多摩動物公園駐車場のおすすめは？料金や営業時間・無料の穴場もあり！

都心から少し離れた郊外にある多摩動物公園は、広大な敷地内に多種多様な動物や生き物が飼育されているため、長年愛されている、関東では定番の動物園です。そんな動物園だからこそ、駐車場も週末などは大変混雑しています。そこで、多摩動物公園の駐車場情報を事前に予習しておきましょう。営業時間や料金はもちろんのこと、無料駐車場はあるのか、さらにはおすすめの安い穴場駐車場もご紹介します。

多摩動物公園は、非常に歴史ある動物園で、さかのぼること第2次大戦終了後、上野動物園の入園者数が増加傾向にあり、第2の上野動物園構想が持ちあがったそうです。そこで多摩動物公園は、1958（昭和33）年に誕生しました。そのような背景のなかで誕生した多摩動物公園は、柵がないことがコンセプトとなった、日本で最初の動物園なんです。

多摩動物公園の園内は50haを超えるほど広く、なんと世界屈指の広さです。豊かな自然あふれる園内の中では、多種多様なの希少動物が暮らしています。多摩動物公園の歴史の中では、世界初のライオンバスが登場したり、昆虫生態園などがあったりと、今ではどこでも見られるようになったものは、ほとんどが多摩動物公園がパイオニアとして発信してきたものばかりです。

多摩動物公園の最初の開園当初の収容動物は、99種で434体の動物がいました。インドゾウやマレーバク、さらにはチンパンジーやチーター、 そしてオランウータンなど、今では定番の動物たちが揃っていました。その後、トナカイやキリン、カンガルーなど、徐々に色々な種類の珍しい動物たちが増えていき、開園3周年の際には、高幡不動尊まで動物パレードをした程です。

そして開園25周年を迎え、園面積52.3haとなりました。その後は、多摩動物公園と言えば有名なコアラも追加されます。オーストラリア園を設けてコアラ館がオープンし、オーストラリアのタロンガ動物園から来園した、コアラのオス2頭から展示が始まっています。その後、ライオンが6つ子出産するなど、いつの時代も話題が絶えないのが、この多摩動物公園の人気の理由でもあります。昆虫生態園などもあります。

多摩動物公園の営業時間は、9時30分から17時で、入園および入園券や年間パスポートの発売は、最終が16時までです。また動物の健康管理上の観点から、16時をすぎてしまうと見られなくなってしまう動物もいますので、遅い時間の来店予定の場合は、事前にリサーチしてから来園したほうがいいでしょう。また営業時間などは、急遽変更になる場合もありますので、営業時間についても、来園前に確認しておきましょう。

残念ながら、多摩動物公園には無料の駐車場はありません。また無料の駐車場だけでなく、多摩動物公園が運営する一般の駐車場もありません。そのため、車でいきなり来園されると、驚かれる方も少なくないようです。一方で障害者の方用の無料駐車場は、多摩動物公園の正門前に3台ほど容易されておりますので、ご利用の際は警備員の方に、障害者手帳をご提示してから利用してください。

そして参考までに、多摩動物公園には無料駐車場はありませんが、無料開放日があるんです。それは、みどりの日（5月4日）と、開園記念日（5月5日）、そして都民の日（10月1日）です。さらには、老人週間（9月15日から21日）というのもあり、期間中の開園日に60歳以上の方が来園されると、入場は無料となります。付添者1名も無料になるので、大変お得です。

先程少しご紹介したように、多摩動物公園には直営の専用駐車場はありません。初めて車で来園された場合、どこに駐車場したらいいのか、疑問に思う方も多いでしょう。実は多摩動物公園周辺には、大きな駐車場や民間の駐車場が沢山あります。そのため、駐車場に困る事はないのですが、もちろん駐車場によって、営業時間も料金もまちまちです。

多摩動物公園からの距離や立地条件でも、料金は大きく異なりますし、利用条件によっても、大幅な差が出てきます。特に週末や連休、さらには夏休みや冬休みや、無料開放日ともなると、多摩動物公園は大変混雑しますので、その日の駐車場料金は、残念ながら高くなってしまう所がほとんどです。予定に都合が付くならば、早い時間に来園するか、混雑する日は避けるのが賢明です。

動物園なので子連れの方が多い為、長い距離は歩けないとあって、少々料金が高くても近場がいいという方も多く、多摩動物公園からほど近い駐車場は、すぐに満車となってしまいます。そうなると、多摩動物公園周辺の道路も大渋滞になりますので、時間にはなるべく余裕を持って動くようにした方がよさそうです。

先ずご紹介したい多摩動物公園の料金が安い、おすすめの穴場的な駐車場は「京王ストア駐車場」です。多摩動物公園の正門付近にある駐車場で、モノレールそして京王線の多摩動物公園駅どちらからも非常に近い駐車場です。多摩動物公園からは最も近い駐車場でもあるので、空いていたらぜひとも利用したい所です。

こちらの京王ストア駐車場は、多摩動物公園と多摩動物公園駅周辺に、第1から第4まである大型駐車場です。第1から第4までありますが、点在しているので、どこに停めるかでも、多摩動物公園までの距離が少々違ってきます。1番近いのは第4駐車場ですので、覚えておくと便利でしょう。

また収容台数もバラバラで、1番大きいのは第1駐車場となります。第1駐車場は、京王線の多摩動物公園駅のすぐそばです。京王ストア駐車場の駐車場料金は、第1から第4駐車場どこに停めても統一料金ですが、時期や曜日によって変わってきます。

まずは3月から5月と9月から11月は、平日なら1日700円、土曜日なら1200円、日曜日や祝日は1600円になります。そしてゴールデンウイークや春休み期間も、1600円になりますので、ご注意ください。こちらの料金は1日料金になります。

そして、6月から8月と12月から2月は、平日なら1日700円、土曜日なら900円、日曜日や祝日は1200円になります。そして年末年始期間も、1600円になります。どの時期も平日と週末とでは、かなり料金が違いますので、間違えないようにしましょう。また営業時間は8時半から16時ですが、1番近い第4駐車場は、多摩動物公園開園時間には、満車のことが多い為、早めに駐車して下さい。

次にご紹介する、多摩動物公園の料金が安い、おすすめの穴場的な駐車場は「東京動物園協会運営臨時駐車場」です。多摩動物公園からもほど近く、何より先程の京王ストア駐車場より料金が安い点がおすすめのポイントです。ただし、残念ながらこちらの駐車場は、あくまでも臨時駐車場なので、繁忙期のみのオープンとなります。営業時間は9時半から20時で、料金は1000円です。

最後にご紹介する、多摩動物公園の料金が安い、おすすめの穴場的な駐車場は民間の駐車場です。繁忙期などは多摩動物公園が非常に混雑し、どこの駐車場も満車になるほどとあって、近隣の民間の駐車場がオープンしていることも多いんです。そんな民間の駐車場は、料金も様々ですが、500円から1200円程度の所が多いので、穴場的なお気に入りの駐車場を見つけたら、いつもそこに停めるという人も多いです。

せっかく多摩動物公園に行ったならお土産も買いたいですし、動物園内で食べるお菓子やお弁当なども買っておきたい時もあるでしょう。そんな時におすすめなのが、「ギフトショップたまどう」です。食品や飲みものはもちろんのこと、お土産なども揃っており、色々な商品があるので、ここだけでお買い物が済みます。

京王線の多摩動物公園駅の改札すぐ右手にありますので、すぐわかります。また多摩動物公園にいる動物のぬいぐるみや、京王線グッズなどもあるため、車で来園した際でも、電車好きのお子様なら、ぜひ立ち寄ってあげたいお店です。全国交通系電子マネーが使えるのも便利です。

いかがでしたでしょうか。多摩動物公園には直営の駐車場や、無料駐車場はありませんでしたが、周辺には沢山駐車場があることがわかりました。どこの駐車場を利用するのか、ご自身の条件によって、ぜひ使い分けてみて下さい。