平和台公園に家族でGO！アスレチックやグルメスポットにアクセスや駐車場は？

平和台公園は春には桜などのお花見、秋には紅葉狩りができ、一年を通して植物が園内を彩ります。西側の県民広場はどこからも出入りが自由な芝生のある広い空間になっています。子供たちが喜ぶアスレチック広場や、草スキーができる大滑り台などもあります。スポーツだけでなく、美術館や図書館、劇場までも兼ね備えた文化公園です。

平和台公園は散歩道も整備されていて、自然と触れ合いながらのお散歩に最適です。緑の多い広い園内を、噴水やモニュメントを眺めながら、歩いているだけでも心と体が癒されるようです。管理事務所で公園マップがもらえます。そんな平和台公園についてグルメスポットも合わせてご紹介いたします。

平和台公園の中心にある平和台公園のシンボルの「平和の塔」は、1964年の東京オリンピックの時に聖火リレーの第2スタート地点となった場所です。「平和の塔」は「八紘之基柱（あめつちのもとはしら）」が正式名称です。塔に刻まれている「八紘一宇」という言葉は、「世界を1つに」というような意味だそうです。

また同時に「八紘一宇」は、日本のアジア侵略を正当化するために使われた言葉でもあるようです。それからネガティブなイメージがついてしまったので、塔の正式名称は「平和の塔」に改められました。実は平和の塔の正確な歴史はあまり語られておらず、この文字の意味を知っている市民はほとんどいないそうです。

平和台公園のトトロの世界のような林の中に、400体のはにわと土偶のレプリカが並んでいます。ちょっと不思議な空間です。このはにわは、女性はにわ作家の女性が、日本各地で発掘されたはにわを再現し寄贈したものです。それを宮崎県が平和台公園に保存しました。はにわは様々なポーズや表情で、見ごたえあります。

苔むした森の風景に、はにわがいい具合にマッチングしています。まるで地面から生えているかのようなはにわを眺めながら歩くと、所々にあるはにわのまめ知識が書かれた看板があります。神秘的でシュールなこの空間は、パワースポットのような雰囲気を感じます。

平和台公園のアスレチック広場には、色とりどりの遊具があります。他では珍しいハンモック型のブランコや、幼児でも遊べる遊具がたくさんあります。アスレチックで定番のターザンロープも人気です。他には1つの遊具に多くの遊びの機能を取り入れたコンビネーション遊具もあり、幅広い年代の子どもたちが楽しめるスポットです。

「はにわ園」の隣の「こども広場」は、大きな木に囲まれているので、夏の暑い日差しを避けながら小さい子どもを遊ばせることができます。また、運動広場ではグランドゴルフやバトミントン、バレーボールなどのボール遊びも出来ますので、親子で身体を動かして楽しめます。家族で一日中楽しく過ごせます！

自然散策路もあり、いろんな遊歩道コースがあります。園内の「せせらぎ水路」沿いには、見晴らしの良い展望やぐらや野鳥観察所などがあります。池を眺めながらウォーキングができる池周遊コースもあります。ウォーキングが目的の人は歩きやすいシューズでお出かけ下さい。 お天気が良い日は、思いきり森林浴を楽しむこともできます。

平和台公園といえば、「草スキー！」と言われるほどこの大すべり台は人気があります。長さ32メートルの大きいすべり台に、人工芝を敷きつめた草スキー場です。家族で楽しめるのがうれしいですが、もしかすると親の方がはまってしまうかも知れない楽しさです！そりは各自で持参して下さい。

平和台公園のはにわ園近くの「せせらぎ水路」では、5月上旬から下旬までホタルが見られるスポットでもあります。せせらぎ水路の奥の方に数はそう多くはありませんが、ゲンジボタルとヒメボタルが棲息しています。静かな場所なので風情があります。鑑賞にお出かけの際は、懐中電灯を持参して下さい。

「コーヒー＆カフェ 待夢」は平和台公園の高台にある見晴らしの良いカフェレストランです。メニューが豊富で、お寿司やそば、丼ものもあり、お座敷やカウンター席もあるので、ひとりだけでも、家族で来てもグルメを楽しめます。店内では雑貨も販売していて、食事の後に観ることができます。もちろんカフェタイムでの利用もOKなグルメスポットです。

こちらの「オーガニックレストランsizen」も、平和台公園の中にあり、景色を眺めながら食事ができるバイキング形式のレストランです。料理やドリンクの種類がとて豊富で、時間制限もないのでゆっくり食事ができます。ランチもディナーもとてもリーズナブルで、和食からフレンチまであります。家族でワイワイバイキングも楽しいです。

「ひむか村の宝箱」は、オーガニックの調味料や無農薬の野菜やお米を使い、素材にこだわったグルメが自慢のお店です。 玉手箱弁当は500円で、おかずが日替わりです。また、お弁当箱を当日返却すると、50円の金券がもらえるそうです。その他、日替わりスーププレートもあります。お散歩途中に立ち寄ってみてはいかがですか？

ヤング食品が駐車場に止めたワゴン車で、販売しているホットドッグです。このホットドッグは平和台公園の名物になっていて、これをお目当てに来る人もいるほど大人気です。ウインナーの変わりにハムが入っているのが特徴です。ちょっと小腹が空いたら、このホットドッグは手軽に食べられて良いですね？

「うなぎ一福」ではリーズナブルな価格でうなぎが味わえます。メニューは丼物からお重もあります。うなぎは臭みが全くなく、ふわふわです。うなぎが苦手な人でも、食べられてしまうくらいとても美味しいです。アクセスは、JR日豊本線「宮崎神宮駅」から徒歩10分です。

レストラン「おぐら本店」は、チキン南蛮発祥のお店で人気店です！ 揚げ鶏の上には、たっぷりのタルタルソースがかかっていて、食欲をそそります。土日はとても混雑しますので、時間に余裕を持ってお出かけ下さい。アクセスは、JR宮崎駅西口から徒歩約15分です。

「宮崎牛鉄板焼ステーキハウス ミヤチク」は、その名の通り、最高級の宮崎牛が食べられるステーキ屋さんです。特選の宮崎牛は油がとても軽いのと、歯が要らないほど柔らかく、グルメな人をもうならせる味です。コースは、食べ放題の宮崎特産サラダやドリンクバー、ご飯、デザート付きです。アクセスは、JR宮崎駅からタクシーで10分です。

平和台公園は駐車場が3ヶ所あります。南側に第1駐車場、西側に第2駐車場、北側の運動公園の隣に第3駐車場あります。どの駐車場を使ったかによって、移動距離が違ってきますので、注意して下さい。第1駐車場はレストランが近く、平和の塔やはにわ館が目当ての人は便利です。小さな子供をつれて遊びに行く人は、第3駐車場がおすすめです。

第3駐車場に行くには、山形屋ストアの前の44号線を北に進み、ローソンの先を左折し平和が丘団地に入り、郵便局と幼稚園の交差点を左に曲がった先です。そこが子供たちの遊べる広場やアスレチックに、アクセスが良い駐車場です。駐車場の利用時間は、第1駐車場と第3駐車場は5時から22時まで、第2駐車場は8時半から17時までです。

アクセスはバス利用の場合は、宮崎駅東口から「平和台公園」行きに乗車し、終点の「平和台公園」下車します。所要時間は約30分です。宮崎駅からタクシー利用の場合は、約20分です。また、宮崎空港からは約35分です。 マイカー利用の場合は、九州自動車道「宮崎西IC」から約10分です。アクセスを確認してお出かけください。

平和台公園の楽しみ方は無限大です。アスレチック、運動広場、草スキーなど、家族で楽しめる施設が充実していますので、何度行っても飽きさせません。ゆっくり遊ぶなら、家族でお弁当持参でお出かけしましょう。ただし、フィールドアスレチック内は 飲食禁止ですので、注意して下さいね？是非、街中のオアシスにお出かけ下さい。