上野のうなぎ（鰻屋）特集！老舗や名店でおすすめの一品を堪能！

動物園やアメ横など見どころがいっぱいの上野には、おいしいグルメのお店がたくさんそろっています。特に歴史のある街にふさわしく、上野エリアにはうなぎの名店が何軒もあります。そこで今回は上野で楽しめる絶品の鰻屋さんを特集してみました。伝統を守る老舗やランチが安いお店など、一度は食べてみたい上野の鰻屋さんのご紹介です。

明治30年創業の老舗です。120年の歴史があります。ふっくらと蒸しあげた関東風のうなぎが自慢です。ランチの「うな丼」は1450円、限定30食ですが安いと大人気です。タレは見た目よりもあっさりとしていて、上品な印象の味付けです。皮目の香ばしさが食欲をそそります。うなぎは毎日その日の分を割いているので、いつでも新鮮です。

川魚の卸問屋も営んでいて、全国各地からその時期に最もおいしいうなぎを仕入れているそうです。うなぎの脂がタレに混ざり、うなぎは滋養たっぷりの栄養食であることを実感できます。秋田から直送のお米も自慢です。蒲焼のほかに「肝焼き」(一串650円)や「白焼」(一尾2700円)もおすすめです。3階建ての風情ある建物も魅力の老舗です。

江戸時代中頃に創業した、上野の鰻屋で一番の老舗です。池之端にあるこちらの本店は歴史を感じる風情ある建物も見どころです。「うな重」は松竹梅の3種類があります。裂き、串、焼きの技法はすべて門外不出で、うなぎの名人ともいえる職人が丁寧に焼き上げています。特に炭の具合と火の通し方には昔と変わらないこだわりがあるそうです。

伝統的な製法のタレは、砂糖を使わず醤油とみりんだけで作っています。キリッとした辛口で口に残る甘さがないため、辛党の方にも好まれているそうです。蒲焼でもうなぎの香りがしっかりとわかります。また、うなぎ本来の味を堪能できる「白焼き」も常連さんに人気です。窓からは不忍池の景色を一望でき、開放感があります。

店内には個室席が充実し、うな重のほかにお造りや焼き物が付く「竹コース」(10800円)など日本料理の会席コースも人気です。アクセスはJR上野駅不忍口から徒歩5分です。年中無休なので、お正月は伊豆栄のうなぎと決めている常連さんも多いそうです。蒲焼や鰻の佃煮といったお土産品も好評です。自宅で老舗の味を手軽に楽しめます。

伊豆栄は本店のほか上野に2つの支店があります。こちらは上野公園にある梅川亭です。うな重のほかに天ぷらや茶わん蒸しなどが付いたミニ会席「鰻御膳」(6480円)がランチに人気です。掘りごたつ式の個室席があり、ゆったりと会食ができます。お子さまには動物園にちなんだ「ぱんだ弁当」が好評だそうです。個室席は4名から利用できます。

ランチの「うな重」は2160円、一日限定10食のみですが安いと好評です。「鰻巻」や「うざく」といった老舗らしい伝統の一品料理もおすすめです。外の席でのランチでは、お花見や新緑など四季の景色を眺めながらおいしいうなぎを味わえます。JR上野駅公園口から徒歩5分です。年中無休なので初詣の帰りにも新年のうなぎを楽しめます。

ふっくら焼き上げた自慢の蒲焼を上品な雰囲気の中で味わえます。「うな重」は桜、桃、椿の3種類があり、桃が4000円です。生きたうなぎを裂きたてで調理しているので、厚みと柔らかい味わいが特徴です。定番の「うな重」のほか、うなぎの一品料理も充実しています。ごぼうにうなぎを巻き付けた「八幡巻き」(3500円)がおすすめです。

ランチタイムには「蒲焼御飯」や「白焼御飯」が人気です。また2階にはうなぎの生けすがあるユニークな個室席があり、好評です。テーブル席と座敷席があり、接待や会食などシーンに合わせた使いかたができます。「小福うなぎづくしコース」は全6品12000円で安いと好評です。地下鉄上野広小路駅から徒歩5分、創業から70年の老舗です。

新宿や新橋にもお店がある人気のうなぎチェーン店です。飾らない気軽な雰囲気の中、安いお値段で本格派のうなぎを楽しめると評判です。一番の人気は厚みのある蒲焼が2切れ乗った「うな丼ダブル」(1000円)です。安いのに満足感が高いという口コミが多くあります。メニューには「ひつまぶし」や「うな玉丼」(各800円)もあり、人気です。

タレと焼きが特に自慢です。タレにはこだわって選び抜いた本醸造醤油を使っています。また備長炭でじっくりと焼き上げることで香ばしい皮が出来上がります。外はカリッと中はふっくらとした蒲焼です。安い、早い、旨いがお店のモットーだそうです。上野店の営業時間は11時から23時まで、「うざく」などのおつまみ類も充実しています。

いつもにぎわうアメ横にあり、人気の鰻屋さんです。ふっくらとした身が特徴の関東風のうなぎを楽しめます。一番人気の「うな重の竹」は肝吸いがついて3038円、甘さ控えめのタレがどなたにも合う味つけです。このほかに「蒲焼定食」や通に人気の「白焼定食」などがあります。「ひれ巻」や「肝焼き」に合わせて日本酒もおすすめです。

うなぎは全て国産のものを仕入れているそうです。リニューアルがされて明るい店内は、外国人観光客も多く訪れています。持ち帰り用のうなぎ弁当は1590円から、甘辛いタレがご飯に染みた絶品です。アクセスは上野広小路駅から徒歩2分、初めてでも気軽に入れるアメ横の鰻屋さんです。営業時間は11時から21時までとなっています。

東上野のオフィスエリアにある穴場の名店です。あつあつの肝吸いもついた「特上うな重」は3200円、柔らかな身と関東風の少し濃いめのタレがおいしいと評判です。ふっくらした厚みは食べごたえがあり、コスパのよさで高い評価を得ています。「うな丼」は1300円で安いと評判です。ランチタイムにはビジネスマンやOLさんでにぎわいます。

情緒のある家庭的な雰囲気の鰻屋さんです。もともとはうなぎの卸売をしていたそうです。うなぎが苦手な方には「柳川定食」や「親子丼」などのメニューもあります。営業時間は11時から14時まで、17時から20時までです。1階はテーブル席、2階は座敷席となっています。上野の街歩きの途中に立ち寄りたい、下町情緒があふれる一軒です。

創業から60年、上野の名所不忍池のほとりの老舗です。ふんわりとした食感と焼きの香ばしさを備えた極上のうなぎ料理が自慢です。「うな重松」は3600円、漆器の器に高級感があります。注文を受けてから捌いて調理しています。タレは創業以来継ぎ足して使っているそうです。ごはんにもこだわり、北魚沼産のコシヒカリを使用しています。

きれいな伏流水で育った霜降りうなぎは、お店の専用水槽に入れて活きのよさを保っています。うなぎのほかに一品料理として「鯛のかぶと煮」や「海老しんじょう」などの日本料理もあり、お酒の肴に好評です。JR上野駅から徒歩3分、年中無休です。純和風の造りの店内には、4名から40名まで利用できるさまざまな個室席がある大型店です。

最後にご紹介するのはデパ地下にある名店です。持ち帰り用が基本ですが、のれんの奥にはイートインスペースがあり、焼きたての「うな丼」と「うな重」を味わうことができます。ふっくらとした肉厚のうなぎは、とろけるような食感です。カウンター5席のみなので、ランチタイムには行列ができることもあります。

卓上の山椒は、紀州有田産のぶどう山椒を使っています。大きめの粒の山椒をかけてタレの味に変化を付けるのもおすすめです。アメ横にも近い上野松坂屋の地下ほっぺタウンにあり、ショッピングの途中に気軽に立ち寄れる本格派の鰻屋さんです。持ち帰り用には、うなぎ弁当や蒲焼のほか、とらふぐ料理も販売されています。

上野で味わえるうなぎの名店をご紹介してきました。伝統ある老舗や安いお値段が魅力の気軽なお店まで、上野の鰻屋さんは多彩な魅力にあふれています。うなぎを食べるのは丑の日だけとは限りません。上野の街歩きでお腹がすいたら、高級感のあるうなぎでエネルギーを補充してはいかがでしょうか。ぜひ今回の記事を参考にしてください。