東京での読書会開催場所は？出会いの場であるカフェは30代社会人に人気！

いま東京で、30代の社会人に密かに人気なのが読書会です。ブックカフェなどで開かれている読書会には堅苦しさはなく、読書好きでなくても気軽に参加できる、初めてでも参加しやすい雰囲気がある読書会もあります。社会人の出会いの場としても注目されています。今回は東京で開催されている人気の読書会10選を紹介していきます。

読書というと真面目で堅いといったイメージはないでしょうか。現在、東京のあちこちで開かれている読書会はそういうイメージはありません。明るく誰でも参加しすい雰囲気の中ワイワイと好きな本について盛り上がる読書会が開かれています。本に囲まれたブックカフェも人気でブックカフェを利用して開催される読書会もたくさんあります。

ブックカフェとは書籍や雑誌が豊富に取り揃えられていて、お客さんはそれら書籍や雑誌をコーヒーなどのドリンクを飲みながら自由に席で読むことができるカフェのことです。東京にはこうした読書を楽しめるブックカフェが最近多く展開されています。まずはお近くのブックカフェに行ってみることをおすすめします。

東京の読書会に参加するにはまずはお住いの近くや通勤圏の読書会をホームページなどで検索することをおすすめします。読書会には参加が無料の読書会や申し込み不要なものもあれば有料や事前申し込みが必要な読書会もあります。気になる読書会を見つけたらしっかりと読書会のスタイルをチェックしてから申し込みをしましょう。

東京で人気の読書会その1は、「朝、カフェで読書会」です。設立は2011年で、毎週日曜日の朝に都内のカフェで開催されています。ビジネス書を各自1冊持参して、それぞれが紹介していくスタイルです。上京したての社会人や働き盛りの30代の社会人におすすめの読書会です。読書会の仲間を通してビジネスの出会いの場になることもあります。

今、20代から30代の社会人の間で朝活として読書会が評価を得ています。朝出勤前のわずかな時間や、日曜日の朝などにカフェで開催されています。朝読書は脳の目覚めにもよく、進学校などにも取り入れられています。朝、カフェでモーニングコーヒーを飲みながらお気に入りの本を持ち寄って頭と心を整える朝活読書会に参加してみませんか。

朝活で読みたいおすすめ名著は「アランの幸福論」です。フランスの哲学者アランが記した「幸福論」は日本語で翻訳されて多くのファンを生みました。短い言葉の中に人生に響く言葉が書かれています。出社前の気持ちの整え方や休日の朝に読んで清々しい気持ちになれる1冊です。センテンスが短いので電車などで読むにもおすすめします。

東京で人気の読書会その2は「ブックカフェで行う読書会」です。「ブックカフェで行う読書会」はブックカフェで毎月数回開催されています。好きな本を持ち寄り紹介していくスタイルで、開催されるブックカフェのムードを大事にしながら、参加者がほっこりとした雰囲気を味わえる読書会です。新しい本の出会いの場となることもあります。

東京Cafe読書会で紹介したい1冊は万城目学氏の「悟浄出立」です。「鹿男アヲニヨシ」や「偉大なるしゅららぼん」など映像化作品も多い人気作家の万城目学氏が中国古典のスピンオフに挑戦した作品です。テーマも西遊記や三国志など日本でも人気の作品を取り扱っており、本作を知らない方でも語り合うには十分の内容になっています。

東京で人気の読書会その3は「東京Cafe読書会」です。2012年設立の「東京Cafe読書会」は都内で毎月開催されている読書会です。ジャンルを問わず好きな本を紹介する読書会で、6名程度の対話方式で進行していきます。初めて読書会に参加する方でも、読書仲間の出会いを求める方も安心して楽しみながら参加することができます。

好きなジャンルの本を自由に持参して紹介する「東京Cafe読書会」では、6名程度のグループになって本を語り合います。そんな「東京Cafe読書会」におすすめの1冊は森見登美彦氏著の夜は短し歩けよ乙女です。アニメ化もされ原作に触れていない人でも知っているこの作品は、森見登美彦氏の独特の世界観が文体に広がっています。

東京で人気の読書会その4は「猫町倶楽部」です。「猫町倶楽部」は2006年に愛知県名古屋市で発足して以来、全国に広がりを見せている読書会です。もちろん東京にも展開されています。これまでの参加者は延べ5000人を超えており、日本で最大規模の読書会コミュニティとなっています。

東京で人気の読書会その5は「読み人交差点」です。「読み人交差点」はカフェでコーヒーを飲みながら好きな本を持参して語り合うスタイルの読書会です。20代から30代の社会人の参加が多く、新しい本との出会いや読書仲間との出会いの場となっています。本のジャンルを問わないので初心者でも安心して参加できる読書会です。

東京で人気の読書会その6は「ビジマ」です。「ビジマ」は「ビジネス・マーケティング読書会」の略称で、20代から30代の社会人向けにビジネス書や経済関連の書籍を中心とした読書会を展開しています。「ビジマ」では著者を読書会に迎えるイベントも実施しており、実際に著者と話をする中で、仕事や経済についての新しい出会いがあります。

ホリエモンこと堀江貴文氏著の新書本です。自分の好きなことを仕事にする、会社のために働くのではなく自分がしたいことのために働くという堀江貴文氏の働き方の哲学がギュッと詰まった内容となっています。「働くこと」をどう捉え、自分の人生の中にどのように位置づけていくのかを考えさせてくれる20代から30代の社会人必読の書です。

東京で人気の読書会その7は「読書チャンプル」です。「読書チャンプル」は恵比寿を中心に展開されている読書会で、読書会に参加したことがない人や、本は好きだけど紹介するのは苦手という人も参加しやすい、読書会初心者を大切にしている読書会です。課題図書はないので、好きな本を持参して紹介していくスタイルの読書会です。

東京で人気の読書会その8は「ブックカフェ読書会東京」です。「ブックカフェ読書会東京」は駅近辺のカフェを中心に開かれている読書会で、20代から30代の社会人の他にも学生なども気軽に参加できる読書会です。読書好きはもちろん、新しい友だちとの出会いの場や、コミュニケーションの場としても人気の読書会です。

東京で人気の読書会その9は「交換読書会＠東京」です。「交換読書会＠東京」はただ本を紹介するのではなく、参加者同士で本を交換し合って意見を交換するという少し変わった読書会のスタイルを取っています。参加者は20代から30代の社会人が多く、本を交換した人から語ってもらうことで、新しい本との出会いが生まれる読書会となっています。

最後に紹介します東京で人気の読書会その10は「まったりぃど」です。「まったりぃど」は古本の聖地神田神保町や渋谷の幡ヶ谷などで開催されている読書会です。「まったりぃど」の最大の特徴はなんといっても本を肴にお酒を飲むスタイルの読書会だということです。お酒を飲みながら好きな本について語るというシチュエーションが人気の読書会です。

「まったりぃど」はお酒を楽しみながら好きな本を語る読書会です。お酒を飲みながら語るのに、おすすめは司馬遼太郎氏の「司馬遼太郎の世界」です。司馬語録やエッセイなど歴史を通じて語られる司馬遼太郎氏の思考の世界に、話題の花が咲くこと間違いなしです。他にも池波正太郎氏や山本周五郎氏など大人の渋い著者もおすすめです。

東京で人気の読書会についてご紹介をしてきました。読書離れが進んでいると言われている昨今ですが、東京にはこんなに明るい雰囲気の読書会がたくさんあります。またブックカフェも人気を博しています。最近読書から離れていたあなたも、久しぶりに本を持って街へ出かけてみませんか。きっと新しい出会いが広がっているはずです。