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バードコールの作り方や鳴らし方は?効果やおすすめアイテムもご紹介!

バードコールの作り方や鳴らし方は?効果やおすすめアイテムもご紹介!
投稿日: 2022年5月8日最終更新日: 2022年5月17日

バードコールはバードウォッチングでも大活躍する人気のアウトドアアイテムです。鳥を呼び寄せる効果も期待できるバードコールの作り方や鳴らし方、商品化されているおしゃれなバードコールなど、バードコールについて詳しくご紹介します。

バードコールの特徴・効果見出し

Photo byOldiefan

バードコールとは鳥笛とも言われるバードウォッチングにも最適なアウトドアアイテムです。野鳥好きなら一度は鳴らしたことがあるであろうバードコールは、もともとは狩猟用の道具として使われていたと言います。

現在では野鳥の観察に使われることが多いバードコールですが、その特徴と効果にはどんなものがあるのでしょう。

鳥のさえずりと同じ音が鳴る

バードコールは鳥のさえずりと同じ音が鳴ります。鳥とひとことで言っても色々な種類の鳥がいますし、鳥にはさえずりの他にも低い音域の地鳴きと言われる鳴き声もあります。

求愛行動や縄張り主張のために発せられる鳥のさえずりの周波数は2000~6000ヘルツで、バードコールはこの音域の音が鳴るように作られています

ちなみに、人間が最も聞き取りやすい音域は1000~5000ヘルツと言われているので、鳥のさえずりは人が聞きとりやすい音域と丁度重なっています

鳴らし方で音が変わる

鳥のさえずりのような音が出るバードコールは鳴らし方次第で音を変えることができます。木片とネジの組み合わせというシンプルな構造ですが、ネジを回す速度や力のかけ具合で音が変化します。また、使用する木片の木の種類によっても違った音が出ます

形は決まっていない

バードコールの音が共鳴する木片部分の形に特別な決まりはありません。木の枝をそのまま利用したシンプルな円柱型のものや、四角柱、卵型、涙型など大きさや形、色はもちろんですが、デザインも様々なものがあります。多くのバードコールは、鳴らしやすい手のひらサイズが一般的です。

おしゃれでインテリアにもなる

色や形、大きななど、様々なデザインが展開されているバードコールですが、シンプルでありながらデザイン性に優れたものは、とてもおしゃれなインテリアになります。

木片とネジという、もともと小物としてもそれぞれ存在感のあるパーツを組み合わせているので商品化されているバードコールはどれもとてもおしゃれです。鳴らすだけでなく、部屋の一角に飾っておくだけでもおしゃれなインテリアや癒しアイテムになります。

鳥が集まることもある

Photo byvalentinhintikka

バードコールはもともとは狩猟用として使われ、その後野鳥を呼び寄せ観察するためのバードウォッチングのアイテムとして発展してきました。しかし、現在販売されている多くのバードコールは特定の鳥のさえずりに合わせて作られているわけではありません。

初心者が、目当ての鳥を呼び寄せる効果を期待するのは難しいですし、そういった行為自体が鳥本来の生態系を乱すという議論もあります。

そうはいっても、バードコールを公園などで鳴らせば、鳴らし方次第で周辺の鳥が集まってくる効果もありますし、スズメはバードコールを鳴らし続けることで警戒心なく側にいたりするようです。

バードコールの材料見出し

おしゃれな商品が多数販売されているバードコールですが、実は自分で手作りすることも可能で、その作り方も比較的簡単です。

ぜひ鳥を呼び寄せる効果もある自分だけのオリジナルバードコールを作ってみてはいかがでしょう。普段DIYに馴染みのない方でも簡単にできるバードコールの材料をご紹介します。

木材

バードコールの作り方として、本体部分になるのが木材です。実際のところ、木なら何でもOKで、森で拾ってきた枝や、DIYで余った木片などが利用できます。近くにない場合は100均でも購入することができます。木材は木の種類によって材質の柔らかいものと硬いものがあります。

一般的にはマツ、スギ、ヒノキなどの針葉樹は柔らかく、さくら、ナラ、カエデなどの広葉樹は硬い木として分類されますが、広葉樹の中でもカツラやサワグルミ、クスノキなどはスギやヒノキと同じ位柔らかく、アカシアやケヤキなどは広葉樹の中でも特に硬い種類になります。

バードコールを作る場合、あまり硬すぎる材だと加工に力が必要になり大変ですが、程よい硬さがあった方が鳥のさえずりの波長に合ったキレイな高音が鳴らせます。程よい硬さのある木材として、ナラやコナラ、ブナなどがおすすめです。

金属のネジ

Photo bymanfredrichter

バードコールの作り方でもうひとつ必要となる材料が金属のネジです。ネジはホームセンターや100均で販売されています。シルバーやゴールド、クロムなどの色があるので、作りたいバードコールのイメージに合わせたものを購入します。

また、ネジの大きさも色々あります。バードコールは音を鳴らす時に、ネジを細かく回します。ネジの大きさがあまり大きすぎるものや小さすぎるものは、回しにくくなってしまいます。

本体の木材部分とのバランスを考えながら、自分が回しやすいサイズで、先の尖っていないネジを選ぶのがおすすめです。

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バードコールの作り方見出し

バードウォッチングだけでなくインテリアとしても最適なバードコールの作り方をご紹介します。バードコールはシンプルな構造で簡単に作ることができます。親子で挑戦して一緒にバードウォッチングに出かけるのもおすすめです。

また、普段はあまりDIYに馴染みのない人でも気軽に作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。

①木材を切る

バードコールの作り方として、まず最初に手頃な大きさの木片を用意します。枝を拾ってきた場合は、のこぎりを使い、5cm程度の長さにカットします。

木材部分の形は決まっていません。加工するための道具があるなら、丸型でも四角でも、三角でも、自分好みの形にしてかまいませんが、ポイントはよく乾燥した木材を使うことです。

乾燥していない木材を使うと、音の鳴り方がいまひとつだったり、乾燥した後に亀裂が入ったりしてしまいます。十分に乾燥した木材を選ぶようにしましょう。

②木材に穴を開ける

Photo byOpenClipart-Vectors

バードコールの作り方の次の段階は、木材にネジを差し込むための穴を開ける作業です。ドリルを使って木材に穴を開けますが、この時に使うドリルは、ネジの太さよりも0.5mm小さい径を選びます。

木材のちょうど中心部にドリルを使って穴を開けましょう。穴が斜めにならないように、真っすぐ下に向かって開けるのがポイントです。

③穴にネジを差し込む

バードコールの作り方の最後は、木に開けた穴にネジをねじこみながら差し込んでいきます。穴はネジよりも小さい径なので、力を入れてしっかりねじ込むようにします。

ネジを差し込んでいくと、木くずが出てくるので余計なくずを、口で吹いたり、手で払いのけながら、差し込んでいきます。最後に首から下げるための紐をネジの頭に通して完成です。

アウトドアシーンにおいて、枝そのものを使って作ったバードコールは、一度落してしまうと見つけにくくなります。紐を通しておけば、首から下げてアクセサリーにもなりますし、万が一落とした時にも探しやすくなるのでおすすめです。

バードコールの鳴らし方見出し

鳴らし方が比較的簡単なバードコールは、既製品でも手作り品でも、どちらもネジが木片と摩擦を起こすことで音が出るという単純な仕組みです。

音を出すだけなら、子供でも簡単に鳴らすことができます。バードコールの鳴らし方について説明します。

ボトルネジを回せば鳴る

バードコールはボトル部分の木材に差し込んであるネジを回せば簡単に音が鳴ります。右回転で回したり、元に戻したり、また反対に回したりと、繰り返すことで、まるで鳥が鳴いているかのような音を出すことができます。

上手に鳴らすにはコツが必要

バードコールは音を鳴らすだけなら誰でも簡単にできますが、上手に鳴らすにはコツが必要です。強く圧をかけながら回したり、素早く回したりと、回し方ひとつで音の高低や鳴り方が変わってきます。

また、野鳥観察のために野鳥を近くに呼びよせたい場合などは、より鳥のさえずりに似せたリズムで鳴らすことも重要になってきます。

バードコールは、ただ単に鳴らすことは簡単ですが、目的を持った鳴らし方やキレイな鳴らし方にはコツが必要なアイテムです。

鳴らし方のコツは動画でも紹介されています。最初はネジが回しにくい場合もあるので、一度ネジを取り外します。ネジを少し回し入れ、木材部分を回してみましょう。

摩擦で木材の部分が焼けて硬くなると音が出やすくなります。音が出るようになったら、鳥の真似をして音を鳴らしてみましょう。ここまで出来ればバードウォッチングにも役立ちます。

繁殖期に鳴らすのはマナー違反

フリー写真素材ぱくたそ

鳥はメスに自分の存在をアピールしたり、縄張り範囲を示すためにさえずると言われています。ですから、バードコールが手に入ったからといって、いつでもどこでも鳴らしていいという訳ではありません。

日本では5~6月にかけてが鳥の繁殖期になります。この時期にバードコールを鳴らすのは鳥の繁殖行動を妨げることになり、マナー違反です。バードコールを使ったバードウォッチングは適正な時期に行いましょう。

おしゃれでおすすめのバードコール5選見出し

バードウォッチングで効果を発揮するおしゃれなバードコールをご紹介しましょう。作り方でも紹介したように、自分でも簡単に作ることができるバードコールですが、こだわりの素材やデザインで作られた商品化されているバードコールはとてもおしゃれです。

インテリアとして自分用にひとつ持っているのも、誰かにプレゼントするのもおすすめ。気になる人気のバードコールを詳しくご紹介します。

スズキ バードコール CN.52211

スズキ バードコール CN.52211は、音にこだわった楽器メーカーの作ったバードコールです。メープル材を使ったキレイな仕上がりで、衝撃や摩擦にも強いのが特徴です。触り心地も良く、真鍮素材を使っているので高級感もあり、インテリアにもおすすめです。

中心から二つに分かれていて、片方の握り部分を押し付けて回すことによってかわいい音を発することができます。まるで小鳥の鳴き声のような高音は、力のかけ具合や回す速さによって色々な鳴き方を再現することが可能で、鳥を呼び寄せる効果もあります。

外寸のサイズは、幅2cm、奥行2cm、高さ8.5cm重量は30gです。松ヤニが付属され、音が出にくくなった時には摩擦部分に塗ることで効果が発揮され、本来の音が取り戻せます。

オーデュボン バードコール

オーデュボン バードコールは、アメリカの有名な自然環境保護団体であるオーデュボンのバードコールです。昔ながらのオーソドックスなデザインが魅力で、軽くねじるだけで鳥のさえずりのような音を出すことができます。

初めてのバードコールにはおすすめの商品で、バードウォッチングを楽しみたい人やバードウォッチング仲間へのプレゼントにも最適です。

輪になっている金具の部分にはひもを通して首から下げることもできるので持ち歩きにも便利です。サイズは5.2cmで、重量は18gです。カラーはレッドとウッドがあります。松ヤニは別売りですが、音が鳴りにくくなったら、摩擦部分に塗ることで効果がでます。

プレイウッド バードコール WH-71 S

Photo byClaradoodlaK

プレイウッド バードコール WH-71 Sは、ネックレスとしてもおしゃれな品のあるおすすめのバードコールです。プレイウッドは、有限会社バロックミュージックが製造販売を手掛けるパーカッションアイテムのブランドで、ドラムスティックやカホンなど、世界中のプレーヤーが愛用しています。

初めからデザインの中に長い紐が組み込まれているので、すぐにネックレスとして使用できます。ナチュラルな木を使い、サイズは幅1.6cm、高さ8cm、紐を含めた全体の長さは56cmです。

ドレクセル バードコール 木 カラー DR742

ドレクセル バードコール 木 カラー DR742は子供へのプレゼントにもぴったりのかわいいデザインのバードコールです。

ドイツの小さな工房でひとつずつ手作りされていて、もみの木の上にとまっている小鳥を回すことで音が出る仕組みになっています。こだわりのデザインで、他とは違うバードコールとしてぜひおすすめです。

実用的なバードウォッチングの他、部屋のインテリアとしてもかわいく飾ることができます。サイズは高さ8cmです。

エイアンドエフ JAMASAKURA バード コール

エイアンドエフ JAMASAKURA バード コールは、山桜の材を使ったどんぐり型のかわいいバードコールです。本革のネックストラップが付いて、本体部分も小さいのでネックレスとしてもおしゃれです。

ピューター金属と木材の摩擦音は、かわいい小鳥のさえずりそのものです。力の入れ具合や回転速度など、工夫次第で色々な音が出せるのでぜひおすすめです。サイズは6.5cm、2.3cmで重量は20g全体の長さは43cmです。

おしゃれなバードコールを以てバードウォッチングを楽しもう!見出し

Photo by DaPuglet

いかがでしたでしょうか。バードコールは作り方も鳴らし方も簡単なおすすめのアウトドアアイテムです。

おしゃれなバードコールはインテリアにもなり、首から下げればちょっとしたアクセサリーにもなり、おすすめです。ぜひ鳥を呼び寄せる効果もあるおしゃれなバードコールを以てバードウォッチングを楽しんでみてください

投稿日: 2022年5月8日最終更新日: 2022年5月17日

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