日本の秘境おすすめ21選！絶景スポットの温泉や集落を巡ろう！

みなさん、秘境と聞いて何を思い浮かべますか?立ち入ることが困難な山奥や絶海の孤島など千差満別ですね。今回は日本の各地に存在する一生に一度は行ってみたい絶景スポットの集落や秘境温泉などを、北から順番に紹介していきます。あなた好奇心を奮い立たせる絶景が待っていますよ!

大海原へと突き出す小道の終点にある絶景とは?北海道は、積丹半島の先端部分に突き出た神威岬。北海道随一の絶景が見られる秘境スポットです。両側を絶壁と日本海に囲まれた小道を20分進むと岬の端っこに到着します。どこか天国へ続くかのような小道も魅力ですが、終着点から望める神威岩も極上の絶景!札幌よりバスで2時間30分です。

青森県の最西端、見晴らしの良い黄金岬にある温泉旅館です。こちらの名物は海辺の露天風呂。浅瀬に自噴する源泉を溜めた茶褐色の湯は塩化物泉で、湯冷めをしにくくする効果があります。そして露天風呂から眺める絶景が人気を博しています。正面に日本海の絶景が広がります。おすすめの時間帯は日が沈む夕方!宿泊者限定の秘境温泉です。

秋田の山奥にひっそりと佇む温泉郷。秘境感漂う秋田の奥座敷に7つの宿と10種類以上の源泉が湧く秘湯です。中でもおすすめの宿が「鶴の湯」。乳頭温泉郷でももっとも歴史が古く、茅葺屋根の趣あ旅館と自然の中の大露天風呂が人気です。四季折々の表情を楽しめ、中でも冬の雪景色は格別!人生で一度は訪れたい人気の温泉です。

吾妻山地にある山形の名湯、姥湯温泉は秘境の絶景を堪能できる温泉です。谷間の噴気地帯にある姥湯温泉桝形屋の露天風呂は乳白色の硫黄温泉。そして春の新緑と秋の紅葉がおすすめシーズンです。荒々しい火山地帯に映える真っ赤な木々は絶景!最高の泉質とロケーションが期待できる姥湯温泉ですよ。日帰り湯のほか、宿泊も可能です。

福島県の会津地方にある檜枝岐村は、秘境の村と言っても過言ではありません。東北最高峰の燧ケ岳や会津駒ケ岳など2000m級の山に囲まれた山奥に位置し、檜枝岐歌舞伎や平家の落人伝説が残されています。中心部外れの高台にある集落を一望できる展望台は、隠れた人気スポット。赤色屋根の集落を見渡せ、秘境の集落を思わせます。

日本でもっとも硫黄濃度が高い温泉の一つ万座温泉。群馬県の北西部に位置する標高1800ｍの天空の温泉郷です。秘湯ランキング上位を独占するその魅力は泉質と絶景。白濁の湯には多彩な適応症に美肌効果もあり多くの湯治客が訪れます。また万座温泉がある場所は硫化水素の発生地帯。硫黄の香りが漂い秘境を思わせる温泉です。

東京から南へ約350km、青い海に浮かぶ絶壁の島。日本有数の秘境の地です。火山活動にて生じたカルデラが美しい絶景を形成。来る者を寄せ付けない地形のため、フェリーでの上陸確率は50％未満。秘境の名に相応しいです!また多くの謎が残された因習ある島。全貌を明かしてみたいチャレンジャーさん!絶海の孤島青ヶ島へ訪れてみませんか?

東京からはるか南にある小笠原諸島。温帯に属し一年を通して暖かな気候であり、南国気分を満喫できます。世界自然遺産に登録され、小笠原諸島にしか生息しない貴重な動植物や景観が大切に保護されています。おすすめの人気スポットは無人島の南島。希少価値ある沈水カルスト地形の島で、1日100人しか上陸ができない秘境エリアです!

遠山郷とは長野を流れる天竜川支流の地域を指します。その遠山郷の標高900m前後に位置する集落「下栗の里」は、日本のチロルと呼ばれる絶景スポットです。急斜面に展開された集落の景観と、そこから眺める南アルプスの山並みの美しさに魅了。そして村外れに設置された展望台から眺める栗の里はまさに秘境と言わざるを得ない絶景です!

日本の原風景を思い出させる秘境、五箇山の相倉合掌造り集落。世界遺産に登録されている小さな集落は、豪雪地帯特有の建築様式である合掌造りの家屋が魅力です。日本の里山を連想させる景観と、継承されし原住民の生活空間を肌で感じ取れますよ。夏の緑溢れる時期も良いですが、冬の雪景色やライトアップも人気があります。

能登半島最先端、日本三大パワースポットの聖域の岬にあるよしが浦温泉・ランプの里。450年続く伝統と角質ある温泉旅館で、館内に約50個のランプが灯さた風情あるお宿です。そんなランプの宿のおすすめは、プライベート空間が確保された客室と貸切洞窟風呂。ブルーライトに包み込まれたロマンチックな空間はカップルに大人気です!

名古屋から車を走らせ1時間30分、岐阜県斐川町の知る人ぞ知る絶景スポット「天空の茶畑」。地元の方々の努力のもと、2014年から注目を浴びるようになった秘境です。茶畑へたどり着いたら、天空の遊歩道を歩き展望台へと向かいます。展望台から眺める大パノラマは日本のマチュピチュの名に相応しいでしょう。

静岡の秘境の地を走る大井川鉄道の無人駅。接岨湖に突き出した半島部分に位置し、秘境駅マニアから大人気の駅です。対岸からのビュースポットへぜひお立ち寄りください。駅の両端から伸びた赤い鉄橋と、コバルトブルーの湖面と相まった絶景が見られますよ!また列車に乗らなくても、井川ダムへ続く県道から駅のホームへたどり着けます。

天空の城ラピュタの世界観を味わえる秘境の島「友ヶ島」。和歌山県と淡路島の間に位置します。ラピュタを思わせる史跡は、明治時代に外国船艦隊による大阪湾侵入を防ぐための砲台施設でした。黒ずんだレンガと生い茂る木々の哀愁漂う景観こそ秘境と言えますね!砲台跡を巡るハイキングプランもあるのでチェックしてみてくださいね。

風光明媚な祖谷渓の奥地にある「落合集落」は四国の秘境の地。集落は高低差390ｍの山の斜面に形成され、古民家や石積みの畑を見ることができます。反対側の斜面にある展望台から眺める落合集落は、おすすめのビュースポット!険しい環境に適応できる人々の知恵が伺えます。近くには祖谷のかずら橋があるので、立ち寄ってみましょう。

落合集落ともう一つ紹介するのが秘境の温泉「祖谷温泉」です。ホテル祖谷温泉はケーブルカーで行く露天風呂が人気。お風呂への移動手段でケーブルカーを用いているのはここだけ!日本三大秘境である祖谷渓を間近で眺められますよ。おすすめは秋の紅葉シーズン。紅に染まった秘境の中の露天風呂は、これ以上ない贅沢なひと時でしょう。

天空の秘境をドライブしてみませんか?愛媛県と高知県にまたがる四国カルストを横断する県道383号線は、標高1400mの天空の道です。カルスト大地と風車、野放しにされた放牧牛のセットは癒される風景です。おすすめの絶景ポイントは姫鶴平。観光客から人気の撮影スポットで一面に広がる緑の草原は絶景ですよ!

白川郷と祖谷渓に続く日本三大秘境の一つ椎葉村。椎葉神楽の伝承や瓦屋根の集落景観など、地域独特の伝統が根付く椎葉村には「椎葉のマチュピチュ」と呼ばれる絶景スポットが点在します。その名も「仙人の棚田」。下松尾集落にある棚田は急斜面に沿って開拓されており、ビューポイントからの全貌はまさにマチュピチュです!

7つの有人島と5つの無人島から成るトカラ列島は日本最後の秘境と言われています。落人伝説や奇祭ボゼ祭り、噴火活動中の火山、船でしか辿り着けない温泉など、トカラ列島ならではの魅力がたっぷり詰まっています。もちろん島ごとの絶景も見逃せませんよ!アクセス方法は週に2回しか就航しないフェリーのみ。これぞ日本の秘境です!

神々が宿る秘境の島「久高島」。琉球王国を築いたとされるアマミキヨが舞い降りた神の島です。島の魅力は12年に1度きりのイザイホーの祭り、はるか彼方にある異界「ニライカナイ」の神様がやってくるイシキ浜など。そして島の人気スポットである大岩の間にできた三角の洞窟「斎場御獄」。沖縄最強のパワースポットですよ!

沖縄の秘境でジャングルクルーズ体験!八重山諸島にある西表島には、カヤックでしかたどり着けない滝があります。その名は「ピナイサーラの滝」。落差は55ｍで沖縄県最大の滝です。カヤックツアーでの見所はマングローブ林の川上りとジャングルトレッキング。亜熱帯の動植物を見ながらの散策はジャングル探検をしている気分になりますね。

日本のおすすめの秘境21選を紹介しました。行ってみたい秘境は見つかりましたか?紹介したスポット以外にも、日本には知られざる秘境はたくさんあります。同じことを繰り返す毎日に飽きた時は、秘境の旅へ出かけてみましょう!