ドリフトスケートの乗り方やおすすめトリックを紹介
新感覚のスポーツとして幅広い世代から徐々に注目を集めている「ドリフトスケート」。ドリフトスケートは専用の販売店もあり、メーカーによって値段やデザイン、トリックのやり方が変わります。
今回はそんなドリフトスケートについて詳しくご紹介します。ドリフトスケートのメーカーや販売店をはじめ、乗り方や練習のやり方、トリックの種類などお伝えしていくのでぜひ参考にしてみてください。
ドリフトスケートって?
日本ではまだあまり知られていない新感覚のスポーツ「ドリフトスケート」。スケボーとは少し操作の違うドリフトスケートは、乗りこなすことでかなりかっこ良い動きを楽しめることで人気があります。
ドリフトスケートは小さい子供から挑戦することができるので、幅広い世代から人気があります。スケボーを行っている方も練習が必要なので、新しいスポーツに挑戦したい方におすすめです。
どういう道具?
ドリフトスケートはスケボーとローラースケートを足したような道具を使用したスポーツになり、新感覚の滑りを楽しめます。2つのローラーがセットされ、片方ずつの足で2つのスケートを乗りこなしていきます。
ドリフトスケートはスケボーやローラースケートとは身体の動かし方が違うので、難しいと感じる方も多くいます。分離したボードは片方ずつの足をうまく使用することで、前へと進むことが可能です。
ドリフトスケートは横ノリを経験した方なら、少しの練習ですぐに乗りこなすことができます。メーカーによってデザインは違いますが、ドリフトスケートの構造は一緒なのでまずは安いもので練習してみましょう。
ドリフトスケートは実は2011年には日本に輸入され、徐々に注目を集め始めています。今ではSNSで見つけてドリフトスケートを始める方も多く、いろんなトリックを挑戦できるので楽しいと評価が高いです。
ドリフトスケートの難易度はスケボーやローラースケートよりも高いと感じる方が多くいます。練習する際は、必ず周りに人がいないか、車が通らない場所か確認してから始めるようにしてください。
どこで買えるの?
アメリカで2005年から親しまれている「ドリフトスケート」。海外ではストリートスポーツの一種として販売店が多くありますが、日本ではどこで購入して良いのか迷っている方が多くいると思います。
先ほども紹介した通り、2011年には日本にもドリフトスケートが流行りだしており、それに合わせて購入できる販売店も増えています。今ではドリフトスケートと合わせてサポーターなど販売していることも。
ドリフトスケートはスケボーなど取り扱っている販売店で見かけますが、あまり種類がありません。また、スポーツ用品店では店舗によって取り扱っていないので、事前に問い合わせておくのがおすすめです。
確実にドリフトスケートを手に入れたい方は、通販サイトを利用するようにしましょう。海外からの輸入品を取り扱っていたり、子供用のドリフトスケートを販売しているサイトもあるのでチェックしておくのがおすすめ。
中でも「sab」というドリフトスケートのブランドが通販サイトにて種類豊富に販売されており、Amazonなど日本で主流の大手サイトにも登場しています。最近ではオークションにかけられていることも。
ドリフトスケートの乗り方は?
2つのボードを使用して進んでいくドリフトスケートは、見ているだけでは難しいと感じる方が多いです。乗り方をマスターするまで練習が必要になりますが、コツさえ掴めばいろんなトリックにも挑戦できます。
ドリフトスケートに慣れるためには、まず乗り方を研究しておきましょう。正しい乗り方はもちろん、経験者からの乗りやすい方法もあるので自分のドリフトスケートに合わせていろんな乗り方を試してみてください。
ドリフトスケートは難しい?
先ほども紹介した通り、ドリフトスケートはスケボーやローラースケートよりも難易度の高いストリートスポーツになります。分離しているボードの乗り方はコツがいるので、予め練習や動画で確認しておきましょう。
ボードが分離している上に、それぞれボードには2個のローラーがついているので少しでも間違えた乗り方をすると転倒してしまいます。また、片方がコロコロ転がってしまうので注意が必要です。
普段からスケボーやローラースケートを経験している方でも、ドリフトスケートは練習が必要な新感覚のスポーツになっています。油断していると大怪我に繋がるので、必ずサポーターなど用意しておきましょう。
見た目が似ているスケボーとドリフトスケートですが、乗り方や乗っているときの身体の感覚はまるで違います。違う筋肉を使用して進んでいくので、ドリフトスケートの乗り方を練習していくのがおすすめです。
両足の操作方法もまったく違うので、コツを掴むまでは片方ずつ練習していくようにしましょう。一気に両方の足で進もうとすると難しいので、ゆっくりとステップを踏んで乗り方をマスターしていきましょう。
ドリフトスケートで一番近い動きがスキーもしくはローラーボードになります。感覚は似ているので、スキーもしくはローラーボードを行っている方はコツを掴むのが早いと言われています。
ドリフトスケートの練習方法は?
操作方法の難しいドリフトスケートは、最初からきれいに乗れる方はまずいません。何日か練習を積み重ねていくことで、ドリフトスケートのトリックやスピードを出して進むことができます。
ドリフトスケートの練習方法はいくつかありますが、初めての方は基本的な練習方法で行っていくのがおすすめです。練習するときは危険のない場所、サポーターやヘルメットで身体の保護を忘れないようにしましょう。
乗り方をマスターする
ドリフトスケートを初めて乗る方は、まずボードへの乗り方をマスターしていきましょう。分離しているため1つずつアンバランスなボードの上に立つのが難しいので、まずはそのバランスに慣れていきます。
乗り方はまず、手をつける壁のある場所で練習していくのがおすすめです。2人以上で練習する場合は、手を取ってもらうようにしてください。手をつけたまま、まずはボードに乗って横移動していきましょう。
ドリフトスケートで横移動が慣れてきたら、横移動をしたままスピードをあげていきます。スピードをあげることでドリフトスケートの動きが違ってくるので、スピードのある動きに慣れていきます。
慣れたら勢いをつけたまま、壁から手を離していきます。手を離した状態で独立できるようにし、バランス感覚をつけていきましょう。バランスを取って滑り続けることができるように、何度か挑戦してみてください。
横移動で真っすぐと進んでいき、ある程度のスピードで長距離乗れるようになったらカーブへの練習に移ります。スピードをつけすぎると転倒してしまうので、スピードの付け方も同時に練習していきます。
カーブを曲がる
壁から離してある程度距離を行けるようになったら、いよいよ次のステップ「カーブ」の練習をしていきましょう。カーブは壁に手をつけずに行うようにし、カーブがマスターすればどんなトリックでも挑戦することができます。
カーブは真っすぐ進むよりも難易度が高いので、転倒してしまう方もたくさんいます。そのため、カーブの練習へ入る前に必ずサポーターなど身体を保護するアイテムを用意するようにしてください。
ドリフトスケートでカーブの時点で難しいと感じたら、専用のプロテクターを用意するのがおすすめです。コツを掴むのは難しいので、プロテクターを使用することで上半身・下半身の動きが分かりやすくなります。
ドリフトスケートのプロテクターはボードに乗る足部分と、ボードの設置面に挟むアイテムになります。挟むことで滑り止めの効果を発揮してくれるので、ドリフトスケート初心者の方におすすめのアイテムです。
足部分とボードの設置面で滑ってしまう方が多いので、滑りにくくすることで練習しやすくなります。まずは真っすぐ滑る、カーブを練習して慣れてきたらプロテクターを外してみてください。
コツを紹介
ドリフトスケートは難しいと言われていますが、コツはスケボーやローラースケートと一緒です。カーブはもちろん、助走の付け方もコツを掴めばドリフトスケートから降りなくてもスイスイと進むことができます。
左右の足をそれぞれ前後に動かしていくことで、ウェーブのようにきれいに進むことが可能。上半身のひねりを加えることで、その反動を利用して左右の足を前後に動かせます。
上半身のひねりはスケボーやローラースケートでも利用する動きになっているので、スケボーでも練習することができます。ドリフトスケートのコツはSNSであがっている動画でもチェックすることが可能です。
ドリフトスケートのおすすめトリック
ドリフトスケートの基本の乗り方をマスターしたら、トリックを覚えてかっこよく乗っていきましょう。基本的な動きができたらいろんなトリックに挑戦できるので、ドリフトスケートを楽しみたい方は必見です。
ドリフトスケートはトリックにもレベルがあるので、低いレベルのトリックから挑戦するようにしてください。順番にトリックをマスターしていくことで、難易度の高いトリックへも挑戦することができます。
①THE PUSHOFF
ドリフトスケートのスタートトリックとしておすすめの「THE PUSHOFF」。THE PUSHOFFはまず、両足をドリフトボードに乗せていきます。その後、片方の足を勢いよく進行方向へ突き出しましょう。
進行方向へ突き出すことでもう片方の足が反射でついてくるので、そのままドリフトボードが動いていきます。THE PUSHOFFはトリックの中でも初歩的な動きを利用しているので、ドリフトスケート初心者の方におすすめです。
THE PUSHOFFは両足をドリフトボードに乗せる必要があるので、足場の良いところで練習するようにしましょう。ドリフトスケートの初歩的な動きは、初心者の方がコツを掴みやすい動きとなっています。
THE PUSHOFFは壁なしで手をつかずにドリフトボードを動かせるので、さっとやることでかっこ良いスタートをきることはできます。必ず、基本的な動きをマスターしてから壁なしの練習を行うように。
THE PUSHOFFは進行方向へ足を突き出す必要があるので、進行方向に人や障害物がないかの確認も怠らないようにしましょう。原理を利用して、よりドリフトスケートをスムーズに乗りこなすようにしてください。
技のポイントは?
ドリフトスケートのトリックであるTHE PUSHOFFは、かっこよく決めるためにコツがあります。練習するコツとして、THE PUSHOFFを行う際は両足の足幅を広げすぎないように注意しましょう。
足幅を開きすぎてしまうと、残されている片方の足がついてこなくなってしまいます。前へ突き出す足の勢いを最大限利用するために、足幅を開きすぎないようにして近づけるように意識するのがおすすめ。
THE PUSHOFFには肩幅くらいの広さを意識して、足幅を広げていきましょう。ドリフトスケートはいつの間にか足幅が広がってしまうので、意識して取り組むのがコツです。
ドリフトスケートのTHE PUSHOFFはコツがもう1つ。それは前へ突き出す足のスピードです。あまりにスピードが早いと後ろの足がついてくる際に転倒してしまうので、速度に慣れるまでは注意が必要になります。
何度か行っていくうちに適度なスピード、足幅が身体で覚えるようになるので、ドリフトスケートをマスターしたい方におすすめです。ぜひ練習を始める前に動画など動きを確認しておきましょう。
②PROPELLING
ドリフトスケートをよりかっこよく滑るためのトリック「PROPELLING」。ドリフトスケートに乗る前に助走をつけるトリック方法になり、ドリフトボードの醍醐味的な動きとして練習しておきましょう。
ドリフトボードと足部分の接地面を前後に動かしていき、ウェーブさせながら前へと進んでいきます。同じ動きとして知られているのが「ブレイブボード」で、ドリフトスケートの基本の動きでもあります。
PROPELLINGもTHE PUSHOFF同様に基礎的な動きになっていくので、ドリフトスケートを練習する過程で覚えられるトリックとなっています。助走のスピードはドリフトスケートのメーカーによっても違います。
ウェーブ上に進んでいくことでドリフトスケート本来の動きを体験できるので、プロの方も練習しているトリックになります。何度か挑戦することで、不思議と身体がウェーブの動きを覚えてくれます。
技のポイントは?
PROPELLINGをうまく行うコツは「上半身」。ドリフトスケートは下半身のイメージが強いですが、実は上半身をうまく動かすことによってウェーブ上にきれいに前進することができます。
上半身のコツを掴むために、ドリフトスケートに乗る前に地面で上半身をひねる練習を行いましょう。上半身をねじる・捻るの練習をしていき、体幹であるお腹にぐっと力を入れることで下半身へも力が伝わっていきます。
この時点で足部分とボードの設置面が滑ってしまう方は、体幹があまりしっかりしていないことが多いです。そのため、体幹を鍛えることで上半身をうまくひねることが可能。
③FRONT SIDE 180
ドリフトスケートの応用編として注目されているトリック「FRONT SIDE 180」。FRONT SIDE 180はその名の通り180度回転するトリックで、決まればとてもかっこ良い技になっています。
ドリフトスケート初心者の方は少し難易度が高いので、中級レベルの方から挑戦するようにしてください。スケボーやスノボーでも似たような技があるので、やったことのある方はイメージがつきやすいです。
技のポイントは?
FRONT SIDE 180の技のポイントとしては、片足を軸にすること。FRONT SIDE 180の仕組みは片足を軸にすることで回転していき、動きとしては単純ですが分離しているドリフトボートで行うのは難しいです。
とにかくドリフトスケートで片方の足を軸にしておくことが難しいので、バランスを鍛える必要があります。誤って転倒してしまうことが多いので、サポーターやヘルメットを装着して練習するようにしてください。
FRONT SIDE 180をきれいに行うコツは、軸にしている足の膝を少しだけ落とします。落とすことで重心をしっかりととらえることができるので、ふらつきを抑えることができます。
軸にしていないほうの足は、少し浮かしておきましょう。遠心力をイメージして回転していくので、180度の回転を自然に行うために足の位置や動きを意識して行うようにしてください。
ドリフトスケートのおすすめのメーカー・販売店を紹介!
アメリカ発祥のドリフトスケートは、さまざまなメーカーから数種類のドリフトスケートが販売されています。ドリフトスケートのメーカーによってデザインや機能性が異なるので事前に調べておきましょう。
ドリフトスケートは販売店が限られているので、自分の気になるメーカーのドリフトスケートが販売されているお店を確認しておくのがおすすめです。販売店はオンラインで購入できるメーカーがほとんどです。
①誠創HAC
ドリフトスケートの販売店として注目されているのが「誠創HAC」。誠創HACはドリフトスケート以外にもさまざまな商品を取り扱っているショップサイトで、クリスマスなどイベントごとにアイテムが変わります。
誠創HACで販売されているドリフトスケートのメーカーは「LangBo」。エッジプロテクターが搭載されているので、足元が滑りにくく初心者の方が練習したいときにおすすめのドリフトスケートです。
3500円前後で販売されており、人気のあるメーカーなので早々に売り切れてしまうことも。ウィールの回転がきついなと思ったら、工具を使用して緩めることができます。
②Twolions Skate
シンプルでかっこ良い見た目のドリフトスケートを探している方におすすめのメーカー「Twolions Skate」。AmazonやYahooなど販売店も多く、アメリカでも有名なメーカーなのでおすすめです。
クッション性がしっかりとしているので、前進する際にスムーズに進むことができます。販売店にはドリフトスケートと1セットのツール、エッジカバー、バッグと便利なアイテムもセットになっています。
ドリフトスケートは乗り始めが良いとの口コミが多く、スムーズに進むので初心者の方も練習しやすいそうです。金属製の種類よりも軽く、持ち運びにもおすすめ。
③Tianyan
機動性・操作性・安定性に優れているドリフトスケートのメーカー「Tianyan」。日本でも有名なメーカーで、Amazonなど販売店も多く取り扱っているので幅広い世代の人から人気があります。
販売店によって値段は少しずつ変動していきますが、だいたい4000円前後で手に入ります。小型のボートが2つにわかれており、PU材質を採用しているので他のドリフトスケートより耐久性に優れています。
ドリフトスケートに大切な摩擦力をUPしているので、長い期間で利用したい方にもおすすめです。高強度のアルミ合金材質のプレートなので、転倒しても形が変形することが少ないと言われています。
ドリフトスケートをマスターして楽しもう!
アメリカ発祥のストリートスポーツ「ドリフトスケート」。ドリフトスケートは新感覚のスポーツになっており、販売店によって違うメーカーのドリフトスケートが種類豊富に販売されています。
ドリフトスケートは子供から大人まで乗りこなすのにコツが必要なので、楽しく練習しながらマスターしていきましょう。ぜひ、ドリフトスケートが気になる方は販売店で自分のスタイルに合う種類を購入してみてください。
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