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箕面滝(みのおたき)の見どころは?日本の滝百選に選ばれた景色に感動!

箕面滝(みのおたき)の見どころは?日本の滝百選に選ばれた景色に感動!
投稿日: 2017年10月30日最終更新日: 2020年10月8日

大阪の中のオアシス「箕面滝」をご存知ですか?箕面滝は大阪から電車で約30分のところにある大きな滝です。滝の周辺はたくさんの木々に囲まれ、秋には見事な紅葉の絶景を見ることができます。四季折々の表情を見せる箕面滝の見どころをご紹介いたします。

大阪府箕面市にある箕面の滝見出し

箕面滝は、大阪府箕面市の「明治の森箕面国定公園内」にある滝です。「箕面大滝」(みのおおおたき)と呼ばれ、日本の滝百選に選定されています。箕面滝は春は桜、夏はライトアップ、秋には紅葉と四季折々の絶景が楽しめる場所として広く知られています。今回は箕面滝の見どころや絶景ポイントなどをご紹介いたします。

大阪府屈指の絶景ポイント!箕面滝見出し

箕面滝は大阪府箕面市にある963ヘクタールに及ぶ広大な公園「明治の森国定公園」のメインスポットです。滝の高さは約33メートル、幅は約5メートルもある大きな滝です。飛鳥時代に修験者が19歳から22歳までここで滝行をしたといわれています。この行者が建立した瀧安寺や西江寺も敷地内で見ることができます。

阪急箕面駅から箕面滝にいたるまで「滝道」と呼ばれる約980種類の植物や約3000種類の昆虫が生息する自然豊かな道を歩きます。滝道は「癒しの散歩道」と言われ、箕面滝の魅力は滝だけではなく滝道にもあると高く評価されています。滝道には「川床料理」のお店やおしゃれなカフェなどもあり、食も楽しめる観光スポットです。

住所:大阪府箕面市箕面公園1-18 電話番号:072-721-3014

自然豊かなハイキングコース!滝道を歩こう見出し

阪急箕面駅から箕面滝までの間は「滝道」と呼ばれる自然豊かな道が通っています。マイカーで滝の側までアクセスすることもできますが、滝道を楽しむためにも歩いて滝に向かうことをおすすめします。道に咲いた草花や、綺麗な川の音などに耳を傾けながら歩きましょう。徒歩で箕面滝に行く場合の時間や距離などについてご説明します。

箕面駅から箕面滝までの距離

箕面駅から箕面滝までの距離は約2.8キロメートルです。歩く時間は、普通の速さで歩いた場合のアクセス時間は約50分ほどです。最初は平坦な道ですが、途中から坂道になります。実際に歩いてみると「近すぎず遠すぎず」といった感じの程よい距離です。ただし、これは歩きやすい靴や服装で歩いた場合の感想です。

小学生低学年くらいのお子さまからご年配の方まで幅広い年齢層の方が歩いていますので、よほど体力に自信がない人でなければ十分に歩ける距離です。滝道の途中には一息つけるベンチやカフェもありますので、休憩しながら進むこともできます。夏は川遊びをしながら坂道を登るお子さんもいらっしゃいます。

箕面滝にはマイカーでも行ける見出し

箕面滝の近くには、70台の車が収容できる駐車場があります。駐車場から箕面滝までは徒歩約10分程度です。歩かずに箕面滝に行きたい人は、マイカーの利用も可能です。滝近くまでの車道は、勾配とカーブのあるやや走りにくい道が続きます。運転される時は安全運転でいきましょう。

箕面滝に一番近い駐車場!大日駐車場

もっとも箕面滝に近い駐車場は、箕面滝から徒歩10分程度のところにある「大日駐車場」です。営業時間が9時から17時までです。無料の駐車場ですが、お盆や紅葉のシーズンは有料になります。お盆は8月8日から16日まで有料で、紅葉シーズンは10月後半から12月上旬まで有料になります。

箕面滝の見どころ1:大迫力の箕面大滝見出し

大阪から車で約30分のところにある箕面滝ですが、都会がすぐ側にあるとは思えないほどの豊かな自然に包まれています。滝道を歩いている間の風景も見ごたえがありますが、水しぶきを上げて大きな音をたてている大迫力の大滝には勝てません。夏の夜にはライトアップされる大滝の魅力をご紹介します。

滝つぼにかかる虹が見れたらラッキー!

滝道を歩いていると、やがて滝の水が落ちる音が聴こえてきます。滝の全身を見たとき、多くの人がその美しさに驚かされます。大量の水が滝つぼに注ぎ落ちる音と、岩肌に当って上がる水しぶきが私たちを圧倒します。陽の差し込み具合によっては、滝つぼの中に綺麗な虹が生まれることもあります。

滝を包む木々の美しさが、滝の風景に彩りを加えています。夏は鮮やかな緑が滝の爽やかな空気を強調し、秋には色づいた紅葉が滝に華やかさを与えています。日本ならではの夏、日本でしか感じられない秋の絶景がここで見られます。箕面滝の絶景シーンをカメラに収めたい人にはもっともおすすめの絶景スポットです。

箕面滝の見どころ2:一目千本と賞賛される紅葉見出し

大阪府箕面市の「市の木」はイロハモミジです。イロハモミジは川べりや川合いに育ち、オオモミジやヤマモミジより一回り小さい葉が特徴です。自宅の庭に植える「マイホームのシンボルツリー」としても人気の高い品種です。箕面公園に生えているモミジは、紅葉の美しい樹木の代表的存在であるこの「イロハモミジ」です。

紅葉の見どころスポット!一目千本

箕面のモミジが色づき始めるのは、毎年11月中旬頃です。見ごろは11月中旬から12月中旬です。モミジの絶景ポイントは、滝道を少しそれたところにある「一目千本」です。その名の通り「ひと目で千本のモミジが見られる」絶景の場所です。幾重にも重なる色づいたモミジの赤と秋の空の青さのコントラストの絶景をご覧ください。

紅葉を関西で!穴場や見ごろな時期に子連れでも大丈夫な公園等をご紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
紅葉を関西で!穴場や見ごろな時期に子連れでも大丈夫な公園等をご紹介 | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
関西で秋の紅葉を楽しめるスポットはたくさんあります。その中でも比較的混雑が少なく、子連れでもゆっくり紅葉を鑑賞できる穴場があります。関西にお住まいの人にとっても、地方から観光にやってくる人にとっても、ため息が出るほど紅葉が美しい場所ばかりです。

箕面滝の見どころ3:夏のライトアップ見出し

夏の箕面滝は毎年7月中旬頃から8月いっぱいの間、大滝と滝道の各所がライトアップされます。「火と光と水の祭典」と言われる催しでは、約6000本のろうそくで彩る「みのおキャンドルロード」が7月中に1日だけ開催されます。ライトアップされた大滝とキャンドルロードの光はとても幻想的です。

キャンドルロードはたった1日しか見られない!

キャンドルロードは1日だけの開催ですが、大滝は期間中毎日ライトアップされます。ライトアップされた滝から流れる水の音と滝から流れてくる心地よい風が、夏の夜の暑さを涼しくしてくれます。ライトアップの時間は日没から22時までです。大阪や神戸方面から多くの人が夕涼み目的に訪れる人気のイベントです。

滝道で一休み!箕面滝にあるカフェ見出し

箕面滝に向かう道中には、滝道の風景を活かしたおしゃれなカフェがあります。行き道でも帰り道でも気軽に立ち寄ることができます。歩き疲れたときは、無理をせずにカフェで一休みしましょう。箕面滝の絶景を邪魔しない、ノスタルジックな雰囲気も楽しめる、美味しいカフェをご紹介いたします。

冷えたからだを温めてくれる山のコーヒー店!山本珈琲館

昭和25年創業の山本珈琲店は、箕面滝の中にもお店を出しています。もともとノスタルジックな雰囲気が特徴の珈琲店ですが、箕面滝にあるお店も同じ雰囲気です。日本の山中に洋館風の建物がモダンな空気を作っています。店内は広くテラス席からは美しい景色が見え、冷たい秋の空気で冷えた体がホッと温まる、落ち着いたお店です。

目と舌で味わうランチ!cafe&galleryゆずりは

カフェランチを楽しみたい方には「cafe&galleryゆずりは」がおすすめです。古民家風の建物の中にあるこのカフェは、焼き物やガラス製品、漆器などの器のギャラリーが併設されています。ランチは1種類のみで料理が盛り付けられている器は、すべてギャラリー作家の作品です。ぜんざいやパフェなどのスイーツも注文することができます。

ここで食べるランチは、箕面市内の人気店「一汁二菜うえの」のシェフが作るお料理です。ミシュラン1つ星の実力を誇るシェフの味が箕面滝内で楽しめます。目と舌で味わえるお店自慢のランチは数量限定となっています。ここに立ち寄る場合は予約しておくことをおすすめします。

箕面のカフェを厳選!ランチがおいしい人気店や隠れ家もあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]のイメージ
箕面のカフェを厳選!ランチがおいしい人気店や隠れ家もあり! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
大阪府の北部に位置する箕面市。関西圏では人気の住宅地であるだけでなく、昔から観光地として知られている落ち着いた雰囲気の町です。そんな箕面にはおしゃれなカフェがたくさんあります。地元の人にも人気の、遠くからでも訪れたいカフェをご紹介します。

箕面滝に行くときに注意したいこと見出し

箕面滝の絶景を心ゆくまで楽しむためには、ケガや事故などのトラブルに注意することも大切です。箕面滝にはいくつか注意したい点があります。箕面滝までのルートには思いもよらない危険が潜んでいます。滝道を歩く道中には注意を喚起する看板が立てられています。ここからは箕面滝で注意したい隠れた危険についてご紹介します。

突然現れる野性のサルに注意!

箕面の山には野性のサルが生息しています。箕面土産に「モンちゃん煎餅」というおサルさんのお菓子があるように、サルは箕面市のマスコットとして愛されています。しかし人間に近づきすぎた結果、サルは人間の食べ物を奪ったり農作物を荒らすようになりました。現在箕面市ではサルと人間の距離を離すべく餌場を山の中に移しました。

箕面市に生息するサルはすべて天然記念物です。自然の生態を崩さないためにも、決して近づいたり食べ物を与えてはいけません。サルに食べ物を与える行為は条例で禁止されています。食べ物目当てに人を威嚇したり、まれに襲いかかってくる可能性もあります。小さなお子さまを連れて行く場合は、かなりの注意が必要です。

色鮮やかな毒キノコに注意!

滝道には、毒キノコに対する注意を喚起する看板も掲げられています。箕面滝付近で「カエンタケ」という毒キノコが発見されています。このキノコは強い毒性を持ち、触るだけでも皮膚に強い炎症をきたします。食べてしまった場合は死に至る可能性もあるキノコなので、珍しくても触れたり持ち帰ったりしないようにしましょう。

箕面滝の有名なお土産!もみじのてんぷら見出し

もみじのてんぷらは、箕面滝を彩る「イロハモミジ」とは別の品種を使ったお菓子です。食用として育てられている「おたふく紅葉」の葉だけを集め、1年ほど塩漬けにしたものを油で揚げたのが「モミジのてんぷら」です。かつて箕面滝で修行した修験者たちが旅人に振舞ったと伝わる伝統のあるお菓子です。

もみじのてんぷらの気になるお味

てんぷらといえば、厚い衣をまとったサクサクとしたものが頭に浮かびますが、もみじのてんぷらはお菓子でいうところの「かりんとう」に最も近い味をしています。もみじの葉は塩漬けでアクが抜けているので、葉っぱの苦さやエグ味などはありません。ほのかに甘い衣の味が素朴な、歯ざわりのよいお菓子です。

もみじのてんぷらはココで買える!

箕面駅を出て滝道を進むと、だんだんとお土産屋さんが姿を現します。店頭でてんぷらを揚げているお店も多いので、もみじのてんぷらを買えるお店を探すのに苦労はしません。駅付近でしか買えないというものではなく、大滝付近でももみじのてんぷらを売っているお店がありますので「もみじのてんぷらはどこでも買える」と言えるでしょう。

箕面滝へのアクセス見出し

箕面滝は電車でもマイカーでもアクセスしやすい場所にあります。阪急梅田駅からは電車で約30分、マイカーは最寄のインターから約30分程度です。大阪に観光に来られた際、行程の中で1日箕面滝に費やしても決して損ではありません。ここからは箕面滝へのアクセス方法をご紹介します。

電車でアクセスする場合

電車を利用する場合は、梅田方面・宝塚方面とも「阪急宝塚線」に乗りましょう。阪急宝塚線「石橋駅」で下車し「阪急箕面線」に乗り換えます。終点「箕面駅」まで3駅、約6分間乗車します。箕面駅からタクシーに乗ることもできますが、箕面滝にタクシーは常駐していませんのでご注意ください。

マイカーでアクセスする場合

箕面滝の最寄インターは、名神高速道路茨木インターもしくは吹田インターです。インターを下りたら一般道を利用することをおすすめします。箕面ドライブウェイという別ルートもありますが、11月の土日・祝日は混雑を緩和するため一部の区間で一方通行規制が実施されます。ハイキングをするなら箕面駅前の駐車場を利用しましょう。

箕面滝は大阪で紅葉と滝が見られる絶景ポイント!見出し

箕面滝は関西の中心大阪府にある、都会の中のオアシスです。大阪を観光する中で「自然がもたらす絶景が見たい」という方におすすめしたいスポットです。大阪は乗換えが難しいことで有名ですが、箕面滝は電車の乗り換えがとてもシンプルなのでアクセスに迷うことはありません。大阪に来られた際はぜひ箕面滝に足を運んでみて下さい。

投稿日: 2017年10月30日最終更新日: 2020年10月8日

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