グアム旅行にはESTAが必要不可欠?
グアム旅行に限らず、アメリカの領土に入国する場合にはESTAが必要になりますが、たった数日のグアム旅行でもESTAは誰もが申請しなくてはいけないのでしょうか?グアムに限らず海外旅行に慣れている方ならそんなに苦にもならないESTA取得かもしれませんが、不慣れな方にとっては一大事です。今回はそんなグアムのESTA申請についてみていきます!
そもそもESTAとは?
グアム旅行に限らず、海外旅行に不慣れな方がまず気になるのは、このESTAというものが一体何なのか、という事かもしれません。
このESTAというのは電子渡航認証システムの事で、観光などの旅行を目的としてアメリカの国土へ入国する場合、ビザを申請しなくてもESTAという簡易的な認証システムで入国する事が出来るのです。
何日間のグアム旅行からESTAは必要?
グアム旅行を計画している方は、ESTAがいつから必要で、何日まで必要が無いのかどうかなどが気になるでしょう。
気軽に旅行に出かける事が出来るグアムでは、ESTAはグアム何日目の滞在から必要になるのかをご紹介いたしましょう。
グアムでESTAが必須なのは滞在46日から!
アメリカ本土に入国する場合は、ESTAは必要不可欠ですが、グアム旅行へ行く場合に必ずESTAを申請しなくてはいけない訳ではありません。
実はグアム旅行は45日までの滞在であれば、ESTAはなくても問題ないのです。しかしグアムに46日以上滞在する場合はESTAは必ず必要になります。
そしてESTAを申請すれば、ビザを持っていなくても最大90日間の間グアム旅行を楽しむ事ができます。
ESTAはグアム以外でも使える?
グアムの長期滞在の場合、必要不可欠になるESTAですが、これはグアムだけでしか使用する事ができないのでしょうか?
グアムはアメリカの国土ではありますが、アメリカの本土から非常に遠く、グアムとアメリカのESTAが同じなのかどうか不安になるかもしれません。
アメリカやハワイでも使える!
しかし、ESTAというグアムの長期滞在で必要なこちらのシステムは、アメリカの国土へ入国する際に必要な電子渡航認証システムです。
そのため、このESTAをグアム旅行のために申請したとしてもその後2年間有効で、この期間内にアメリカやハワイなどに訪れる際にも利用できるのです。
ESTAをとってグアム旅行に行くメリットは?
グアムに短期滞在の場合は必要のないESTAですが、短期間のグアム旅行では申請してはいけないという訳ではありません。
短期間のグアム旅行でもESTAを申請してもいいし、面倒ならしなくても良い、というスタイルになっています。では、短期間のグアム旅行では申請する必要のないESTAをなぜわざわざ申請していく人がいるのでしょうか?
それはもちろん申請する面倒くささよりも、メリットが勝ると感じる方がいるからです。では、グアム旅行でESTAを申請するメリットとデメリットをご紹介いたしましょう。
専用レーンが使えて入国審査が簡単!
グアム旅行へ行く際に、短期にも関わらずわざわざESTAを申請する方がメリットと感じている項目の第一は、何と言っても「専用レーン」の存在です。
ESTAの専用レーンは、非常に便利でおすすめです。グアムへ訪れた事がある方なら経験した事があるはずです。グアムの入国審査は非常に時間がかかります。
のんびりとした入国審査に加え、多くの観光客が同じ時間に到着するので、入国審査場は多くの人で溢れかえってしまうのです。
しかしESTAを申請してあれば、専用レーンが利用できますので、その人混みをくぐり抜けてあっという間に入国審査を終える事ができるのです。
I-736の記入が不要!
そしてESTAを持っているもう一つのメリットといえば、飛行機の中で渡される「I-736」というビザ免除システムの用紙に必要項目を記入する必要がないという事でしょう。
日本からの短時間のフライトの中で、用紙に釘付けになる時間が必要ないのです。フライトの最初から最後までリラックスして過ごす事ができておすすめです。
ESTAをとってグアム旅行へ行くデメリットは?
いいことばかりに感じるESTAの申請ですが、ではなぜESTA申請をグアム旅行の事前に行わない方がいるのでしょうか?
それは、人によってESTA申請のメリットよりもデメリットを先行して考えてしまうからかもしれません。
料金がかかる
グアムに行く際に便利なESTAは、実は料金が発生してしまうので、ただでは申請できません。
料金とは言ってもそれほど高いものではありませんが、料金のかからない「I-736」と比べてしまうと高い、と感じてしまう方もいるかもしれません。
ESTAを申請するためにかかる料金はアメリカドルで14ドル(日本円で1400円程度)です。専用レーンを使用して待ち時間を短く済ます事ができる料金が14ドルというのが、安いと感じるか高いと感じるかは、人それぞれでしょう。
1人の旅行であれば14ドルで済みますが、家族全員分となると少し気が引けてしまう方も少なくないでしょう。
ネット環境とクレジットカードが必要
ESTA申請を事前にしておけば、グアムの入国の際に専用レーンを使用できますが、そのESTAを申請するためには、インターネットを使用できる環境とクレジットカードが必要になってしまいます。
パソコンやスマホなどをいつも利用している方にとっては特に不便を感じないかもしれませんが、年配の方たちの中には「ESTA申請なんて面倒くさくて出来ない」「仕組みがわからない」という方も少なくないでしょう。
グアム旅行の際のESTAの申請方法は?
では続いて、グアム旅行の際に取得しておくと専用レーンが利用出て、便利でおすすめなESTAの申請方法をご紹介いたします。
初めてのグアム旅行、初めてのESTA申請という方は、少し緊張してしまうかもしれませんが、一度やってみればそんなに難しい事はありません。
ESTAの申請方法
まずはESTAの公式ホームページにアクセスしてください。日本からアクセスした場合は、大抵日本語での表記になっていますので心配いりません。
万が一違う場合は右上のボタンで言語の変換を行うと良いでしょう。そして「新規の申請をする」というボタンをクリックしてください。
申請したい人の個人情報を入力するフォーマットがありますので、それに従い間違いのないようにきちんと入力してください。
入力完了後に入力した内容をもう一度確認し、その後支払い画面に移動して支払いを完了すれば終了となります。
代行会社に注意!
グアム旅行の際にあると便利なESTAですが、申請を代行してくれるという会社が存在します。しかしこちらのサイトは非常に高額な値段を支払わなければなりませんし、結局公式ホームページと同じ内容を入力しなくてはなりませんので結局代行を頼む意味もありません。
自分でESTAの申請を行えば料金は1人につき、たったの14ドルですみますが、間違って代行会社に頼んでしまった場合は、1人あたり50ドルから80ドルという高額な値段を取られてしまいます。
こう言った代行会社のサイトは非常に公式サイトに似せて作られていたりしますので、騙されないように気をつけてください。
公式のホームページのアドレスには「.gov」というGovernment(政府)の略が必ず入っていますので、注意してみるといいでしょう。
ESTAをとって気軽にグアム旅行に行こう!
日本人にとって、ハワイよりも身近で簡単に旅行に行けるグアムですが、ESTAがあればグアム旅行がもっと快適になるはずです!せっかく短時間のフライトでグアムに着くことが出来ても、入国審査で時間を大幅に取られてしまっては、大切なグアム滞在時間が減ってしまいます。ぜひグアム旅行の前にESTAを申請して、快適な旅を楽しんでみてください。
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