地域

地域から探す

  • 日本
  • 北米
  • 中南米
  • アフリカ
  • 中東
  • アジア
  • ヨーロッパ
  • オセアニア
キーワード

キーワードから探す

大斎原は大鳥居が立つ和歌山のパワースポット!見どころやアクセスは?

大斎原は大鳥居が立つ和歌山のパワースポット!見どころやアクセスは?
投稿日: 2020年1月24日最終更新日: 2020年10月8日

大斎原は日本一の大鳥居がそびえ立つ和歌山のパワースポットです。春には桜と大鳥居のコラボレーションが見事で他にも見どころがいっぱい。熊野古道や熊野本宮大社とも併せて参詣したい大斎原について詳しくご紹介しましょう。アクセス方法や駐車場情報も必見です。

大斎原は大鳥居が立つ和歌山のパワースポット!見出し

Photo by Nao Iizuka

大斎原は全国から沢山の人が訪れる和歌山の強烈なパワースポットです。大きな鳥居は見るからにパワーを充電できそう。

今回は和歌山の強烈パワースポット、大斎原についてアクセスや駐車場情報など詳しくご紹介します。

美しい桜など見どころやアクセスもチェック!

大鳥居がそびえ立つ和歌山のパワースポット、大斎原は美しい桜のスポットとしても有名です。桜と鳥居の圧巻の景色は必見!

大斎原の見どころやアクセス方法などチェックして出かけてみてはいかがでしょう。大斎原のお得な情報を徹底調査します!

大斎原とは見出し

和歌山の大斎原とは一体どんなスポットなのでしょう。大鳥居が建っている理由、パワースポットと言われる所以など、歴史から見えてくる大斎原の全貌は?

気になる大斎原を3つのポイントでみていきましょう。背景をしれもらえるパワーもさらにアップするかもしれません。

熊野本宮大社の主祭神が降臨したパワースポット

和歌山の大斎原はかつて熊野本宮大社のあった場所です。熊野川・音無川・岩田川の合流点にあり、熊野本宮大社の主祭神である家津美御子大神が降臨したと言われています。

現在熊野本宮大社はここから500mほど離れた場所にありますが、大きな鳥居と背後にある大斎原は熊野本宮大社からも見ることができます。

大斎原の歴史

かつて3つの川の合流点にあった熊野本宮大社は1万1千坪の境内に五棟十二社の社殿、楼門、神楽殿や能舞台など現在の数倍の規模がありました。

江戸時代まで中洲へ橋がかけられることはなく、当時の人たちは川を渡り、冷たい水で着物の裾やわらじを濡らすことで身を清めて参拝していたのだそうです。

1889年8月に大水害が起こり、人々が裾を濡らしていた川は本宮大社の社殿を呑み込みました。水害を免れた4社を残し、多くが流出してしまった熊野本宮大社のうち残された4社が現在の場所に遷座し、元の場所は大斎原として残され、流失した8社をまつる石造の小祠は今も残っています。

参道から奥は写真撮影禁止の聖域

Photo byRepublica

大斎原は12柱の神様からなる熊野権現の8柱と熊野本宮大社の末社がそれぞれ石のほこらにお祭りされています。参道から奥は撮影が禁止されていて、「聖域のためみだりに写し他に利用してはならない」との注意書きもあります。かつて多くの人の信仰の場所であった大斎原は今も変わらず神聖な場所なのです。

和歌山の神社・パワースポット特集!地元おすすめの場所はどこ? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
和歌山の神社・パワースポット特集!地元おすすめの場所はどこ? | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
和歌山県のパワースポットといえば、世界遺産に「紀伊山地の霊場と参詣道」として登録された熊野古道が有名です。その中でも熊野三山と呼ばれる3神社は、特にご神体など多く、和歌山のパワースポットとしても、観光地としても人気がある神社が多いんです。

大斎原の見どころ見出し

かつて多くの人が参拝を行っていた熊野本宮大社のあった大斎原。視覚的な社が構えているわけではありませんが、自然と神の調和する神秘の場所として、近づくとしっかりとオーラを感じる場所でもあります。そんな大斎原の見どころを5つのポイントでご紹介しましょう。

大斎原の見どころ①:日本一の大きさの鳥居

大斎原の見どころの1つめは、先からご紹介している大鳥居です。実は大斎原の鳥居は日本一の大きさで、幅は42m、高さは34mあります。

周辺には田んぼが広がり、高い建物がないためその大きさと存在感は圧巻です。下から見上げる大鳥居の景色も必見です。

大斎原の見どころ②:濡藁沓(ぬれわろうず)の入堂

大斎原の見どころの2つめの濡藁沓(ぬれわろうず)の入堂はかつて降臨した熊野三神のうち、熊野家津御子大神が坐した場所とされています。

草鞋を濡らして参拝したという当時の人たちの様子が目に浮かぶようなスポットで、冷たい水で身を清めてからでなければ入ることができなかった神域です。

大斎原の見どころ③:桜

大斎原の見どころ3つめは桜です。春にはソメイヨシノやシダレザクラが咲き誇り、日本一の大鳥居との共演は見事です。さらに天気の良い日の夜は空に満天の星空と天の川が広がり、桜と大鳥居と天の川のコラボレーションには言葉を失います。大斎原の桜の時期は3~4月です。

大斎原の見どころ④:八咫の火祭り

大斎原の見どころの4つめは八咫の火祭りです。毎年8月に行われているお祭りで熊野本宮大社本殿での神事の後には炎の神輿とともに時代行列が旧社地大斎原へむけて出発し、和太鼓の演奏なども行われます。

誰でも楽しめる八咫踊り、フィナーレには本宮の町を鮮やかに彩る花火が打ち上げられる見ごたえ十分のお祭りです。

大斎原の見どころ⑤:熊野展望台

大斎原の見どころ5つめは熊野展望台です。大斎原が見渡せる展望台で大鳥居もきれいに見通すことができます。また、熊野川と大鳥居の遠くには熊野の山並みを見渡すことができ、夕日もきれいです。夜明けは霧がたちやすく、背後の山々の陰影とともに刻々と景色が変わる様子もおすすめです。

大斎原の御朱印情報見出し

パワースポットとしても有名な大斎原には社務所などはありませんが御朱印は受け取ることができます。

大斎原の御朱印情報もご紹介します。御朱印帳などを持っている方はぜひ持参して出かけてみてください。

大斎原の御朱印と授与所

大斎原の御朱印は中央にシンプルに「大斎原」と書かれています。社務所のない大斎原の御朱印は300円で頂くことができます。

大鳥居のイメージともリンクするような堂々とした雰囲気の「大斎原」の御朱印。パワーもご利益もありそうな御朱印はぜひ頂いてください!

熊野本宮大社でいただけるその他の御朱印

大斎原の御朱印は熊野本宮大社で頂くことができます。大斎原には社務所はなく、熊野本宮大社の授与所で頂きます。

熊野本宮大社の授与所は本殿に向かって右手側、社務所のすぐそばです。熊野本宮大社では産田社の御朱印も扱っています。

大斎原のアクセス見出し

桜と大鳥居のコラボも見事な和歌山のパワースポット、大斎原へのアクセス方法を詳しくご紹介しましょう。

大斎原は車でも公共交通機関でもアクセスができ、駐車場もあります。いずれにしても地方からはかなりの長旅になりますが、アクセス方法と駐車場情報をご紹介です。

車でのアクセス

和歌山のパワースポット、大斎原へ名古屋方面から車でアクセスするには紀勢自動車道の尾鷲北ICから約1時間30分、大阪方面からは紀勢自動車道の上富田ICから約1時間15分です。大阪方面からは他にも十津川村経由で参道を抜けるルートもあります。さらに、南紀田辺ICからは約1時間、紀伊長島ICからは2時間ほどかかります。

駐車場

和歌山のパワースポット、大斎原の駐車場は熊野本宮大社の専用駐車場を利用します。熊野本宮大社の専用駐車場は2か所あり、いずれも無料で利用可能です。

1カ所は熊野本宮大社のすぐそばの樹の里駐車場、もう1カ所は河川敷にあります。樹の里駐車場の収容台数は30台、大きな看板があるので迷うことはありませんが、お土産店の駐車場も兼ねているのですぐに満車になります。

もう1カ所の河川敷駐車場は広々としていて通常は満車になることはほとんどありません。大鳥居までは徒歩5分程で、大通り沿いには巨大な案内板があるので安心です。

電車・バスでのアクセス

桜もきれいな大斎原へ東京方面から電車やバスの公共交通機関を使ってアクセスするには羽田空港から南紀白浜空港へ飛び、そこから明光バスで約2時間20分、東京駅から名古屋駅まで新幹線で約100分、名古屋駅から新宮まで約210分、さらに新宮から熊野交通・奈良交通のバスで約90分です。

新大坂駅からはくろしおで紀伊田辺まで130分、紀伊田辺から明光バス、龍神バスで約120分です。また、東京の大宮、池袋からは新宮、勝浦まで高速バスが運行されています。

住所 和歌山県田辺市本宮町本宮
電話番号 0735-42-0735

熊野本宮大社と熊野古道見出し

桜もきれいな和歌山のパワースポット大斎原を訪れるならぜひ熊野本宮大社と熊野古道をも一緒に参拝するのがおすすめです。ユネスコの世界遺産にも登録されている熊野古道や熊野三山と熊野本宮大社についてもご紹介します。苦k真野本宮大社を含めた熊野古道や熊野三山などの和歌山観光はツアーなども沢山あるのでそちらを利用するのもおすすめです。

熊野本宮大社

熊野本宮大社は大斎原から徒歩5分程のところにあります。熊野神社の総本山にもあたり、社殿は国の重要文化財にも指定されています。本殿へ続く158段の石段の両脇には幟がなびき、杉の木立は悠久の時を感じさせます。石段の参道を上りきると正面には大注連縄が掛かる神門が迎えます。

熊野本宮大社の宝物殿には戦国時代の火災や明治時代の水害などを免れ、国や県の重要文化財に指定された貴重な宝物が収蔵されています。中でも熊野本宮并諸末社圖繒と言われる絵図は往古の様子がわかる貴重な資料です。

熊野本宮大社の参拝時間は8時から17時で宝物殿は9時から16時です。休業日はなく無休ですが、宝物殿は不定休となっています。宝物殿の拝観料金は大人300円、小人100円です。

住所 和歌山県田辺市本宮町本宮
電話番号 0735-42-0009

熊野古道

熊野古道は熊野三山と言われる熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社へと通じる参拝道の総称で、熊野参詣道とも呼ばれます。古代から中世にかけ本宮、新宮、那智の熊野三山の信仰が高まり多くの人が参拝し、蟻の熊野詣と例えられるほど多くの人が切れ目なく参拝した道です。

中でも田辺から熊野本宮に向かう中辺路は人気のコースで熊野古道のゴールデンルートとも呼ばれます。発心門王子から熊野本宮大社は2日間という短い時間で熊野古道を楽しむことができるのでぜひおすすめです。

熊野那智大社

熊野那智大社は熊野信仰の中心地として栄華を極め、今なお多くの参詣者が訪れる熊野三山のひとつです。467段に及ぶ石段の上に建つ6棟からなる社殿は標高約330mに位置し、夫須美神(ふすみのかみ)を御主神としてそれぞれに神様が祀られています。

伊弉冉尊とも言われる夫須美神は、万物の生成・育成を司るとされ、農林・水産・漁業の守護神、縁結びの神様としても崇められています。毎年7月14日には日本三大火祭りのひとつ那智の扇祭が行われます。

熊野那智大社の参拝可能時間は6時から16時半で参拝料金は無料です。宝物殿は8時から16時で入館料金は大人300円、小中学生200円です。アクセスは紀伊勝浦駅から熊野交通路線バス「那智山行き」で、約30分、終点バス停下車後徒歩15分です。車の場合は国道42号線より県道への入口より約25分、有料ですが駐車場もあります。

住所 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地6丁目1番地1
電話番号 0735-52-5311

熊野速玉大社

熊野速玉大社は夫須美・速玉の二神を祀る熊野神社の総本宮です。社宝1000点ほどを収める神宝館や天然記念物ナギの巨木が見どころで毎年10月15日・16日に開催される熊野速玉大社例大祭は、国の重要無形民俗文化財として指定されています。参拝可能時間は9時から16時、アクセスは新宮駅から徒歩18分です。

住所 和歌山県新宮市新宮1
電話番号 0735-22-2533

見どころいっぱいのパワースポット・大斎原に参拝しよう!見出し

Photo by cyesuta

いかがでしたでしょうか。見どころいっぱいのパワースポット大斎原は大鳥居と桜のコラボレーションや8月の盛大な八咫の火祭り、さらに展望台からの美しい景色が荘厳なおすすめの場所です。アクセスは少々大変な面もありますが、深い歴史のある和歌山のパワースポット、大斎原にぜひ足をのばして参拝してみてはいかがでしょう。

投稿日: 2020年1月24日最終更新日: 2020年10月8日

アイコン

RELATED

関連記事

アイコン

人気記事ランキング

アイコン

公式アカウントをフォローして最新の旅行情報をチェックしよう!


  • instagram
  • line

公式アカウントをフォローして
最新の旅行情報をチェックしよう!

旅行や観光スポット・グルメ・おでかけに関する情報発信メディア

©TravelNote