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台南「安平」観光おすすめスポットをご紹介!「豆花」などの人気スイーツも

台南「安平」観光おすすめスポットをご紹介!「豆花」などの人気スイーツも
投稿日: 2017年6月27日最終更新日: 2020年10月7日

台湾の古都として知られる台南の中でも、最初に開かれた街である安平(あんぺい)地区には台南の歴史を感じる建物や、旧跡などの観光スポットが多数残っています。また安平には「豆花」をはじめ人気スイーツも多くありますのでご紹介していきたいと思います。

安平で歴史と名物スイーツを楽しもう!見出し

Photo by neverbutterfly

台湾の古都、台南には数々の歴史的な建造物やグルメがありますが、特にここ「安平」(あんぺい)には当時の建造物がそのまま残っている住宅街や、台南名物のスイーツが数多くあることから散策コースとしてとてもおすすめの地域です。ここでは安平の観光情報やスイーツの情報に関してその歴史と併せてご紹介していきたいと思います。

台南「安平」の観光&スイーツ情報1:安平ってどんな所?見出し

安平(あんぺい)の歴史は17世紀初頭、オランダがこの土地を「大員」と名付け統治したことから始まりました。またこの「大員」は福建語の発音で“タイワン”ということから、現在の“台湾”という国の名前の由来になったと言われています。この「大員」はその後、鄭成功の統治のもとに1661年に「安平」と改称されました。「安平」の歴史はまさに「台湾」の歴史なのです。

台南「安平」の観光&スイーツ情報2:安平古堡見出し

1624年オランダはこの地に台湾における初めての要塞である安平古堡(ゼーランディア城)を建設しました。鄭成功時代には王城として使用されましたが現在は国家一級古蹟として観光客に人気のスポットとなっています。また、赤いレンガは当時インドネシアから運ばれたものだそうです。

住所:台南市安平区国勝路82号

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台南「安平」の観光&スイーツ情報3:延平(安平)老街見出し

安平の裏路地を歩いているとレンガ造りの古い家が続いています。現在でも一般の人がここで生活をしているので、犬を飼っている家があったり、洗濯物が干されていたりします。次の角を曲がったらどんな路地に出るのか想像しながら、ふらふらと散策するのもおすすめです。

路地裏を歩いていると不思議な模様の壁があります。それらは珊瑚です。海が近い安平の人たちは豊富な資源(珊瑚)を壁に塗り込み壁を作りました。珊瑚一つ一つが違う表情をしているので、見ていても飽きないですね。

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台南「安平」の観光&スイーツ情報4:劍獅(けんし)めぐり見出し

安平地区の家の入口や門の上には剣をくわえた獅子、“劍獅”の絵や彫刻がついています。この“劍獅”は魔除けの意味は勿論ですが、昔は住所を表すのに使用されていたそうです。なるほどよく見ると、お顔は勿論くわえている剣の本数や方向、形も様々です。この“劍獅”は現在は安平を象徴するマスコットキャラクターのようにお土産物になっていたりします。

安平郵便局のポストです。“劍獅”は明・清代に安平に駐在する水軍の盾が起源とも言われています。盾には敵を威嚇するために獅子が描かれており、兵士らが自宅に帰った際、門の上にこの盾と剣をかけておく習慣があったそうです。すると主人の在宅が一目でわかるためにに防犯の役目を果たしたとか。そんな“劍獅”が観光スポットになるなんて、昔の人は予想もしなかったでしょうね。

路地裏巡りをしていると突如として立派な門構えの家にたどり着くことがあります。屋根の高さは2Mから2.5Mほどですが珊瑚で出来た塀と門の上部の大きな劍獅があしらわれています。安平が大変栄えていた街であったことが想像できるような門構えです。最近では道路を広くしたり民家を改修したりしてこ剣獅の数は段々少なくなったそうです。

もう木の部分がだいぶ老朽化していますが、この廃墟のようになってもまだなお昔の栄華を感じる家の造りですね。安平にはこのような立派な門構えの家の跡がいくつかありますが、数十年たったらなくなってしまうのではないかと言う人もいます。安平を訪れるのであれば、路地裏を散策しながら劍獅めぐりをしてみるのもおすすめです。

台南「安平」の観光&スイーツ情報5:台湾開拓史料蠟像館見出し

この建物はもともと徳記洋行(ダージー・ヤンハン)というイギリス貿易会社の建物でした。清朝が統治していた時安平と淡水が1865年に天津条約により開港しました。その際多くのヨーロッパの貿易会社が安平に設立されました。徳記洋行は現在も商社として台北で営業していますがこちらの建物は現在台湾開拓史料蝋像館になっています。

グレーの屋根部分と白い回廊、緑色の欄干は典型的な植民地式の建物の色使いだそうです。赤いタイルも当時の安平の繁栄の様子がうかがえるカラフルでハイカラなデザインですね。こちらには勿論入場することができますので、おしゃれな写真が撮れるおすすめのスポットです。

住所:台南市安平區古堡街106號

台南「安平」の観光&スイーツ情報6:安平樹屋見出し

こちらはもともと徳記洋行の倉庫でしたが、老年化により屋根は朽ち落ちてしまいました。しかしながらそれを覆うようにガジュマルの根が絡みつき、建物とガジュマルが一体化した様子は、まるで「天空の城ラピュタ」の一場面の様です。不思議な光景は観光客にも大人気のおすすめの場所です。

住所:住所:台南市安平區古堡街108號

台南「安平」の観光&スイーツ情報7:同記安平豆花見出し

安平(台南)で必ず食べていただきたいおすすめのスイーツがこちらの豆花(トウファ)です。豆花は豆乳からできているスイーツです。豆腐のような見た目ですが、豆腐よりもつるつるとした独特の触感が人気で豆花は台湾では甘い味付けです。夏は冷たくして、冬は温かくしていただくことができます。

中でもこの同記安平豆花は「一度ここの豆花を食べたらほかの豆花は食べられなくなってしまう」とか、他の豆花のお店を評価する時の基準になったりするほど美味しくて人気があるお店です。つやつやの豆花にきらきら輝く金色の蜜がかかっているオリジナルの“原味(ユアンウエイ)”は思わずお替わりをしてしまいたくなるほどです。

住所:台南市安平區安北路433號 電話番号:+886-6-391-5385

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台湾のスイーツ人気店である同記安平豆花は、台湾に訪れた際にぜひとも来店して欲しいおすすめのスイーツ店です。日本人にも馴染みの深いスイーツメニューが並んでおり、メニューの値段も手頃なものばかりです。そんな台湾の同記安平豆花のおすすめメニューや値段をご紹介します。

台南「安平」の観光&スイーツ情報8:永泰興蜜餞行見出し

台南では新鮮なフルーツがいっぱい獲れます。しかし残念ながら日本に持って帰ることはできませんね。そんなときに蜜餞をおすすめします。蜜餞とはフルーツの砂糖漬けのことです。ここ永泰興蜜餞行にはバナナやドラゴンフルーツなど珍しい種類の蜜餞を数多く扱う人気のお店です。

住所:台湾台南安平區延平街84號 電話番号:+886-6-225-9041

台南「安平」の観光&スイーツ情報9:度老命蝦餅見出し

こちらはスイーツではありませんが、”おやつ”としてどうしてもご紹介したかったものです。”蝦餅”は文字通りのエビのせんべいなのですが、日本のえびせんとはレベルが違います。サクサクで薄味、エビの香ばしい香りが後を引き、あっという間に一袋平らげてしまいます。お土産に是非おすすめしたい一品です。

なんと雰囲気のある店構えでしょう。度老命蝦餅は40年以上老舗です。新鮮なエビの卵を干したものを生地に練りこみ、天日干ししたものを揚げるという伝統的な製法を代々受け継いできました。添加物を一切加えないというその味は台南ローカルのみならず韓国客にもとても人気があります。

住所:中西區民權路四段476號 電話番号:+886-6-258-4468

台南「安平」の観光&スイーツ情報10:陳家蚵捲見出し

こちらも”おやつ”or”おつまみ”の感覚ですが、「陳家蚵捲」は台南で初めて蚵捲(牡蠣の春巻揚げ)を販売したところです。ここの牡蠣はすべて近くで開けた新鮮な活牡蠣だけを使っているのでとても新鮮です。ほかの牡蠣料理も間違いなくおいしいのですが、蚵捲はこちらがオリジナルですので、是非こちらでは蚵捲をいただきましょう。

ガラス張りの明るい店内は日本人でも入りやすいと思います。また、メニューも写真付きで、”蚵捲”とかかれた下に”Oyster Roll”と英語が書かれていますので、頼みやすいですね。蚵捲を扱うお店は他にもありますが、この「陳家蚵捲」は名実ともにナンバー1です。

住所:台南市安平區安平路786號 電話番号:+886-6-222-9661

台南「安平」の観光&スイーツ情報11:アクセス方法見出し

台南は台北と違いMRTもありませんし、タクシーがどこでも捕まるというわけではありませんので、バスの移動が便利かと思います。今回ご紹介した場所はいずれも、台南の駅前から出ている「88安平線」か「99台江線」のいずれかで行くことができます。

台南だけでなく台湾の移動はこの「悠悠カード」が便利です。東京でいうSUICAのようなもので、コンビニや駅で100元で購入できます。こちらに現金をチャージしておいて交通機関に乗り降りする際に機械にタッチするだけで、支払いができるカードです。運賃の割引サービスもありますのでおすすめです。

安平は最高の散策スポット!見出し

安平では誰もが知る旧跡と、風情ある裏路地を楽しむことができます。台湾の原点である安平の地にはその盛衰の跡を感じます。裏路地を散策し、疲れたらスイーツで癒されて、小腹が減ったら蚵捲をつまんで。台南を訪れた際はぜひ安平に寄ってみましょう。

投稿日: 2017年6月27日最終更新日: 2020年10月7日

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