須磨水族館（水族園）のイルミネーションの開催期間は？チケットの割引もある？

神戸三宮から電車で15分ほどのところにある須磨水族館では、夏休み期間と冬にとても魅力的なイルミネーションが見られるイベントがあります。今回は須磨水族館のイルミネーション「アクアイルミナージュ」の料金や割引、見どころについてご紹介していきます。神戸観光の際はぜひ須磨水族館のイルミネーションも見に行ってみてください。

須磨水族館とは正式には神戸市立須磨海浜水族園という名前で、2017年に開業60周年を迎えています。そのため平成30年2月12日までは特別展として旧須磨水族館からの60年間の歴史年表や飼育技術の変遷などを展示した特別展が行われています。長い間地元の人に愛されてきた須磨水族館はスマスイの愛称で親しまれています。

須磨水族館では、圧巻のイルカショーや大水槽などが魅力の水族館エリア、小さな遊園地のプレイランド、レストラン、ショップなど楽しめるところがたくさんあるため、特に子供連れの方に人気があります。また、イルミネーションの見られる期間には多くのカップルも訪れる人気デートスポットでもあります。

須磨水族館は神戸市須磨区若宮町にあり、最寄り駅はJR須磨海浜公園駅となっています。駅からは徒歩5分ほどで着きます。また山陽電鉄月見山駅からも徒歩10分ほどで歩いて行くこともできます。須磨海浜公園駅までは三ノ宮駅からは約15分、新神戸駅からは約20分とアクセスしやすいところにあります。

須磨水族館の入館料は18歳以上が大人料金で1300円、15歳から17歳が800円、小・中学生が500円、幼児は無料となっています。また満65歳以上の方は年齢を証明できるものを持参すると割引が受けられます。年に何度か行く方向けには年間パスポートもあり、大変お得な料金設定となっています。

須磨水族館の開館時間は午前9時から午後5時までで、最終入館は閉園時間の1時間前までとなっています。12月から2月までの毎週水曜日が定休日(例外あり)となっており、GWや夏休み、冬のイルミネーションが見られる期間には20時や21時、22時まで開館していることもあるので事前に公式ホームページで営業時間をチェックして行きましょう。

須磨水族館のイルミネーション、アクアイルミナージュは例年夏と冬に実施されています。2017年の夏の日程は7月15日から8月31日までとなっており、毎日22時まで開館していました。夏休み期間ということもあり、毎晩かなり多くの人で賑わっていたようです。来年の日程が出るのも楽しみにしておきましょう。

そして2017年から2018年にかけて行われる予定の冬のアクアイルミナージュは、2017年12月2日から2018年2月12日となっています。この期間中は21時まで開館していますが、定休日や閉館日もあるので必ず公式HPで事前にチェックしてください。12月31日はカウントダウンイベントで25時まで開館する予定です。

夏のイルミナージュを見る時は通常のチケットで入場することができ、大人1300円、中人800円、小・中学生500円という料金設定でした。一方冬のイルミナージュは料金は変わりませんが、日中の入館チケットとイルミネーションを見られる夕方からのチケットが別となることもあるので、ご注意ください。

須磨水族館の入館チケットの割引を受けるには、HISのクーポンを利用したり、クレジットカード付きのPiTaPaを提示することで大人100円の割引が受けられるそうです。ローチケなどですでに冬のイルミナージュの前売り券販売が始まっていますのでチェックしてみましょう。割引はありませんが、事前に購入しておくと安心でしょう。

須磨水族館のイルミナージュの目玉とも言えるのが夜に行われるイルカショーです。水深3.5メートル、水量690トン、観客席は1700名収容というとても大きなショープールを舞台にイルカたちが次々と迫力のある演技を見せてくれます。昼間とは全く違った雰囲気の中でイルカたちの演技に魅了されます。

イルカたちが演技しているショープールの後ろには大きな壁にプロジェクションマッピングが投影され、イルカショーをされに盛り上げてくれます。映像と光と音の圧巻のイルカショーは必見です。冬の野外ショーはとても冷えるので、防寒対策をしっかりとして行き、ショーに集中できるようにしましょう。

イルカショー以外にも水族館の屋内施設の至る所で綺麗なプロジェクションマッピングを見ることができます。床に映された光や映像もとても美しくついずっと目で追ってしまいます。子供はもちろん大人も夢中になってその幻想的な世界に癒されるので、ぜひゆっくりと館内散策もお楽しみください。

須磨水族館の入り口入ってすぐに見えるのが、大水槽です。水量は1200トンもあり、シロワニやアジの群れ、とても大きくて人気のエイなどが気持ちよさそうに泳いでいる姿を見ることができます。周囲の照明を控えめにしてあるため水槽の中がよく見えます。水槽の前にこたつを置くという斬新な展示方法も話題となりました。

須磨水族館の屋外にはとても広い敷地に約300万球のLED電球を使ったイルミネーションが展示されています。青の電球がたくさん使われているエリアでは海の中で楽しそうに泳ぐイルカたちの姿を見ることもでき、人気の写真撮影スポットとなっています。また水族館の入り口も綺麗にライトアップされるので帰りに振り返ってみてください。

年によってテーマは変わりますが、須磨水族館の冬のアクアイルミナージュでは大きなツリーやサンタクロースなどクリスマスをイメージするものに加え、魚たちや動物たちなどのイルミネーションもあり、バリエーション豊かで楽しめます。2017年は60周年記念なので何かいつもと違ったイベントもあるかもしれません。

イルミナージュの期間のイルカショーも圧巻ですが、日中に見るイルカショーもとても迫力があって魅了されます。夜とは違い、イルカたちの動きや表情がよりよく見え、その運動能力の高さに驚かされます。イルカに触れ合うことのできるイルカにタッチという体験イベントもあるので、事前に予約して参加してみてはいかがでしょうか。

須磨水族館には私たちを癒してくれる愛らしい人気者がたくさんいます。ラッコの水槽ではマイペースにお昼寝をしたり毛づくろいをしたりしているラッコたちを見ることができます。1日に3回ある餌の時間もあまり見ることのないラッコの餌を食べる姿を見ることができて興味深いです。カピバラも須磨水族館の人気者なのでぜひ会いに行ってください。

須磨水族館にはレストランやファストフードのショップもいくつかあります。中でも本館3階にあるうみがめのお店で販売されている「うみがめのメロンパン」「チョコチップメロンパン」がとても可愛くて美味しいと大人気のようです。小腹が空いた時にぜひ立ち寄ってみてください。お土産にするのもいいでしょう。

須磨水族館のお土産ショップには150円ほどで買うことができる小さな雑貨から、お菓子類、ぬいぐるみなどまで幅広いジャンルの可愛い商品がたくさんあります。60周年記念限定の商品もあるので、ぜひショップでチェックしてみてください。須磨水族館のオリジナルグッズのイラストもゆるくて可愛いと評判のようです。

須磨水族館のイルミネーションの見どころについてご紹介してきましたがいかがでしたか?夏に行けなかった方はぜひ冬のイルミネーションやイルカショーを見に行ってみてください。幻想的な光景や優雅に泳ぐ魚たちに癒されることでしょう。夜の水族館で忘れられない思い出を作ってみてはいかがでしょうか。