高雄夜市の時間は？おすすめの夜市でB級グルメの食べ歩きを満喫！

昼間でも活気のある台湾ですが、夜になるとあちらこちらで夜市が始まり、高雄の街もとっても賑やかになります。日本で言うところの「縁日」のような夜市では、地元のB級グルメから台湾グルメまで満載!食べ歩いても良し、テーブル席に座って雰囲気と一緒に味わうも良し。こちらでは地元でも人気で、観光客にもおすすめな夜市をご紹介します。

日本でも北海道と沖縄では名産・名物が異なる様に、台湾の南北では夜市グルメが異なります。台湾の中でも南国になる高雄では海産物がとても豊富です。その為夜市グルメでも大きなエビの串焼きといった海産グルメがリーズナブルに食べられます。また、バナナやマンゴー、パイナップルといったフルーツが豊富なのも特徴的です。

夜市によって営業時間は異なりますが、殆どの夜市が18時位から屋台の灯りが燈り、徐々に人々が人通りが増えてきます。22時にはピークの時間帯を迎え24時に閉店する屋台が多いです。中には深夜2時まで営業しているところもあるので、時間を気にせず楽しみたい方は夜市選びポイントにしてもいいかもしれません。但し、深夜の時間帯は治安にも不安がありますので、その点もご考慮下さい。

台湾の夜市には様々なB級グルメや地元のグルメがありますが、高雄の夜市に来たのなら食べておくべし「高雄の夜市グルメ」を3つご紹介します。お腹の満腹メーター具合によっても選べれる様に「食べ歩き」「メイン」「デザート」でピックアップしました。

日本の「縁日」や「道の駅」の人気グルメでもある焼きもろこしですが、ここ高雄でも人気です。日本でよく食べられている黄色のもろこし以外に、日本ではあまり見かけない白いもろこし(糯米玉米)もあります。夜市で見かけたら是非味わってみて下さい。

高雄の夜市では海産物が食べられるお店はたくさんあり、串焼きや鍋系も多く見かけます。中でも「海鮮粥」は地元民にも人気な夜市グルメです。お粥に入る海鮮も選べるので、好みでチョイスすると良いです。日本ではあまり見かけることのない「海鮮粥」をお試しあれ。

南国フルーツがふんだんな高雄では、パパイヤやマンゴー、パイナップルを使ったデザートがたくさんあり、夜市でも人気です。マンゴーのかき氷も有名ですが、氷が気になる方は「パパイヤミルク」がおすすめです。パパイヤが濃厚なので、飲み物というよりデザートに近い感覚です。

台湾の夜市で一番有名と言えば「六合夜市」です。日本のガイドブックでもほとんど掲載されているほどなので、目にした方も多いはず。高雄にある夜市の中でもどちらかと言えば観光客向けで、台鉄・高雄駅からも近く、駅出て中山路を直進したら10分というアクセスの良さです。

夜市グルメのパートでもご紹介した「焼きもろこし」や「パパイヤミクル」も、ここ「六合夜市」を歩いていたら見つかります。また、ここ「六合夜市」が観光客に人気の理由のひとつとして、歩行者天国になるという事です。ピークの時間帯ですと人のすれ違いもやっとな夜市もある中で、こちらなら広々で安心。

また、通りの所々にテーブル席が設けられていますので、歩き疲れたら椅子に座って一休みもできます。こちらでは観光客にも人気の夜市とあって深夜2時までお店を空けているところもあります。20時から22時のピークの時間帯を避ければもっとゆっくり楽しめるかも!ご参考になさって下さい。

高雄市街、漢神百貨から四維公園にかける自強二路沿いに屋台が並ぶ「自強夜市」は、50年の歴史を持つ老舗の夜市です。地元民に親しまれているこちらの夜市は「六合夜市」のように観光地化されてなく、道端に屋台が連なっています。

地元感が満載の「自強夜市」は、まるで伝統グルメのイベント会場のよう。昔ながらのアヒル肉のご飯、香り豊かで柔らかい豚足、台湾風肉団子など、どれもこれも試してみたくなるものばかりです。味に厳しい高雄市民の下を唸らせるグルメがたくさんの「自強夜市」は、地元の人にとって台所といっても過言ではありません。

「自強夜市」で人気のグルメは「白糖粿」です。揚げたお餅にピーナッツ粉かごまをまぶした「白糖粿」は食べ歩きにもピッタリ!小腹がすいた時におすすめです。こちらは100%もち粉を使用するというこだわりのお店。お餅の味もしっかりしているので是非味わってみて下さい。

夜市としては比較的道幅が広い「岡山中山夜市」は、他に比べると人出も多くないのでゆったりと楽しめます。人気の夜市だと、目的のグルメを購入するのにも1時間待ちというのもザラですが、こちらではスムーズにゲットできそうです。

「岡山中山夜市」では、台湾の定番である「葱油餅」をはじめ「臭豆腐」、「イカ焼き」「台湾ソーセージ」がリーズナブルに味わえます。また、おもちゃ等の小物類を販売する屋台や、ゲームの屋台もあって正に縁日そのもの!自分のお気に入りを見つけに足を運んでみては。

隣にある「金鑽夜市」と合わせると台湾最大となる「凱旋夜市」は、2013年にオープンした新しい夜市です。ひとつの夜市がおよそ9000坪、両方で18000坪にもなる夜市には連日多くの客が訪れています。

夜市の最寄り駅である凱旋駅からは徒歩でも10分ほどのロケーションですが、夜道の歩きは不安という方には凱旋駅の2番出口より無料シャトルが運行されているのでご安心を。もしも満員になっても、次の便が後ろに控えているので、順に乗車することができます。帰りもピストン運行しているので安心して夜市を楽しめます。

注意ポイントとして、こちらの夜市は平日営業を「金鑽夜市」と交互に行っています。毎週月・水・金は「凱旋夜市」ですので、訪れる際には曜日をご確認下さい。尚、週末の土日は両方とも営業しています。

先にご紹介した「凱旋夜市」と共に人気なのが「金鑽夜市」です。こちらは毎週火・木に加えて金曜日、そして週末土日の営業となっています。どちらも広大な敷地の中に碁盤の目のようにお店が配置されているので、人の行き来も便利です。

「凱旋夜市」「金鑽夜市」のいずれの夜市もフードエリア、衣料品エリア、ゲームエリアと分かれているのでとても分かりやすいのが観光客にも人気の理由です。また、夜市特有の心配ごととして「トイレ」がありますが、綺麗で明るいトイレが用意されているので安心です。

さらに、こちらの夜市では台湾B級グルメの宝庫です。臭豆腐や滷味(台湾風煮込み)はもちろん、酥大炸魷魚(特大イカの姿揚げ)や德式豬腳(ドイツ風豚足)も人気があります。値段もリーズナブルなものばかりなので、色々と試してみて下さい。

三多商業エリアに近い「光華夜市」は、別名に「観光夜市」を持つローカルな夜市です。観光客の姿はあまり見かけず、どちらかと言えば地元で人気の夜市ですが夕方から深夜まで営業している屋台が多いので、観光客にもおすすめです。

光華路の通り両側に約100軒の屋台が立ち並ぶ「光華夜市」ですが、他の夜市に見られるような衣類、雑貨のお店はほとんどと言って良いほど見かけることはありません。純粋に食べ物と飲み物で勝負している屋台が多いのも、地元で選ばれている理由かもしれません。

中には30年、40年と商売を続けている老舗の屋台もあるので、台湾のB級グルメ好きならば行く価値があるかもしれません。但し、注意ポイントとして、こちらの屋台は他の屋台と違って直接車やバイクを乗り付ける地元民が多いという点です。歩行者天国ではありませんので特にバイクにはご注意下さい。

高雄で最も魅力的な観光夜市に選ばれたこともある「瑞豊夜市」は、約1000坪の敷地に夕方になると約1000軒以上もの屋台が店を並べる、地元で人気の夜市です。先にご紹介した「六合夜市」と人気を二分するこの夜市は、ガイドブックに載ってないこともありますが、地元でおすすめを尋ねると必ずこの「瑞豊夜市」を薦められます。

ここには他の夜市では見られないような個性溢れる屋台が多く、地元民の多さ、溢れる活気どれをとっても圧倒されてしまいます。人混みが苦手な方はピークの時間帯となる20時から22時をを外して訪れる事をおすすめします。

高雄MRI紅線の「後勁駅」と「楠梓加工區駅」の中間にある夜市が「後勁夜市」です。工業エリアが近くにあるという場所柄、その工場で働く人々が古くから親しまれてきました。この夜市で一番人気の炭火焼肉屋台は、ピークの時間帯ともなると1時間待ちということもあるそう。

こちらの夜市では、比較的台湾グルメの屋台が多いのが特徴的ですが、炒飯やたこ焼きといった日本でもお馴染みの味にも出会えるので、メニューが読み取れない場合は見た目で選択するのも1つの方法です。また、日本のから揚げのような「豆乳雞」はこちらの名物グルメです。機会があればチャレンジしてみて下さい。

高雄の郊外にある「路竹夜市」は、通りに沿って屋台が並ぶ他の夜市とは異なり、広場に屋台が並んでいるのが一番の特徴で、その様子は日本の夏祭りに近いものがあります。日本の縁日でよく見かける「チョコバナナ」風の屋台もあるのも面白いです。

他にも、台湾B級グルメの定番「串焼き」や「鉄板焼き」はもちろん、「臭豆腐」「牛排(牛肉のステーキ)」といった台湾グルメに、デザート類も揃っています。また、おもちゃ売り場やゲームコーナーまであるので大人だけでなく子供も満足できる夜市です。

敷地面積が約3haもの広さを誇る「鳳山青年夜市」は、地元の美味しいグルメが揃う夜市です。観光客はもちろん、地元住民も多く訪れる夜市はローカル感も満載!食べ物以外にも、生活雑貨や衣類、アクセサリーの屋台もあるのでお土産選びにもおすすめです。

定番のグルメや生活雑貨、ゲームなどの娯楽が一同に集まる「鳳山青年夜市」は高雄MRT・大東駅から徒歩約11分とアクセスが良いのも観光客には嬉しいポイントです。また、ツアーバスでの立ち寄りも多いためか、お店の人もとてもフレンドリー!現地の言葉が使えなくても、日本語と英語を駆使したら伝わるのもポイント高いです。

孔子を祀る廟周辺に発展した夜市が「大社夜市」です。廟の雰囲気も素敵なので、明るいうちに訪れてお参りを済ませてから夜市を楽しむのもおすすめです。18時位から徐々に屋台の灯りが燈り、人も集まってくるのでそこからが夜市の楽しみどころです。

廟の前にある夜市とあってか、日本で言うところの神社のお祭りの雰囲気に近いものも感じられます。客層も観光客というよりは地元客が中心なので、ローカル感を満喫したい方向けの夜市と言えるでしょう。

夜市にありがちな混雑とは無縁の「大社夜市」は、台湾鉄道・楠梓駅から東へ4㎞ほど進んだ場所にあります。地元密着型でどこかほっこりする「大社夜市」は、毎週水曜日と土曜日のみの開催です。旅程と合えば是非足を運んでみて下さい。

古き良き台湾の営みを肌で感じられる「仁武夜市」は、高雄の郊外にあるローカルな夜市です。こちらも地元密着な夜市なので観光客の姿をほとんど見ることはありません。高雄の夜市、特に観光地化されてない地元密着の夜市は開催日が決まっていることが多く、こちらもその1つです。

「仁武夜市」は毎週水曜日と金曜日が開催ですが、特に金曜日は穴場の夜市とも言えます。混雑が苦手な方や、ローカル感をより味わい方はこちらがおすすめです。但し、ローカルな夜市の特徴でもある歩行者天国にはならない夜市なので、こちらにお出かけの際は通行には十分お気を付けください。

台湾のローカルをたっぷりと味わえるのが「楠梓夜市」です。地元の台湾人の生活に密着したローカル夜市で、その分と言ったら語弊があるかもしれませんが、台湾グルメも台湾ビールも地元価格なリーズナブル料金で味わうことができます。

また、台湾グルメの他に生活雑貨や衣服などの屋台も多く出店しているので、リーズナブルなお土産をお探しならこちらがおすすめです。また、昔懐かしい駄菓子屋のような屋台もあるので開催日と旅程が合えば、是非足を運んでみて下さい。※通常、開催日は日曜日のみ

グルメの間で知れた「興中観光夜市」は、苓雅区の文横二路と興中一路の交差点に位置し、三多商業エリアの近くにある夜市です。高雄市が環境改善に努めている地域にある「興中観光夜市」は、衛生状態の良い清潔な屋台が多く、地元のOLや観光客から人気を得ています。周辺のショッピングと合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

高雄の夜市はいかがでしたか?観光客に人気の夜市から、地元に密着したローカルな夜市まで色々ありました。また、どの夜市でも同じような台湾グルメを味わうことができますが、それぞれ少しずつ異なるので、夜市をはしごするもの面白いかもしれません。高雄旅行のご参考になさって下さい!