館林はつつじが有名！開花状況や見頃は？つつじ祭りの情報もあり！

群馬県館林市にあるつつじが岡公園では、毎年つつじまつりが開催されています。非常に人気の高いお祭りで、年間で約20万人が訪れる館林最大のお祭りです。今年も4月10日から1ヶ月間の開催が決定しており、館林では早くも賑わいを見せています。

約12.9haの広大な敷地を持つ園内で、様々なつつじを見ることができます。つつじまつりの詳細や、つつじの開花状況、見頃の時期をご紹介します。様々なイベントも開催予定なので、要チェックですね！いち早く春の訪れを感じられるお祭りなので、ぜひお出かけの参考になさってください。

毎年恒例の群馬県館林市で開催されるつつじまつり、待ちに待った今年の開催日程が発表になりました。開催期間は2017年4月10日（月）～5月10日（水）の1ヶ月間、会場は群馬県館林市つつじが岡公園尾曳橋東側（群馬県館林市花山町花山町3278）にて開催されます。

館林市最大のお祭りであるつつじまつり、50余種10,000株ものたくさんの種類のつつじを一度に見ることができるため、このお祭りは毎年多くの人で賑わいます。推定樹齢800年を超えるヤマツツジの巨樹も、大きな見所の1つです。

お祭り期間中はつつじが岡公園の入園料が有料にはなりますが、イベント盛りだくさんのお祭りですので、十分に行く価値ありです。つつじの開花状況を確認して、ぜひ訪れてみてください。つつじまつりで楽しい休日をお過ごしくださいね。

つつじまつり会場内ではお祭り期間中、様々なイベントが催されます。4月11日から5月5日までの間は、名木つつじのガイドさんが、無料でつつじについて説明をしてくれますので、つつじについて詳しく知りたい方におすすめです。

特にご紹介したいイベントが、4月23日の「つつじの日」に開催される「江戸幕府鉄砲組百人隊出陣」です。江戸時代に現存していた鉄砲隊が、現代にタイムスリップしてきたかのように出現します。鉄砲の大迫力を間近で感じてみてはいかがでしょうか。

他にも館林の物産品の展示販売や、キャラクターグリーディングなども開催されます。館林市のゆるキャラ「ぽんちゃん」はもちろん、ゆるキャラグランプリで優勝経験のある大人気キャラクター「ぐんまちゃん」にも会えるチャンスです！

このように、つつじまつり期間中は、日替わりで様々なイベントが開催されます。幅広い年代の方に楽しめるお祭りなので、春を味わうためにもぜひお出かけしてみてください。一瞬にして春を感じられるはずですよ。

地元の人達に「花山」と呼ばれ親しまれている、つつじが岡公園の東側の丘では、4月中旬から5月上旬にかけて毎年様々な種類のつつじが咲き誇ります。種類の多さだけでなく、そのほとんどが見事なまでの古木巨樹となっており、圧倒的な迫力に驚かされることでしょう。

昭和9年には「躑躅ヶ岡」として、国の文化財である名勝に指定されました。室町時代の書物に「躑躅ヶ岡」の記載があったことから、古い昔からつつじが自生していたと言えます。江戸時代初期にはすでにつつじの名所として知られており、現在までの約400年もの間多くの人達の力を借りて、毎年美しい花を咲かせています。

群馬県館林市出身の宇宙飛行士、向井千秋さんがスペースシャトルコロンビア号に搭乗して宇宙へ行った際、公式飛行記念品として、つつじの種を持って宇宙へ行っていました。その後、無事に宇宙での任務を終えて戻ってきた向井さんより、つつじの種が返還されました。

その種から育てた「宇宙ツツジ」が、つつじが岡公園内で見ることができます。現在、宇宙ツツジは松本城や島原城などにも移植され、日本各地で見ることができますが、宇宙ツツジのルーツはここ、つつじが岡公園です。宇宙で育ったつつじがどんな花を咲かせるのか、非常に興味深いですね。

つつじという植物は、通常4月中旬から5月中旬に満開の見頃を迎えます。館林のつつじは、4月下旬から5月上旬が見頃のピークとなります。開花してから満開になるまで、5～7日間と短い期間ではありますが、つつじの種類によって開花時期がずれているので、2週間～1ヶ月の間が、満開に花を咲かせている期間です。

見頃のピーク時には、色とりどりのつつじが咲き乱れ、あたり一面が赤やピンク、白など様々な色に彩られます。その美しさと迫力は見た人にしか味わうことができません。開花状況を確認して、見頃のピークを逃すことなく、館林つつじまつりを訪れてください。

例年館林のつつじは、4月中旬から5月上旬に見頃を迎えます。天候などによって若干の前後はありますが、4月下旬からゴールデンウィークの5月上旬までは十分につつじを堪能できる時期となるでしょう。品種によっても満開の時期が異なりますので、開花状況をこまめに確認することをおすすめします。

せっかくつつじを見に行くなら、やはり満開の時期に訪れたいですよね。たくさんのつつじが咲き誇る姿、1度見てみたいものです。HP等で開花状況をチェックして、時期を逃すことなくお出かけください。

3月からつつじが岡公園では、アフリカなどに分布している「ヤツガシラ」という鳥が見られるようになりました。黒く長いくちばしを持ち、頭の上に広げると扇形に広がる羽がついているのが、特徴です。日本国内での目撃情報は、これまで数件に留まる非常に珍しい鳥だそうです。

なかなか見られる機会がない珍しい鳥ですから、この機会に探してみたらいかがでしょうか？つつじまつりを楽しみながら、バードウォッチングもできるなんて一石二鳥ですね。つつじとヤツガシラのコラボレーション写真が撮れたら、最高ですね！

つつじが岡公園で夏に開催される「花ハスまつり」の時期に出航される遊覧船は、人気が高くよく知られていますが、つつじまつりが開催される4月中旬から5月中旬にかけても、船が出航されるのをご存知でしょうか？

つつじが岡公園と尾曳駐車場、善長寺とを結ぶ定期船2便と、城沼の遊覧船がそれぞれ出航されます。定期船は各5分間、遊覧船は30分間に渡り優雅な船の旅が楽しめます。つつじが岡公園の美しい景色を、水上からも楽しんでみましょう！

通常つつじが岡公園は無料で楽しめる公園ですが、つつじまつり開催中は有料となっています。つつじが見頃の期間は620円、20名以上の団体は510円で中学生以下は無料です。咲き始めや見頃過ぎの時期だと、入園料金は310円となります。時期によって料金が異なりますので、注意しましょう。

なお、群馬県館林市にお住まいの方は4月23日、4月29日、5月4日の3日間は「市民優待デー」となりその日に限り、入園料が無料となります。免許証や保険証など、群馬県館林市に住所があることを証明する物を持って、つつじが岡公園を訪れてください。

館林つつじが岡公園は、東北自動車道館林インターから車で3分、東武伊勢崎線館林駅から歩いて30分のところにあります。車を利用する場合は、東北自動車道浦和インターから館林インターまでは約30分、または北関東道佐野田沼インターからは約20分です。

駐車場も完備されているので、車での来園も可能ですが、つつじまつり開催期間中は大変な混雑が予想されます。公園周辺だけでなく、館林市内、館林インターで発生する渋滞を、地元では「つつじ渋滞」と呼んでいるそうです。ですので、なるべく公共交通機関を利用することをおすすめします。

なお、電車を利用する場合は、浅草から東武伊勢崎線で館林まで約60分です。東武伊勢崎線館林駅から路線バスも運行しています。つつじが岡公園入り口にて下車後、歩いて12分です。また、つつじまつり開催中は館林駅⇔つつじが岡公園間のシャトルバスが運行されます。運行状況は館林市観光協会のHPにて掲載されますので、利用される方は確認してみてください。

つつじまつりに行かれる際に、注意しなければならない点がいくつかあります。まず、ペットを連れての入園ですが、園内はペット用カートまたはキャリーバッグの使用が必須となっています。一部区域はペットの立入制限もあるので、ペット連れで行こうと考えている方はお気をつけください。正面券売所にてカートの貸出（2時間300円）も行っているので、カートをお持ちでない方は利用するといいでしょう。

また、自転車での公園内への入園も禁止しています。自転車で行く場合は、自転車はきちんと駐輪場に止めてから入園するようにしてください。決められたマナーをしっかり守って、つつじまつりを楽しみたいですね。

いかがでしたでしょうか。つつじの開花状況の話題を耳にすると、ようやく春が近づいてきた感じがしますね。様々なイベントが開催される館林つつじまつりは、非常に魅力的なお祭りです。あたたかくなるにつれ、絶好のお散歩シーズン到来となりますので、ぜひ皆さんでお出かけください。いち早く春の訪れを感じられるお祭り、館林つつじまつりをご家族で、カップルで、友達同士で楽しんでくださいね。