鯖そうめんは滋賀のご当地グルメ！気になる味や人気店もご紹介！

みなさんは「滋賀県の名物グルメと言えば？」と聞かれたら何と答えるでしょうか。近江牛を使った料理を連想する人もいれば、お酒が好きな人なら鮒ずしを挙げる人もいるでしょう。もちろんそれらも美味しいのですが、いま滋賀県で話題沸騰中なのが鯖そうめんです。今回はそんな滋賀名物の鯖そうめんの特徴や美味しい人気店などをご紹介します。

鯖そうめんとは滋賀県の長浜市などをはじめとする湖北地方で古くから食べられている郷土料理です。正式には「焼鯖そうめん」という名前なのですが一般的には「鯖そうめん」のネーミングで親しまれています。ここ湖北地方には農家へ嫁いだ娘を持つ親が農作業が忙しくなる5月頃に焼鯖を贈る習慣があり、それが鯖そうめんの由来とされています。

滋賀名物のご当地グルメである鯖そうめんを食べるならまず『浜湖月』をおすすめします。この『浜湖月』は琵琶湖のすぐ近くにある料亭旅館で、懐石料理のコースメニューのなかにも鯖そうめんは入っていますし一品料理のアラカルトとして鯖そうめんを楽しむことも可能です。ちなみに懐石料理のコースに関しては要予約になります。

ここだけの話ですが『浜湖月』は料亭旅館なので美味しい鯖そうめんと一緒に温泉を楽しむこともできます。例えば滋賀周辺を観光して疲れた身体を温泉で癒し、さらに胃袋を美味しい鯖そうめんで満たすといった使い方もできます。気になる『浜湖月』の営業時間は午前11時から午後15時と、午後17時から午後21時までの二部構成です。

絶品の鯖そうめんを食べに『浜湖月』までのアクセス方法は主に2つです。まず1つ目のアクセス方法が自動車で、前述したように『浜湖月』は料亭旅館なので専用の駐車場がすぐ横にあります。そして2つ目のアクセス方法が電車です。最寄り駅の長浜駅からお店までの距離は約500mで徒歩だと10分ほどですが、長浜駅から送迎バスもあります。

滋賀観光をした際にふらっと寄れるおすすめのお店が『豊公荘』です。この『豊公荘』は豊公演の真ん中にある人気店で、長浜城や琵琶湖のすぐそばにあるので小腹が空いた時に鯖そうめんを食べる場所としてはもってこいです。また鯖そうめんを味わった後に太閤温泉でゆっくり疲れを取ることも可能で、非常にコストパフォーマンスの良いお店です。

この『豊公荘』は豊公園のなかにあることからもわかるように長浜駅のすぐそばにあります。最寄り駅である長浜駅から『豊公荘』まではだいたい300mくらいで、ゆっくり歩いたとしても5分とかからずアクセスできます。定休日はないですが、営業時間は午前11時から午後14時までのランチ営業のみなのでアクセスする際は注意してください。

昔ながらの美味しい鯖そうめんを食べたい人におすすめなのが『竹生島』です。この『竹生島』は80年近い歴史を持つ老舗の日本料理店で、代々受け継がれてきた伝統的な鯖そうめんを味わうことができます。また『竹生島』は座席からの眺望もよく、天気のいい日にはきれいな琵琶湖を身ながら鯖そうめんに舌鼓を打つことも可能です。

この『竹生島』は長浜駅から500mちょっとなので十分に徒歩圏内ですし、専用の駐車場もあるので自動車でアクセスすることも可能です。営業時間はランチタイムが午前11時30分から午後14時30分で、ディナータイムが午後17時から午後20時30分までです。ちなみに『竹生島』はインターネット予約にも対応しているのでとても便利です。

魚料理があまり得意ではない人でも食べられる美味しいお店が『善光』です。ここ『善光』は鯖そうめんに使うサバを3日かけて煮込むため非常に柔らかく、骨まで食べることができます。また濃厚な煮汁があっさりとしたそうめんとの相性もばっちりです。営業時間は午前11時から午後20時で、長浜駅から100mほどとアクセスも良いです。

滋賀の『成駒家』の鯖そうめんは素材の味を大切にした一杯に仕上がっています。正直言ってビックリするような美味しさはないですが、どこかホッとする家庭的な味わいになっているので、つい何度も食べたくなります。黒壁や長浜駅からほど近いためアクセス面もばっちりで、営業時間が午前11時から午後20時までと長いのも嬉しいポイントです。

鯖そうめん以外にも美味しい滋賀名物を食べたい人におすすめなのが『みそ乃』です。ここ『みそ乃』は鯖そうめんだけでなく、例えば近江牛やうなぎ、天然鴨すきなどを味わえます。いろいろな料理があるためひとりでも大勢でも入れる使い勝手のいいお店です。長浜駅からのアクセスも良く、支払いにカードが使えるのも嬉しいポイントです。

長浜市周辺には美味しい鯖そうめんのお店がたくさんあるのですが、もしそのなかから1つだけ選ぶなら『翼果楼』です。この『翼果楼』は鯖そうめんの専門店です。ほかのお店とは違って鯖そうめんに並々ならぬ情熱を注いでいるため、ここ『翼果楼』の鯖そうめんは少しレベルが違います。鯖そうめんに対する価値観がガラッと変わることでしょう。

鯖そうめん専門店の『翼果楼』は営業時間が午前10時30分から午後17時までとなっていますが、鯖そうめんがなくなり次第閉店となります。かなりの人気店なので、もし『翼果楼』へアクセスするなら早めに来店することをおすすめします。ちなみに『翼果楼』には駐車場がないので車でアクセスする場合には自分でコインパーキングを探す必要があります。

滋賀県長浜市の『吉野』は創業が明治9年、つまり1876年から営業し続けている鯖そうめんの老舗です。最近では現代風にアレンジした鯖そうめんなども登場していますが、ここ『吉野』では古き良き鯖そうめんを味わえます。この『吉野』は長浜駅から約400mと距離も近くてアクセスも良好で、豊公園とは逆の位置にあるので混雑もしにくいです。

いま流行のインスタ映えにぴったりのお店が『白忠』です。この『白忠』は江戸時代に油屋として使われていた町屋をリノベーションして作られた鯖そうめんのお店です。おしゃれな雰囲気の店内でいただく鯖そうめんは絶品で、鯖そうめんだけでなく店内もついつい写真で撮りたくなります。長浜駅からもすぐなのでアクセス面も問題なしです。

できるだけリーズナブルに鯖そうめんを味わいたいのなら『良太郎』をおすすめします。ここ『良太郎』は、長浜周辺にあるお店のなかでも特に鯖そうめんの値段が安く、何と1杯780円で食べることができます。また豊公園などの長浜の観光名所から少し距離があるのでゆっくりと鯖そうめんを味わいたい人にも『良太郎』はおすすめです。

観光をしながら外で鯖そうめんを食べるのも風情があっておすすめです。そんな時に重宝するお店が『フタバヤ長浜店』です。この『フタバヤ長浜店』は地元の人がよく利用するスーパーマーケットで、お惣菜コーナーには毎日手作りされている鯖そうめんが並びます。お惣菜ですが味付けは本格的でリピーターとなる人も少なくありません。

長浜市内にある『冨久や』もテイクアウトで鯖そうめんを買うことのできるお店です。ちなみに『冨久や』で売られているのはお土産用の鯖そうめんです。すぐに食べることはできないですが、保存がきくので自宅でも鯖そうめんを食べたい人にはかなりおすすめです。また2人前で1000円ちょっとと言う値段の安さもかなり魅力的でしょう。

滋賀県の長浜周辺の郷土料理である鯖そうめんは美味しいのはもちろん、ヘルシーであったり低コストで作れたりと、いろいろ嬉しい要素が多いのでいま大注目のご当地グルメです。今回紹介した人気店のほかにもまだまだ美味しい鯖そうめんを提供しているところも多く、自分の足でお気に入りの場所を開拓してみるのも楽しくておすすめです。