目黒雅叙園がすごい！結婚式場やホテルがある人気の複合施設！内部を紹介！

目黒雅叙園・めぐろがじょえんは、結婚式場・ホテル・レストラン等の複合施設です。その豪華な内装は昭和の竜宮城と呼ばれるように煌びやかで美しく、まるで異世界に入り込んだような感覚に陥ります。ここでは豪華な施設内部の紹介に加え、ホテルや人気のレストランの情報も紹介していきますのでお見逃しなく！

目黒雅叙園の正面玄関を入り回廊を進むと、まずこの荘厳な、招きの大門があなたを出迎えてくれます。招きの大門の瓦屋根上部にある棟飾りは、縁結びを象徴していて晴れの日を祝福してくれます。また「千と千尋の神隠し」で千尋が働いていた湯屋は目黒雅叙園がモデルになった事でも有名です。

目黒雅叙園には「花魁通り」と呼ばれる江戸時代の風俗の様子を表現している、100ｍ以上も続く回廊があります。これは日本画家・横尾芳月の原画を元にした物で、一枚板を彫って泥絵の具で彩色してあるので立体感のある彫刻となっています。天井にも美しい日本絵画が沢山描かれているので施設内を移動するのも楽しいです。

１億円のトイレと言われる目黒雅叙園の普通ではない豪華過ぎるトイレです！トイレの中にも川が流れていたり橋があったりするのは日本国内できっとここだけでしょう。全てのトイレ個室内には洗面台と鏡が付いていて、人前で化粧なおしするのに抵抗ある人にピッタリです。きっとあなたも竜宮城の女王になった気分を味わえます。

施設内は、蝶貝など真珠層の光を放つ部分を切り取って漆器や木地にはめ込む螺鈿細工があちこちに施してありますが、中でも螺鈿細工がびっしり施してある豪華なエレベーターには圧巻です。日本の美や建築の凄さを物語っています。百段階段に行くのにこのエレベーターを使用します。45人乗り用なので大きくて広々としています。

東京都の指定有形文化財である百段階段はケヤキ板で作られていて、目黒雅叙園の施設内で現存する唯一の木造建築です。百段階段とは通称で、旧目黒雅叙園3号館にあたります。普段は非公開の建物ですが、季節ごとの期間限定のイベントや、ツアーと食事がセットになった企画等で豪華な建物の内部を見学する事が出来ます。

百段階段は豪華な7部屋を結ぶ階段となっています。美しい7つの部屋は順に、十畝の間・漁樵の間・草丘の間・静水の間・星光の間・清方の間・頂上の間となっていて宴会場として親しまれていました。それぞれの部屋には当時最高と言われた日本画家達が描いた美しい日本絵画や見事な螺鈿細工、繊細な浮き彫彫刻等があります。

7部屋の中で一番豪華な部屋と言われる二番目の部屋の「漁樵の間」には、巨大な二本の柱や天井等に見事に彫られた彫刻を見る事が出来ます。この巨大な二本の柱には中国の漁樵問答の一場面が見事に彫刻されていて圧巻です。また部屋は全て純金箔・純金泥・純金砂子で装飾されています。美しい日本絵画や彫刻を目の前にして言葉を失います。

中国では百は完結を表し、九十九は永遠に続いていくという意味があるので、実はこの百段階段は九十九段しかありません。永遠につづく、これからも進化し続けていくという思いが伝わり感動します。実はこの先の７番目の部屋の頂上の間は、画家の松岡映丘門下が高齢で亡くなった為、完結していません。

目黒雅叙園の施設内にはアトリウムガーデンがあり、そのまま日本料理店渡風亭の庭となっています。アトリウムとはガラスやアクリルパネルなど光を通す材質の屋根で覆われた大規模な空間の事で、大きなサンルームとなっています。光がさし込む明るい内部には美しい緑が生い茂り、新郎と新婦が利用するフォトスポットになっています。

目黒雅叙園の招きの大門をくぐり、そのまま進んで行くと大きなアトリウムガーデンに出ます。日本家屋風の日本料理店渡風亭や庭園、川まで流れていて、ここが建物の中だという事を一瞬忘れそうになってしまいます。またガーデンには、西野康造作の翼型モービルや鈴木丘作のつがいの動物達のオブジェがありアート感覚も満載です。

日本料理店渡風亭と、カフェパンドラのすぐ近くにある美しい人工の滝です。趣ある日本庭園となっていて心が和みます。池には錦鯉が沢山泳いでいて静かな和を感じる事が出来て、ここが都心だと言う事を忘れてしまいそうです。また散歩しながら滝の裏側を探索する事も出来ます。夜はライトアップしてまた違う幻想的な顔を見せてくれます。

吉祥を表す松・梅・扇の文様、人々を守るアカ・赤、若さを願うもえぎ色・緑、純真さを表すシロ・白。日本の伝統を大切に今に伝え続けている目黒雅叙園での結婚式。当時の結婚式は美容室、写真室、神社での挙式の後、料亭やホテルへ移動した為、雨の日は特に大変でした。そう言う訳で、ここに日本初の複合施設がオープンしたのです。

目黒雅叙園の施設内には、二つの格式高い神殿があります。最初の神殿は、神の使いの鹿・鶴・おめでたい花の梅が描かれた彩色木彫板、末広がりの縁起をかつぐ扇画等、眩いばかりの豪華な本社造りの神殿「大巳殿」です。花嫁の幸せを願い最後の仕上として、お母様に口紅を差していただく紅差しの儀式があり感動する事間違いなしです。

施設内の、もう一つの格式高い神殿は、四季山水の壁画に囲まれ、高貴な紫と黒を基調にし格式の中にもモダンな美しさを表現している神殿「天穂殿」です。伝統工芸品の組子障子から差し込む柔らかい光の中、神殿へ向かう厳かな花嫁行列があります。またこちらも、お母様に紅を差していただく感動の紅差しの儀式があります。

施設内の教会式結婚式では、二つのチャペルがあり選ぶ事が出来ます。一つ目は「ガーデンチャペル」で、青い空の中、美しい花と緑のガゼボに囲まれた結婚式です。専任の外国人牧師の前で永遠を誓い合い、誓いの書として一冊の書に署名をしてガーデンチャペルに保存してもらいます。まるで星空のような美しい天井が印象的です。

教会式結婚式の二つ目のチャペルは、「フォレストチャペル」です。目黒雅叙園の施設内の森の中を進むと木の香りが広がる美しい癒しのチャペルがあります。家族同士が向かい合って座る対面式のスタイルになっています。永遠を誓い合い、挙式日と二人の名前入りのプレートを納めてチャペルに保管してもらいます。

上の挙式の他にオリジナル挙式の人前式もあります。人前式には和装人前式と洋装人前式の二つがあります。和装人前式の衣装は着物で琴・尺八・ピアノの演奏となります。洋装人前式の衣装はウエディングドレスでヴァイオリン等の楽器の中から2種類選びます。外国人シンガーの美しい歌もあります。両方ともチャペルでの挙式となります。

披露宴会場は日本の美を散りばめた和風宴会場から、豪華なシャンデリアが輝く洋風宴会場まで沢山の会場があります。36名以下用の小宴会場は彩色の床柱や陰影美の組子障子等、日本の古典美を華やかに表現した「牛若」を含め4部屋です。30名から122名用の中宴会場は天井には美しい花、欄間には孔雀が描かれた「竹林」を含め10部屋です。

披露宴会場の中には、120坪もある182名用の大宴会場「舞扇」もあります。折れ屏風をモデルにした鮮やかな和風モダンスタイルの部屋です。また豪華な26名用の目黒雅叙園スイート「紅葉」にて披露宴パーティを開く事も出来ます。食事の後はそのまま宿泊する事が出来ます。

目黒雅叙園の人気イタリアン料理店「CANOVIANO・カノビアーノ」も、披露宴会場として使用する事が出来ます。レストランは80名用で、一軒家貸切りしてのパーティとなります。最高のイタリア料理とサービスで誰もが満足する事間違いなしです。人生で一度きりの大切な日、最高の一日にしましょう。

目黒雅叙園は更なる発展を目指す為、名称を2017年4月1日より「ホテル雅叙園東京」としました。結婚式、祝祭等色々な記念日に利用出来る以外にも、一般宴会やお食事、ホテルとしても利用出来ます。駐車料金は30分350円ですがホテル・レストラン・宴会・ブライダル利用の方は無料です。JR目黒駅東口より無料ホテルバスも出ています。

ホテルの部屋は、茶道の侘び寂びをシンプルな中にある自然な姿「和敬清心」で表現したスウィートルーム。洋室の一角に琉球畳エリアがある和と洋が融合したジャパニーズモダン。和の落ち着きを感じられる畳と木の薫りと檜風呂のジャパニーズ。ジェットバスやスチームサウナ等リラックス出来るラグジュアリーと4種類あります。

ホテル雅叙園東京には用途に応じて色々な宿泊プランが用意されています。どの部屋も自然の美を重視した作りになっていて、ゆったりとした広い空間で都内にいる事を忘れてくつろぐことが出来ます。大理石の豪華なジェットバスやスチームサウナ、ジャパニーズには檜ジェットバスとスチームサウナがあり至福の時を過ごす事が出来ます。

目黒雅叙園の施設内にある美しい内装の中華料理「旬遊紀」の営業時間は、平日の昼は11時半から16時迄、夜は17時半から21時半迄です。土日祝は11時から21時半迄です。８部屋の特別個室もあり使用の場合、室料がかかります。回転テーブル発祥の人気レストランで美味しい中華料理を優雅に味わいましょう。

目黒雅叙園の施設内にある和風家屋風、人気の日本料理レストラン「渡風亭」は全個室になっています。営業時間は、月曜日から金曜日迄の昼が11時半から14時半迄、夜は17時半から20時半迄です。土日祝は、11時半から20時半迄です。美しい日本庭園と滝を眺めながら、繊細で最高の日本料理や懐石料理を味わいましょう。

施設内にある人気自然派イタリアン料理店「CANOVIANO・カノビアーノ」の営業時間は平日の昼は11時半から14時半迄、平日の夜は17時半から21時半迄です。土日祝の昼は11時半から15時迄、夜は17時半から21時半迄です。個室は一部屋でテラス席もあります。自然の味を引き出す事に重点を置いた最高のイタリア料理を味わいましょう。

施設内にあるアメリカ伝統の料理と世界各国の料理を融合させた「New American Grill, KANADE TERRACE」の営業時間は昼が11時から14時半、ティータイムは14時半から17時半、夜は17時半から23時迄です。土日祝は昼が11時から15時迄、ティータイムは16時から17時半迄、夜は17時半から23時迄です。ビュッフェスタイルです。

昼はカフェで夜はバーの洒落た人気の店「結庵」の営業時間は、月曜日から金曜日が11時半から22時半迄です。土日祝は11時半から17時迄です。雅叙園の裏にあるアルコスクエアという別棟にあるので、迷わないようにしましょう。美しい緑の中で、くつろぎながら美味しい食事をいただきましょう。メニューにはカロリーが記載してあります。

目黒雅叙園の施設内にある目の前で焼いてくれるライブキッチン「ステーキハウスハマ」の営業時間は、月曜日から金曜日の昼が11時半から14時迄、夜が17時から21時半迄です。土日祝は11時半から15時迄、夜が17時から21時半迄です。五感で楽しめる人気の鉄板焼きのお店で、ジューシーなステーキを満足いくまで味わいましょう。

日本庭園や美しい滝と鯉を眺めながら軽食が楽しめる「パンドラ」の営業時間は、平日が10時から21時半迄です。土日祝は9時から22時迄です。14時から17時半の間に30分程のピアノの定期演奏があります。お洒落な人気カフェラウンジで、美しいピアノの音色に耳を傾けながら優雅にアフタヌーンティーと美味しいケーキを楽しみましょう。

店名の栞杏はフランス語で、つなぐ・絆を意味します。また栞には道標の意味があり、ギフトを通じて大切な人に気持ちを伝えて欲しいという気持ちが込められています。施設内にある「栞杏1928」で、シンプルに作る事、素材を生かす事をモットーに作られている繊細で美しいスイーツを堪能しましょう。営業時間は10時から20時迄です。

車では、首都高速2号線目黒ランプを降りてからすぐ右折車線へ変更後、神大崎交差点を右折し目黒駅方面へ進み、一つ目の歩道橋先を左折します。電車では、JR山手線・東急目黒線・地下鉄南北線・三田線目黒駅より行人坂を下り徒歩3分です。バスでは、目黒駅西口ターミナルより行人坂を下り徒歩3分です。

住所：東京都目黒区下目黒1-8-1 電話番号：03-3491-4111

昭和の竜宮城と呼ばれる、目黒雅叙園の豪華で煌びやかな内部はいかがでしたか？百段階段や施設の中にある沢山の日本絵画等を見ても分かる通り、昔の芸術や伝統を大切に守りつつ新しい物も取り入れていく目黒雅叙園、今年からホテル雅叙園東京と名称も変わり、99段の階段のように、これからも進化し続けていってもらいたいところです。