成田の公園まとめ！子供が喜ぶ遊具や飛行機が見られるスポットもあり！

成田の地名の由来には、いくつかの説があります。中でも、成田には昔から雷が多かったため、雷の良く鳴る田、鳴田が訛って成田となったという説などが有力です。この成田国際空港のある都市成田市には、緑豊かな広々とした公園をいくつも探すことができます。ここでは、滑り台などの遊具施設があり、バーベキューが楽しめるような成田の公園を中心に紹介します。

成田山公園は新勝寺の裏の丘陵地を利用した、16万5000平米の大庭園で、成田駅から徒歩約15分のところにあります。この起伏の多い公園は、多くの木々に囲まれており、広い池には鯉が泳いでいます。この公園は、成田山新勝寺の本堂を奥に入っっていったところにあり、成田山書道美術館を併設しています。

成田山一帯に展開するこの公園は、夏でも木陰が多く、ゆっくり散策するための散策路があり、季節に応じて、梅や桜、ツツジ、サツキ、紅葉などが楽しめます。池、滝、築山など、日本庭園的な趣があり、大人のみでなく、子供達も十分楽しめます。公園内にある雄飛の滝は、落差が20メートルもあり、大変見応えがあります。

下総運動公園は成田市にある総合運動公園で、JR滑河駅から徒歩約14分のところにあります。この公園は別名フレンドリーパークとも呼ばれ、総面積10ヘクタールの広大な敷地内に、各種運動施設や文化施設があります。公園内には、運動広場、テニスコート、野球場、サイクルロードの他、ふれあい広場、こども広場、バーベキューを楽しめるキャンプ場などがあります。

サイクルロードには、約340本の桜があり、3月下旬から4月上旬には、公園全体が満開の桜で埋め尽くされます。子供広場には、滑り台などの遊具や砂場があり、小さな子供でも、思いっきり遊ぶことができます。園内にはキャンプ場もありますので、バーベキューなどが楽しめます。また、展望塔や公民館などもあり、ウオーキングや散歩を楽しむこともできます。

さくらの山公園は成田市駒井野に位置し、京成成田駅中央から成田市コミュニティバスに乗車し、さくらの山公園バス停で下車後すぐのところにあります。この公園は成田空港の滑走路に隣接する高台にあるため、どこからでも飛行機が見られます。飛行機の発着陸が美しく見られるため、地元民はもとより、全国各地から多くの人が飛行機の撮影のため、この公園を訪れます。

この公園はドラマにも良く使われており、木村拓也主演ドラマ、｢グッドラック｣の撮影もここで行なわれました。また、園内には約6000株の桜や低木が植えられており、展望デッキや芝生広場もありますので、花見やピクニック、写真撮影などを楽しむことができます。園内には空の駅さくら館があり、手作り弁当や地元の新鮮野菜、焼き立てパンなどが販売されています。

三里塚さくらの丘は成田市三里塚に位置する公園で、成田国際空港A滑走路南側の整備地区に近い場所にあります。園内にはさくらの木が数多く植えられており、春ともなれば、桜と飛行機のコラボレーションを楽しんだり、撮影したりするため、たくさんの人々が訪れます。ベンチや芝生もありますので、のんびり羽を伸ばすことができます。

展望広場からは、A滑走路に離着陸する飛行機がすぐ近くに見え、胸が躍ります。眼の前を大きな飛行機が通過するため、子供だけでなく、大人も楽しめること間違いなしです。駐車場横の売店では、地元の食材を販売しています。公園では、駐車場や入場料が無料のため、安心してゆっくり過ごすことができます。

坂田ｹ池総合公園はJR成田線下総松崎駅から北へ1キロメートルほどの場所にある総合公園です。この公園は、豊かな自然に恵まれた坂田ｹ池を囲む、約17ヘクタールの広大な敷地に造られた公園で、広場にはいろいろな遊びを楽しめる複合遊具があります。その他にも、釣りができるスポットや、バーベキューができるキャンプ場、水遊び、野鳥観測ができるエリアなどがあります。

森の遊び場には色々な遊びができる複合遊具施設があり、龍の道には森の遊び場とジャンボスライダーを結ぶ吊り橋があります。ジャンボスライダーは、全長78メートルもあるローラー滑り台です。滑り台用マットを持って遊びに行きましょう。キャンプ場にはテントサイトが28カ所もあり、炊事場が設置されていますので、バーベキューなどを堪能できます。

池の中央部には人道橋と呼ばれる浮橋があり、橋の回りにはたくさんの鯉が泳いでいます。斜面広場とメイン園路の間には龍の頭を想像させる岩があり、泉が湧き出ています。池の奥の道を進むと、花アヤメ、コウホネなどの湿性植物の群生地があります。他にも梅と自然石、水の流れで日本庭園をイメージした休憩広場などがあり、この公園は、いつまでいても飽きないスポットです。

運動の森自然公園成田エアポートコースは東関東自動車道成田インターから車で約15分のところにあります。敷地約5万平米の広大な公園は、フィールドアスレチック、収穫体験農園、バーベキューが楽しめるデーキャンプ場、変形サイクル、ミニパターーゴルフ、ファミリー迷路、釣り堀、オリジナルキーホルダー作りのコーナー等、盛りだくさんの体験ができるスポットです。

体験農園では、自然豊かな公園内で、さつまいも堀りやじゃがいも掘り、ブルーベリー狩りなどが体験できます。また、公園内には子供が遊べる遊具や色々なアスレチックがあります。アスレチック場では、木を伝い、ジャイアント滑り台を滑り、筏で池を渡り、タイヤを伝い、網を上るというような体験ができます。デーキャンプでは、バーベキューやカレーライスなどを楽しむができます。

甚兵衛公園は京成公津の杜から成田市コミュニティバスで20分ほど行き、甚兵衛渡しバス停で降りてすぐのところにあります。この公園は、義民、佐倉宗吾のために、掟を破って渡し舟を出し、印旛沼に身を投げた渡し守の名に因んで名付けられた公園で、県立印旛手賀自然公園の一部になっています。この公園の松の木は、日本の名松100選に選ばれています。

3600平米の広大な敷地には、桜や菜の花、50万本のコスモスなど、季節に応じた花々が咲き誇ります。公園の周囲には田園風景が広がり、のどかな気分に浸ることができます。沼の岬には、尽兵衛の供養塔があります。そして尽兵衛大橋を渡ると、サイクリングコースや大型の木製アスレチック遊具があり、子供連れやカップルなど、たくさんの人々が楽しめます。

三里塚記念公園はJR成田駅から八日市場行きのバスに乗り、三里塚バス停で下車後、徒歩3分のところにある公園です。この公園は、成田空港の開港とともに栃木県の那須に移転した御料牧場の跡地の一部に建設されたもので、園内には、およそ100年にも及ぶ日本の畜産振興の実績と記録を残すために建てられた｢御料牧場記念館｣があります。

広い園内には、美しいマロニエの並木が続き、その先には三里塚ゆかりの水野葉舟や高村光太郎の文学碑などがあり、市民の憩いのスポットとなっています。春になると、一面に桜が咲き誇り、お花見スポットとしても人気があり、子供連れで訪れる人がたくさんいます。また、この公園は、日本の歴史公園100選にも選ばれています。

中台運動公園は成田市にある市営の総合運動公園で、成田駅西口から徒歩約9分の場所にあります。この公園は、陸上競技場、球技場、野球場、テニスコート、プール、相撲場、体育館がある市民のスポーツ公園で、夏のシーズンには、50メートルや25メートルプールの他に、子供用の滑り台がある徒歩プールもあり、子供たちにも人気があります。

大谷津運動公園はJR成田駅西口から千葉交通バスで10分のところにある公園です。園内には、野球場、テニスコート、プール、多目的広場などがあり、この夏より、スケートボードパークが新たにオープンしています。また、夏のシーズンには、市営プールがオープンします。7本のコースを揃える50メートルプールと滑り台が付いた子供用の徒歩プールがあり、子供達に人気があります。

千葉県成田市は、国際空港が建設されてから、広くその名を知られるようになりました。この自然が多く残るエリアには、自然の利を生かした公園や遊園地が多く見られます。飛行機と桜が同時に楽しめるような飛行場に近い公園や、野外でバーベキューを楽しめる公園、滑り台などの遊具で遊べる公園など、様々な公園があります。ここでは、そんな成田の公園について説明しました。