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桜鍋を都内で食べよう!馬刺しとは違う馬肉の楽しみ方に舌鼓!

桜鍋を都内で食べよう!馬刺しとは違う馬肉の楽しみ方に舌鼓!
投稿日: 2017年10月18日最終更新日: 2020年10月8日

桜鍋と言えば馬肉を使った鍋のことですが、桜鍋には馬刺しとは全く違う魅力があります。こちらではそんな桜鍋の魅力や、都内でおいしい桜鍋をいただけるおすすめお店のほかランチが人気のお店など、桜鍋に関する情報をご紹介をしていきます。

おいしい桜鍋は都内で食べられる!見出し

馬の肉をいただくお料理といえば馬刺しが有名ですが、馬の肉を使ったお鍋の桜鍋には馬刺しとは全く違う魅力があります。こちらではそんな桜鍋の魅力や都内でおいしい桜鍋をいただけるおすすめのお店のほかランチが人気のお店など、桜鍋に関する様々な情報をご紹介していきます。

グルメに人気の「桜鍋」おすすめ情報1:桜鍋とは?見出し

桜鍋(サクラ鍋、さくらなべ)は、馬肉(桜肉)をすき焼きのようにして食べる鍋料理です。桜鍋が日本で食べられるようになったのは明治の初期で、東京の下町の伝統料理でもありました。また、馬肉の生産地である青森県や長野県、もしくは馬刺しが有名な九州の熊本などでも桜鍋が郷土料理として食べられています。また、新鮮な馬肉が豊富な馬肉の産地では馬肉のしゃぶしゃぶなどもあります。

吉原界隈に桜鍋のお店が多いのは、花街だった吉原界隈では昔は遊郭に遊びに行く前に精を付けるためとして桜鍋を食べたということが由来だそうですが、同時に吉原に遊びに来た百姓が遊郭で金を使い果たして、乗ってきた馬を売りさばいてお金を工面したことから始まった食文化とも言われています。

グルメに人気の「桜鍋」おすすめ情報2:サクラ?ぼたん?見出し

ではなぜ馬肉は"さくら"というかご存知ですか?まず、基本的に仏教の国であった日本では西暦675年に肉食禁止令(牛馬鶏犬猿猴)が出て、肉食は禁止されていました。そこで人々は動物の肉を隠語を使って表現していました。例えば馬肉は桜、イノシシはぼたん、鹿は紅葉、鳥は柏と植物の名前で呼んでいました。牛、豚に隠語がないのは江戸時代まで食べる習慣が日本になかったからだそうです。

ではなぜ馬肉は"さくら"なのかというと、諸説ありますが、冬の間に草や穀類をたくさん食べて脂がのっている馬は春の桜の時期が一番おいしいことや、馬の肉がさくら色であることなどから"さくら"と呼ばれるようになったといわれています。

グルメに人気の「桜鍋」おすすめ情報3:馬肉の部位見出し

では桜鍋や馬刺しなどの馬肉の料理はどの部分が美味しいかをご存知ですか?馬肉も牛肉や豚肉のように部位ごとに名前がついており、その部位に適した料理方法があります。代表的な部位を少しご紹介しましょう。

ロース

ロースは豚にも牛にもある部位ですので、イメージが付きやすいと思います。赤みの部分でも適度に脂がある良質な部位で、馬肉としても柔らかくて人気のあるおすすめの部位です。

内もも・外もも

ももは脂肪が少ないのであっさりとした味ですが、おいしい上にヘルシーで鉄分が豊富ですので、ダイエット中の方や貧血気味な方にはおすすめの部位です。あっさりとしたこちらの部位を美味しくいただくには馬特有の部分である「タテガミ」と一緒にいただくのがおすすめです。

タテガミ

こちらの部位は牛肉や豚肉にはない馬特有の部位です。馬肉が好きなグルメの方であれば馬肉を食べるならば"タテガミ"は外せないというほど人気があります。真っ白な見た目のお肉はヘルシーな脂とゼラチン質でできています。馬肉特有の油の甘みが楽しめるコチラの部位は赤身と一緒にいただくのがおすすめです。"こうね"とも呼ばれます。

ハラミ

馬肉のハラミは馬1頭から数キログラムしかとれない希少部位ですが、霜降りの部分で馬肉の中で一番おいしいという人も少なくありません。希少部位だけに値段も少し高いのですが、一口食べると口の中に旨みが広がり馬刺しや桜鍋、ステーキなどの様々な料理に向いています。

馬もつ

豚モツや牛モツというとプリプリとジューシーなイメージですが、馬モツはそれらと比べると脂身が少なくさっぱりとしています。味噌などの濃いめの味付けで煮込むと絶品です。珍しいメニューですが馬肉好きのグルメの間では人気です。

グルメに人気の「桜鍋」おすすめ情報4:おいしい健康効果見出し

疲労回復に馬肉

馬肉は牛肉や豚肉と比較するとカルシウムは約2倍、鉄分も約3倍、グリコーゲンは5倍以上含まれています。このグリコーゲンは体内でエネルギーを一時的に保存しておくための物質で、疲労回復、集中力の工場、血糖値の調整効果などがある重要な物質です。しかしながら脂質は牛肉や豚肉と比較して5分の1以下でカロリーは半分以下というヘルシーさもおすすめポイントです。

高血圧予防に馬肉

馬肉は近年生活習慣病の一つとされている「高血圧」にも良い食べ物あるとして注目を集めています。馬肉はおいしい上に身体によい栄養成分が豊富ですが、高血圧に良いといわれている理由は2つあります。一つ目は馬肉の脂肪に含まれる不飽和脂肪酸で、これは高血圧の原因となる悪玉コレステロールの抑制や過酸化脂質の発生を予防する効果のためです。

そして、二つめは馬肉に豊富に含まれるたんぱく質が「ペプチド」を多く含む良質なたんぱく質であることです。このペプチドは体を温め、毒消しをし、血管を拡張させる作用があります。そのため馬肉を食べると血圧が下がるため高血圧に効果があると言われています。馬肉は健康グルメです。

都内で食べられる桜鍋の人気店1:個室居酒屋 馬に魚に見出し

赤坂見附徒歩0分の便利な立地にあるこちらの「馬に魚に」(うまにさかなに)では馬肉と鮮魚をメインに扱っています。また高級料理店も多いこの界隈で馬肉をリーズナブルにいただけるお店としてもおすすめです。全席個室なので宴会やデート、子連れなど家族連れでも安心です。

こちらでおすすめのポイントは馬肉の鍋(桜鍋)はもちろん、馬肉のしゃぶしゃぶ鍋や馬のモツ鍋がいただけるところです。通常の桜鍋だけでなく、グルメに人気の馬のモツ鍋は絶品です。そのほかに馬肉の竜田揚げやステーキ、生肉のお寿司などもありますので、様々な部位の馬肉を堪能できます。

さらにこちらのお店のランチにも注目です。ランチでは馬のホルモンを使った「馬のホルモン炒め定食」がなんと550円でいただく事が出来ます。そのほかにも「馬肉100%ハンバーグ」700円や「特製霜降りの月見丼」が1000円と新鮮な馬肉料理も1000円以内でいただける大変お得なランチです。ランチで馬肉をいただけるお店は少ないので、是非チェックしたいお店です。

都内で食べられる桜鍋の人気店2:三富見出し

こちらのお店三富(さんとみ)は創業昭和5年で、地下鉄日比谷線入谷駅前にあります。看板メニューの桜鍋は馬肉を特性の割り下と秘伝の赤味噌で煮込みます。また桜鍋に使用する馬肉や馬刺しは店主が吟味した特性の馬肉を使用しており、部位としてはロースと霜降りの2種類を使用しています。

ランチの営業はしていませんが、桜鍋が堪能できる「桜なべコース」は桜鍋、うどん(又は餅)、突き出し5点盛、刺身(又は馬刺し)、若竹煮、海老焼、天ぷらなどの大満足の内容で4000円とリーズナブルです。桜鍋の他、江戸前の新鮮な食材も揃っており、日本酒も各種取り揃えられているので、ついつい飲みすぎてしまいます。

都内で食べられる桜鍋の人気店3:柿島屋見出し

明治17年創業。馬肉専門店の柿島屋は町田駅から徒歩数分のところにあります。一頭買いの上質馬肉は新鮮でリーズナブルです。自慢の桜鍋は創業以来変わらない味噌風味のすき焼きで、並は1250円、上は1650円というお手軽さです。肉汁がたっぷりと染み出したお鍋の〆にはおそばかおじやがおすすめです。

さらにこちらのお店では土曜日、日曜日のみランチの営業をしています。ランチタイムでは通常のメニューも注文できるほか、ランチタイムのお手軽メニューとして、馬肉を使った「肉そば」550円や「メンチカレーライス」920円、「カレーそば」620円は大変珍しいうえにリーズナブルなので、馬肉初心者にもおすすめです。

都内で食べられる桜鍋の人気店4:きらく見出し

北区赤羽にあるこちらのお店の外観はとてもレトロです。暖簾の上には大きく「桜さし(馬さし)桜なべ」の文字が大きく書かれた看板があります。こちらは居酒屋の激戦区赤羽で60年以上生き抜いてきた老舗です。老舗でありながら、店主は気さくで、まだに"きらく"に桜鍋を楽しめるのがこのお店のおすすめポイントです。

まさに"看板メニュー"の桜鍋は1400円長年使い続けてきたのであろう年季が入った鉄の鍋に具材(野菜や豆腐)を盛り付けて一番上に馬肉をのせます。大将が一番おいしい火加減やタイミングを教えてくれるので、大将の指示通りにすれば絶品桜鍋の出来上がりです。秘伝の割り下は格別で大将との話も弾みます。ランチの営業はありません。

都内で食べられる桜鍋の人気店5:馬かばい!見出し

こちらは銀座駅すぐのところにあるお店で、馬肉料理をはじめとした本格的な熊本料理が楽しめる居酒屋です。店内はレトロな内装ですが明るく活気のある雰囲気です。熊本産の馬肉は希少部位も扱っており、数量限定の部位もあるので見逃せません。

冬場に特に人気の桜鍋1480円はみそ仕立てでうどん付きです。臭みがなくとろけるような食感はグルメもうなるほどです。またみそ仕立てではなく馬ロースのすき焼きもありますので、食べ比べてみるのもよいでしょう。ランチ営業はありませんが、土日祝日は午後3時から営業しています。

都内で食べられる桜鍋の人気店6:馬喰ろう見出し

こちらのお店は馬肉専門の大衆居酒屋で都内に6店舗を展開するチェーン店です。そのうち神田店、恵比寿店、人形町店で桜鍋をいただく事ができ、新橋店では馬肉のしゃぶしゃぶをいただく事ができます。グルメな方の要望に応える馬肉の希少部位を多く取りそろえており、馬肉に合う本格焼酎も多数取り揃えています。

都内で食べられる桜鍋の人気店7:土手・あつみや見出し

こちらは日比谷線三ノ輪駅から11分のところバス停「吉原大門」から数十メートル先にあるお店です。かつて遊郭吉原が繁栄したころには多くの桜鍋屋さんがありましたが、時代の流れにより淘汰され、現在まで営業を続けているお店は数件です。「土手あつみや」はそんな貴重な老舗の一つです。

こちらで扱う馬肉は長野県信州の国産馬肉です。下町の趣があるどこか懐かしい感じの店内には、馬肉料理のメニューがあちらこちらに貼られています。看板メニューの桜鍋は甘味噌を割り下に加えたすき焼き風で、玉ねぎ、豆腐、春菊しらたきなどを煮込んだ後、馬肉を加えます。新鮮な馬肉はこのときさっと火を通すだけで良く煮込まないのがポイントです。

〆にはうどんを鍋で煮込むのがおすすめです。濃い色合いの割にはさっぱりとした煮汁には馬と野菜の出汁がたっぷりと出ています。うどんが旨みを吸い込みますので美味しいことはうけあいですが、さらにこの煮込みうどんを生卵につけていただくという贅沢なシステムです。また、こちらのシステムは卵焼きも人気です。年末は予約が殺到します。店内でもいただけますので、ぜひお試しください。

都内で食べられる桜鍋の人気店8:桜なべ みの家 本店見出し

森下駅がある新大橋通り沿いのビルの谷間に突如として現れる木造家屋のこちらのお店は創業が明治30年という桜鍋の老舗です。歴史を感じさせるこの木造建築のお店は昭和29年に建築されたもので、修繕を重ねて当時の姿を保っています。昔は鍋を温めるのに炭を使用していたことから天井が高く広い籐敷きの座敷のスペースになっています。

こちらの馬肉は安全な飼育環境などを重視し、青森とカナダから厳選した馬肉を取り寄せ、2から3週間かけて熟成させます。こちらの馬肉は馬の鞍置き(ちょうど鞍を置く背中のあたり)から腰にかけての部位をつかっています。この部位はきめ細かく、熟成したお肉は大変柔柔らかいのですが、スジなどを丁寧に取り除く"仕事"を要します。

また、脇役になってしまいがちなお鍋の野菜ですが、こちらでは一般の卸市場には出回らない特別なねぎを使用していますので、ぜひねぎの甘みや香りも楽しんでいただきたいです。こちらではお鍋を楽しんだ後の煮汁に玉を落とし半熟状態になったら白ご飯の上にそれをのせていただくという〆をおすすめしています。これもグルメにはたまらない逸品です。

都内で食べられる桜鍋の人気店9:桜なべ中江見出し

こちらはグルメな方であればきっとご存知であろう浅草吉原の「桜なべ中江」です。明治38年に創業以来暖簾を守り続けてきました。桜鍋は昔は吉原に遊びに行く前にさっと煮てさっと食べるファーストフードのような食べ物だったそうです。こちらのお店は老舗ながら気軽に馬肉を食べさせてくれる雰囲気があります。

建物自体はその大正建築が国の有形文化財として登録されており、店内はその歴史を物語るような品物がディスプレイされており、著名な作家の直筆の詩や歌舞伎役者のサインなどが飾られていたり、歴史を感じる松、桜、竹梅の欄間などを見ることができ、まるで博物館の様です。

年季の入った桜鍋の鍋の底がやけに浅いのはファーストフードとして食べられていたことを由来としており、早く煮あがることを目的としています。馬肉は煮すぎずに火が通ったらミディアムレアでいただくのが美味しくいただくコツです。また、バラ肉だけは良く煮込んで脂が煮汁に溶け出すのを待ちます。ごくたまに出される黄色のバラ肉は脂がのっている証拠です。おいしくいただきましょう。

こちらでも土日祝日のみランチの営業をしています。ただし限定30食まででコースのみです。最低でも3日前に予約が必要ですがランチだとソフトドリンクが付く贅沢な桜鍋のコースは3480円で大変お得です。是非お試しください。

馬肉の専門店「馬肉の千葉屋」見出し

こちらは東京では珍しい馬肉の専門店です。都内各所の料理屋に馬肉を卸している老舗です。こちらでは馬肉の様々な部位やヤケドに聞くと言われている「馬の油」などが売られています。ご自宅でゆっくりと桜鍋を楽しみたい方はこちらで馬肉を買うことができます。

都内でおいしい桜鍋を食べに行こう見出し

いかがでしたでしょうか。馬肉はおいしいだけでなく、とてもヘルシーなお肉です。明治初期に東京の下町で生まれた桜鍋は現代も人気の料理です。都内にもおいしい桜鍋を提供するお店がたくさんありますので、ぜひ都内に桜鍋を食べに行って健康になりましょう。

熊本の馬刺しを市内で食べたい!おすすめの美味しい人気店を紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
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投稿日: 2017年10月18日最終更新日: 2020年10月8日

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