今でも作家のファンが訪れるのが後をたたないほどの人気であり、味わい深いホテルとして有名です。

東京にはホテルが多数ある中でも、なぜ多くの文豪が山の上ホテルを利用したのでしょう。その理由として、山の上ホテルは神田神保町が近いということが挙げられます。

本の街として知られている神保町。数多くの出版社があり、文豪たちの聖地でもあります。その神田神保町からもほど近くにあるためこの山の上ホテルに缶詰になって執筆活動を行っていたという経緯があるのです。

また、山の上ホテルの静かな雰囲気も作家にとっては惹かれる部分であるのでしょう。決して華美な感じはせずそれでいてゆったりと過ごすことができる抜群の空間での執筆は筆が進んだことでしょう。

それでは、山の上ホテルの「天ぷら山の上」の口コミをご紹介していきましょう。人気店である天ぷら山の上に関しては数多くの口コミがあります。良い口コミもあれば悪い口コミも見られます。そこで、良い点と悪い点、両方の口コミをご紹介していきましょう。ぜひ行かれる前に参考にしてください。

まずは、天ぷら山の上の良い口コミからご紹介していきましょう。天ぷら山の上の口コミは、ほぼ良い口コミで埋め尽くされています。どのようなお客さんであっても満足できるお店が天ぷら山の上のようです。

天ぷらといえば揚げ物なので、どうしても食べ終わったあとにもたれてしまうという方もいらっしゃるでしょう。しかし、天ぷら山の上の天ぷらは、食べ終わったあともすっきりとしており後味が非常に良いという口コミが多いです。

衣や揚げ油、食材にこだわりつくした天ぷら山の上だからこそそのような味わいの天ぷらができるのでしょう。ランチでもディナーでも美味しいメニューが揃っています。

また、カウンター席からは天ぷらを揚げている姿を見ることができるため、待っている間も非常に楽しく過ごせます。カウンター席は人気が高く、予約も早い時期に埋まってしまうことが多いです。

多くの天ぷらを揚げているところがみられるため、次に揚げるのは自分のなのかなどと想像しながら見ているのも楽しいひと時です。

天ぷら山の上での悪い口コミですが、めったに見ることができません。味に関しては多くの方が非常に良いとほめているものが多いです。

天ぷら山の上は、なかなか予約をしないと入店できないという口コミが見られます。ランチは予約をしなくとも入れることがありますが、夜は予約必須、予約なしでは断られることがほとんどです。

また、ランチであっても早い時間は予約で埋まっていることが多いです。そのため、予約なしでランチをいただきたいというときにはランチ終了の遅めの時間に行くのがおすすめです。

いかがでしたか。山の上ホテルにある「天ぷら山の上」についてご紹介しました。絶品の天ぷらや天丼がランチでもディナーでも楽しめる天ぷら山の上。多くの文豪が愛した天ぷらを求めて今でも多くのお客さんが訪れている人気店です。都心にいるとは思えない静かで贅沢な空間の中で最高の天ぷらをいただいてみてはいかがでしょう。