養老温泉は心もお腹も満たされる温泉地だった!
岐阜県養老群養老町にある養老温泉は、豊かな自然に囲まれた温泉地。夜になると満点の星空が広がります。名古屋や関西からのアクセスも良いので、日帰りや一泊の旅行地としても最適。今回は養老温泉近辺のおすすめ観光スポットから人気のグルメまで、養老温泉の魅力をたっぷりとご紹介しちゃいます!
養老温泉の観光スポット①養老の滝
岐阜県養老温泉近くの人気観光スポットといえば、滝の水がお酒になった伝説で全国的にも有名な「養老の滝」。高さ約30メートル、幅約4メートルの滝は日本の滝百選に選ばれている他、その最高の水質で名水百選にも選ばれています。春には満開の桜、秋には色とりどりの紅葉を楽しむことができます。
無料駐車場から滝までは軽い登山を想像させるような坂道が1キロ程続きます。石段は滑りやすいので、滝を見たい方には歩きやすい靴がおすすめ。リフトもありますが、2017年3月現在は老朽化の為運休中とのこと。近くの売店では養老の滝の名水を使ったサイダーやラムネも人気です。
近くの岩の間から、山吹色の水が湧き出ており、なめてみると酒の味がしました。これを汲んで帰って、老父に飲ませたところ、大変喜び、すっかり若々しくなりました。このことは、都にも伝えられ、元正天皇が、この地へ行幸になり、本湧水を飲浴せられ、「老を養う若返りの水」とおおせられ、年号を養老と改められました。
養老温泉の観光スポット②養老天命反転地
岐阜県養老町の養老公園内にある「養老天命反転地」。このモダンアート施設はアーティストの荒川修作と詩人のマドリン・ギンズが30年以上も構想した芸術作品。施設内には9つのパビリオンが点在し、全てのアートは自分の体で体験できるようになっています。また高台に位置するので、上からの眺めは圧巻です。
急斜面を登ったり降りたり、平坦な所が少なく、バランス感覚がおかしくなるような感覚を味わえます。大人も子供も楽しめますが、歩きやすい服装で行くことをおすすめします。転倒者を予想して作られたと言われる施設なので、足元には注意が必要。受付でヘルメットや運動靴を借りることも出来ますよ。
養老温泉の観光スポット③みつばちの郷
岐阜県養老町にあるハチミツ工場兼直売店の「みつばちの郷」は岐阜県産のハチミツを含む国産ハチミツを10種類以上、海外産ハチミツも常時5種類以上取り揃え、その他ハチミツを使用した数々の食品やお菓子、みつろうキャンドルまで販売しているハチミツのスーパーストア。お土産にも人気です。
ここのおすすめはなんといってもソフトクリーム。国産ハチミツと飛騨牛乳で作られた濃厚なソフトクリームに、お好きなハチミツをかけ放題というサービス付き。店内のハチミツは全品試食可能なので、まず試食で試してから、ソフトクリームにかけるハチミツを選ぶというのもありですね!
養老温泉の観光スポット④養老公園こどもの国
養老公園内にある「こどもの国」は、家族連れにおすすめのスポットです。入園料はなんと無料。室内遊具で遊べる施設や、アスレチック場、三輪車乗り場(貸し出しあり)、ボールの遊び場、滑り台等の遊具やプール(夏季のみ営業)など、小さい子から大きい子供まで夢中になれる遊具が盛りだくさんです。
正面ゲート前には、孝行息子伝説で有名な孝子源丞内の像もあります。夏季限定営業のプールはオムツがとれた幼児から小学校3年生まで利用でき、こちらも料金は無料。屋外には野外ステージもあり、通年で無料のイベントも開催されているので、お弁当をもってくればお金を使わずに家族で一日遊べちゃいますよ。
養老温泉で日帰り入浴もできる温泉施設は?
岐阜県の養老温泉は自然豊かな山あいにある温泉地。泉質は神経痛、筋肉痛、関節痛、きりきず、慢性皮膚病などに効く美肌の湯といわれていて、体の芯から温まります。日帰り温泉も楽しめる「養老温泉ゆせんの里ホテルなでしこ」と、和風旅館「滝元館遊季の里」の2軒の宿でその上質な温泉を楽しめます。
養老温泉ゆせんの里ホテルなでしこ
「養老温泉ゆせんの里ホテルなでしこ」は天然温泉だけでなく、汗蒸幕・岩盤浴・露天風呂も楽しめる癒しの多目的温泉施設。エステやマッサージも受けられ、美味しい食事やカラオケも楽しめちゃいます。大垣駅を始めとする近辺の主要な駅から無料のシャトルバスも出ているので、寝ながら帰路につけますよ。
滝元館遊季の里
養老の滝のすぐ近くに佇む和風旅館、「滝元館遊季の里」。露天風呂からの眺めが最高で、岐阜の山々や名古屋の夜景まで臨めます。昼と夜のどちらも楽しめる日帰りプランがあり、ゆっくり温泉を楽しみたいカップルや家族連れに大人気。特に露天風呂付の客室ステイと美味しい料理が楽しめるプランが好評です。
養老温泉のおすすめグルメは?
やきにく藤太
養老町は昔から精肉店が多く、養老公園の近く県道56号沿いは通称焼肉街道と呼ばれていて、遠くからも多くの人が訪れます。その中でも「やきにく藤太」は開店前から行列ができ、1時間待ちは普通の人気店。特におすすめは馬刺しと地元の飛騨牛。味もコスパも最高なので満足いくまで美味しいお肉が食べられますよ!
そば処たみと
養老駅から徒歩7分の距離にある人気の蕎麦店「そば処たみと」。十割蕎麦と養老の名水を使った細めの蕎麦はとても上品な味。おすすめは十割の白せいろ。このせいろを味わうためにわざわざ遠方から来る人も多いとか。休日は観光客でかなり賑わうので、限定ランチのある平日がおすすめです。
ニーゴーカフェ
養老駅から徒歩5分の「ニーゴーカフェ」。観光後の疲れを癒したい方にぴったりのお店です。おすすめはハンドドリップで淹れてくれる5種類の自家焙煎のコーヒー。コーヒーにはなんと手作りのシフォンケーキも付いてきます。自家製パンや地元の野菜も販売しているのでお土産にもいいですね。カフェだけでなく、ランチの利用も可能です。
養老温泉で買えるお土産は?
岐阜県の特産物といえば全国的にも有名な富有柿。養老山麓で育った柿は瑞々しくてとっても甘いんです。その富有柿を使った「柿ドリンク」は、ビタミンCと食物繊維が豊富で、お口の消臭効果や、二日酔いにも効果があるそう!養老の滝近くの売店に売っているので、見つけたらぜひ試してみてくださいね。
岐阜県養老町のお土産といえば、養老の滝の伝説にも出てくる「ひょうたん」が有名です。ひょうたんは無病息災・商売繁盛の象徴でもあるとか。養老町にはひょうたんで出来た色々なお土産が売られていますが、その中でもひょうたんを使ったランプは、その形と温かい光に癒されるということから人気商品になっています。
岐阜県養老町にある酒蔵、玉泉堂酒造は、養老の名水を使ったこだわりのある酒作りで有名です。おすすめは兵庫県産の山田錦を使った純米吟醸酒、その名も「無風(むかで)」。岐阜県産酒造好適米「ひだほまれ」を使用した純米酒も人気です。柔らかな中に力強さのある味わいで、酒好きにはたまらないお土産です。
養老温泉までのモデルコースは?
今回は養老温泉までのリーズナブルな日帰りモデルコースをご紹介しちゃいます。まずは大垣駅から徒歩7分の「大垣城」からスタート。昭和34年に再建されたお城は全国的にも珍しい4層の天守閣が見もの。そこからローカル線の養老鉄道に乗り、養老町駅下車。駅から徒歩7分の「そば処たみと」で早めの昼食をとりましょう。
昼食後は「養老天命反転地」経由で「養老の滝」を観光。観光後はタクシーに乗り、養老温泉の日帰り入浴ができる施設、「ゆせんの里」で旅の疲れをとりましょう。「ゆせんの里」には食事処もあり、お土産も買えちゃいます。帰りは「ゆせんの里」から出ている無料シャトルバスに乗れば、大垣駅までゆっくり寝ながら帰れます。
このコースの料金は、大垣城入館料金が100円、養老鉄道片道料金410円、反転地入園料金750円(大人)、タクシー料金1000円(一人で乗車時)、ゆせんの里入浴料金700円のトータル、なんと食事代を入れても4000円以下で楽しめるリーズナブルな日帰り温泉観光プランになります。総時間6時間で十分楽しめます。
養老温泉までのアクセス方法は?
公共交通機関を利用したアクセスと時間は次の通りです。名古屋からは東海道本線で大垣駅まで約30分。大阪からはひだ52号で約2時間弱、京都からは1時間強、東京からは新幹線利用名古屋乗換えで最速2時間半。大垣駅から養老までは養老鉄道で24分。東海と関西方面から好アクセスなので日帰りでも十分楽しめます。
車を利用の場合は次の通りです。名神高速道路からのアクセスは、名古屋方面から大垣I.C.より養老公園まで約20分、大阪方面からのアクセスは、関ヶ原I.C.より養老公園まで約25分、東名阪自動車道からのアクセスは。桑名東I.C.より養老公園まで約1時間になります。また、温泉施設「ゆとりの里」からは主要駅間の無料バスも利用可能です。
養老温泉は心も体も温まる癒しスポットだった!
岐阜県の雄大な濃尾平野を眺めながらゆっくりと露天風呂につかると、日々の疲れも洗い流されていくよう。養老の滝の伝説のように心も体もリフレッシュできること間違いなしです!東海や関西圏からのアクセスも良いので、日帰りでも立ち寄り可能な養老温泉に、ぜひ足を運んで癒されてみませんか?
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