今話題の清澄白河で抑えておくべき観光スポット15選♪美術館&庭園やカフェ特集

江戸時代から続く下町情緒あふれる雰囲気をはじめ、現代風のおしゃれなカフェや観光スポットが点在している町「清澄白河」。東京でも有名な庭園や美術館も点在している観光名所になります。

今回はそんな清澄白河でおすすめの観光スポットをまとめてご紹介します。こちらの情報は2023年5月時点のものです。実際に行く前にお店の公式HPなどで最新の情報を確認しておきましょう。

清澄白河駅から徒歩5分、都内で初めての名勝に登録された庭園「清澄庭園」。清澄庭園は緑豊かな自然をはじめ、四季の花々が出迎えてくれる庭園なので清澄白河の癒しスポットとして人気があります。

清澄庭園は回遊式林泉庭園になり、江戸時代から続く造園技術を利用して作られています。清澄庭園は明治時代の実業家「岩崎弥太郎」によって土地を買い取り作らせたことでも有名です。

清澄庭園最大の見どころは、庭園の真ん中にある大きな池です。清澄庭園の池の周りには3つの島が構成されており、小高い丘のような築山が周囲に点在しています。

清澄庭園はなんと言っても四季の景色を楽しめる美しい庭園。足元は芝生になっており、サトザクラやショウブ、秋の時期には紅葉と日本の四季を体感できると多くの観光客に人気があります。

清澄庭園の営業時間は9時から17時までとなり、最終入園は16時30分です。定休日は毎年、年末年始のみとなっているのでいつでも気軽に足を運ぶことができます。

清澄庭園の料金は大人150円・シニア70円。都内に在学もしくは住んでいる学生は無料になるので、学生証を忘れないようにしましょう。清澄白河駅から徒歩5分とアクセスしやすいのも魅力的です。

現在の清澄白河がある深川は、江戸文化の栄えた町でした。そんな町を完全再現している観光スポットが「深川江戸資料館」。深川江戸資料館の館内は江戸時代末期の深川佐賀町の街並みが広がっています。

当時の生活ぶりや、町の風景はまるでタイムスリップしたかのような再現の高さ。入り口付近には無料で利用できる「第48代横綱大鵬顕彰コーナー」もあり、相撲好きな方にもおすすめです。

深川江戸資料館最大の見どころは、吹き抜けの部屋にある再現された等身大の江戸の町です。かつて下町と呼ばれていた清澄白河エリアの生活ぶりを体験でき、路地裏や神社について詳しく記載されています。

町民の暮らしていた長屋もあり、船着き場や八百屋、米屋など仕事ぶりも知ることができます。館内にはボランティアの方がいるので、より詳しく歴史について教えてくれると人気です。

深川江戸資料館の営業時間は9時30分から17時までです。定休日は第2・第4月曜日と年末年始になります。毎年2月・6月には臨時休館があるので事前に公式HPでチェックしておきましょう。

深川江戸資料館の料金は大人400円・小中学生50円です。清澄白河駅から徒歩2分でアクセスすることができ、実際に街中を歩きながら江戸時代の風景を楽しめます。

清澄白河の観光名所としても有名な「東京都現代美術館」。公立の美術館になり、現代アートだけを集めた珍しい美術館です。建物自体も美しく、アート好きな方に人気があります。

常設展はもちろん、現代アートに関するイベントも行っています。東京都現代美術館は子供もアートを楽しめる工夫が施されており、家族みんなで楽しめる観光スポットです。

広い建物の東京都現代美術館内には、美術館としてアート作品を楽しめるスペースのほかにも図書館やカフェが併設しています。子供も楽しめる「こどもとしょしつ」は地元の親子連れから人気を集めています。

清澄白河の町とタッグを組んだ展示会を開いているので、いろんな作品と出会える美術館です。館内だけでなく、東京都現代美術館を外から見るだけでも1つの作品に触れられたような気持ちになれます。

東京都現代美術館の営業時間は10時から18時までです。定休日は毎週月曜日と年末年始になっています。清澄白河駅のB2出口から徒歩5分でアクセスすることができます。

東京都現代美術館の料金は行っている展示会によって異なります。そのため、事前に公式HPでチェックしておきましょう。駐車場も約90台分のスペースが設置されています。

江戸時代、俳諧師として活躍した松尾芭蕉の記念館「江東区芭蕉記念館」。松尾芭蕉の作品はもちろん、日本に続く俳句の歴史について学ぶことができる観光スポットです。

松尾芭蕉の暮らしぶりや旅行記も展示されており、清澄白河でも穴場の記念館になります。松尾芭蕉ゆかりのある品物や俳句もあるので、気になる方は目を通しておきましょう。

江東区芭蕉記念館には展示室をはじめ、図書館や研修室も設置されています。外には緑豊かな庭園も広がっており、天気の良い日にはのんびりと散策することが可能です。

常設展示のほかにも、俳句に関するイベントに合わせた展示も開催しています。庭園には滝や芭蕉堂もあり、松尾芭蕉好きにはたまりません。清澄白河とは思えないほど静かなひと時を過ごせます。

江東区芭蕉記念館の営業時間は9時から17時まで、休館日は第2・第4月曜日です。庭園に関しては9時15分から16時30分まで利用できるので、時間帯に注意しましょう。

江東区芭蕉記念館の料金は大人200円・小中学生50円です。団体で利用すると割引料金となるので、事前に公式HPなどで情報を確認しておくのがおすすめ。

清澄白河には美術館のようなアート作品に出会える観光スポット「アンドーギャラリー」があります。日本や海外で活躍しているアーティストの作品を見ることができます。

アンドーギャラリーは美術館よりも空間を使って展示しているので、いろんな角度から作品を見られることで人気です。アートだけでなく、建築による美しさも感じられるのでおすすめ。

アンドーギャラリーは清澄白河で人気の東京現代美術館と同じ通りにあり、古い倉庫のような見た目をしています。空間を最大限利用して展示しているので、アートを身近に感じながら見ることが可能です。

エリアによってテーマがわかれており、じっくりと見ることでそのアートの素晴らしさがわかるとも。周辺にはカフェも点在しているので、ランチ後に足を運ぶのもおすすめになります。

アンドーギャラリーの営業時間は11時から19時までとなり、定休日は月曜・日曜、年末年始になっています。朝から混みあう傾向があるので注意しましょう。

アンドーギャラリーは無料で利用できる観光スポットです。清澄白河駅からアクセスできますが看板などはないので、事前に地図上で場所を確認しておくと安心。

清澄白河には有名な漫画「のらくろ」の作者・田河水泡の一生を見られる観光スポット「田河水泡・のらくろ館」があります。のらくろファンはもちろん、漫画好きにはたまらない空間が広がっています。

館内には田河水泡の人気作品「のらくろ」に関する展示物がたくさん。漫画資料や漫画を閲覧できる部屋を設けており、館内では自由に出歩いていろんな作品を見ることが可能です。

田河水泡・のらくろ館でおすすめなのが今では貴重な「のらくろ」の原画です。のらくろ以外のキャラクターも集まっているので、漫画好きにはたまらない展示物があります。

田河水泡が愛用していた書斎机をはじめ、仕事場の完全再現、旅先でのスケッチも展示されています。田河水泡の家族の寄付によって始まったこの記念館は、田河水泡の思い出が詰まった場所です。

田河水泡・のらくろ館の営業時間は9時から22時まで、休館日は第1・第3月曜日と年末年始になっています。清澄白河駅のA2出口から徒歩10分以内でアクセスすることができます。

田河水泡・のらくろ館の料金は無料です。館内にある施設を貸し出してほしいときは料金が発生するので、公式HPを確認しておきましょう。雨の日でも気軽に観光することが可能です。

清澄白河駅から徒歩5分の場所にある隅田川にかかる橋「清洲橋」。清洲橋は清澄白河でも絶景を楽しめる観光スポットになり、東京スカイツリーなど都内らしい景色を見たい方におすすめです。

清洲橋は国指定の重要文化財にも登録されている橋になります。現在でも車で通ることができ、近くには清住庭園も広がっているので清澄白河でゆっくりと散策したい方に人気があります。

清洲橋の景色は1日中いろんな表情を楽しむことができます。とくに夜には清洲橋はもちろん、周辺にある都内のビルや東京スカイツリーもライトアップされるのでロマンチックな景色を楽しめます。

日本で初めての自碇式鋼鉄製吊り橋としても有名で、建築的には現在でも貴重な存在です。ドイツ・ケルン市にある「ヒンデンブルグ橋」をモデルにしており、橋自体のデザインもかわいいと言われています。

清澄白河で人気の清洲橋は、24時間、いつでも景色を楽しむことができます。夜にはカップルが多く散策に訪れており、美しい夜景を撮影できると注目されています。

清洲橋はとくに料金もかかりません。自由に車で行き来することができ、地元の方の重要な交通手段でもあります。住宅街も広がっているので、夜に観光する際は騒音に気を付けましょう。

清澄白河でおしゃれな食器や家具、ファッションアイテムを取り扱っているお店「ババグーリ」。お店に生えている緑の蔦が隠れ家的雰囲気を出しており、素材にこだわったアイテムは人気があります。

ババグーリは清澄庭園のすぐ近くに本店があるので、観光がてら気軽に足を運ぶことができます。おしゃれな町、清澄白河ならではのアイテムが見つかるかもしれません。

ババグーリの店内にはハイセンスなグッズがずらりと並んでいます。多くの人がすべての品を見やすいように配置されており、ウィンドウショッピングもおすすめです。

ババグーリは同じアイテムでもデザインの違うグッズが並んでいるので、一点ものと出会えるチャンス。清澄白河に来た記念として自分へのお土産を購入していく方もたくさんいます。

ババグーリの営業時間は11時から19時まで、定休日は不定休です。急な臨時休業の可能性もあるので、必ず公式のSNSで確認しておきましょう。

ババグーリは清澄白河駅からすぐアクセスすることができます。アイテムによって値段が異なるので、その都度チェックしてください。

東京十社に数えられている由緒正しい神社「富岡八幡宮」。清澄白河駅から徒歩15分の場所にある神社になり、清澄白河周辺では古くから親しまれている場所になります。

富岡八幡宮で行われている例大祭「水掛祭り」では、お神輿を担いで清澄白河の町中を練り歩く一大イベントも開催されています。神社の境内では出店もあるので、幅広い世代から人気のあるイベントです。

富岡八幡宮の境内は、都心にある神社とは思えないほど神聖な空気に包まれています。木々に囲まれた参道は神殿のある場所まで続いており、地元の方の散歩コースとしても人気があります。

富岡八幡宮は戸勧進相撲発祥の地としても有名です。戸勧進相撲発祥の地は大相撲の元でもあり、歴代の横綱をたたえた石碑があります。記念碑には現代の横綱の名も刻まれており、相撲ファンの聖地です。

富岡八幡宮は24時間、いつでも参拝することができる神社です。年中無休で参拝するこができ、年末年始は毎年多くの人々で賑わっているので清澄白河へ初詣に訪れている方は必見。

富岡八幡宮は入場料などかからないので、実質無料で参拝することができます。もし御朱印など手に入れたいときは料金がかかるのでチェックしておきましょう。

深川のお不動様と呼ばれて親しまれている「成田山 東京別院 深川不動堂」。千葉県成田市にある、大本山成田山新勝寺の東京別院になります。体験修行もでき、写経・写仏がなど行われています。

おみくじや御朱印もあり、清澄白河で御朱印集めを行っている方にもおすすめの観光スポットです。平日でも地元の参拝客が多く、賑わっている神社でもあります。

成田山 東京別院 深川不動堂でおすすめなのが境内にある旧本堂。旧本堂は江東区の指定登録文化財に登録されており、外からのお参りはもちろん中まで入ることができる珍しい本堂です。

成田山 東京別院 深川不動堂には新しく建設された本堂もあります。漢字がたくさん書いてあり、これはお不動様のご真言と言われています。見た目も美しく、見るものを圧倒させている本堂です。

成田山 東京別院 深川不動堂は8時から18時の参拝時間となりますが、年末年始のみ24時間いつでも参拝可能です。御朱印やおみくじも8時から18時まで受け取ることができます。

清澄白河駅からは徒歩10分、最寄りの門前仲町駅からは徒歩3分でアクセス可能。参道にはカフェなどランチスポットもあるので、1日を通してのんびりと過ごせます。

清澄白河駅から徒歩15分の場所にあるお寺「法乗院」。法乗院は1629年創建の歴史あるお寺になり、別名「深川えんま堂」と呼ばれています。えんま様のありがたいお告げを聞けるお寺です。

えんま様以外にも境内には地獄極楽絵や曽我五郎の足跡石、初代豊田鳳憬の墓など見どころがたくさん点在しています。清澄白河へ訪れたなら足を運んでほしい観光スポットでもあります。

法乗院最大の見どころは日本最大の閻魔大王座像。お賽銭を入れると悩み事を聞いてくれると言い伝えられており、閻魔大王座像の前には嘘封じ・悪霊退散・交通安全など悩み事の賽銭箱が設置されています。

賽銭箱にお金を入れると、えんま様の助言が始まります。音声によって伝えてくれるので、昔からご利益があることでも有名。子供からお年寄りまで幅広い世代におすすめです。

法乗院の参拝時間は9時から17時まで、年中無休で利用することができます。地下鉄や清澄白河の街中を運行しているバスでもアクセスできるので調べておきましょう。

法乗院は基本的に無料で利用することが可能です。えんま様の助言を聞いたり、お守りを購入する場合はその都度料金がかかるので公式HPをチェックしてみてください。

清澄白河にある浄土宗の寺院「竜光院」。竜光院は1611年、雲光院塔頭として創建されたのが始まりと言われています。清澄白河で親しみのあるお寺になり、直書きで御朱印も書いてくれます。

竜光院は深川七福神巡りの1つでもあり、清澄白河で観光している方におすすめです。地元の方の憩いの場でもあり、境内には平日でも多くの人が集まっています。

竜光院でおすすめなのが立派な毘沙門像。毘沙門像は昭和11年に建設された毘沙門堂にて展示されていましたが、東京大空襲の際に残念ながら全焼しています。

今見ることができる毘沙門像は昭和49年に再建されたものです。それでも歴史を感じることができ、立派な建造物として清澄白河でも人気があります。

清澄白河駅のB2出口より徒歩10分ほどでアクセスすることができ、境内へは24時間いつでも入ることができます。御朱印は社務所に人がいるタイミングを狙いましょう。

竜光院へは基本的に無料で行くことが可能です。周辺には清澄白河でも有名なカフェやランチスポットも多く、散策がてら足を運べる人気のコースになります。

創建年は不明ですが、江戸時代にはすでに鎮座していたと言われている神社「正木稲荷神社」。正木稲荷神社は深川神明宮の摂社または末社とも言い伝えられており、神聖な空気の漂っている神社です。

正木稲荷神社は別名「万年橋稲荷」とも呼ばれており、梅暦や江戸名所図会等の書物にも登場します。正木稲荷神社の境内には柾木の大木があることでも有名。

正木稲荷神社は小ぢんまりとした神社ですが、1度境内に入ると歴史を感じる雰囲気に圧倒されます。境内にあったとされる柾木の果が腫れ物に効くと言い伝えられており、深川散策にピッタリな神社です。

正木稲荷神社ではかつて全快まで「蕎麦」を断ち、全快すれば「蕎麦」を献じて奉斎する信仰がありました。清澄白河駅からも徒歩でアクセスすることができます。

正木稲荷神社へは24時間、いつでも参拝することができます。残念ながら社務所がないので御朱印などもありませんが、清澄白河周辺で神社巡りをしている方におすすめです。

正木稲荷神社は無料で参拝することが可能。すぐ近くには隅田川も流れているので、川沿いを散策しながら見つけてみてください。

清澄白河周辺で大人気のランチスポット「深川宿」。深川宿は江戸前あさりを使用した「深川めし」の名店になり、江戸時代から愛され続けている味を堪能することができます。

深川宿はお土産やお弁当も購入できるので、テイクアウトでランチを楽しむことも可能です。清澄白河で人気の「江戸資料館」前に位置しており、観光の合間にランチを楽しみたい方におすすめ。

深川宿でおすすめなのがランチに人気の「深川めし」。深川めしはざっくりと切られたネギ、生のあさりを味噌で煮込みます。アツアツのご飯にかけて味わう料理になり、あさりは冷凍品を一切使用していません。

ランチではコース料理をはじめ、単品でも深川めしを味わうことができます。味噌は関東味噌と信州味噌を掛け合わせており、深川宿でしか出せない秘伝の味なので地元の方にも人気があります。

深川宿の営業時間はランチが11時30分から15時、ディナーは17時から21時までです。定休日は毎週月曜日となっており、ランチは混みあうので事前に予約しておきましょう。

深川宿の平均予算は、ランチで2,500円前後になります。男性でもお腹いっぱい味わえるボリュームになっているので、ぜひ1度味わってみてください。

清澄白河観光の休憩がてら立ち寄るのにピッタリなカフェ「ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェ」。コーヒースタンドブームで有名なカフェになり、清澄白河で美味しいコーヒーを味わうことができます。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェはおしゃれな店内ではもちろん、テイクアウトも対応。外観も白を基調とした建物なので、とてもきれいな作りです。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェではその季節に合うコーヒー豆を使用してコーヒーを作っています。限定のフードメニューもあるので、ランチとして足を運ぶ方も多いです。

このカフェではトレーニングラボも開催。コーヒーについての知識を増やすことができ、まさにコーヒー好きにはたまらないカフェになります。ランチ・カフェタイムと利用できるのが嬉しいポイント。

ブルーボトルコーヒー 清澄白河フラッグシップカフェの営業時間は8時から19時まで、年中無休で営業しています。座席数は47席あり、広々としているので大人数の利用にもおすすめです。

コーヒーやワッフルなど注文する内容によって料金は変動していきます。ランチやカフェなど食べたいもの、飲みたいものが決まっている場合は事前に公式HPをチェックしておきましょう。

東京都内で幅広い世代から注目されている観光スポット「清澄白河」。清澄白河は緑豊かな自然をはじめ、歴史やショッピングスポットなど自由なひと時を過ごすことができます。

清澄白河はおしゃれなカフェも多く、日々の疲れを癒したい方にピッタリです。ぜひ、清澄白河へ観光する際はこの記事を参考にしてみてください。