USJにまつわる都市伝説があるって本当？その噂を徹底調査！

みんな大好き、USJ。明るく楽しいUSJにだって、怖い都市伝説があるのをご存知ですか?アトラクションにお札が…なんて怪談チックなものから、知っていたらちょっと楽しくなってしまう豆知識までご紹介します。あくまでも噂は噂、都市伝説なので、本気にしすぎませんように。

まずは怖い都市伝説をご紹介。USJのとある定番人気アトラクションにまつわるお話です。ある日、Aさんがそのアトラクションの行列に並んでいたところ、急に嫌な感じがして気分が悪くなってきたそうです。アトラクションが近くほどにおかしな感じは強まり、ついに自分の順番になりアトラクションに乗り込んでも気分がよくなることはありませんでした。

乗っている間も気分はどんどん悪くなっていきます。どうしよう…と思っているうちに、アトラクションは最後の目玉である急降下ポイントへ続くトンネルへ入っていきました。その時、突然アトラクションが緊急停止したのです。照明や音声も消え、なんらかのトラブルが発生したようでした。

「メンテナンスのトラブルが発生しました。今から非常口から退場していただきますが、このことは口外しないでください。」という内容の放送が入り、どうして口外してはいけないんだろう?と思っていたら照明が明るく点きました。普段は暗いのと、演出のフラッシュでよく見えなかったトンネルの天井をふと見上げると、そこには大量のお札、お札、お札…。

「お札が貼られているのはトンネル内ではなく、退避途中のバックヤード」であるとか、「暗いうちはお札が貼られていたが照明がつくと消えてしまった」などネット上でも諸説あり、かなり真偽のあやしい噂です。お札自体は悪いものではないですし、おそらくガセであろうと言われていますので、話のネタくらいにしましょうね。

続いて怖い都市伝説をご紹介。昼間は人でいっぱいで活気のあるニューヨーク・エリア11ストリートですが、夜はほとんど人気がなくなってしまうそうです。その場にいると体調不良になる人が現れたり、クルーが視線を感じることがあったりするなどの怖い噂が絶えないエリアです。

そんなニューヨーク・エリアですが、夜はライトがとっても綺麗で怖いどころか雰囲気抜群のエリアです。むしろ夜のUSJを楽しむなら穴場かもしれません。ちなみにこちらのエリアの建物は高いところほど窓が小さく、先が細く作られていて、実際よりも建物の高さを感じられるように作られている、なんて豆知識もあります。

ビートル・ジュースやドラキュラ、フランケンシュタインなどモンスター達が歌って踊る楽しいショー「モンスター・ライブ・ロックンロール・ショー」ですが、こちらにまつわる怖い都市伝説もあります。ゲストは気付けないのですが、存在しないはずの人物が混じって歌っていることがあるのだそう。

どうしてかというと、ロックンロール・ショーの建物が立っている土地はもともと戦時中に防空壕があったところだったという噂。USJの建設前の土地では自殺者が多かった…なんて噂も。確かめようがありませんので真偽のほどはともかく、なんだか信憑性ありげですね。

夢の国ではおなじみの隠れミッキーですが、なぜかUSJにも存在するという都市伝説があります。かなりわかりにくいのですが、ジュラシックパークで二匹の恐竜たちが奪い合っているシャツの名札がミッキーなのだとか。あえてこの名前にするのは、なにか意図がありそうです。噂ではUSJの悪ふざけと言われていますね。

ではUSJのキャラクターで隠れているものはないのか?ですが、どうやらUSJ全域で散りばめられたモチーフというのは無いようです。しかしキャラクターが隠れていることはあるようで、有名なのはスペースファンタジー内に「ET」が隠れているというもの。今はなくなってしまったETのアトラクション、こうして残っているのはちょっと嬉しいですね。

USJ内の建物は、基本的に映画に登場するものが再現されています。各エリアの映画はもちろんですが、お土産やさんはそれぞれ名作映画に登場した建物が忠実に再現されていて、知っている人はニヤリとしてしまうとか!街角の建物がこっそり名シーンのセットになっていることも。事前に映画を見ていくときっと楽しいですね。

例えば一番大きなお土産やさん「ユニバーサル・スタジオ・ストア」は映画「プリティ・ウーマン」で主人公達が宿泊していたホテル「ビバリーウィルシャーホテル」がモデルなのだそうです。「プリティ・ウーマン」はジュリア・ロバーツとリチャード・ギアによるシンデレラ・ストーリーです。

USJ内の飲食店である「ルイズN.Y.ピザパーラー」の内装は、映画「ゴッド・ファーザー」に登場するワンシーンをモデルにしたものなのだそうです!おそらく主人公が初めて銃で人を撃つ名場面のイタリアンレストランでしょうか。そのためか店内には大きなカメラが設置されていたり、BGMもしっかりゴッドファーザーのものが流れています。

ニューヨーク・エリアにある「アメージング・スパイダーマン・ストア」の建物は「ティファニーで朝食を」の名場面を再現したもの。オードリーがタクシーから降りて、ティファニーのショーウィンドウを眺めながらパンを食べているシーンの建物が忠実に再現されています。これはオードリーごっこがしたくなりますね。

ほかにもパーク内はよく見ると驚くほど細かく作り込まれています。例えばマンホールのフタにはそのエリアの街の名前が書かれています。またニューヨークエリアの地面のヒビも、1900年代初期を再現するためにわざと入れてあるのだそうですよ。芸が細かいです!

定番アトラクション「ジョーズ」に登場する「ホオジロザメ」、現在実際に確認されている最大のものは6mだそう。ところが映画に登場する怪物は全長8mという設定!このとんでもない大きさを表現するために、ジョーズのアトラクション内の建物は実際の大きさの約70%の大きさに作られているのだとか。ゲストはジョーズに気を取られてまず気づかないようです。

ジョーズのアトラクションの前に吊り下げられているホオジロザメの大きさも、ちゃんと全長8.5mに作られているそうですよ。USJができた時から大人気のフォトスポットですが、作り物とわかっていてもど迫力で尻込みしてしまいますね。

USJのちょうど真ん中に位置するラグーン湖ですが、湖底には手形がつけられているのだそうです。と言っても怖いものではなく、ここの建設に携わった人たちが記念としてつけたものだそう。またラグーン湖のコケは雰囲気を出すためにわざと付けてあるのだそうですよ。

スペースファンタジーの手前、ステージ22の壁にはここを訪れた芸能人たちの手形が飾られている、という豆知識です。隠れてはいませんが、知らない人も多いのではないでしょうか?「シュレック」で声優を務めた藤原紀香さんや楽曲が使われたドリカム、最近倖田來未さんの手形も増えたとか。好きな人がいたらテンション上がりますね。

USJの地下にはUSJ本社と通路がある!という噂ですが、これはテレビでも取り上げられたように事実だそうです。といっても広大なパークの地下がすべて会社というわけではなく、パーク入口付近の一部だけのようですが。

そして豆知識ですが、「地下」通路・本社と言いながら、普段私たちが遊んでいるパークは実は2階部分にあたり、本社は地上階、1階にあるようです。普通に遊んでいると気づかないですよね!またUSJ周囲にはスタッフ専用の通路がぐるりと通っており、スタッフ専用のバスが走っているとか。ハロウィン時期にはゾンビがたくさん乗っているそうですよ。

話のタネになりそうな、面白い都市伝説や豆知識を集めてみました。あくまでウワサですが、待ち時間の暇つぶしにはちょうどいいですよね。USJの思い出がすみずみまで楽しいものになりますように!