浅草雷門への行き方やアクセスを徹底解説！提灯や歴史についても紹介！

浅草雷門には、日本中、世界中から毎日のように参拝者や観光客が押し寄せています。その浅草雷門の魅力や歴史いろいろな方向から皆様の知っているところ、知らないとこのを織り交ぜながら浅草雷門にアクセスしていきます。さあ、浅草雷門へのアクセスについてご紹介致します。

いつも観光客で賑わっている浅草寺の参道の入り口の門こと雷門。実は雷門の正式名称は風雷神門（ふうらいじんもん）と言います。定かではありませんが、942年に平公雅（たいらのきんまさ）という武将によって建立されました。その当時は今の場所と違って駒形付近にあったそうです。

今の位置になったのは、鎌倉時代でそのころに風神と雷神の像が奉安されています。このころから風雷神門と呼ばれるようになったのです。雷門は何度も焼失しては再建されていましたが、江戸時代末期の1865年に焼失してから95年間再建されませんでした。1960年に再建したのは、パナソニック（松下電器）の創始者松下幸之助氏の寄贈により再建されました。今の雷門は当時の物です。

一見木造製に見えますが鉄筋コンクリートで作られていますので確かめる為に、触ってみるとよくわかると思います。雷門は浅草寺の正門ではなく総門であり、正門は宝蔵門（ほうぞうもん）で仁王門（におうもん）が雷門から続く参道の終わりに建っています。

雷門に吊るしてある提灯は、雷門と共に何度も焼失しては、再建されています。提灯に関しては10年経つと新調されるそうで、1971年からこの提灯を制作しているのは、京都市の提灯屋です。

京都で採れた竹で骨組みを作り、その周囲に福井県産のコウゾ（クワ科の植物）からとった和紙約300枚を貼り合わせ提灯を形作っています。重さは約700キログラム、高さは3.9メートル、直径は3.3メートルもある大変大きな提灯です。浅草寺には、雷門のほかにあと3つ大提灯がありますので探してみてください。

浅草雷門につらされている大提灯をどうしても畳まないといけない時があります。せっかく雷門と大提灯を見に来たのに大提灯が畳まれていたら最悪の事態にも陥りかねます。畳まれている状態を見たい人もいると思いますが、畳まれてる時の状況を説明します。

三社祭りは5月の第3週、金、土、日で行われている正式名称は「浅草神社例大祭」です。浅草神社に祀った3人の神様を一之宮、二之宮、三之宮という3台の神輿で浅草を回ります。浅草神社から浅草寺前を通って参道を練り歩き雷門を通るために提灯が畳まれます。

雷門の周りは広々と解放されています。大勢の人が写真を撮ったりできるので当たり前ですが、逆に何もないので風の通りがよく700キログラムもある大提灯が、もし吹き飛ばされてしまったら大惨事になりかねません。そのために強風との時は畳みます。雷門の修繕の時も同じで提灯を畳みます。 、

雷門を観光したした人も門の前とかで写真を撮りそのまま門をくぐっていく人が多いと思います。ですが、提灯の底には龍の彫刻が施されています。浅草寺の山号は「金龍山」と言います。ご本尊である秘仏の観音像が発見されたとき、金のウロコを持った龍が舞い降りたといいます。

また、龍は、雲を呼び、雨を降らす力を持っている「水神」と言われています。江戸時代頃の浅草は木造の建造物が建てられ、建物と建物の間が無く、犇めき合っていて火事が発生すると一気に辺り一帯が火の海になっていました。頻繁に火事が発生していたので浅草の人々を守るために龍を祀てっています。

慶応の火災の際、風神、雷神像は頭部のみ難を逃れました。1960年の雷門再建の際に、常盤堂雷おこし本舗社長・穂刈恒一氏の懇意により、補修・彩色されたのが現在の像です。風神と雷神は、浅草寺の建物を、風水害や火災から守る「善神」であると考えられております。

門に向かって右手に風神像で高さ高さ2.18メートルです。風神は風を司る神様です。台風のような強風、暴風は農作物に多大な被害を与えてました。そのような強風、暴風を鎮めるために風を操ることのできる風の神が祀られるようになりました。

門に向かって左手側が雷神像で高さ2.09メートルです。雷を司る神様で菅原道真が、死後に天変地異が多発したことから、天神(雷の神)として信仰の対象となりました。民間の間では、雷さまは落ちては人のヘソをとると言い伝えられているてよく腹を出して寝ている子供に「かみなりさまがへそを取りにくるよ」言っていました。

1978年松下グループ有志により寄進されています。慶応の大火を雷神像をもってしても防げなかった事から雷門の背面（風神・雷神像の後ろ側）からも強化しようと水をつかさどる龍神の化身である天龍・金龍像を奉安し更なる守護がなされています。天龍像は、高さ2.93メートルで男性の姿、金龍像は、高 2.7メートルで女性の姿をしています。

この二体の像と提灯の底の龍も玉を持っていますが、この玉は正確には『如意宝珠』というそうで宝物を出す。病気を治す。災いを防ぐ。などあらゆる願いを叶える玉なのです。ドラゴンボールもこの玉なんでしょう。そう思うと興味がわきます。

浅草雷門への行き方やアクセスの仕方は人によって様々な乗り物に乗って参拝や観光に来るでしょう。ツアーなどで来る人は、観光バスに乗り、乗務員が案内してくれているので安心していいのですが、大体の人は、電車やバス、地下鉄を使って浅草雷門まで自力でアクセスするはずです。そのような人に行き方やアクセスの仕方を開設しましょう。

東京メトロ銀座線ラインは、若者の町渋谷駅から銀座駅を通り浅草駅までの区間の路線です。雷門へは、浅草駅で降りるのが最もメジャーですが、もう一つの行き方として田原町で降りて行くという方法もありますので、この2つの行き方から説明していきます。

雷門にアクセスするには、浅草駅の出口は1.2.3番の出口が雷門通り沿いに出てきますので、雷門に近い出口となっています。1.2.3番の出口に行く前に通るのが、浅草地下商店街です。この地下商店街は、日本で3番目にできた地下商店街で1.2番にできた地下商店街は、老朽化等で無くなった為に、この地下商店街が日本で最古の地下商店街になっています。

浅草地下商店街も老朽化が進んでいますので早めに行ってみましょう。昭和のレトロ感が味わえる地下商店街です。1.3番出口は歩道橋を渡らないで雷門へとアクセスできますが、あえておすすめは、2番出口です。2番出口を出てまずは、雷門の前にある浅草文化観光センターを訪れましょう。

浅草文化観光センターでは、日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語による浅草観光案内をしてくれるほか、8階の展望テラスからは、東京スカイツリーやアサヒビールビルのあわのオブジェ、浅草の町を一望することができ晴れた日などは最高に楽しめます。浅草文化観光センターを出て雷門通りを渡れば浅草雷門になります。

浅草雷門にアクセスするには地下鉄東京メトロ銀座線田原町駅の３番出口からが雷門行くには一番近い出口です。余談ですが、かっぱ橋道具街に行くにはこの地下鉄東京メトロ銀座線田原町駅の上野寄りの改札を出てエレベーターに乗って外に出て上野方向に歩けば着きます。

本題に戻りますが、３番出口を出ると焼きそばのにおいがしてきます。ここには「花家」という食堂があり、昔から営業していてこの臭いを嗅ぐと無性に食べたくなります。そこから国際通りを隅田川方面側に渡り雷門通りへ歩いて行きます。

国際通りから雷門通りに入る角に「宮本卯之助商店」という三社祭りの神輿の修理等もしている、神輿と祭の店があります。そこで神輿と祭り太鼓など祭りの道具が見て買えます。この店の前で写真を撮る人も多いです。そこから雷門通りを歩きながら雷門を目指しましょう。

浅草雷門までの雷門通りには、お蕎麦屋さんやてんぷら専門店、鰻屋さん、刃物屋、キセル等の喫煙具店等浅草ならではのお店が並んでいます。この雷通りを通るのも浅草に来た人の楽しみになります。最後に常盤堂雷おこし本舗の前を通ればもう、浅草雷門です。

都営地下鉄浅草線は、車体および路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーはローズ（赤紫色）で日本の地下鉄で唯一、非ATC（自動列車制御装置）の保安装置を採用する西馬込駅から墨田区の押上駅までを結ぶ地下鉄。浅草駅下車で出口は地下鉄東京メトロ銀座線と同じで出口で雷門通り沿いに出ます。

東武スカイツリーラインは、元々東部伊勢崎線のことで、浅草駅から群馬県の伊勢崎駅を結ぶ路線です。東京スカイツリーが開業するのにちなんで一部区間を東部スカイツリーラインと呼ぶ愛称が付けられています。浅草駅下車、出口は、地下に下り銀座線と同じ出口で雷門通り沿いに出ます。

首都圏新都市鉄道株式会社が運営しています。秋葉原 - つくば間を最速45分（快速）で結ぶ鉄道です。区間により地下鉄路線、高架路線を走っているため踏切が存在しない路線です。浅草駅下車、浅草国際通りの浅草ROX出口をでて国際通り、雷門通りを歩いて雷門までは約700メートルです。

浅草雷門行き都営バスは、次の「上23」は上野松坂屋前から約15分、「東42乙」は南千住車庫前から約25分、「草24」は東大島駅前から約45分や、「草39」は上野駅前から約10分、「草43」は足立区役所から約50分「草63」は池袋駅から約50分、「草64」は王子駅前から約50分、「S-1」は錦糸町駅前から約25分と8路線あります。

都営東京都観光汽船（TOKYO CRUISE）水上バスでのアクセスは次のとおり浅草・お台場直通ラインで豊洲と浅草間、隅田川ラインで浜離宮と浅草間・日の出桟橋と浅草間の３とおりです。どのラインも隅田川を通り、観光アナウンス付きです。浅草駅で降り江戸通りを渡り雷門通り沿いを歩けば雷門です。

台東区が運営している台東区内を循環するコミュニテイバスです。「北めぐりん」「南めぐりん」「東西めぐりん」「ぐるーりめぐりん」の4路線がありますが、「東西めぐりん」と「ぐるーりめぐりん」が雷門通り沿いの雷門前で下車できます。一回の乗車料金が100円（2017年現在）で乗れ、一日券を使えば台東区内が全て回れます。

浅草雷門はどうだったでしょうか？雷門を見て浅草寺の観光やその周辺の観光、浅草グルメ等楽しめる場所が書ききれない位、いっぱいあります。雷門から台東区循環バス「めぐりん」を使って台東区の観光もいいと思います。行った事のある人もまだ行ってない人も新しい発見等がいっぱいありますので、ぜひ雷門に足をお運びください。