ベトナムと日本の時差は?
ベトナムと日本の時差は、2時間です。日本の方が進んでいますから、ベトナムが朝8時のときに日本は朝10時です。またベトナムは日本より国土面積が狭く、国土全体が逆「く」の字に曲がっていて、日本列島と結構似た形をしています。
時差が生じるほど東西に広くないため、日本と同じく国内では時差がありません。色々な都市で観光を楽しみたいときに嬉しいものです。
日本からのフライト時間やビジネスアワーもチェック!
ベトナム・日本間のフライト時間は、東京の成田空港や羽田空港からであれば6時間から6時間半程度です。関西空港からだと若干近いためフライト時間は6時間弱のこともあります。ただしビジネスアワーは少し日本と違いますから注意した方がいいことも。観光するときは、各施設のオープン・クローズ時間はしっかり調べていきましょう。
ベトナムの時差情報
ベトナムの観光で思い浮かべるのは、アンコール遺跡群やハノイ旧市街の都市情緒です。なんだか古い都市の情緒が観光のイメージで焼き付いているけれど、ベトナムって国内で時差が生じるほど広いのでしょうか?日本と比べてどれくらいの大きさなのだろうか?などなど考えている人は多いと思います。ベトナムへの飛行機の直行便がある日本の都市も、合わせてチェックしてください!
ベトナムと日本の時差は2時間!
ベトナムと日本の時差は、観光などで日本から行かれる方にとっては気になるところです。しかし心配は無用!ベトナムと日本の時差はたったの2時間なので、時差ボケはほとんど発生しないといっていいのです。ビジネスアワーが日本と若干違うので少しだけ注意が必要ですが、体の負担が少なくていいおすすめの観光地といえるでしょう。
ベトナムと日本の時差早見表
ちょっとうっかりして現地時間を勘違い!などが減るように、便利な日本時間・ベトナム時間の早見表を作ってみました。あちらに着く時間を見たり、観光スポットを回るスケジュールを作るときなどに参考にしてみてください。
あちらに着いたら、乗り継ぎで行く時はベトナムに向かう最後の飛行機の中で、手持ちの時計の針を2時間戻しておくと便利です。あちらで持ち歩く時計は、適度なタイミングで切り替えておいたほうが無難です。
ベトナム時間 | 0時 | 1時 | 2時 | 3時 | 4時 | 5時 | 6時 | 7時 | 8時 | 9時 | 10時 | 11時 |
日本時間 | 2時 | 3時 | 4時 | 5時 | 6時 | 7時 | 8時 | 9時 | 10時 | 11時 | 12時 | 13時 |
ベトナム時間 | 12時 | 13時 | 14時 | 15時 | 16時 | 17時 | 18時 | 19時 | 20時 | 21時 | 22時 | 23時 |
日本時間 | 14時 | 15時 | 16時 | 17時 | 18時 | 19時 | 20時 | 21時 | 22時 | 23時 | 24時 | 25時 |
ベトナムのタイムゾーン(標準時)
ベトナムのタイムゾーンは「UTC+7」。協定世界時から7時間進んでいる標準時です。UTC+0700と表記されることもあります。タイムゾーンの名前としてはICTといいますが、これは「インドシナ時間」の略です。
イメージ的に意外かもしれませんが、ロシアの一部地域、オーストラリアのクリスマス島、南極の一部もこのインドシナ時間に含まれます。この協定世界時は国内の標準時が変更されたときに変更になることもあります。
ベトナム国内に時差はある?
例えばロシアなどは東西に長く国土が広がっているため、端と端では10時間もの時差が生じます。しかしベトナムの都市から都市へ観光するときは、その心配は無用です。ベトナム国内では時差がありません。国土が南北に長く、東西の幅はむしろ日本よりも狭いくらいなので国内での時差は生じないのです。
ベトナムにサマータイムはある?
アメリカなどの国でおなじみのサマータイム。これがあると日本との時差も季節によってやや変わるのが面倒なところです。国土が広くて国内でも時差があり、それにサマータイムが加わると、あまり移動距離を大きくしにくいものです。
でもベトナムへ観光に行くときは大丈夫です。ベトナムではサマータイムはありませんので年間を通して時差の変化はありません。
日本からベトナムまでのフライト時間
ベトナムと日本。時差は無いにしても、飛行機のフライト時間は都市によってどの程度違いがあるのでしょうか?日本国内の都市から直行便はあるの?お値段はどのくらい?目的地に着くまでがややこしいもの。ベトナムは日本より西のほうに位置しているため、日本国内からのフライト時間は都市によって若干差が出ます。
日本からベトナムへ直行便がある都市は?
物価も安くて観光スポットも魅力的なベトナム。できれば交通費もお安く済ませられれば嬉しいものです。日本国内の都市からベトナムへの直行便はどの程度出ているのでしょうか。現在日本の空港では、羽田空港・成田空港・関西国際空港・中部国際空港・福岡空港・新千歳空港から直行便が出ています。
ただし、フライト時間は長くなりますがコスト面を考えると、中国や香港で1回乗り継ぎをしたほうがベターといえます。直行便でハノイまでだと、いろいろな予約サイトで比較しても8万円前後かかります。しかし、1回乗り継ぎをする便だと4万円台だったりサイトや時期によっては3万円台のこともあります。
直行便のメリットは、直行のためしっかり睡眠時間を取れるところです。これが乗り継ぎだと続けて睡眠をとれないということはあります。ただ同じ場所に長時間座り続けているのが苦手すぎる、あまり言葉の通じない中継都市で乗り継ぎする手間だって平気!という人は乗り継ぎで節約するのも手です。
成田からベトナムまでのフライト時間
成田空港からベトナムの都市へのフライト時間は、ハノイまでは約5時間30分です。ホーチミン市・ダナンまでは約6時間、直行便でかかります。ベトナム行きの便がある都市の中でも比較的北にある空港ですから、福岡などよりはややフライト時間がかかります。
ホーチミンまでの直行便は日に7便出ており、6万円台から航空会社によっては10万円台までと幅があります。乗り継ぎで最安の便は5万円台があります。
羽田からベトナムまでのフライト時間
羽田空港からベトナムへは、ホーチミン市とハノイまでは成田空港と同じフライト時間です。ダナンまでの直行便は約6時間10分かかります。乗り継ぎ便であれば、1か所経由で9時間50分の便から12時間25分の便もあり、2か所経由なら15時間超や20時間を超える便もあります。
名古屋からベトナムまでのフライト時間
名古屋市にある中部国際空港からベトナムへのフライト時間は、ホーチミン市までは約5時間55分、ハノイまでは約5時間半です。ダナンまでの直行便はありません。ダナンまでは1か所経由で約8時間20分の便から10数時間、20時間超の便までいろいろあります。
ホーチミン市までの直行便はベトナム航空で10万円台になってしまいますが、1か所経由で10時間以上フライト時間をとってもいいなら5万円台からチケットを求められます。
大阪からベトナムまでのフライト時間
大阪が最寄りの都市なら、ベトナムへは関西国際空港から行くことになります。関西国際空港から直行便のフライト時間は、ホーチミン市までは約5時間半、ハノイまではなんと約4時間35分、ダナンまでは約5時間15分となります。 ハノイ着であれば直行便でも往復料金で6万円台からチケットを求められます。
福岡からベトナムまでのフライト時間
この中で一番ベトナムに近い福岡空港。さすがに、フライト時間・運賃共にナンバーワンです。福岡に住んでいる人は幸せというものです。
福岡空港からの直行便は、ホーチミン市までは約5時間20分、ハノイまでは約4時間半となります。ダナンまでは直行便はありませんが、一番フライト時間が短い便で約8時間、最安の便でチケットは4万円台から求められます。
ベトナムの祝日とビジネスアワー
ベトナムの祝日は、日本よりも少ないです。日本には働いている人々の労働や「収穫」に感謝する「勤労感謝の日」、海の恵みに感謝する「海の日」など自然に対する感謝を表す習慣の日がありますが、そうした祝日はベトナムにはありません。ただし、1月1日のお正月と別に旧正月の数日間をお祝いする習慣があります。
ビジネスアワーは日本よりも早めですから、特に市場を観光したい場合はあまり朝ゆっくりしてはいられないこともあります。
ベトナムの祝日
ベトナムの旧正月は旧暦の日付で行われるため毎年日付が変わります。今年は通常5日間と決められている旧正月の期間中に土日があるので1週間連続の休暇となりました。
そのほかの祝日には、4月1日の雄王記念日、4月30日の南部ベトナム解放記念日、5月1日のメーデー(世界各地で行われる労働者の日)、9月2日の建国記念日があります。
ベトナムのビジネスアワー
日本のビジネスアワーで一番一般的なのは、9時から18時くらいですが、ベトナムで一般的なビジネスマンの就業時間は8時から17時です。日本より1時間早い時間帯です。
またビジネスアワーと一口に言っても、役所・郵便局・銀行だとさらに1時間から30分早い開始時間のこともあるようです。
一般的なオフィスのビジネスアワー
日本とだいぶ違うベトナムのビジネスアワー。一番一般的なのは8時から17時ですが、もちろん所によっては開始時間も遅く18時終業というところもあります。それに加えて日本と大きく違うのは残業がほとんどないことです。
家族との時間を大切にする習慣が色濃いこと、女性が共働きで子供の世話をしたり夕食の準備をしなければならないため残業が難しいことが多い、などの風土があるためです。また残業にかかる費用も日本に比べてかなり高く、企業の負担になるため企業側が残業を控えていることが多いのです。
役所・郵便局・銀行のビジネスアワー
ベトナムで日本へ手紙や小包を送りたいとき郵便局にお世話になったり、役所を利用することがあるかもしれません。公的機関のほとんどは土日は閉まっていますが、郵便局は週末も開いています。支店ごとに日曜日が営業していないこともありますので、行くなら平日に時間を取りたいところです。
博物館のビジネスアワー
博物館、もしくは美術館などの開館時間は7時から8時、閉館時間は16時から17時が多いです。朝の7時からというのは日本よりかなり早い印象ですが、お昼は2時間程度昼休みで「休館」のこともあるので、行きたい場所は前もって調べておいたほうがいいです。
また、定休日を設けている施設と年間通して無休の施設とありますので、日程にかみ合う場所を調べておきましょう。
市場のビジネスアワー
青空市場が観光スポットの一つであるベトナム。もちろんイメージ通り、市場のビジネスアワーは大変早く、午前5時くらいからたくさんの店が開店します。ベトナムの人々は比較的朝の早い人が多く、午前8時くらいまでに多くの品物が売れてしまう市場もあります。
しかし外国人向けのお店が多い市場もあり、そうしたところは観光客が観光をする昼間のほうがにぎわっていたりします。
雑貨店・マッサージ店のビジネスアワー
雑貨を売るお店の開店時間はというと、朝の開店はオフィスと同じく午前8時が多いですが、閉店はやや遅くて20時が多いです。
マッサージのお店は開店は同じ位ですが、23時から24時の閉店が多いです。ただし施術開始のラストオーダー時間に間に合うように気を付けたいものです。
ショッピングセンターのビジネスアワー
ショッピングセンターのビジネスアワーは、やはり観光客も来る場所のせいか開店10時、閉店22時というところが多いです。もちろんテナントのお店であれば各お店により違うこともしばしばです。
しかし食べ物を売っている売り場は、そこだけ朝8時や9時に開店というところもあります。やはりベトナムの地元民に合わせてのことと思われます。
レストランのビジネスアワー
飲食店でも、お酒を飲むところやカフェ、レストランなどは屋台や市場などよりも遅めの時間に開店します。大体10時から22時の営業のお店が多いようです。地元民で朝食を外で済ませる人々は屋台など大衆的なお店でとるのことがほとんどなので、そうしたお店は早くから開店することはないのです。
お酒を飲むところでも以前はあまり深夜遅くまで営業するところは少なかったのですが、最近は夜から営業、昼はカフェなどで夜は居酒屋というお店も増えています。
べトナム旅行で注意したいこと
物価が安く、歴史的建造物などの魅力的なスポットがあるベトナム。しかし治安面に関しては、他の多くの国と同じく日本ほどいいわけではありません。
気を付けたいこととしては、夜の一人歩きはもちろんのこと、観光で出歩く際のバッグはファスナーでしっかりと閉まるもの、肩に掛けられるものにすること。
また、フリーWi-Fiは限られたところにしかないので、いろいろなところで地図が見れるようにポケットWi-Fiを持っていくこと。海外旅行のためのポケットWi-Fiがありますので持っていく人が多いようです。
道中の移動に心強い味方がタクシーですが、ベトナムのタクシー運転手の人たちはお釣りの細かいお金を用意していない人がかなり多いです。細かいお金を用意して乗りましょう。
ベトナムの時差をチェックして観光を満喫しよう!
ベトナムに行きたいけど時差が大きいと嫌だな、と思っていた人、安心されたことと思います。これから旅などで行きたいなら、乗り継ぎの手間や飛行機の運賃をいかに節約するかも思案のしどころです。
ベトナムの観光スポットについて書かれた他の記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。 あなたの旅が、充実したものになりますように!
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