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シェーンブルン宮殿!チケットの種類は?世界遺産の楽しみ方教えます!

シェーンブルン宮殿!チケットの種類は?世界遺産の楽しみ方教えます!
投稿日: 2017年8月13日最終更新日: 2020年10月7日

オーストリアの首都ウィーンにあるシェーンブルン宮殿は世界遺産にも登録されているウィーンの人気観光スポットです。ウィーン市内からのアクセスも簡単で、豪華な内装の宮殿や広大な敷地の中にある美しい庭園など、みどころいっぱいのシェーンブルン宮殿をご紹介します。

シェーンブルン宮殿は必見の観光スポット見出し

オーストリアの首都ウィーンにあるシェーンブルン宮殿(Schloss Schönbrunn)はハプスブルク家が夏の間に離宮として使用していた宮殿で、その美しさで有名です。現在では世界遺産に登録されていて、オーストリアの中でも特に必見のシェーンブルン宮殿の見学、チケット、行き方、見どころなどをご紹介します。

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シェーンブルン宮殿の歴史見出し

シェーンブルン宮殿の歴史は古く、16世紀に神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世がこの土地のキジの養殖場を作ったことに始まります。17世紀末にレオポルド1世が狩猟用の別荘を建て、増築を続けながら18世紀のマリア・テレジアの時代に完成しました。様式はウィーン風ロココ調と言い、黄色の外観はテレジア・イエローと呼ばれています。

シェーンブルン宮殿には、マリア・テレジアの娘であるマリー・アントワネットやモーツァルトなどが滞在してことでも知られています。フランツ・ヨーゼフ1世(在位1848年から1916年)がシェーンブルグ宮殿で亡くなった最後の皇帝で、その後オーストリア=ハンガリー帝国の滅亡によりシェーンブルン宮殿はオーストリア共和国に所有されます。

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シェーンブルン宮殿は世界遺産見出し

オーストリアには世界遺産が9か所あり、シェーンブルン宮殿は、「シェーンブルン宮殿と庭園群」として世界遺産に登録されています。人類の創造的才能を表現する世界遺産ということで、文化遺産となっています。シェーンブルン宮殿は、オーストリアの歴史の中でも、ウィーン会議の舞台になるなど、重要な役割をはたしています。

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シェーンブルン宮殿のみどころ①鏡の間見出し

鏡の間は、壁に一面に施された豪華な装飾の木製パネルに数々の鏡がはめ込まれた部屋です。鏡の中にキャンドルが連なって反射するために、部屋をより大きく見せる効果もありました。鏡の間は美しい装飾だけではなく、1762年に6歳のモーツァルトが初めてコンサートを開いた場所としても有名です。

シェーンブルン宮殿のみどころ②青のチャイニーズ・ルーム見出し

青のチャイニーズ・ルームは、マリア・テレジアも宰相との会談に使っていたといわれる部屋です。部屋の壁には中国の花の模様が付いた壁紙が貼られていることが名前の由来とされています。オーストリア=ハンガリー帝国最後の皇帝カール1世が退位する前にオーストリア共和政府と会談したのもこの部屋です。

シェーンブルン宮殿の見どころ③庭園の迷路見出し

シェーンブルン宮殿の魅力は宮殿の建物や豪華な装飾だけではなく、広大な敷地のなかにある数々の庭園です。シェーンブルン宮殿の庭園の迷路はもともとは1720年ころに散歩のために作られた簡単な迷路が始まりです。19世紀末には荒れ果ててしまいましたが、1999年に新しい迷路がオープンしました。

新しい迷路は歴史に忠実に再現されています。迷路の中心には展望台があり、そこから迷路を見下ろすことができます。迷路にはほかにも子供から大人まで楽しむことができるアクティビティが色々あり、シェーンブルン宮殿の庭園の中でも人気のあるスポットです。

シェーンブルン宮殿の見どころ④日本庭園見出し

シェーンブルン宮殿には、1913年にフランツフェルディナンド皇太子によって造園された日本庭園があります。世界大戦後は荒れ果てて、「アルプス風庭園」や「アルペン庭園」と呼ばれていましたが、日本からの庭師などによって再整備され、1999年にオープンしました。

シェーンブルン宮殿のみどころ⑤パルメンハウス見出し

シェーンブルン宮殿の庭園の中にあるパルメンハウスは、1881年に建てられた世界でも最大規模の温室です。113mの長さのパルメンハウスは、高さ28mの中央パヴィリオンと、あとから増築された2つのパヴィリオンからなります。それぞれのパヴィリオンはトンネルのような通路でつながっていて、パヴィリオンごとに「寒帯」「温帯」「熱帯」と分かれています。

シェーンブルン宮殿のカフェ・レジデンツ見出し

シェーンブルン宮殿の中には、いくつかのカフェやレストランがありますが、その中でもおすすめなのがシェーンブルン宮殿の左側の建物の中にあるカフェ、レジデンツ(Café Residenz)は、マリア・テレジアやフランツ・ヨーゼフ皇帝の好物だったというターフェルシュピッツ(Tafelspitz)という牛肉の煮込み料理など、オーストリアの伝統的な料理とともに、美味しいケーキも食べることができる人気のカフェです。

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シェーンブルン宮殿への行き方見出し

シェーンブルン宮殿はウィーンの中心部から約5㎞ほどのところにあります。行き方はいくつかありますが、最もシンプルな行き方は地下鉄を利用してシェーンブルン駅で下車します。シェーンブルン駅へは、ウィーンの中心部から地下鉄4号線で、所要時間は15分ほどです。

トラムでの行き方は、10番か58番線でシェーンブルン駅で下車します。バスでの行き方はウィーン市内から10番のバスに乗車します。シェーンブルン駅からの行き方は、シェーンブルナー・シュロス通りという大通りを歩いていくと、5分ほどでシェーンブルン宮殿に到着します。どの行き方でもウィーン市内からは簡単にアクセスできます。

シェーンブルン宮殿のチケットの種類見出し

シェーンブルン宮殿のチケットには様々な種類があり、所要時間や見る場所などによってチケットが変わります。宮殿内とガーデンを見る場合は、クラシック・パスは大人が24ユーロ、子供が15.20ユーロで、宮殿内のグランド・ツアー(宮殿内の40室)と庭園全体に入ることができるチケットです。

グランド・ツアーとインペリアル・ツアーのチケットでは宮殿の中のみの入場で庭園は含まれませんが、庭園にはチケットを持っていなくても後から入場料を払うと入ることができます。庭園への入場チケットもいろいろな種類があり、「迷路&ラビリンス」が大人5.50ユーロ、子供3.20ユーロ、その他のオランジェリーやプリヴィー・ガーデンなどは大人3.80ユーロ、子供3ユーロとなっています。

お得なウィーン・パスでシェーンブルン宮殿見出し

シェーンブルン宮殿だけではなく、ウィーン全体の観光をするのにとてもお得なのがウィーン・パスです。シェーンブルン宮殿やシェーンブルン動物園を含む60位所のアトラクションに入ることができるウィーン・パスは、シェーンブルン動物園ではファスト・トラック・パスとしても利用でき、列に並ばなくても入場できます。残念ながらシェーンブルン宮殿は含まれていません。

ウィーン・パスには1・2・3・6日の種類があり、2日以上のパスの場合では使い始めた日から連続して使います。オプションでバス、トラム、地下鉄の乗り放題もつけることもできます。料金は1日パスが59ユーロで、一番長い6日間のパスでは124ユーロです。子供用のパスは大人料金のほぼ半分です。

シェーンブルン宮殿の見学ツアーの種類見出し

シェーンブルン宮殿には1441の部屋があり、そのうちの宮殿の2階部分にある40部屋が一般に公開されていて、見学することができます。シェーンブルン宮殿の見学ツアーは所要時間によって種類が異なります。インペリアルツアーでは、シェーンブルン宮殿の西翼の22部屋を30分から40分ほどかけて見学します。

インペリアルツアーよりも長い種類の見学ツアーのグランドツアーでは、50分から60分をかけて西翼と東翼の合計40部屋を見学することができます。インペリアルツアーとグランドツアーにはどちらとも日本語のオーディオガイドを借りることができます。グランドツアーではドイツ語と英語のガイド付きの見学も行われています。

シェーンブルン宮殿でオーストリアを楽しむ見出し

シェーンブルン宮殿はその美しい外観や内装、広大な庭園だけではなく、オーストリア=ハンガリー帝国の歴史を感じられる場所です。ウィーンでも特に人気の観光スポットであるシェーンブルン宮殿のなかにはまだまだ見どころがたくさんあります。オーストリア観光では外せない必見のスポットです。

投稿日: 2017年8月13日最終更新日: 2020年10月7日

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