びわこ食堂が人気！長浜市地元グルメのとりやさい鍋とは？

日本最大級の湖を中心に人々が生活を営む滋賀県。滋賀県は四季折々のレジャーを楽しむことができる場所として、毎年他府県から多くの人が訪れています。今回はそんな滋賀県で地元民から他府県の人までコアなファンを持つ「びわこ食堂」の名物「とりやさい鍋」をご紹介します。

水と山に囲まれた滋賀県は、四季折々の景色を楽しむことができる場所です。春には桜、夏には湖でバーベキュー、秋には紅葉、冬にはスキーなど、多種多様なレジャーがそろっています。湖に浮かぶ竹生島や、彦根城や安土城跡など歴史的な建築物も人気です。これらの魅力からドラマや映画の撮影現場としても知られています。

滋賀県は大きく分けて7つのエリアに分かれています。北から湖西エリア、湖北エリア、湖東エリア、東近江エリア、甲賀エリア、湖南エリア、そして大津エリアです。その地域ごとに魅力が異なり、訪れる場所によってさまざまなレイクレジャーが楽しめるのが滋賀県の魅力です。

滋賀県は豊かな緑と水に囲まれており、魅力的な食べ物が多くあります。近江牛や鮎、鮒ずしをはじめ、多種多様な食べ物、地酒やスイーツまでオリジナリティあふれる名物が、地元の方々だけではなく、他府県からも多くのグルメファンを獲得しています。その中でもB級グルメ率が高いのも滋賀県の興味深いポイントです。

日本遺産とは文化庁が認定する、地域の歴史的特色や魅力を通して日本の魅力を世界各国に伝える有形、無形文化財を表します。滋賀県の琵琶湖を中心に営まれる神と人々の生活スタイルは、平成27年に日本遺産として認められました。自然を大切にし、水を汚さない滋賀県の人々の生活は日本のお手本とされています。

このように滋賀県の豊かな自然と文化が、現在にわたって多くの新しいご当地グルメを生み出しています。。匂いから想像できない味付けの「鮒ずし」、食べ応え抜群の「鯖そうめん」、地元の方に愛されている不思議な名前の「サラダパン」など、常に新しいものが生み出されている面白さがあるのが滋賀県です。

長浜市は、東海道の宿場としても栄えた場所で、古くから交通の要所として人々に愛されてきました。江戸時代の雰囲気を残す黒壁スクエアでは昔の街の街並みを生かした観光スポットが多く点在します。

直径30センチほどの鍋の中に、山のように盛られている白菜が印象的なこちらの「とりやさい鍋」。山盛りの白菜の上には千切りの人参が添えられています。白菜の下には鶏肉が埋まっており、火を通すことでじっくりと溢れ出す野菜の水分が鶏肉のうまみを引き出します。しばらくすると白菜の山が半分ほどになり、お鍋の出来上がりです!

スタミナをつけたいけれど、カロリーが気になってしまうあなた。「びわこ食堂」のとりやさい鍋なら、たっぷりの野菜と鶏肉でヘルシーにお腹がいっぱいになります。たくさん野菜が入っていますから、少しぐらい食べすぎてしまっても、後悔しなくてすみますね。おいしくヘルシーにスタミナをつけられるのが「とりやさい鍋」です。

その大胆な見た目とおいしさに裏付けされた人気の「とりやさい鍋」。驚くのはその見た目や味だけではありません。それがこちらのお値段です。お鍋にたっぷり野菜と鶏肉が入ってたったの700円。ヘルシーなのにしっかりとお腹がいっぱいになるのに、こんなにも安い。これはもう食べてみるしかありません。

まるで滋賀県の伊吹山のように高く高くそびえたつ白菜の山。こちらの山の高さがおおよそ半分になるまでじっくりと待ちましょう。しみ出した野菜の水分がスープとなって、白菜の間からあふれ出てきます。上から食べると山が崩れてしまうので、まずは下のほうからスープにしみこんだ鶏肉と、うまみがつまった白菜を頂きましょう。

じっくりと引き出された鶏肉と野菜のスープが体に染み渡る人気の「とりやさい鍋」。お腹も心もいっぱいになるこちらの料理はおよそ400年前に生まれ、合戦中の兵士たちを鼓舞するためにふるまわれたのがはじまりと言われています。野菜も肉も取れるこちらのお鍋を食べれば、当時の兵士たちも元気いっぱいになったはずです。

遠方からでも、「とりやさい鍋」を目当てにファンが押し寄せるこちらの「びわこ食堂」ですが、こちらのお鍋のポイントは自宅でもその味が比較的簡単に再現できることにあるでしょう。お店で味わった味をそのまま自宅でも味わいたい!という方にぴったりです。それではお家でトライするためのポイントをご紹介します。

おいしさの秘密はなんといっても、オーナー秘伝のお味噌にあります。20種類以上の野菜や果物、香辛料を使った深みのあるお味噌が、野菜と肉の味を絶妙に引き立てています。コンロの火がじっくりと白菜のうまみを出し、野菜の山が小さくなるにつれ、お味噌が鶏肉にしみ始める光景は最高です。

おいしかったけれどもう少し食べたかった、料が少なかった、「びわこ食堂」ではそんな心配はいりません。ベースの肉は鶏肉がメインですが、こちらのお肉を鴨肉、豚肉、牛肉、ホルモンにすることも可能です。野菜と特製お味噌にベストマッチする自分だけのお気に入りの味を求めてみるのも楽しいです。

野菜たっぷりヘルシーなこちらの「とりやさい鍋」ですが、最後の締めにはまだもう一工夫なされています。それがうどんです。野菜と鶏肉はおいしいけれど、まだ何か物足りないというあなた、こちらの締めのうどんを食べれば胃袋もきっと大満足!最後の最後までうまみがつまった「とりやさい鍋」をを堪能できます。

「とりやさい鍋」の具材の味をぐっとひきたてているのが秘伝のお味噌。こちらのオーナーが編み出したお味噌には、20種類以上の具材がミックスされており複雑な味わいを生み出しています。大中小の3サイズあるこちらの秘伝のお味噌は、道の駅でも手に入れられるそうです。滋賀県をドライブする際には、探してみてはいかがでしょうか。

店舗でも購入できるこちらのお味噌ですが、さらに滋賀県発祥の大型スーパーでも購入が可能です。こちらで販売されている「とりやさいみそ」は、「びわこ食堂」ではなく「びわこ食品」というブランド名で販売がされています。お買い物に立ち寄られた際は、こちらの商品を見つけることができるかもしれません。

お好きな野菜やお肉をそろえて、特製のおみそを準備すれば自宅でも簡単に大長浜名物の「とりやさい鍋」が楽しめます。ゲーム感覚でどのくらい野菜が高く積み上げられるか楽しめそうですね。野菜がたっぷりでヘルシーなので体に優しく、沢山食べても安心です。締めのうどんやラーメンも忘れずにご準備ください。

「びわこ食堂」の人気は地元滋賀県だけにとどまらず、岐阜県、愛知県、三重県など遠方からのファンが連日お店に列をなしています。中でも滋賀県ならではなのが、ツーリングの帰りにお店へ立ち寄るお客さんの多さです。大型のバイクがお店の前に並んでいるのが「びわこ食堂」では見慣れた光景なのも面白いポイントです。

なんだか最近体力がない、疲れやすい、スタミナをつけたい!というあなたにもう一つおすすめなのがホルモン鍋と焼肉です。とりやさい鍋がおいしいと話題の「びわこ食堂」では、人気の「とりやさい鍋」以外にもスタミナ料理がたくさんあります。どちらも野菜がたっぷりなので整腸作用があり、体にも優しいのが「びわこ食堂」の特徴です。

「びわこ食堂」の営業時間は午前11時～午後14時半です。定休日は不定休となっておりますので、事前にお店に電話をかけて確認しておくことをおすすめします。京阪電車では「石場駅」から歩いて2分と駅チカなのが魅力です。日替わりランチや軽食もあるので、喫茶店感覚で行くことができます。

住所:滋賀県長浜市高月町高月イビツ598-1 電話番号:0749-85-8484

長浜の名物グルメの「とりやさい鍋」の特集はいかがでしたでしょうか。たっぷりの野菜と鳥肉のうまみをこだわりのお味噌でいただくこちらのお料理。シンプルでありながら奥深い味わいを堪能しに、滋賀県の「びわこ食堂」を訪れてみてはいかがでしょうか。きっとやみつきになりますよ。最後までご覧いただきありがとうございました。