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浅草で団子ならコレがおすすめ!みたらしだんごやきびだんごなど人気のものを紹介

浅草で団子ならコレがおすすめ!みたらしだんごやきびだんごなど人気のものを紹介
投稿日: 2020年3月5日最終更新日: 2020年10月8日

浅草は江戸情緒の街ですが、浅草らしいスイーツといえばやはりお団子は外せません。中には明治の昔から支持されているお店もあり、当時のままのおいしさを味わうこともできます。ほっこりとしたお団子で、浅草情緒を味わってみませんか?

お団子は浅草スイーツの王様見出し

Photo by torisan3500

浅草の江戸情緒を引き立てるお団子。昔ながらの可愛らしいフォルムと味は、ついついお土産に買って帰りたくなってしまいます。ただし、食べ歩きしたいと思っても、仲見世通りは食べ歩きが禁止です。もし仲見世通りのお店で買ったものをすぐ食べたいなら、専用の場所で食べることになります。それでは、浅草でも人気のお店をご紹介したいと思います。

浅草で人気のお団子屋さんその1:あづま見出し

浅草駅を出て神谷バーを右手にして進み、雷門を入るとすぐ左に見えるのがこの「あづま」。味のある筆の文字にお団子の形をした看板が、トレードマークです。創業は昭和27年、浅草のアーケードができたばかりの頃だったといいます。

喫茶・軽食のお店としてスタートしたあづまは、アーケード内の店舗では五目そばやちらし寿司などのお料理を食べられるお店ですが、お団子を売っている仲見世の店舗が和菓子屋さんとなっています。

こちらの目玉、吉備団子はお団子一つが小さめです。できたてのほかほかにたっぷりのきな粉がまぶされた美味しい吉備団子は定評があります。江戸時代に仲見世にあった吉備団子を再現したものだそうです。まさしく浅草のお土産にうってつけです。

お土産に持ち帰りもできるので、ぜひ立ち寄りたいものです。ドリンクは暖かい季節だと緑茶、寒い季節だと甘酒が用意されています。

住所 東京都台東区浅草1-18-1
電話番号 03-3843-0190

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浅草で人気のお団子屋さんその2:小梅見出し

こちらも人気のお団子屋さん、小梅。浅草でも一番古いお店の一つです。なんと、小梅が始まったのは明治30年。あの勝海舟がまだ生きていたころです。

お店に行くには浅草駅からでも歩きで約10分ですが、スカイツリー駅からだとその半分くらいです。こちらのお団子はバリエーションが豊かです。一番人気の小梅団子は3色団子。こしあんのゴマ団子、青のり団子、梅入りの白あんが入ったきな粉団子が串にささっています。

Photo by Dick Thomas Johnson

風情のある店内には喫茶スペースで美味しいお団子が食べられます。お天気のいい日には隅田川沿いで食べ歩きをするのもいいものです。しかしなんといってもこの小梅の特徴、そして人気の理由はお値段がとても安いことです。

みたらし団子をはじめ、お団子が4つ串にささったもののお値段は、どれも1本130円。名物の小梅団子は1本180円と、本当に庶民価格です。しかし素材にはしっかりとこだわっています。あんこの材料は「京都大納言」、もち米は「こがねもち」「はぶたえ」のなかなか高級な材料だといいますから、美味しいことで人気なのも納得です。

住所 東京都墨田区向島1-5-5
電話番号 03-3622-1214

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浅草で人気のお団子屋さんその3:言問団子見出し

浅草でも人気のお団子屋さん、言問団子。言問団子の創業は、なんと江戸時代末期にまでさかのぼります。甘味処・喫茶処として百数十年、お団子と一緒に歩んできた人気店なのです。

お団子は食べ歩きが楽しみ方の王道かもしれませんが、言問団子は店内で味わうのも乙です。なぜなら、店内に創業当時から受け継がれている菓子作りの道具をはじめ、ここを訪れた有名な文人たちのサインが展示されているからです。

平成になってから没した宇野千代、「赤毛のアン」の村岡花子、その他直筆の手紙もお店にある幸田露伴もここを訪れました。お土産用に箱入りのものももちろん売られていますが、美味しい言問団子の特徴は、串にささっていないことです。お店の中でいただくときも、刺さっていないまま出てきます。

言問団子の「言問」は、かの在原業平の短歌「名にし負わばいざ言問はん都鳥我が思ふ人はありやなしやと」からきているそうです。この歌に詠まれている場所が隅田川沿いと考えられており、言問団子のお店が有名になるとともに付近の呼び名になったといいます。

Photo by ys*

浅草大人気甘味処、言問団子の人気メニューは何といっても「こととい団子」。店名でもあるこの美味しいお団子は三色団子です。真っ白い白餡の団子、普通の餡にくるまれた茶色い団子、そしてクチナシで色付けされた黄緑色の団子の中には味噌味の餡が入っています。どれも上品な甘さで美味しいと評判なのです。

言問団子のお団子は串に刺さっていないので、若干食べ歩きはしにくいかもしれません。でも大丈夫です。言問団子のお店は隅田川にとても近いですから、遊歩道やベンチに座って美味しいお団子をいい気分で食べられます。浅草の街中で食べ歩きはしにくくても、お天気のいい日には最高のお供になるというものです。上品な箱に入っていますからお土産にも最適です。


もう一つのメニューは言問最中です。お店のメニューはこの言問最中と言問団子のみです。最中のほうは都鳥の形をしていて、あのひよこサブレを彷彿とする可愛らしい人気者です。「都鳥」というのは前述の在原業平の歌の中にも出てきますが、ユリカモメの可能性とミヤコドリ科のミヤコドリの両方の可能性があるといいます。

住所 東京都墨田区向島5-22
電話番号 03-3622-0081

浅草で人気のお団子屋さんその4:楓見出し

小さなお店ですが、みたらし団子で有名な楓。浅草を走る人力車のお兄さんたちも、お客さんによく勧めるそうです。ほどよく塩味が効いた甘いみたらし団子のたれは絶品です。中のお団子も、もちもちとした食感で美味しいこと間違いなしです。

そんな楓のみたらし団子は1本110円。小さめのお団子が5個串に刺さっており、ほどよく焦げた部分がなんとも香ばしくて美味しいお味です。お値段もリーズナブルですから前を通るといつもこのみたらし団子を買ってしまい、食べ歩きをして帰る人も多いのだとか。

またみたらし団子の他にも様々な和菓子が売られています。きな粉餅・桜餅・塩豆大福などなど、店頭で目移りしてしまいそうです。お花見に行けないときは美味しい桜餅で春を味わいながらの食べ歩きをするのも一興です。

その中でも五平餅とぽたぽた餅は土日祭日限定の商品。美味しい出来たてに出会ったときは、食べ歩きはできてもお土産にはしにくいかもしれません。こちらはもち米でない、ご飯をつぶして作ったお餅にごまだれで味付けされています。

住所 東京都台東区浅草1丁目40-6
電話番号 03-5828-8611

お団子と合わせて寄りたい浅草のお店その1:増田園総本店見出し

浅草の北改札を出てすぐ、馬道通りの端にある増田園総本店。美味しいお茶の販売で開店150年になる老舗です。信号のすぐ前にあるせいで、道路を渡る前にお茶の香りに誘われて足を止める人が続出しているのです。

緑茶ももちろん人気ですが、暑い季節には定番のソフトクリームが販売されています。このソフトクリーム、緑茶で濃厚に味付けされており最高に美味しいと人気の商品です。お団子に合わせるお茶にもこだわりたい方、ぜひ立ち寄ってみてください。

住所 東京都台東区浅草1-1-17
電話番号 03-3841-0840

お団子と合わせて寄りたい浅草のお店その2:壽々喜園見出し

こちらも日本茶の専門店、壽々喜園(すずきえん)。抹茶で味付けされたアイスやプリン等々様々なスイーツを販売しています。イートインがあるのでそこで食べることもできます。浅草寺病院の目の前にある有名店です。

緑茶の味の濃さ別にあるアイスクリームは、なんと7種類。一番濃い味のものは相当に苦い味です。そのほかにほうじ茶アイス、イチゴアイス、玄米茶アイスなどがあり店頭で迷ってしまいそうです。

お団子の歴史見出し

今日では「団子」という名称が広く定着しているお団子。しかし地方によっては新潟県の「あんぶ」、東北地方での「だんす」という呼び名など様々な呼び名で呼ばれています。団子という字を「だんご」と読むようになったのは室町時代のことです。

江戸時代になると都市部では甘い味をつけてスイーツとして食べられるようになりましたが、地方では主食の代用や非常食として食べられることが多く、意味合いは異なるものだったようです。

浅草のお土産にお団子を買ってみよう!見出し

Photo by Dick Thomas Johnson

浅草のお団子、それは浅草スイーツの代名詞といっても過言ではありません。みたらし団子をはじめ、素朴で美味しいお団子はきっとお土産に買いたくなるに違いありません。もちろん、時代をとらえて変わったバージョンのお団子が発売されることもあります。最高に美味しい時間をダメにしないよう、食べ歩きのマナーはスマートに守って楽しみましょう。

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投稿日: 2020年3月5日最終更新日: 2020年10月8日

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