箱根のキャンプ場人気ランキングTOP7！コテージ完備のおすすめ施設も！

気候が温かくなってくると、キャンプ場などでアウトドアを楽しみたいという気分になってきます。子どもも大人も、そしてペットも楽しめるおすすめキャンプ場はあるのでしょうか。そこで箱根の人気キャンプ場のランキングと、そのおすすめポイントについて紹介します。

箱根は観光地としてもよく知られており、また豊かな自然に恵まれています。ですから箱根周辺のキャンプ場に行くと、その豊かな自然を丸ごと体験できることになるので、充実したアウトドアライフを楽しむことができるという面があります。

最近では、あまりキャンプ場に行ったことがない方でも手軽に体験できるコテージが完備されたところや、ペットを一緒に連れていけるところもあり、キャンプ人口も広がりつつあります。

一般的に箱根に観光に行くという場合、公共交通機関を利用してアクセスする方が多いのではないでしょうか。箱根は観光スポットなので、公共交通機関の便もよく、東京などからもアクセスがしやすいというメリットがあります。

一方、キャンプ場に行く場合は、車を利用してのアクセスが多くなるのではないでしょうか。車の場合も箱根は東名高速道路「御殿場」ICを始めとして、複数のバイパスが箱根を取り囲むように走っており、それらを上手に利用することでキャンプ場まで楽にアクセスすることができます。

ただ、キャンプの時期は季節もよく、観光シーズンでもあるので、予定よりも時間が多くかかる場合があります。早めに出発してキャンプ場に早めに着くようにすると、ゆったりとアウトドアを楽しめるのでおすすめです。

それではさっそく、箱根の人気キャンプ場のランキング7位から5位を紹介していきましょう。このあたりにランキングしているキャンプ場は箱根中心から少し離れていたりするところもありますが、それだけに豊かな自然を存分に楽しめるということで人気の高いキャンプ場です。

箱根のキャンプ場を紹介するところで、いきなり「函南町」という名前が出てきて疑問に感じる方もいるかもしれません。ここは箱根の隣町で、箱根(函嶺の別名がある)の南にあるという意味でつけられた地名であり、箱根の秘境キャンプ場として知られます。

秘境とはいうものの、町が運営しているキャンプ場で、森の深い場所にありますが、設備はしっかりしており、主として町の方たちによって利用されているようです。

「函南町役場木立キャンプ場」のメリットは何といってもその料金にあります。あくまでも函南町という公営の施設なので、利用料がかなり安く、数百円で宿泊が可能です。テントなどを借りても2000円台で済むという安さです。しかも町の人はその半額で利用できるそうです。

また、函南原生林に続く森の中にあるキャンプ場なので、豊かな自然を体験したい方にもぴったりです。オートキャンプはできませんが、施設も一通り整備されているので、その点でも安心です。

「函南町役場木立キャンプ場」は国道1号線で箱根越えをする途中にあります。かなり深い森の中にあるので、ナビなどを確認してアクセスすることをおすすめします。利用できるのは4月20日から10月31日までと短いので注意してください。

また、「函南町役場木立キャンプ場」は2020年2月現在、キャンプ場までの道路が通行止めとなっており、安全が確保されるまで営業休止しています。2月は時期的にも利用期間外なので、利用期間になったあたりに確認してから計画を立てることをおすすめします。

「須雲山荘バンガロー」は神奈川県足柄下郡箱根町にある、まさに箱根そのもののキャンプ場です。須雲川という川のほとりにあり、山荘風のバンガローが並んでいます。立地が川のほとりということで川遊びなど、アウトドアライフをゆったり楽しみたい方におすすめしたいところです。

「須雲山荘バンガロー」は川のすぐそばにあり、マイナスイオンにあふれているという点がおすすめのポイントです。バンガローのほか貸し別荘もあるので、その時の状況により選ぶとよいでしょう。川は子どもでも安全に遊ぶことができます。

またバーベキュー用品などのレンタル、キャンプ用品の販売もあるため、それらをうまく利用することで、身軽にキャンプを楽しみたいというニーズにもこたえてくれます。しぜんたっぷりのところで森林浴やマイナスイオンをたっぷり取り入れたい方にはいいでしょう。

「須雲山荘バンガロー」は「御殿場」ICから27キロほど、車では45分ほどのところにあります。何といっても箱根町なので、箱根の観光スポットにも行きやすく、箱根観光と組み合わせて楽しむという方も多く見られます。

営業期間は4月中旬から10月末日までのシーズン営業となっています。キャンプ場にもお風呂やシャワーはありますが、箱根ということで近くにも温泉があるので、そちらを利用するのもおすすめします。

「ezBBQ COUNTRY」は神奈川県南足柄市にあるキャンプ場です。近くにはあの金太郎が産湯を使ったと言われる「夕日の滝」があります。そのためキャンプ場の裏手に川、夕日の滝、そして金時山と、近くに山、川、滝が揃っているキャンプ場として人気があります。

なお、2019年1月、キャンプ場の名前が「sotosotodays CAMPGROUNDS」に変更になっているので、こちらの名前でも確認をおすすめします。

「ezBBQ COUNTRY」のおすすめポイントとして挙げられるのは、やはり豊かな自然です。キャビンとテントサイトがあり、どちらも定員5名となっている上、ペットの同伴もできるため、家族みんなでたのしむのにぴったりです。

また、レンタル品が充実しており、バーベキューのセットもキャビンに備えられているため、ほぼ手ぶら状態で行ってもキャンプを楽しむことができるという点もおすすめポイントと言えるでしょう。

「ezBBQ COUNTRY」へのアクセスは東名高速道路の「大井松田」ICを降り、そこから「夕日の滝」を目ざして進んでいきます。約30分で到着となります。公共交通機関の場合は「新松田」駅もしくは「大雄山」駅からバスに乗り、「地蔵堂」バス停で下車、そこから徒歩で15分ほどです。

キャンプ場にはキャビンサイトとテントサイトがありますが、そのうちペット可はキャビンサイト1棟です。ペット連れで行く予定の方はその旨連絡し、ペット可のキャビンサイトを利用しましょう。

またキャビンサイトは車を横付けできますが、テントサイトは専用駐車場に停めるようになっています。

4位から2位にランキングしているキャンプ場はコテージなどの施設がより充実しており、キャンプ初心者の方でも楽しめるようなところが多いです。また、観光スポットが近くにあり、キャンプの前後に観光地巡りを入れてより楽しめるように計画するのにも便利なところが多いです。

「箱根園コテージキャンピング」は元箱根にあり、ホテルが営業しているキャンプ場です。キャンプ場といってもホテルが営業しているため、無料送迎バスなども充実していて、車のない方でも気軽にキャンプが楽しめます。駒ケ岳、大涌谷、強羅などへのアクセスも便利で、観光と組み合わせたい方にもおすすめです。

「箱根園コテージキャンピング」のおすすめポイントは何といっても充実した施設です。ロフトつきのコテージは室内はもちろん、トイレなども清潔であり、よく管理が行き届いています。コテージではバーベキューを楽しむことができますが、ホットプレートのレンタルのみなので、食材などは持ち込む必要があります。

また、コテージには一応シャワーもついていますが、敷地内にこちらを利用する方専用の屋根付き温泉があります。そちらが休止しているときは近くの温泉を無料で利用することができるため、温泉でのんびりという希望もかないます。

「箱根園コテージキャンピング」は「御殿場」ICから車で40分ほどのところにありますが、「小田原」駅西口からホテルの無料送迎バスがあり、それを利用してもアクセスできます。ホテルに荷物を送っておくこともできます。

チェックインは15時でチェックアウトは11時となっています。浴衣やパジャマなどはありませんが、コテージの中にアメニティやテレビ、保冷庫などは備え付けられており、ホテルのような感覚でキャンプを楽しむことができます。

「乙女森林公園キャンプ場第1キャンプ場」は静岡県御殿場市にあり、次に述べる第2キャンプ場とは向かい合った位置にあります。第1キャンプ場の方が古く、いわゆる林間サイトとなっています。またバンガローやロッジなどの設備があり、こちらの方が大規模かもしれません。

また、第1キャンプ場は林間サイトとなっている分森が近く、車もテントサイトに横付けして停めることができるため、便利がいいという点も人気となっています。どちらかというとキャンプに慣れている方におすすめです。

「乙女森林公園キャンプ場第1キャンプ場」は大きなロッジやバンガローなどがあり、ある程度大人数で利用する場合に便利な施設が揃います。またテントサイトでは空きがあればデイキャンプでの利用もできるため、手軽にバーベキューなどを楽しみたいという方にもおすすめです。

またキャンプ場の隣に「ごてんば温泉会館」という温泉があるほか、道路沿いにも温泉があり、それらを利用することができます。せっかく箱根に来たなら温泉に入りたいという方にも人気です。

「乙女森林公園キャンプ場第1キャンプ場」は次に述べる第2キャンプ場と静岡県道401号、国道138号をはさんで向かい合っています。住所が静岡県御殿場市で、「御殿場」ICを降りるとすぐにあるので、アクセスも便利です。ペットは連れて行くことはできません。

ただし、こちらのキャンプ場は3月1日から11月30日までの営業となっており、冬はキャンプをすることができません。冬にキャンプをしてみたい方は次に述べる第2キャンプ場を利用してください。

「乙女森林公園第2キャンプ場」は静岡県御殿場市にあります。御殿場市なので特にこちら側から箱根に来る方にはアクセスが便利で、箱根の外輪山の麓に位置しているため景色がいいのが特徴です。レンタル品も多い上、売店なども充実しているため、足りないものが出ても心配はいりません。

「乙女森林公園第2キャンプ場」の一番のメリットは、その景色の美しさです。静岡県側にあることもあって富士山が目の前に雄大な景色を見せてくれるロケーションはここならではといったところでしょう。また乙女峠までの「フォレスト乙女」というハイキングコースも整備されており、おすすめです。

3タイプのコテージとオートキャンプサイトがあるほか、管理棟には体験交流センターがあり、困ったことがあったらすぐに相談することができるのも安心感が高いです。敷地内ではありませんが、徒歩3分ほどの所に温泉もあります。

「乙女森林公園第2キャンプ場」は静岡県御殿場市深沢にあります。第1キャンプ場とは静岡県道401号、国道138号をはさんだ位置にあります。第1キャンプ場は期間が決まっていますが、こちらは通年で利用することができます。ペットは連れて行くことはできません。

この国道138号は乙女峠を越えるメインルートとなっており、箱根を車で観光する場合にもこのルートを通ると金時山や仙石原などにも楽に行くことができます。ハイキングにドライブにと、箱根を満喫したい方におすすめです。

箱根のキャンプ場で人気ランキング1位となったのは、芦ノ湖のそばにあるところです。芦ノ湖は箱根の観光スポットの一つであり、きれいな湖畔の景色を楽しんだり、湖でのさまざまなイベントを楽しんだりしながら、合わせてキャンプもできるという点が人気の秘密のようです。

1位となった「芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ」は箱根の芦ノ湖の湖畔にある唯一のキャンプ場です。都心からのアクセスもよく、公共交通機関を利用してアクセスするのも楽ということで、キャンプ初心者の方でも利用しやすいキャンプ場となっています。

また、貸し別荘タイプのケビン棟は大人数での利用にも対応しているなど、サークルやグループなどでの利用も多く、一方でテントサイトの料金はリーズナブルに設定されているため、個人や家族連れの利用にも優しい点も人気です。

「芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ」が人気の理由は、やはり設備の充実にあります。初心者の方からキャンプに慣れている方まで、そのニーズに合わせて利用しやすい施設となっており、レストランなどの設備もしっかりしているため、手ぶらでもキャンプが楽しめます。

また目の前に芦ノ湖が広がるというロケーションも素晴らしく、豊かな自然の中で存分にアウトドアライフを楽しみたいという方には特に人気です。レンタサイクルで芦ノ湖周辺を巡るなどの楽しみ方も可能です。

「芦ノ湖キャンプ村 レイクサイドヴィラ」へのアクセスですが、車でも公共交通機関を利用しても便利です。公共交通機関の場合は「小田原」駅から登山電車、ケーブルカー、ロープウェイを乗り継ぐか、バスで「桃源台」停留所まで、そこから徒歩で10分ほどです。

車の場合は「御殿場」ICから乙女峠を越えるか、「箱根口」ICから仙石原を越えるか、どちらかのルートでのアクセスとなります。どちらもICから30分から40分で到着です。

また、こちらのキャンプ場は通年で利用でき、特に冬は料金が安く設定されています。ロケーションもいいので、少し暖かくなってきたら考えてみてはいかがでしょうか。

観光スポットとして知られる箱根には、その周辺にいくつかのキャンプ場があります。箱根の豊かな自然をのんびり楽しみたい方には、箱根観光とキャンプの組み合わせはおすすめです。それぞれ営業期間や特徴があるので、ぜひこれらのキャンプ場でアウトドアライフを満喫してみてはいかがでしょうか。