萩市観光協会のお墨付き！おすすめ観光スポットや定番グルメも！

山口県の北部に位置する萩市は、歴史・文化・自然など見どころいっぱいのまちです。1604年に毛利輝元が萩に開府して以来、約260年にわたり萩藩36万石の城下町として栄え、現在も当時の町並みや歴史的遺産が残されています。

幕末には吉田松陰をはじめ、高杉晋作、伊藤博文など萩出身の志士が活躍したことから"明治維新胎動の地"としても有名です。2015年には「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産にも登録されています。

観光スポットとしては歴史的遺産はもちろん、日本海に面した地域に点在する絶景スポットなども人気です。萩市のおすすめ観光スポットやグルメをチェックしていきましょう！

まずは萩市で外せない定番の観光名所をいくつかご紹介します。城下町として栄えた当時の様子を想像したり、幕末に活躍した偉人たちの功績を学んだりして萩ならではの観光をお楽しみください。

萩市観光の定番といえば、萩城城下町の散策です。旧萩城の外堀から外側に広がる城下町は、碁盤目状に区画され、中・下級の武家屋敷が軒を連ねていました。

現在でも当時の面影が残っており、白壁となまこ壁や黒板塀の美しい町並みが訪れる観光客を魅了しています。城下町周辺には、萩焼を扱うお店やお土産店、古民家カフェなどもあるので散策途中に気になるお店に立ち寄りましょう！

萩市には吉田松陰に関する観光スポットが点在していますが、その中の一つ「松下村塾」は幕末期に松陰が主宰した私塾です。身分や階級にとらわれず塾生を受け入れ、高杉晋作や伊藤博文など幕末維新に活躍した逸材を多く輩出したことで知られています。

多くの偉人たちが学んだ木造瓦葺きの平屋建ての建物は当時のまま保存されており、自由に見学可能です（外観のみ）。松下村塾は隣接する「吉田松陰幽囚ノ旧宅」とあわせて「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして世界遺産に登録されています。

「松陰神社」は言わずと知れた萩市の観光名所です。明治40年（1907）に吉田松陰を御祭神として創建された神社で、松陰ゆかりの史跡などが点在しています。

学問の神として信仰が厚く、遠方から合格祈願に訪れる受験生も多いです。境内の「吉田松陰歴史館」にある、松陰の生涯を20シーン70余体の蝋人形で再現した展示も必見。その他、神社宝物殿「至誠館」では松陰の遺品や"留魂録"なども見ることができます。

かつて萩藩の教育や人材育成の中枢を担った「藩校明倫館」。その跡地に建築され、平成26年3月まで授業が行われていた旧明倫小学校校舎が「萩・明倫学舎」として生まれ変わり、萩市の新たな観光名所になっています。

日本最大の木造校舎群を改修整備した建物で外観も見応えがあります。館内には「旧萩藩校明倫館展示室」や「世界遺産ビジターセンター」「幕末ミュージアム」など歴史を学べる展示が目白押しです。

また、萩市ならではのお土産を揃えたショップや萩の素材を使った料理を提供するレストランもあるので、買い物や食事もお楽しみいただけます。

萩市は歴史のまちとして知られていますが、豊かな自然にも恵まれており、自然の絶景が楽しめる観光スポットも点在しています。ハイキングやドライブなどに出かけて萩市の自然を満喫しましょう。

「明神池」は萩市の小さな火山・笠山の麓にある、パワースポットとしても人気の観光スポットです。笠山の溶岩と潮流の作用で海が埋め残した"かん水湖"で、岩の隙間からは海水が出入りしています。

池にはマダイ、ボラ、エイ、スズキなど多彩な海水魚が生息しており、天然の水族館とも呼ばれています。

萩市の国指定名勝地「須佐湾」にある須佐ホルンフェルスは、約1400万年前のマグマの熱の影響を受けて誕生したものです。

灰白色と黒色の岩が互層をなす雄大な光景は圧巻で、「日本の地質百選」や「21世紀に残す日本の風景遺産100選」にも選ばれています。遊歩道が整備されており、間近で断崖の見学が可能です。

萩市で絶景を楽しみたい方におすすめの観光名所が、北長門海岸国定公園の中心に位置している「笠山」です。標高112m、山頂には直径30m・深さ30mの小噴火口を持つとても小さな火山として知られています。

山頂の展望台からは萩市街地や日本海に浮かぶ島々を一望でき、絶景が広がります。「明神池」や一年を通して冷たい空気が流れ出す天然のクーラー「風穴」、約25000本のヤブツバキが自生する「笠山椿群生林」も合わせてお楽しみください。

「北長門海岸国定公園」は、山口県北端の萩市から下関市に至る海岸線を中心に指定された国定公園です。

約90kmに及ぶ海岸線は変化に富んでおり、日本海に浮かぶ島々など美しい風景が続きます。萩市街地から須佐湾辺りまでの眺めは特に美しく、～展望スポットも設けてあるのでドライブ中に立ち寄ってはいかがでしょうか。

萩市には観光名所めぐりの合間に立ち寄ってほしいおすすめのグルメスポットもたくさんあります。人気の高いレストランやカフェなどで萩のグルメを堪能し、美味しい思い出もつくりましょう！

萩市の道の駅「萩しーまーと」は魚市場に直結しており、新鮮な海の幸や海産物・練り物製品などをリーズナブルな価格で購入できます。

海の幸以外にも萩市をはじめとした山口県産の農産物や夏みかん製品なども販売されており、観光客には萩の名物グルメ「蒸気まんじゅう」も人気です。

施設内にあるレストランでは、萩沖で獲れた新鮮な魚を使った海鮮丼やお寿司などを楽しめます。

「Kimono Style Café」は築120年を超える古民家を活用した、地元民にも観光客にも人気のカフェです。店内にはカフェコーナーはもちろん、萩焼や和雑貨を販売するコーナーもあり、買い物も楽しむことができます。

また、着物やゆかたのレンタルも行っているので、好みの着物を着付けしてもらって萩城下町散策に出かけるのもおすすめです。小物もすべて揃っているので特別な準備をする必要はありません◎

「萩焼会館」は400年の伝統を誇る萩焼に見て・触れて・楽しめる施設です。陶芸体験では「電動ろくろ」や「てびねり」のほか、手軽に楽しめる「絵付け」なども選択できます。

お食事処「竹庭萩野」では和食膳からお寿司、山口県産牛、ふぐ料理など、美味しい萩料理を提供。萩焼の器も取り入れられており、視覚からも楽しめます。
※10名様から360名様まで／完全予約制

「ホトリテイ（畔亭）」は枯山水の日本庭園を眺めながら、ランチやカフェタイムを楽しめるカフェです。萩焼の器で食べられるランチプレートや自家製スイーツ、こだわりのコーヒーやカフェラテなどを提供しています。

隣には敷地内の蔵を改装した「アイリッシュパブSam's」もあるので、お酒を飲みたい方は是非そちらもチェックしてみてください。本格的なDraft Guinnesを楽しめます。

いかがでしたでしょうか？城下町の風情あふれる萩市では、歴史ある町並みや自然の絶景など魅力的な観光スポットが目白押しです。

世界遺産登録5周年を迎える萩市では、訪れる観光客に萩のまちにある心を感じてもらいたいという思いを込めて萩観光キャンペーン「日本の志（こころ）がここにある。」を実施しています。（2020年1月～12月）

大切に受け継がれてきた先人の志を感じながら、萩市での観光をお楽しみください。萩市のより詳しい観光情報は以下のボタンからチェックできます◎