円山茶寮のいちごぜんざいが有名！猫もいる札幌のお店！おすすめメニューも！

札幌にある古民家カフェ「円山茶寮」をご存知ですか。札幌にはたくさんカフェがありますが、その中でもランチの時は予約が必要なほど人気のお店です。駅近ですが静かな場所でゆったりとご飯やデザートが味わえます。夜遅くまで営業しているので夜利用もおすすめで、運が良ければ看板猫にも会うことが出来ます。円山茶寮の魅力をおすすめメニューとあわせてご紹介します。

円山茶寮は地下鉄の東西線、西28丁目駅から歩いて4分ほどのところにあるお店です。かなり駅近にありますが、大きな通りから1本入った住宅街の中にあるためとても静かな場所に位置しています。円山茶寮がオープンしたのは1987年のことで30年の歴史があります。

それに加え、建物は築60年以上になる古民家をリノベーションしたものです。外観でも昔ながらの雰囲気が感じられますが、店内に入ると昔からの内装や使われている家具などがあるため、より一層レトロさを感じることが出来ます。お店であってもどこか懐かしい、昔の誰かのお家に来たような落ち着いた雰囲気が感じられるお店です。

円山茶寮は11時から深夜0時まで営業しています。最近では口コミから人気が広まり、雑誌などでも掲載されたため予約がでるほどになっています。ランチの際は特に混み合いますので、少し時間に余裕を持つように行くことをおすすめします。また、予約でその日の枠がいっぱいになる事もあるようなので行かれる際は予約を入れるほうが良いでしょう。

予約でいっぱいになるほど人気のお昼ですが、夜はまたお昼とは違った静かで落ち着いた雰囲気を楽しむことが出来ます。店内に流れるジャズなどの音楽に耳を傾けながら、円山茶寮でゆったりと夜のカフェタイムもいかがでしょうか。円山茶寮の予約は電話でできます。定休日は木曜日です。

住所:北海道札幌市中央区北四条西27-1-32 電話番号:011-631-3461

さまざまなメニューが用意されている円山茶寮ですが、もともとはカフェに勤めていた現・円山茶寮のオーナーの方がコーヒー以外にもいろいろなものを作りたいと独立されたのがきっかけでした。その当時札幌にはまだ甘味を食べられるお店が多く存在していませんでした。

その中でオーナー自身がファンであった小樽の老舗喫茶「あまとう」のぜんざいをヒントにぜんざいづくりを始めるようになりました。今では9種類ほど販売されている円山茶寮のぜんざいはどれも甘すぎず飽きることなく食べられるのが特徴です。ぜんざいはオーナーのこだわりがつまっているメニューなのです。

種類豊富なぜんざいの中でも一番人気があるのが、いちごぜんざいです。ぜんざいときくと小豆の汁の中にお餅や白玉が入っているイメージですが、円山茶寮のいちごぜんざいは見た目から少し違います。大き目のガラス器に盛られており、下からいちごアイスクリーム、オーナーこだわりの餡子、そしていちごの果肉がたっぷりと入ったジャムの3段重ねになっています。

いちごぜんざいは2種類あるのですが、白玉入りにすると白玉が上からトッピングされます。いちごの赤色とよく合い可愛らしい見た目で、味も絶品です。甘さが控えめに作られた餡子は甘酸っぱいいちごやアイスクリームとよくマッチしています。いちごぜんざいは950円、白玉入りは1050円です。付け合わせでお茶とお漬物が付いてきます。

円山茶寮の人気メニューはいちごぜんざいだけではありません。他のおすすめメニューもご紹介します。円山茶寮の抹茶ぜんざいは2種類あります。1つ目は抹茶ぜんざい・お餅いりです。抹茶にたっぷりの餡子と一口大のお餅が入ったぜんざいです。お餅は6個も入っているので結構ボリューミーで、お値段は1000円です。

2つ目は抹茶ぜんざい・アイスクリーム添えです。こちらは抹茶、餡子の上にたっぷりのバニラアイスクリームが乗っています。また抹茶のなかにはもちもちの白玉も入っています。バニラアイスと餡子、抹茶をあわせて食べるとまた美味しさが広がります。アイスクリーム添えは1050円で、お餅入りもこちらもお茶とお漬物が付きます。

円山茶寮ではドリンクも沢山メニューがあります。特にコーヒーは一番種類が多く、円山茶寮のオーナーが元喫茶店にお勤めだったという事もありこだわりのラインナップです。コーヒーメニューの中には同じ札幌にある名店で、自家焙煎の草分け的存在とも言われている「斎藤珈琲」のオリジナルブレンドもあります。

コーヒーはブレンドの他、ブラジルやコロンビア、フレンチミックスコーヒー、アメリカンタイプコーヒーなど幅広く揃っています。価格はどれも600円ほどです。アメリカンクッキーやホットケーキなどとセットになったものもあるので、軽食の際はぜひ合わせて注文してみてください。

円山茶寮のぜんざいなど和菓子を中心に紹介してきましたが、前にも書いた通りセットメニューにはクッキーやバームクーヘンといった洋菓子もあります。そのセットメニューの中の一つがホットケーキです。まんまるふかふかに焼かれたホットケーキの上にバターが乗っており、見た目にも食欲をそそられます。

もう一つホットケーキセットの嬉しいポイントは、いちごのソースがついてくるところです。いちごのソースは、あの円山茶寮看板メニュー・いちごぜんざいにかかっているものと同じものです。そのままでももちろん美味しいホットケーキですが、いちごソースをかければより一層美味しいです。ドリンクもついてくるお得なセットもおすすめです。

円山茶寮では甘味だけでなくお食事メニューもおすすめです。鮭と卵のおじやではおじやが大きな鍋に作られて出てきます。お茶碗とれんげが付いてきますので、お椀にすくっていただきましょう。おじやの中には細かくほぐした鮭が入っており、ほんのり卵味のおじやとよく合います。

またおじやの上に乗せられている塩昆布もよいアクセントでとても美味しいです。880円とリーズナブルですが、ほうじ茶とお漬物もついてきますし、おじやはたっぷり量があるので家族やお友達とシェアもおすすめです。まろやかでやさしい味のおじやは身体を温めたいときなどにぴったりです。

円山茶寮の煮込みうどんは2種類あります。スタンダードな煮込みうどんと月見煮込みうどんです。こちらもおじやと同じく、大きな鍋にうどんと具がたくさん入っています。うどんは細麺で、味のしっかりついたダシとよく絡んでいてとても美味しいです。つるつるとのどごしよく食べられます。

具はわかめやかまぼこやお肉や白ネギなどたっぷり入っています。そこに天かすなどもトッピングすると下にいるたっぷりのうどんが隠れてしまう程です。月見煮込みうどんになると卵も入るので、まさに具だくさんといった印象です。煮込みうどんも月見煮込みうどんもどちらも880円です。

静かな雰囲気と美味しい甘味で人気の円山茶寮ですが、実は人気の理由がもう一つあります。それは看板猫がいることです。円山茶寮の看板猫は2匹います。親子なのですがとくにお母さんのほうが人懐っこく、そばに寄って来てくれることもあります。子どもの看板猫も椅子に寝てみたり、店内を歩き回ったりと自由気ままに過ごしています。

寝ていることも多いようなので、そのときはそっとしてあげましょう。また看板猫の2匹は毎日出勤ではないようなので、運が良ければ円山茶寮で会うことができます。その可愛らしさと愛らしさに癒されること間違いなしです。

いかがでしたか、札幌の円山茶寮は落ち着いた古民家で美味しい甘味やご飯が楽しめるお店です。お昼に行かれる際は予約がおすすめです。レトロな家具や看板猫のいる空間で、まるで誰かのお家にいるような感覚でゆったりと過ごすことが出来ます。札幌に行かれた際はぜひ予約をして円山茶寮を訪れてみてください。