関ヶ原鍾乳洞の営業時間や料金は？探検者になったつもりで楽しもう！

関ヶ原鍾乳洞とは、岐阜県にある何万年も前に自然が作り上げた鍾乳洞。まるで探検家の気分になれる鍾乳洞の中には、多くの鍾乳石・化石があります。また一年通して気温が15度程度とのことで、真夏の避暑地としてぴったりでしょう。子供達が喜びそうな探検できる観光地として、特に家族連れで賑わっています。

JR東海道本線の「関ヶ原駅」下車し、タクシーで約10分です。バスは通っていません。マイカーの場合は、名神高速道路「関ヶ原IC」から国道365号線へ左折します。伊吹山ドライブウェイ入口と国道21号線バイパスの交差点の、次の信号を左折して、そのまま案内板に沿って進んでいただくと、5分程で関ヶ原鍾乳洞に到着します。 住所：岐阜県不破郡関ヶ原町大字玉1328-3 TEL：0584-43-0092

3-6月、9-11月の営業時間は9時〜16時30分、7-8月の営業時間は9時～17時、12～2月の営業時間は10時～16時水曜日定休。12月31日・1月1日は休業、7月8月は無休となっております。期間により営業時間が異なるため、事前にチェックをしてから行ってくださいね。 入場料金は大人（中学生以上）料金700円、小人（小学生）料金300円、幼児（3歳から）料金200円、3歳未満の料金は無料です。また関ヶ原鍾乳洞のホームページに割引クーポンがあるため、観光へ行く前に要チェックです。

洞窟内にはトイレはありませんが、洞窟の外に用意されているのでご安心を。また無料の大きめな駐車場があるので、お車でのアクセスでも問題ありません。更に車椅子・ベビーカーの貸し出しもあるので、幼児を連れいているママや、足の不自由な方でも観光できます。車椅子で観光しても可能な、アップダウンがない整備された道となっています。

関ヶ原鍾乳洞は、特に子連れのファミリーにおすすめです。子供が喜びそうなワクワクが詰まっている自然がが生み出した鍾乳洞は、自分が冒険家になって探検しているような気分にさせられます。関ヶ原鍾乳洞の中に入ると、鍾乳洞掘削時に偶然に発見された「ウミユリ」など貴重な古生代の生物の化石をご覧いただけます。金剛窟から出口へ向かっては、清流に沿り、様々な美しい鍾乳石をご覧いただけます。

動画をご覧いただくと分かりますが、鍾乳洞の中は湿っており、雰囲気があります。一人で行くのはちょっと勇気がいるかも？！

関ヶ原鍾乳洞は、標高210mの岩倉山の麓に入り口があります。ゆっくり歩いても20分〜30分程で全長518メートルの、意外と小さい鍾乳洞なので、気軽に観光ができます。あちらこちらに鍾乳石・化石があるため、冒険家になった気分で洞窟内を探検してみてください。簡単にではありますが、関ヶ原鍾乳洞でご覧いただける自然が生み出した主な化石・鍾乳石をご紹介いたします。

関ヶ原鍾乳洞のメインとも言える化石は、「ウミユリの化石」です。現在から約5億年前（古生代オルドビス紀）に出現したウミユリは、ユリと似ているためウミユリという名前がつけられたそうです。ウミユリという名前ですが植物ではなく、体長35～50cmで、ヒトデやウニの仲間である棘皮動物に属しています。

あっと驚く大きさの鍾乳石である「玉華殿」は、鍾乳洞内で最大の鍾乳石です。自然が造り上げた迫力と美しさは、人の手では決して造れないですね。関ヶ原鍾乳洞の入り口から入って中盤に目に入るので、是非見てみてください。

出口の側にある大きな鍾乳石「昇竜の間」は、名前の通り、鍾乳石が天井まで10ｍ伸びていて、まるで竜が天に昇るような姿として名付けられました。自然の力が生み出す美しさをご覧ください。

その名の通り、外観がまるで巨人の足のように見える自然が作りあげた傑作です。鍾乳石と石筍が何万年もの時間をかけて繋がり、このような形になりました。見る人によって色々な形に見えるのが鍾乳石の面白いところですね。子供達にも人気の鐘乳石の1つです。

関ヶ原鍾乳洞の入り口に入って見える清流は、岐阜県名水50選の1つであります。その昔のいい伝えがあり、ヤマトタケルノミコトが伊吹山で毒霧に遭遇し、病に冒されてしまいましたが、この清水で回復されたとのこと。

鍾乳洞の中の化石などをお楽しみいただいた後、出口近くに見える湧き出す清水には、ニジマスが泳いでいる姿がご覧いただけます。鍾乳洞の中でニジマスがいるだなんて、子供達の探検心に拍車がかかりそうですね！

関ヶ原鍾乳洞には、家族連れからカップルなど、多くの観光客が訪れます。皆さん実際に行ってみて、どのような感想をお持ちになったのでしょうか。一部の方の口コミをご紹介いたしますので、参考にしてくださいね。

何だか冒険感覚で楽しんでいる方も多くいるようです！

真夏には自然のクーラーとして最適ですね！しかし秋から冬場にかけては寒そうなので、暖かい服装が必需品です！

関ヶ原鍾乳洞だけではなく、上記のような火薬庫もあり、古くからの名残を残しています。

関ヶ原鍾乳洞には、驚くことにコウモリまで住んでいます。コウモリは夜行性の動物なので、日中はほとんど活動はしていません。夕方になると飛び回っています。でも安心してください。人間にあたるような位置では飛ばないため、衝突することはありません。見られたらラッキーですね！

関ヶ原鍾乳洞は、一年中楽しめる場所なので、特別にいつがオススメ！という時期はありません。また夏は涼しく、冬は暖かいので、いつでも楽しめます。ただ強いて言えば、紅葉の季節である秋（10月中旬から11月いっぱい）には、関ヶ原鍾乳洞入り口周辺の木々が綺麗に紅葉します。紅葉も一緒に見たいという方にはオススメの時期です。その他の季節でも、春は桜・つつじや新緑、夏はあじさい・ムクゲの花、そして冬はサザンカの花が咲きます。

季節ごとに美しい木々が楽しめます。

関ヶ原鍾乳洞は、この周辺では人気の観光地のため、特に夏休みは混み合います。混雑している時に行きたいくないという方は、夏休みが始まる前、もしくは終わった後にずらした方が賢明です。

関ヶ原鍾乳洞の入り口に売店があります。大きくはないですが、うどん類や、軽食などが500円前後で販売されています。またゴマのソフトクリームが濃厚でオススメ。おやつや小腹が空いた時などに立ち寄ってみてはどうでしょうか。

岐阜県関ヶ原町のエコミュージアム関ヶ原は、入館料無料の体感型の自然博物館です。クイズ形式になっていたり、パネルが工夫されていて、楽しみながら自然のことを学べます。関ヶ原鍾乳洞の帰りなどに立ち寄るのも良いかもしれません。 住所：〒503-1545岐阜県不破郡関ヶ原町大字玉1565-3 電話番号：0584-43-5724

健康がテーマの胡麻の郷は、岐阜県の関ヶ原駅より車で10分程の場所にあります。その名の通り、胡麻に関する施設で、胡麻の歴史・起源、胡麻が出来てから食卓に上がるまでの加工、調理方法など、普段知らない胡麻の魅力、胡麻についてのことを学べる館となっています。ゴマの食品やゴマのお菓子などが多く販売されているため、お土産にいかがでしょうか。 住所：岐阜県不破郡関ケ原町玉1565-10 電話番号：0584-43-0073

男の子が大好きそうなテーマパーク「関ヶ原ウォーランド」は、関ヶ原の戦いについて、学んで遊んで体感する体感型合戦資料館です。約1万坪の大きな敷地内には、等身大の武将像240体以上で合戦が再現されています。旅の記念として、武将のコスプレをして写真も撮れますよ。子供だけではなく、戦国マニアはもちろん、大人も楽しめます。戦場に立ったような雰囲気を味わい楽しみながら歴史を学べます。 住所：〒503-1501 岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原1701-6 電話番号：0584-43-0302

特に子供たちに人気の観光地「関ヶ原鍾乳洞」を紹介いたしましたが、興味を持っていただけましたでしょうか。規模は小さく決して1日は滞在することはできない観光地ではありますが、こじんまりとした感じで、いわゆる穴場の観光スポットです。自然の力が作り上げた素晴らしい鍾乳石・化石などを間近でご覧いただける貴重な場所なので、是非あなたの家族と、恋人と、友達と行ってみてはいかがでしょうか。