神農街観光におすすめ！周辺ホテルやカフェなどまとめてご紹介

16世紀から台湾の首府であった台南は南国ムード漂う古都です。神農街にも古い街並みがたくさんあり、昼間は細い道をノンビリ散策しながら時にはカフェで休みながらゆったり過ごし、夜は燈籠の温かな光でしっとりと染まる街を堪能するのが乙なものです。今回は神農街周辺のおすすめスポットについても紹介するので、参考にしてください。

海安路沿いにある神農街のカフェです。手作りの杏仁奶酪（アーモンドプリン）が自慢のお店で、更に真っ赤に熟れたマンゴーから自家製のドライマンゴーまで売っている、台南でも珍しいマンゴー専門店でもあります。また店頭だけでなく店内限定のマンゴー料理も用意してあり、2つの名物による「マンゴーかき氷」がこのお店自慢の料理です。

マンゴーかき氷は1つ1つのカットがとても大きく、食べるというよりかぶりつくという表現の方が似合う感じがします。氷はかなり粗目でジャリジャリした感じがしますが、マンゴーは甘みと酸味のバランスが取れており、意外と粗目の氷とよく合います。フレッシュな食感ですが、口の中ですぐに溶けて消えてしまうので夏にはおすすめです。

神農街の中心にある交差点に位置する古民家カフェです。住所である101号からその名前が付けられました。古民家を基にリノベーションした建物は台南、そして台湾全土でも多いようです。古民家カフェの良い所は大通りに面していないのでノンビリとした時間を過ごせる事です。太古101は散歩の途中で涼むにはおすすめの場所だと思います。

太古101は細長い建物で、通りに面して大きな窓があるのが特徴的です。メニューは普通にカフェといった感じで、料理は果物や野菜を使ったものが多く、ドリンクもコーヒーからフルーツティーまでわりかし充実しています。窓際のカウンターに座ってノンビリと涼みながら神農街を眺めるのも一興です。外の暑さから逃れたい時は是非どうぞ。

台南では隠れ家的存在とされるカフェです。孔子廟の向かい側という何とも見つけにくい場所に入口があるので、見つけた時にはちょっとした感動が待っているかもしれません。上に「窄門」と書かれている看板がある細い路地をくぐっていくんですが、非常に狭く行きも帰りも一苦労です。左側に階段があるので、そこを上っていくと着きます。

このお店の名前である「窄門」とは「狭い門」という意味であり、「幸せに通じる道は何と狭く、その道も細い」という聖書の言葉にちなんでいるそうです。窄門珈琲館の特徴は台湾ではお馴染みの古民家をリノベーションした事ですが、昔の姿をそのまま保つべく何度も修理して維持しています。こうした店側の苦労には感動させられますよね。

このお店には変わったメニューが数多く用意されています。ちょっとしたデザートでは「情人咖啡巧克力」というチョコレートがおすすめです。手作りのチョコレートの中に砕いたコーヒー豆が入っていて、少しビターながらボリボリと食感の良い味だそうです。コーヒーが苦手な人でも安心して食べられるので、是非味わってみてください。

台南市の観光に便利なロケーションをお探しの場合は、東寧アトラスホテルがおすすめです。市内や主要観光地へのアクセスも良く、観光拠点としてバツグンです。全室Wi-Fi無料・毎日の清掃・食材配達の設備やサービスを備えており、当ホテルで用意している一流のサービスとこだわりのアメニティと併せて、ゆっくりと旅の疲れを癒せます。

利用者からは好意的に見られており、部屋の清潔さと市内へのアクセスの良さが挙げられています。また周辺にはカフェやレストランが多く、ホテル以外で食事をする人も多いです。観光拠点としての利用は勿論、旅行で疲れた時にも東寧アトラスホテルをご利用ください。一日の終わりには台湾料理を堪能しながら疲れを癒すのも良いですよ。

台南の歴史あるホテル「佳佳飯店」が2009年に新進気鋭の建築家達の手で生まれ変わりました。このプロジェクトには日本人建築家・藤本壮介氏も参加しており、ホテルの内装には日本独特の「わびさび」を感じさせる空間もあります。部屋ごとにテーマがあり1つ1つこだわりのデザインがなされています。何度訪れても楽しめるのも魅力です。

ホテルの設計は藤本氏と2人の台湾人デザイナーによるもので、コーヒーからPC（無線LAN対応）まであらゆる生活用品が置かれたリビングなど、居心地の良さを追求した造りになっています。リビングには東南アジアから輸入した様々な形の椅子がありますが、どれも座り心地はバツグンです。皆さんも是非実際に座ってくつろいでください。

佳佳西市場旅店の近くには1905年設立の西市場があります。当初は台南地区で最大の雑貨集散地や貨物の御市場とされましたが、台南市の商業中心が転移した事により徐々に没落していき、遂には市場の主体建築は役目を終え、古跡と定められました。このエリアは台湾の経済センターとして重要なエリアを占めていた過去を今も物語っています。

台南駅前のデパートに隣接する5つ星ホテルです。そのサービスや設備の充実ぶりは勿論、台南で一番高い建物としても有名です。また高雄国際空港からMRT（地下鉄）と台湾鉄道の特急で約1時間で行けるのでアクセス面も良好です。駅前の喧騒とは一線を画すラグジュアリー感が味わえますが、コストパフォーマンスの良さはトップレベルです。

部屋は広くて眺めの良いシックな室内です。ベッドからもそのまま景色が見えるので、見ながらリラックス出来て旅の疲れも吹き飛びます。しかもホテルは円柱状の建物なので、海・山・市街地などあらゆる景色が360度楽しめます。またプールやスパなどの娯楽施設も充実しています。ここでノンビリとくつろぎながら旅の疲れを癒しましょう。

最上階38階にあるレストラン「酔月楼」からは台南市内が見渡せます。特にディナーでは料理を堪能しながら、夕暮れから夜に移り変わる景色を楽しむ極上の一時を体験出来ますよ。またホテルから少し離れた場所では、台南で一番有名な夜市「花園夜市」も開催されています。どちらも台南市内の夜景を楽しめるという意味ではおすすめです。

2015年7月にオープンしたばかりの新しいお店で、台湾でも珍しいフルーツ専門のカフェです。メニューはおろか、入口のドアノブからカードホルダーなどあちこちに置かれている小物までかなり作り込んであり、店長のフルーツや細かくて可愛いものが好きだという気持ちが伝わってきます。店長もかなり気さくな人なので良い印象のお店です。

メニューは当然フルーツが主人公で、有機栽培によるものを鮮度を管理しながら使っているそうです。写真のフレッシュフルーツの盛り合わせ以外にもスムージーや台湾産のフルーツビールなどがあります。これらも意外と美味しいので試してみると良いかもしれません。フルーツや可愛いものが好きな人には毎日通いたくなってしまうお店です。

台湾名物の豆花（ドウホワと読みます。豆乳を硫酸カルシウムで凝固させたもの）を使ったスイーツが有名です。人出が多く活気のあるエリアに並んでいる露店の一つですが、豆花を中心にかき氷やプリンなどメニューが多いです。豆花は温かいものか冷たいものかを選び、更にトッピングも選べるというなかなかお客さんに親切なお店です。

中でもおすすめしたいのが写真の黒糖粉粿豆花（45元）。プルンプルンとした豆花に粉粿の食感、黒砂糖から作ったであろう甘い汁がよく絡み合っています。豆花を竹で出来たヘラのようなもので切って、それをスプーンですくって食べるそうです。プリンのような味ですが、温かい方と冷たい方でかなり食感が異なるので二度美味しい料理です。

永楽市場という台南でも特に活気のある市場の2階にあるんですが、この2階に行く方法が少ない事から台南でも隠れ家のような場所とされています。お店の方は市場の2階に更に箱状に建物が作られていて、秘密基地のような印象を受けます。街の喧騒から離れてひっそりとコーヒーを注文するには、このような場所はうってつけかもしれません。

いざコーヒーを注文してみると、店員さんは奥の方に入って大事そうにコーヒー豆を持ってきて、宝物を磨くように丁寧に豆を挽きます。そして時間をかけて豆を蒸らしてハンドドリップでコーヒーを入れてきてくれます。このように時間をかけたコーヒーは絶品で、幸せの塊のような存在です。夢の中にいるような気分が味わえるカフェです。

中国を中心にアジア各地に支店を構えるホテルグループ「富驛時尚酒店」が台南の中心に建てたホテルです。ホテルの入口は銀行やお店がたくさん立ち並ぶ大通りにあるので、余所見でもしようものならアッサリ通り過ぎてしまいそうです。雑居ビルのエントランスを抜け、1階に到着したエレベーターが黄金色に輝きながら出迎えてくれます。

エレベーターで8階に上がると、広々としたロビーに到着しました。こちらもピカピカと黄金色に輝いています。部屋はデラックスグレード以上だとバスタブが付きトイレも個室になるという、日本人には嬉しい構造になっています。また8階にはビュッフェ形式のレストランやまた24時間営業のジムもあるので、好きな時にリフレッシュ出来ます。

林森北路と民族東路の交差点に鎮座している高級感のあるホテルです。ゴージャスで高級感がありますが、料金は一般的な五つ星ホテルの半額なので、料金面でもおすすめです。贅沢でゴージャス感を演出するヨーロピアンスタイルが女性に大人気です。またアットホームな雰囲気と高級感を併せ持っているので、出張利用でもおすすめです。

欧華酒店の部屋は全部で112部屋あります。液晶LEDテレビやインターネットなどが備わっており、全て無料で使える他ゆっくりくつろげるようになっています。またこのホテルではウェディングサービス等をご利用いただけます。実際にこのサービスを利用するお客さんは多いそうで、ここで挙式を挙げるのも記念として良いかもしれません。

台北市中心地で、白とオレンジを基調としたモダンデザインのホテルです。台北駅から徒歩数分というアクセスの良さや料金の安さで人気があります。近年日本人客も増えたお陰で日本語が出来るスタッフが多いのも魅力的です。ゆっくり過ごすには不向きかもしれませんが、台北駅から近く交通の便も良いので観光にはおすすめの宿です。

台北駅前繫華街の近くにある事から観光スポットが豊富で、短期滞在の旅行者から見ると最高のロケーションだと思います。近い観光地としては、西門町が歩いて10分、寧夏夜市や迪化街は20分ほどで行けます。寧夏夜市は台湾風串焼きと言われる「微笑炭焼」など合計で12の屋台が並んでおり、美味しそうなものばかり並ぶ充実した夜市です。

もう一つ挙げるべき長所は、細かいサービスが行き届いている事です。例えばフロントスタッフに道を尋ねると、台北駅からの最短ルートを教えたり、近辺の地図をくれたりします。驚くべきは朝ホテルを出て駅に向かおうとすると、フロントスタッフが部屋の掃除をして良いか聞いてくる事です。こうした配慮はホテル全体を見ても珍しいです。

民権路と西門路の交差点にあるホテルです。古い建物をリノベーションして、インテリアもシンプルながら上手くまとめられており、観光や地元グルメ巡りに便利な立地です。部屋は常に掃除が行き届いており、また会話と共に部屋に漏れてくる音楽が「生活空間に身を寄せている」という感じで「生活しているような滞在」を実感させます。

部屋の設備・備品は必要最低限のシンプルさですが、その事でスッキリとした心地良さを感じさせます。欠点を挙げるなら防音対策がなっていない事でしょうか。トイレはカーテンで仕切られているだけで、水の流れる音はよく響きます。しかし、オーナーの細かな心遣いがそれを補って余りあります。生活感と人情に溢れた素晴らしい宿です。

神農街は古くからの商業地区に立地している事から、今も商業が盛んな街として存在し続けています。築200年以上の家屋も数多く保存され、清朝時代の面影を残しながら形を変えずに残っているのは街が住人と共に生きてきた証です。昼と夜で雰囲気が大きく印象が変わりながらも新鮮な印象を受けるこの街には、何度も足を運びたくなります。