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『つぼ湯』は和歌山の入浴できる世界遺産!予約必須の人気施設のアクセスは?

『つぼ湯』は和歌山の入浴できる世界遺産!予約必須の人気施設のアクセスは?
投稿日: 2018年6月22日最終更新日: 2020年10月8日

みなさんは、つぼ湯という和歌山にある世界遺産に認定されている温泉をご存知ですか?湯の峰温泉の中心部にあるつぼ湯は日本最古の温泉と言われています。世界遺産に認定された貴重な温泉は大人気で実際に現地に行かないと予約できません。今回はそのつぼ湯についてご紹介します!

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」とは?見出し

Photo by kawanet

和歌山県の田辺市にある湯の峰温泉には、世界遺産に登録されている「つぼ湯」という温泉があります。世界遺産に登録されているにもかかわらず、誰でも入浴することができる貴重な温泉です。とてもこじんまりとした趣あるつぼ湯は、温泉好きなら1度はアクセスしたい人気の温泉です。では、今回はそのつぼ湯の予約法やアクセス法などご紹介していきます!

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世界遺産「つぼ湯」のある湯の峰温泉は日本最古の温泉地!見出し

Photo by PYONKO

日本には「日本最古の温泉」と言われている場所がいくつか存在します。最古なのにいくつか存在するというのは不思議な話ですが、大昔のことを誰も見たことがないので仕方のないことでしょう。しかしその中の1つと言われている和歌山県の湯ノ峰温泉は、日本最古の温泉に値する歴史の深い温泉地です。こちらの温泉は約1800年前に発見されたという事です。

Photo by Thilo Hilberer

こちらの湯の峰温泉のつぼ湯にはロマンチックな言い伝えがあります。それは常陸国の一族だった小栗判官が照手姫という女性と恋に落ち結婚するも、照手姫の父の逆鱗に触れ殺されてしまい地獄に落ちました。なんとか現世に戻った小栗判官ですが、醜い餓鬼阿弥の姿だったため、再び出会った照手姫は小栗判官とは気づいてくれませんでした。

しかしその照手姫も故郷から追放されており小栗判官とは知らぬまま2人で一緒に和歌山県のつぼ湯を目指しました。そしてつぼ湯で傷ついた心身を湯治したところ小栗判官は餓鬼阿弥の姿から元の姿に戻ったというお話です。こちらの物語はつぼ湯に入浴しながら読む事ができますので、もしつぼ湯にアクセスした場合はぜひ読みながらロマンに浸ってください。

湯の峰温泉の「つぼ湯」はなぜ世界遺産になった?見出し

Photo by ageo_akaihana

和歌山県の湯の峰温泉にあるつぼ湯は、なぜ世界遺産になったのでしょうか。それは約1800年前に発見された日本最古の温泉という事もありますが、紀伊山地の霊場と参詣道の1部とみなされたからだそうです。紀伊山地の霊場と参詣道は、和歌山県、奈良県、三重県にまたがった3つの霊場と参詣道の事で、2004年の7月に世界遺産に登録されました。

Photo by Nao Iizuka

和歌山県のつぼ湯は、古くから熊野参詣道を利用する参拝客に休息場として利用されてきました。そして何より熊野詣に訪れる旅人たちはこのつぼ湯で湯垢離を行っていたそうです。そういった歴史深いつぼ湯が世界遺産に認定されて、今もなお多くの人たちの心と身を安らげてくれているのは非常にありがたく、何より素晴らしいことではないでしょうか。

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」に予約は必要?見出し

Photo by pika1935

和歌山県の湯の峰温泉にある世界遺産「つぼ湯」では、電話予約などはできません。ですので直接湯の峰温泉の公衆浴場受付に行って、予約する必要があります。もし訪れた時に誰も入っている人がいなければ、お金を払った後に番号札を受け取り予約なしでつぼ湯に入ることができます。しかし大抵の場合は沢山待ち人がいるので予約が必要になってしまいます。

お金を払い番号札を受け取れば予約は完了です。あとはただ自分の番が回ってくるのをじっと待つのみなのですが、1組30分という時間制限があるため、予約の待ち時間は自分でおおよそ予想することができます。1組30分という持ち時間がありますが、まれにさっと入浴して出てくる方もいるので、予約番号を受け取ったらなるべく近くで待つのがいいでしょう。

予約番号を受け取って、だいぶ待ち時間があるようだったら温泉地を散策して時間を潰す待ち方も人気です。しかし自分の予約番号の番にその場にいない場合は飛ばされて次の組に移ってしまうようなので、あまりのんびりしない方が得策かもしれません。予約して何時間も待ったのに結局飛ばされてしまったとなっては、予約した意味もなくなってしまいます。

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」の1度に入れる人数は?見出し

和歌山県の湯ノ峰温泉にあるつぼ湯は、世界遺産ということもあってとても人気のある温泉です。そのためいつも混み合っているわけですが、その混雑ぶりには最大の理由があるのです。それは、小さなつぼのような形をした「つぼ湯」には、1度に2〜3人しか入ることができないからです。2〜3人入れると言っても大人3人が一度に入ればぎゅうぎゅう詰めです。

Photo by azkin

そのため回転率が悪いのでいつも長い時間待つことになってしまいます。特に土日祝日などの休日には沢山の人がアクセスしますので、3時間待ちも当たり前といった感じになっています。しかし、長時間待ってでも入りたいという人が沢山いるこのつぼ湯には、他の温泉では味わえないつぼ湯ならではの魅力が詰まっているのでしょう。

その魅力の1つには「時間によって7色に変化するお湯」であることが言えるでしょう。1回の入浴時間が30分と限られているので1度のアクセスで7色すべての色を見ることは困難ですが何回か通っていれば色々な色に変化したつぼ湯の温泉を楽しめるのではないでしょうか。もし関西地方にお住いの温泉好きな方は、全色制覇を目指してみてはいかがでしょう。

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」は差水で好みの温度に!見出し

Photo by llee_wu

和歌山県の湯の峰温泉にある「つぼ湯」の温泉は、源泉が足元から湧き出てくる足元湧出です。源泉の温度は80度を超えるということもあり、そのまま入るととても熱くて入ることができません。なので、熱くてどうしようもない場合は自分で差水をして、好みの温度にして入浴できます。人によって温泉の温度の好みは様々ですから、これは嬉しいことです。

Photo by stevendiazphoto

ただし、温泉は天然のものですから、毎回熱いとも限らないようです。入るタイミングによっては差水も必要ない場合もあります。自分好みのお湯加減であることを祈るばかりです。しかしこのつぼ湯のお湯はとても滑らかな肌触りで気持ちがいいと人気のお湯です。関西には珍しい硫黄を楽しむことができる貴重な温泉ですのできっと気持ちよくなれるでしょう。

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」の他にも公衆温泉がある!見出し

Photo by PYONKO

和歌山県の湯ノ峰温泉のつぼ湯に入った後にはつぼ湯で支払った料金内で公衆浴場のくすり湯、もしくは一般湯に入ることが可能です。温泉が好きな方はつぼ湯の時間制限30分では満足できない方も多いでしょう。そういった場合はどちらかの公衆温泉に行ってみてください。湯めぐりが好きな方には人気のシステムでつぼ湯の後にはどちらかに向かうようです。

Photo by PYONKO

つぼ湯は非常に混雑していますが、くすり湯と公衆浴場は打って変わって簡単に入ることができます。そしてくすり湯の方は、加水なしにもかかわらず、適温まで温泉が下げられており、極上の温泉を楽しむことができます。もちろんつぼ湯よりも広く、ゆったりと入ることができるので、温泉好きな方には人気のある温泉であることに間違いはありません。

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」の入浴料金は?見出し

Photo by MShades

和歌山県の世界遺産、人気の温泉「つぼ湯」に入るための料金をご紹介します。つぼ湯は1回の入浴時間が30分で男女混合のお風呂です。男女混合と言っても1グループずつ入るため、見知らぬ人と一緒に入るわけではないので安心してください。家族などで一緒に入ることができる家族風呂のような感覚ですので、安心して入ることができます。

Photo by Japanexperterna.se

つぼ湯の料金は、大人770円、子供(12歳未満)は460円で入浴できます。そして同じ日であれば、この料金内で公衆浴場かくすり湯のどちらかに入浴することができるのでおすすめです。また、単独で公衆浴場に入る場合は大人250円、子供130円、くすり湯は大人390円の子供190円で入ることが可能です。もしつぼ湯に入らない場合はこちらがおすすめです。

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」の源泉泉質は?見出し

Photo by casek

世界遺産に登録されている和歌山県のつぼ湯ですがこちらの温泉の泉質をご紹介いたします。こちらの泉質は含硫黄-Na-炭酸水素塩泉という成分が入った温泉で源泉の温度は92度という高温です。このつぼ湯に湧き出ている温泉の量は毎分約30リットルだそうです。常に新鮮な温泉が出ているのでいつ入っても気持ちの良いお風呂を楽しむことができそうです。

Photo by neverbutterfly

つぼ湯に限らず温泉に入ったら、気になるのはその効能ですが、つぼ湯には「リウマチ疾患・皮膚病・神経痛・糖尿病」などにいいと言われています。温泉に浸かるとそれだけで血行がよくなり体がリフレッシュされる気がしますが、さらにこういった効能があると、自分の気になる不調などを治しに、足繁く通いたくなってしまいます。

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」のあとは温泉卵作り!見出し

つぼ湯の待ち時間の過ごし方ですが、人気のある過ごし方はやはり熱い源泉で作る温泉卵作りではないでしょうか。つぼ湯の近くにある売店には、温泉卵を楽しむための「温泉卵セット」が販売されています。湯の峰温泉はそんなに広い場所ではありませんので、すぐに売店を見つけることができるでしょう。そして本当の温泉で作られた温泉卵は絶品です。

Photo by Dai44

温泉卵を楽しむのはつぼ湯の順番待ちの時間、もしくは温泉から上がった後の楽しみとしてどちらも人気です。自分の時間の都合がいい方で楽しんでみてください。本当の温泉で、しかも自分で作る温泉卵は楽しい経験もできますし、何より自宅で作る温泉卵とは趣が違います。硫黄の香りと温泉の湯気にほてりながら温泉卵を作ってみてはいかがでしょう。

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」を堪能したら熊野古道散策!見出し

Photo by cyesuta

つぼ湯で汗を流したら、残った時間で熊野古道を散策するのも人気のコースです。つぼ湯がある湯の峰温泉は、船玉神社の方へ続いていく赤城越分岐までの熊野古道の赤城越の起点となっています。分岐点までは5.9kmほどありますが、そこまでいかずとも近くを散策するだけでも熊野の大自然と歴史を感じることができるので少し散策するのもおすすめです。

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」の近くで宿泊もできる!見出し

Photo by nimame

世界遺産「つぼ湯」のある温泉地「湯の峰温泉」にはたくさんの宿泊施設も揃っています。つぼ湯が目の前という立地の宿から、旅館、民宿、ゲストハウスなど様々なニーズにあった宿が揃っていますので、つぼ湯にアクセスして、ゆっくりと湯の峰温泉を堪能したい方はご自分のスタイルにあった宿泊施設を探してみるのはいかがでしょうか。

Photo by nidate

どの温泉宿に泊まっても素晴らしい温泉がついているので事前にいろいろ調べて行ってもいいですし行き当たりばったりで泊まるのも楽しい旅になるでしょう。食事付きの宿も素泊まりができる宿もありますし、ゲストハウスで色々な場所から集まってきた人たちと交流することができる宿もあります。どこに宿泊してもきっと素敵な思い出を作ることができます。

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湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」近くの川湯温泉もおすすめ!見出し

Photo by sendaiblog

和歌山県の湯の峰温泉の近くには他にも素晴らしい温泉地があります。特におすすめの温泉は、冬限定で楽しむことができる「川湯温泉の仙人風呂」です。こちらの温泉は日本一広い露天風呂として人気のある温泉ですが、広いのもそのはず、自然の川がそのまま温泉になってしまうのです。川底から湧き出る温泉は73度という熱いお湯から温泉が作られています。

Photo by kawanet

こちらの温泉は12月から2月までの期間でしか入ることができませんが入浴料は無料ですし何より開放的な自然豊かな温泉を楽しむことができます。自然の恵みを利用しているためにその年によって温泉の大きさは多少変わるようですが、日本一広い露天風呂という点では変わりはありません。昼間は青空を、夜は星空を眺めながら温泉を楽しむことができます。

Photo by girakku

日本最大の天然温泉は冬だけに味わえる、冬にアクセスした人たちの特権です。しかし、夏場でも自分で川底を掘ればマイ温泉を作ることができますので、川遊びをした後に温泉で温まることも可能です。夏場でも川の水は結構冷たいことが多いので、温泉で最後に温まることができれば最高です。駐車場も無料ですし、ぜひ1度アクセスしてみたい場所です。

湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」へのアクセスは?見出し

Photo by hans-johnson

では、和歌山県湯の峰温泉へのアクセス方法をご紹介します。バスでアクセスする場合はJR紀勢本線新宮駅から熊野交通、または奈良交通バスに乗ってください。バスに乗ること1時間ほどで湯の峰温泉へ到着します。また、JR紀勢本線紀伊田辺駅からのアクセスの場合は、龍神バス、もしくは明光バスで1時間20分ほどで湯峰温泉に到着します。

Photo by Bryn Pinzgauer

車でのアクセスの場合は、阪和自動車道を南紀田辺インターで降りて、国道42号を南下してください。西名阪自動車道の場合は香芝インターで降りて国道24号線で向かいます。駐車場は無料で100台停めることができるので、安心して向かうことができます。ゆっくりと自分の時間を使いたい方は車の方が自由が効いておすすめのアクセス方法です。

住所:和歌山県田辺市本宮町本宮100-1
電話番号:0735-42-0735

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湯の峰温泉の世界遺産「つぼ湯」に行ってみよう!見出し

Photo by senngokujidai4434

温泉が好きな方はもちろん、世界遺産が好きな方にもおすすめの人気スポット「つぼ湯」にまだ行ったことがない方はぜひアクセスしてみてください。風情が感じられるおすすめの温泉スポットですし何より世界遺産に直接触れることができて温泉に入ることができるというのはなんとも崇高な感じがします。もし和歌山にお出かけの際はぜひ足を運んでください!

投稿日: 2018年6月22日最終更新日: 2020年10月8日

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