韓国ウォンのレートはいくら？両替する時のお得な方法もご紹介！

韓国を旅行する時、知らないままだとレートが悪く、両替場所によって手持ちのウォンが減ってしまうことがあります。今回は、おすすめの両替場所や観光地の店舗、少しお得なクーポンや現金以外の利用の仕方も含めてまとめました。旅先で買い物や観光が楽しめるようウォンをお得に使うための情報をご紹介します。

2017年7月現在、日本円の100円をウォンに両替すると997ウォン（約1000ウォン）ウォンを日本円に両替すると、1000ウォンあたり97円（約100円）となっています。大体１ウォン＝0.1円ですが、細かい変動や政治情勢などでレートの変動がある場合があるので渡航前後はレートの確認をしておくのがおすすめです。

日本でウォンに両替する場合はレートが悪く、更に両替手数料がかかってくるので現地で使えるウォンが両替によって減ってしまうことになります。それよりは、韓国に行ってレートの良い両替所でウォンにした方がお得、現地で両替する場合と比較すると、1万円あたり約1000円以上も変わるので両替は急がずに韓国についてからがおすすめです。

日本円からウォンに両替する場合、日本国内の銀行や空港のレートは非常に悪いので、韓国に渡航してから両替するのがおすすめです。因みに、韓国でウォンのレートが良い両替所の順番は「街中の銀行や両替所」、「空港の銀行や両替所」、「ホテル」、「日本の銀行」というのが一般的です。

日本の空港での両替は高くつくので、韓国のウォンを日本円から両替する場合、日本の空港よりも韓国の空港で両替したほうがレートがよくなります。また、韓国では観光地や銀行の方が空港よりも更にレートのよい両替所が多いので、空港で両替するのは移動費と予備費の最低限だけにしてレートの良い両替所でまとめてするのがお得です。

日本の銀行で日本円をウォンに両替しようとする場合、「ウォンパック」というパックでの取引になったり、10万ウォンの単位でしか両替できなかったり、20万ウォン以下の場合には予約が必要なったりと手間も制約も色々とかかってきます。しかも手数料が高いので日本の銀行でウォンに両替するメリットはほとんどありません。

東京在住なら、都内のウリ銀行、SBJ銀行など韓国系銀行で渡航前でも韓国国内とほぼ変わらない手数料で両替することができます。日本円からウォンへの外換銀行の両替は1人1回につき500万ウォンまでなど制約があったり、東京支店ではウォン紙幣の販売を20万ウォン単位としていたり、人確認書類の必要だったりと両替前に確認が必要です。

世界の通貨のシェア率によって両替のレートが変わってきます。現在は韓国は日本円を欲しがっているのでレートがよく、日本はウォンを欲しがっていないので両替のレートが悪くなっています。近年はアジアの国の情勢が目まぐるしくかわっているので、どうなるかはわかりません。渡航する前は細かく通貨の動向も気にかけてみてください。

観光地や銀行に両替しに行く時間がない場合はATMでウォンをおろせる住信SBIネット銀行のデビットカードがおすすめです。ATMを利用すると住信SBIネット銀行の普通預金口座から使った分だけの日本円が引き落とされるようになっています。コンビニや銀行、空港内のATMでも使えるので、空港の割高なレートで両替しなくてすみます。

ATMの使い方さえわかれば、銀行や明洞まで行かなくても近くのATMで気軽に両替できます。一度覚えてしまえばATMから現地通貨の引き出しができるので便利です。使い方は事前にネットなどで予習しておきましょう。また、ATMによっても手数料が無料だったりかかったりする場合があるので合わせて確認しておくのがよいでしょう。

ソウル駅まで行く場合、最安値の手数料両替所を新たにオープンしたウリ銀行とIBK企業銀行での両替がおすすめです。ただ、ソウル駅までは空港鉄道に乗って移動しなければならず、電車賃と20分の移動時間が必要になるのでもしもソウル駅まで行く予定がない場合はおすすめできません。

韓国の銀行によっては、両替でクーポンが使えるのを知っていましたか?1万円ぐらいの両替ではクーポンを利用しても20から30円の割引とそこまで高くないですが、とても簡単で、クーポンのウェブ画面を見せるだけで利用できます。銀行で両替する場合にはウェブでクーポンがないか確認して利用してみてください。

クーポンは韓国語の記載のみですが、日本人であっても使えます。わざわざ印刷をしなくてもスマホに事前に画像を保存してスタッフにクーポンを提示すれば利用できます。ただ、最近は銀行側も以前より厳しくなっており、割引率の高いクーポンは韓国語が話せなかったり、日本人だと断られるケースもあるそうです。

韓国ではカジノが政府公認となっており、カジノでの両替も案外レートがいいことがあります。公認両替所という政府公認の両替所は、銀行よりも若干レートがよい傾向にあるからです。ちなみにロッテが運営するセブンラックカジノへ行けば新規来場者限定一人あたり30000ウォンのフリーチップが貰えてカジノも楽しめます。

人気の観光地、明洞や南大門では両替所の競争が激しい分、レートがよいお店が多くなっています。もしも明洞や南大門まで行く予定があればそういったレートの良い両替所で旅のお金を多めに両替するとお得です。両替所が多い分、違法な場所もあるので、下調べをして安心できる店舗でウォンを両替するようにしましょう。

明洞や南大門といった観光地の道端でみかける「簡易両替所」と呼ばれる両替所は、レートがよくてもちゃんとした認定書をもっていない違法両替所が多く、偽物のお金をつかまされたり、トータル金額をごまかされたりするトラブルも報告されています。飛び込みで知らない店舗で両替するのはリスキーです。信頼できる店舗を選びましょう。

セブンイレブン明洞店は、看板の横に「$¥」という両替所を示すマークが入っています。韓国銀行とダイレクトに取引しているために安全性や信頼性が高く、24時間営業で利用しやすいです。手数料が一切かからないのも嬉しいポイントです。レートは店内に表示されている電光掲示板でチェックするとこができます。

セブンイレブン明洞店以外で明洞の公認両替所としておすすめしたいのが「FX KOREA」です。観光地の中でも好レートでウォンが両替できると近年評判です。観光地の明洞に来る予定がある場合は旅の資金をまとめてこちらで両替すると他の両替所よりもかなりお得にウォンを両替できます。

明洞の隣、南大門にある公認両替所の「ミウ両替」はレートがいいと評判です。南大門に寄る予定があればこちらで両替するのがおすすめ。地下鉄４号線会賢(フェヒョン)駅から徒歩3分と比較的アクセスもよく、お得にウォンを両替できるので、こちらに行く予定がある場合は是非チェックしてみてください。

ウォンは日本国内で両替できるところが少なくレートも悪いので、韓国での旅行中に使い切るのがおすすめです。もしもウォンが多めに余ってしまったら、韓国にいる間に日本円に両替しておいたほうがよいでしょう。韓国国内での両替は、手数料込のレートで扱いがあり、換金率がいいので損をしないよう、帰国前に日本円に戻す方がお得です。

福岡空港では、外国紙幣や硬貨を専用端末に投入して電子マネー（WAON、楽天Edy、Amazonギフト券など）に交換できる「ポケットチェンジ」が到着ロビーに設置されています。ウォンも対応通貨になっているので、福岡経由で帰国する場合がポイントに交換するとウォンをもちぐされなくてお得です。

カード会社の設定するレートは韓国の銀行より良レートとされています。ただ、手数料が加算されたり、レート適用日も異なったり、スキミングのリスクが合ったりと完全にクレジットカードが得だとはいえません。ただ、タイミング的に円高局面にある時は後から精算されるクレジットカードを使用するなどお得な使い道はあります。

盗難リスクが心配な人はトラベラーズチェック(T/C）がおすすめです。万が一盗難や紛失に遭ってもトラベラーズチェックなら再発行が可能です。利用方法も、あらかじめ上段の署名欄に名前を書き、使う時に相手の目の前で下段の署名欄にサインをするというシステムで、簡単。また現金を両替するより交換レートが有利な傾向にあります。

いかがだったでしょうか。韓国での両替はお得ですが、違法両替所などリスクもあり、用途によっては現金以外も上手に使いながら旅ができると韓国でお得に楽しめる旅が出来そうですね。両替をお得にスムーズにするためにも、記事中のお店をチェックしながら、お得で楽しい旅をしてください。