韓国の鍋料理をご紹介！スープの種類が豊富！おすすめの一品は？

韓国料理と言えば鍋料理と言っても過言ではないほど、人気の料理です。スープの種類も多いため、どれを食べようか迷ってしまいそうですね。シメにはラーメンを入れて楽しむ鍋も多いので、お腹いっぱいになること間違いなしです。そんな韓国の人気の鍋料理をご紹介します。自分好みの鍋を見つけてみてくださいね!

韓国の代表的な鍋で、牛肉、牛骨を長時間煮込んで作るシンプルな鍋です。乳白色のスープが特徴で、ヘルシーだと人気です。韓国料理は辛いイメージがありますが、ダシのきいたさっぱりとした味なので、辛いものが苦手な方にも安心です。ネギやキムチをトッピングして、味に変化をつけながら食べるのがおすすめです。

鍋のシメには素麺やラーメン、ご飯を入れて食べる人が多いようです。ネギや塩、唐辛子などで味を整え、白菜キムチと大根の角切りキムチ、カットゥギと一緒に食べるのがおすすめの食べ方です。牛の旨みが詰まったスープは、最後まで飽きることなく美味しくいただけそうですね!

牛肉のカルビ部分の骨を使用し長時間煮込んだスープに、具として骨付きカルビ肉やネギ、春雨、素麺などが入っている鍋です。半透明の琥珀色のスープが多く、味付けはニンニクや塩コショウとシンプルです。ナツメや高麗ニンジンといった漢方を加えることもあり、保養食としても人気が高い鍋料理です。

カルビタンのスープはお店によって種類が豊富です。多くは半透明の琥珀色のスープですが、中には乳白色や味噌仕立てのスープもあります。付け合せには大根の角切りキムチ、カットゥギが添えられていることが多く、相性抜群です。身体に良さそうなスープが人気のようです。

カムジャタンは、主に豚の尻尾の骨と背骨を長時間煮込んだスープを元に、粉唐辛子やごま、ニンニクで味付けをしたピリ辛スープが特徴です。具材はネギやエゴマの葉、じゃがいも、豚の骨付き肉です。カムジャとは韓国語でじゃがいものことを指しますが、鍋にじゃがいもとは珍しいのではないでしょうか。

鍋のシメはラーメンもおすすめですが、残ったスープにご飯を加えて焼き飯にするのが定番人気です。一緒に韓国のりやごま油、キムチをトッピングして、かりっと香ばしい焼き飯を堪能してみてください。お腹いっぱいでもおいしくてペロッと食べてしまいそうですね。シメまでおいしくいただける鍋おすすめです!

健康メニューとして人気のあるサムゲタンは、多くの種類がある韓国料理の中でも、栄養価が高い鍋料理として人気です。若鶏まるまる一羽にもち米やニンニク、漢方を詰め込んでグツグツと煮込んだ鍋料理で、若鶏をほぐしながらいただきます。寒い冬だけでなく夏バテ防止としても食べられることが多いので、1年通して人気のある鍋です。

サムゲタンは通常白い鶏肉で作られますが、ウコッケイを使用した「オゴルゲタン」という鍋料理もあります。栄養価はサムゲタンより一層高くなるそうなので、疲れがたまって元気がない時などに、ぜひ試してみてください。栄養抜群の鍋料理なので、元気になること間違いなしですよ!

海の幸をこれでもかというほどふんだんに使用した、ピリ辛の海鮮鍋です。日本人にも人気のあるメニューのひとつで、カニや海老の他、ホタテやタコ、イカ、貝などからしっかりだしが出て深みのあるスープが出来上がります。野菜から染み出るエキスと合わさると、旨み抜群のピリ辛鍋の完成です。

日本ではあまり見ることができない、ナクチというタコを生きたまま入れるお店もあります。新鮮さが命の海鮮鍋ならではですね。シメにはラーメンやご飯を入れるのがおすすめです。魚介類のエキスがたっぷり詰まったスープでのラーメンや雑炊なんて、たまらないですね!ついつい食べ過ぎてしまいそうです。

ヘジャングッとは、韓国語で酔い覚ましのスープという意味です。二日酔いに効果があるとされており、地方によって入れる具材の種類や、調理方法が異なります。ソウル地方では、牛の骨でだしを取ったスープに味噌を加えて、野菜を入れた後、牛の鮮血であるソンジを加えたソンジヘジャングッが一般的です。

ヘジャングッにはソンジの他にも、様々な種類の具材が使われます。豆もやしやフグ、スケトウダラなども二日酔いに効果があると言われています。シメはラーメンもおいしいですが、ご飯を入れてクッパとして食べるのがおすすめです。汗をかきながら食べたら、二日酔いも一気に治ってしまいそうですね。

キムチチゲは、韓国の家庭料理の定番で、余ったキムチと冷蔵庫の残り物を一緒に煮込んで作る、経済的な鍋料理です。韓国の国民食とも言える鍋なので、ぜひ1度食べてみたいですね。ご飯にはもちろんお酒のお供にも合う鍋なので、食べ過ぎ飲み過ぎには気をつけましょう。

キムチや豚肉、豆腐、ネギなどが基本的な具材ですが、家庭やお店によってはツナやお餅、鯖やサンマ入りのキムチチゲもあります。鍋のシメにはラーメンが人気で、最後までおいしくつるつるっと食べてしまいそうですね。自宅でも簡単にできるので、家でも外食でも楽しめそうな鍋ですね。

テンジャンとは韓国の味噌のことを指します。ですのでテンジャンチゲは、韓国のお味噌汁とも言える鍋料理です。煮込めば煮込むほどいい味が出るテンジャンと、貝類や肉類でだしを取り、野菜や豆腐を一緒に煮込めばできあがりです。仕上げにニンニクや唐辛子を入れるので、ピリ辛スープのお味噌汁ですね。韓国の家庭料理の定番としても人気です。

テンジャンチゲは、鍋料理としても人気ですが、食堂で気軽に食べられるランチメニューとしても人気です。一人用の鍋、トゥッペギに入って出てくることも多く、シメにご飯を入れた食べたらボリューム満点のランチになりますね。具材は魚介メインのものやお肉メインのものなど様々です。お気に入りのテンジャンチゲを見つけてみてくださいね。

豆腐が固まる前のやわらかい状態の豆腐、スンドゥブをおいしくいただける人気の鍋料理です。スンドゥブを使った料理としては、代表的な料理で、アサリや牡蠣などの魚介類と豚肉でだしを取り、ネギやニンニク、唐辛子で味を整えます。韓国料理の中でも辛い鍋なので、辛いものが好きな方におすすめです。

シメにはご飯を入れたら、おいしいクッパが食べられそうですね。辛いものが少し苦手な方は、食べる直前に生卵を落としてみてください。味がまろやかになり、辛さも抑えてくれるので食べやすくなること間違いなしです。食堂の定番メニューであるスンドゥブは、専門店も多いです。食べ比べてみてもおもしろいですね!

ブテは韓国語で部隊、チゲは鍋で、部隊鍋と名前が付けられたブテチゲは、朝鮮戦争の際に生まれたメニューです。米軍から流れてきたソーセージやベーコンといった肉加工品を、キムチなどを入れて韓国風に食べられないかと考案されてできました。現在では若者に人気のある鍋料理になりました。

具材はハムやスパム、野菜や豆腐の他にも、韓国のお餅である「トッ」や「タンミョン」と呼ばれる春雨など、具沢山です。インスタントラーメンを入れるのが一般的で、ボリュームがある鍋として非常に人気があります。低価格でお腹いっぱい食べられるのは、ありがたいですね!

鶏一羽をまるまる鍋料理にする豪快なメニューです。韓国料理は辛い鍋が多い中、タッカンマリは鶏のだしを重視した辛くないスープが一般的です。具材はネギやジャガイモ、韓国のお餅であるトッなどが代表的で、鶏肉を楽しむためにシンプルな具材のみになっています。

見た目は日本の水炊きに似ていますが、味はニンニクが効いた韓国風のスープです。食べる直前に醤油やマスタード、コチュジャンなどをつけていただきます。シメには韓国のうどん、カルグクスがおすすめで、食べ終わった後のスープにご飯を入れて焼き飯にすることもあるそうです。お腹を空かせて食べに行きたい鍋料理ですね。

夏にスタミナをつけるために作られる家庭料理で、甘みと辛味が融合したスープが人気の鍋料理です。鶏肉でだしを取ったスープに、鶏肉、ジャガイモ、野菜を入れてピリ辛に煮込んだ料理で、韓国では子供からの人気も高いメニューのようです。夏の暑い日に汗をかきながら食べたら、元気が出てきそうですね!

家庭ではご飯のおかずとして、外食の時はお酒のおつまみとして食べられることが多いようです。シメにはラーメンや韓国のうどん、カルグクスを入れることが多いので、お腹いっぱい食べられそうですね。日本ではあまり知られていませんが、栄養満点のタットリタン、ぜひ1度食べてみてください。

韓国の鍋料理は種類が豊富で、スープにもそれぞれこだわりがあるので、どれを食べようか迷ってしまいそうですね。夏の暑い時でも、冬の寒い時でもおいしくいただける鍋料理ばかりなので、いろんな種類の鍋料理を食べ比べてみてください。きっとお気に入りの一品が見つかるはずですよ!