京都大学白浜水族館は和歌山のおすすめ観光スポット！口コミや割引情報は？

和歌山県白浜にある京都大学白浜水族館は、南紀に生息する無脊椎動物や魚を展示するおすすめの水族館で、館内には、カニやヒトデ始め、500種を超える珍しい生物や魚が展示されています。ここではそんな京都大学白浜水族館について、口コミの評判やおすすめの観光ポイント、アクセス、割引などの情報を交えながら紹介します。

京都大学白浜水族館は、和歌山県西牟婁郡(にしむろぐん)白浜町にある水族館で、京都大学の｢フィールド科学教育センター瀬戸臨海実験所｣に併設されている日本では珍しい大学付属の水族館です。常設展示されている500種余りの海の生き物は、全て白浜周辺に生息する無脊椎動物と魚で、大人も子供も鑑賞しながら学び、楽しめる水族館です。

無脊椎動物というのは、背骨の無い動物のことで、現在、海中には25万種もの動物が発見されていますが、その9割が無脊椎動物です。

和歌山･京都大学白浜水族館は4つの水槽室に分かれています。おすすめの第一水槽室には大型回遊魚やサメなどが展示されています。

その他にもエイラクブカ、ドチザメ、ギンガメアジ、ロウニンアジ、カスミアジ、シマアジ、カンパチなどの生物が展示されており、大きい生物が多いだけに、子供たちにも人気の高い迫力満点の水槽室となっています。

第二水槽室にはエビやヒトデなどの無脊椎動物が展示されており、その種類は数えきれないほどたくさんあります。

造礁サンゴ類やクラゲ、貝類、マダコ、ヤドカリなどを含め、無数の珍しい無脊椎動物を至る所で観察することができます。

第三水槽室では、実験中の水槽や珍しい生物が観察できます。オニカサゴやメガネウオ、オノオコゼなどの魚類や、オオカワリギンチャク、オオグソクムシなどのイソギンチャク類、イシガキフグ、クエ、アカハタなど、南紀では珍しいユニークな形の生物が見られます。

その他にも、小型の魚類、川と海を往来するエビ類、ナキオカヤドカリ、ムラサキオカヤドカリなどの天然記念物等、数え切れないほどの個性的な生物群が観察できます。

また、第四水槽室では、海底の潮間帯に生息するチゴガニやヒメハゼ、植物を住み家とする動物、岩礁や内湾に住む生物、砂底に生息し夜間に活動する生物、陸棚下部に生息する生物、この水族館で育てられたサンゴ礁魚類、ウナギ科、キンメダイ科、スズキ科など、多数の生物が展示されています。

京都大学白浜水族館のお隣にある瀬戸臨海実験所では。夏季には公開臨海実習が行われています。この実習は、京大生のみならず、全国の大学生を対象に行われる海洋生物学に関する実習で、京都大学理学部の｢臨海実習第2部｣と一緒に約一週間に渡って行われます。

この実習の目的は、できるだけ多様な海産無脊椎動物を採集、観察することにより、特定の分類群の特徴から系統や進化の過程を推定しようとするおすすめの実験であり実習です。

具体的には、甲殻類やプランクトンなど、毎日異なる動物を扱い、それぞれ専門の教員がレクチャーします。午前中は実験所周辺の生き物を採取し、午後はスケッチや解剖を行って種々の生物の体の構造をじっくり観察します。

宿泊実習のため、種々の大学の参加者たちは自由時間にはおしゃべりをしたりして楽しく交流できます。

京都大学白浜水族館については、この場所を訪れた観光客から様々な口コミが寄せられていますが総じて口コミでの評判は良好です。

小ぢんまりとした水族館ですが、入場料もリーズナブルで子供向けのイベントもあり、楽しめるというようなコメントが多いようです。

観光で訪れた人達からの口コミの評判は総じて良いものが多いようです。｢いろいろな種類の魚がわかりやすく展示されていました。GWでも混んでいなかったので最高です｣。

｢小ぢんまりとしていますが、子供を連れていくには十分な施設です。一般的な水族館とは違い、1つ1つの展示に関する説明文が専門的で、大人でも新しい発見があり、行く度に楽しめます｣など、観光客による口コミの評判は上々です。

また、｢展示の工夫なのか、魚や甲殻類の動きや表情が良く見えて楽しかった。一廻りするのに40分ほどかかったが興味が尽きず飽きがこなかった。｣というような口コミもありました。

｢エントランスには貸し出し用のベビーカーもあり、赤ちゃん連れでも楽しく廻れました｣という家族連れの観光客からの口コミもあります。

中にはちょっと期待外れだったというような口コミもあります。｢派手さが無く小さい水族館で駐車場も狭い。｣というような辛口の口コミによるコメントがありました。

また、｢狭い場所に押し込められた魚たちの様子はなんとなく寂しく悲しい｡｣という口コミもあります。

では次に京都大学白浜水族館の入館料と営業時間について説明しましょう。入館料には団体割引があります。

また、障害者の人は、本人の割引以外にも付き添いの人が1名分無料となる特典があるため、この特典の利用をおすすめします。

京都大学白浜水族館の入館料は、通常、大人が600円、子供200円ですが、未就学児は無料で入場できます。

京都大学白浜水族館の営業時間は午前9時から午後5時までとなっており、水族館の東側と西側には無料の駐車場があります。

京都大学白浜水族館の入館料には団体割引が適用されます。20名以上の団体の場合、高校生以上の大人は50円引きの550円、小中学生も、やはり50円引きの150円となります。

障害者の人は、本人が50円割引の550円で、付き添いの人が1名分無料となるため、チケット購入時に、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者手帳を提示することが必要となります。

京都大学白浜水族館にアクセスする場合は、電車やバス、高速バスなどを利用する公共の交通機関と、マイカーを利用する方法が一般的です。

マイカーでのアクセスも悪くはありませんが、時間的に計算できるアクセス方法は、電車とバスを利用する方法となります。

京都大学白浜水族館へ大阪方面からマイカーでアクセスする場合は、松原JCTで阪和自動車道に入り、南紀田辺インターで降りた後白浜方面に30分ほど走れば、混み具合にもよりますが、通常計2時間ほどで水族館にアクセスできます。

京都大学白浜水族館の東側及び西側には無料の駐車場があり、約30台の車が駐車可能です。また大型バスも駐車できますが、駐車場は17時15分に閉鎖するため注意が必要です。

京都大学白浜水族館へ電車とバスでアクセスする場合は、JR西日本紀勢本線･白浜駅から明光バス･町内循環線に20分ほど乗車し、どれどれ市場を経由し、臨海で下車すればすぐ現地にアクセスできます。

大坂方面から高速バスを利用してアクセスする場合は、白浜バスセンターまで高速バスで行き、バスセンターから明光バス町内循環線･白浜駅行きに乗り換え、約3分ほど乗車後、臨海バス停で下車すれば現地にアクセスできます。

和歌山県白浜の京都大学白浜水族館は、白浜周辺に生息する無脊椎動物や魚を展示するユニークな水族館で、館内には500種もの生物や魚類が展示されています。ここではそんな京都大学白浜水族館について、観光で訪れる場合のおすすめのアクセス方法や口コミ、割引などの情報を取り入れながら説明してみました。