奥多摩のドライブスポット7選！自然豊かな人気観光地を満喫しよう

大都会東京中心部から車で約2時間走ったところに奥多摩があります。奥多摩は良いドライブコースとして人気です。都心から2時間走ったところに大自然があるなんて信じられないという人も少なくないでしょう。これから紹介する7つのドライブスポットはどこも人気のところばかり。今まで奥多摩のことを知らない人に知ってもらいたいです。それで奥多摩に行ったみたいと思ってもらえるならば最高です。

奥多摩へのアクセス方法ですが、圏央道の青梅ICから40分くらい走ると奥多摩の入口である古里に出ます。そこから奥多摩ドライブスタートとなります。東京都心では車の数がとても多いですが、奥多摩の方に来ると車の数はずいぶん落ち着きます。都心との違いをすぐに感じることができるでしょう。おそらく、ここが本当に東京なのかという感覚になるのではないでしょうか。

奥多摩への電車でのアクセス方法ですが、新宿駅からのアクセスを例にとると、新宿駅から中央線で立川駅まで行きます。立川駅から青梅線で青梅駅まで行き、青梅駅から奥多摩行に乗ると、奥多摩に行くことが出来ます。電車でのアクセスは抜群なので、電車で奥多摩まで行き、そこから車を利用するという方法も良いかもしれません。電車で訪れるメリットは行き帰りにゆっくりできることです。

かつては山岳信仰のメッカとして知られた日原（にっぱら）鍾乳洞ですが、年間を通して11℃という気温のため夏はかなり涼しく、冬は温かいです。関東随一と言われるこの鍾乳洞には、約40分かけて巡るといろんな景観を見ることができます。つらら状に垂れ下がっている鍾乳石は長い年月をかけて少しずつ伸びています。まさに大自然の神秘と言えるでしょう。

日原鍾乳洞は大人気観光スポットなので、土日祝日を中心に大混雑することがあります。駐車場の数がそれほどたくさんあるわけではないので、早めに行くことをおすすめします。入場料は大人700円で、夏季や混雑時には駐車場整理整備費として300円が必要となります。あと水滴がたくさん滴り落ちることがあるので、雨カッパを持って行くと安心でしょう。

奥多摩湖は小河内ダムを堰き止めて作った人造湖で、東京都民が利用する水の約2割をまかなっています。奥多摩湖周辺では、四季折々素敵な風景を見ることができます。春には桜が、夏には緑が、秋には紅葉といったように大人気観光スポットです。周辺の風景と奥多摩湖のコラボレーションは素晴らしいとしか言いようがないでしょう。

小河内ダムに足を伸ばすと、堰堤にある無料で登れる展望塔からは大迫力の眺めを見ることができます。水と緑のふれあい館では奥多摩湖ができた背景や小河内ダムの仕組みなどを知ることができます。奥多摩湖とセットで観光することが人気のパターンとなっているので、湖の良さを満喫してもらいたいです。

奥多摩のドライブで昼食を食べるならば丹三郎がおすすめです。茅葺き屋根の建物で、昔の雰囲気を味わうことができます。店内は全部で28席（4席が8卓）あり、座敷になっています。混雑時には店内が満員になってしまうこともあるので、混雑が予想される日には、早めの食事として訪れることをおすすめしたいです。なお定休日は下1ケタが1（1・11・21・31）のつく日となっています。

このお店ではそばが名物となっています。国産のそば粉を石臼で丁寧にひき、きれいに切られています。本格的なそばを食べることができ、様々なそば料理を満喫することができます。おすすめはそば三昧で、そば切り、そばがき、蕎麦菓子を楽しむことができます。そば好きの人にはたまらないお店と言えるでしょう。

奥多摩周遊道路は奥多摩町と檜原村をつないでいる約19.7キロの道です。奥多摩の自然を満喫できる道として人気です。開通当初は有料道路だったのですが、平成2年からは無料化されています。ドライブコースとして人気なのは言うまでもありませんが、近年ではバイクや自転車でのツーリングに訪れる人も増えてきています。

奥多摩周遊道路を通行するのにおすすめの時期は、秋の紅葉の時期です。色とりどりの紅葉を眺めながらのドライブは極上の気分を満喫することができます。バイクや自転車でのツーリングでは、車以上に自然の良さを感じながら走ることができるに違いありません。ちなみに夜間は通行禁止となってしまいますので、明るいうちに楽しみましょう。

檜原都民の森は標高1000メートルから1500メートルに広がっている山岳公園です。標高が高いため、夏でも過ごしやすく自然を満喫することができます。「出会いの森」「生活の森」「冒険の森」「野鳥の森」「ブナの森」という5つのゾーンに分かれています。特に「冒険の森」では全長1100メートルの「スポーツ歩道」があり、大人も子供も楽しさを満喫しています。

ハイキングコースもあり、初めての方でもおすすめなのが大滝の路コースです。勾配が一番少ないコースとなっており、足元にはウッドチップが敷かれているので、足にやさしいと評判です。自然教室などの各種イベントも開催されており、身を持って自然を体感できる大人気スポットと言えるでしょう。100台分完備されている駐車場はすべて無料です。

払沢（ほっさわ）の滝は檜原村にあるたくさんの滝の中の1つで、奥多摩では人気の観光スポットとなっています。4段に分かれている滝は、全長約60メートルあり、目視できるのは2段目までになります。払沢の滝の名前の由来は仏具の払子（ほっす）を垂らした形に似ているということで名づけられました。遊歩道が完備されており、滝の近くまで行くことができます。

夏は滝がライトアップされ、冬は滝が凍った姿を見ることができます。特に冬は滝つぼも凍ってしまうので、いかに厳しい寒さなのかがよくわかります。そんな寒さの中で凍った滝を見たら感動するのではないでしょうか。駐車場は30台完備されており無料です。日本の滝100選にも選ばれた、東京の名瀑を是非満喫してもらいたいです。癒されること間違いなしです。

多摩川の支流の中では一番大きな秋川で、檜原村の北秋川と南秋川を結ぶ、約20キロが秋川渓谷と呼ばれています。東京にいるとは思えないくらいの大自然を満喫することができ、四季それぞれに良い景色を見ることができます。秋川渓谷ではバーベキューや川遊びが楽しめるところがあり、家族がグループ連れなどでにぎわっています。アウトドア好きな人にとっては最高のスポットでしょう。

秋川渓谷には瀬音の湯があり、2017年で10周年を迎えました。地下1500メートルから湧いている温泉はアルカリ度が高く、美肌の湯として人気があります。内風呂・露天風呂からは自然の風景を眺めることができ、ドライブの疲れを癒してくれます。入浴料は中学生以上で3時間900円となっているので、お風呂上がりにゆっくりする時間がたっぷりあるのがうれしいところです。

これまで紹介してきたように奥多摩には多くの観光に最適なドライブスポットがあります。1日でその全てを回ることは、かなり難しいので、どこを回るのかというプランを立てておくことが必要になります。奥多摩に到着してから有名観光地ばかりを回れば良いなど、行き当たりばったりでは、しっかり楽しめずに終わってしまうかもしれません。

行きたい観光スポットを絞っておき、行くことができなかった観光スポットは次に回すというプランにするくらいでちょうど良いです。奥多摩の魅力をしっかりと満喫するには1日では足りません。逆に言うと、何回でも行きたい魅力が詰まっているところなのです。しっかりプランを立てるということをしっかりと注意しておきましょう。

いろいろ紹介してきましたが、奥多摩を楽しむための方法は人それぞれなので、ここでは奥多摩にはこんな魅力たっぷりのスポットがあるのかと知ってもらえたら良いです。それで、奥多摩に今まで行ったことがない人が奥多摩を訪れてもらって、しっかりと満喫してもらい、他の人に魅力がどんどん伝わって行けば最高です。奥多摩が定番のドライブコースになってもらいたいです。