敦賀で海鮮丼を食べるなら！駅周辺や夜でも食べられるお店はある？

敦賀は海鮮丼が有名なだけに、海鮮丼を食べるためだけに敦賀に立ち寄る旅行者も多いそうです。敦賀駅には北陸本線と小浜線が乗り入れているほか、湖西線の実質の終着駅になっているなど交通の要衝です。鉄道やバスを利用する旅行者にとっては、敦賀駅近くでおいしい海鮮丼にありつけるとうれしいですね。まずは敦賀駅から徒歩圏の駅近のお店を紹介していきましょう。

敦賀（つるが）市は福井県の南西部にあり、海の幸の宝庫である若狭湾に面しています。名古屋から北陸本線の特急「しらさぎ」に乗れば所要約1時間30分、東京からは東海道新幹線で米原に行き、特急「しらさぎ」に乗り換えて約3時間弱です。大阪からは特急「サンダーバード」で約1時間20分。各都市から高速バスも出ていますよ。

北陸屈指の漁市場のある敦賀の海鮮丼には、新鮮な旬の魚介がふんだんに使われています。とろみのある日本海の甘エビをはじめ、イカ、タコ、ホタテ、マグロ、ウニ、イクラ、ブリなど人気の食材が白いご飯の上で輝いています。また、女性に人気のサーモン＆イクラ丼や、冬は本場の越前ガニを使った海鮮丼もお目見えします。

鮮魚問屋が運営する海鮮料理店です。地元の敦賀港から直送の新鮮な海の幸を食べられるお店として大人気。海鮮丼の種類も豊富で、常時9種類ほど用意されています。一番人気の「お刺身丼」は、身のしまった厚みのある地魚とトロッとした甘エビが最高！ほかにも、ウニの甘みが濃厚な「うにめし」、ウニとイクラを使った「二色丼」など注文を決めるまでに迷いに迷ってしまいそうです。

こちらのお店の海鮮丼には小さいサイズのミニ丼もあるので、お刺身の盛り合わせや福井名物の浜焼きサバなど、各種の魚料理と一緒に注文するのがおすすめです。複数人で行くと、いろいろと頼めるのでうれしいですね。その日によって仕入れる魚も違ううえに、メニューもすごく豊富なので、やはり目うつりして迷います。

敦賀駅前のターミナルから「駅前ゆめさき通り」を進みましょう。お店は2階にありますが、道に面した入り口にはこのような看板が出ているので旅行者にもわかりやすいはず。地元の人にも人気の有名店だけに、お昼どきや夜は行列ができることもしばしば。事前に電話で予約したほうが確実のようです。ただし日曜祝日をはじめ、予約できない日もあります。

地元のおいしいものを知り尽くしているタクシー運転手さんイチオシのお店です。女将のおすすめは、やはり海鮮丼。やや小さめの丼ぶりですが、鯛、甘エビ、タコ、イカ、カンパチなど、サーモンやマグロ以外はすべて地物の魚で、ご飯が見えないほどのっています。季節や日によっても使われる魚は異なりますが、いつ食べてもハズレのないおいしさ。刺身の盛り合わせや鯛の昆布ジメも人気です。

◇うおさき アクセス／敦賀駅から徒歩1分 住所：敦賀市白銀町1-10 電話番号：0770-25-7751 営業時間：11:30〜14:00、17:00〜21:00、土曜休

創業110年、7代目店主が毎朝仕入れる新鮮な敦賀の魚を使った海鮮丼が人気です。「定番海鮮丼」のほかに、10種類の鮮魚を使った豪華バージョンの「若狭路海鮮どんぶり」がとくに人気。もともと敦賀の名物駅弁『元祖　鯛鮨』の系列だけに、海鮮丼にも酢飯が使われています。地元福井のブランド米と創業以来の秘伝の調合で作られた酢飯に新鮮な地魚がベストマッチ。

「ダイニングしおそう」は海鮮丼はもちろん、地魚を使った様々な料理や、しゃぶしゃぶなどの肉料理もあります。全室個室で、プライベート感たっぷり。2名から団体用の座敷まで大小の部屋があり、和モダンな雰囲気のおしゃれな空間でゆったりと食事を楽しめます。地酒を含む各種アルコールのラインナップも豊富なので、夜に訪れるのもおすすめ。

地元の人も知る人ぞ知る名店です。釣り好きの店主が自前の船で釣った地魚をメインに使っています。海鮮丼には、この新鮮な魚が特製ダレに漬けて用いられていて、福井県産のコシヒカリのご飯との相性はバッチリ。もう、お箸が止まりません。さらに、敦賀の伝統的な名産である手すきおぼろ昆布をのせた「若狭路海鮮どんぶり」も人気です。

◇食事処　建（Takesi） アクセス／敦賀駅から徒歩3分 住所：敦賀市白銀町4-9 電話番号：0770-25-2276 営業時間：11:00〜14:00、17:00〜22:00、火曜定休

地元の常連さんだけでなく、県外からのリピーターも多い名店です。新鮮な敦賀の地魚はもちろんのこと、ご飯には若狭町を流れる清流・北川の上流水で育てたコシヒカリを使用するなど、店主の強いこだわりが感じられます。その日仕入れた鮮魚でつくる「海鮮丼」のほか、「雲丹（うに）いくら丼」や、鮭といくらを使った「鮭親子丼」も人気。海鮮丼類は昼の時間帯に食べられます。

◇なかや アクセス／敦賀駅から徒歩10分 住所：敦賀市本町1-7-14 電話番号：0770-22-0694 営業時間：ランチ11:30〜13:30、食事17:30〜21:30、日曜定休

おいしい魚介料理が豊富な敦賀では、海鮮丼はいわばお昼にいただくもの。そのため、夜に海鮮丼を出すお店はとても限られています。いろいろなスポットを見てまわりたい旅行者やビジネストラベラーにとって、夜遅くまで海鮮丼を出してくれるお店はありがたいですね。そこで「敦賀まで来たのに海鮮丼を食べそこねた」といったことのないよう、夜の営業時間でも海鮮丼を食べられるお店をリサーチしました。

こちらは、読売巨人軍の主力ピッチャー内海哲也投手がプロデュースした人気の居酒屋さんです。内海投手は高校時代に野球の名門・敦賀気比高校で活躍、その時のチームメイトが店長さんです。敦賀のおいしい地魚が内海投手の活躍を支えたのかもしれませんね。店内には内海選手のサイン入りや高校時代のユニフォームなどが飾られ、巨人ファンにはたまらないお店です。

メニューは、日本海と若狭湾でとれた新鮮な鮮魚を使った料理がメインです。海鮮丼も、その日仕入れたイキのいい地魚が中心で、上品な器によそられたご飯にはきざみ青じそ、そして新鮮なお刺身がもられ、きざみ海苔もトッピング。そこに特製の海鮮丼のタレを自分でかけていただきます。敦賀の旬の魚のおいしさを満喫できる一品です。

「酒楽家 うつ海」では、ほかにも海鮮を使ったメニューが豊富です。お刺身はもちろん、旬の地魚の煮付けや焼き魚、揚げものも人気です。海鮮丼にプラスしてたのみたいですね。店内はカウンター席とテーブル席があり、どちらも掘りごたつ式なので居心地満点。地酒もいろいろそろっています。内海投手が登板の日はテレビで野球観戦が行われ、勝つと勝利イベントも！

◇酒楽家 うつ海 アクセス／敦賀駅から徒歩8分 住所：敦賀市本町2丁目7-15 電話番号：0770-47-5526 営業時間：17:00〜深夜0:00、月曜定休

行列ができる市内の海鮮丼の店「どんと屋」の姉妹店だけに、新鮮な地魚を使った料理が人気です。一番の名物は、やはり旬の鮮魚を敷き詰めた「本日の海鮮漬け丼」。ぷりぷりとしたイキのいい刺身の漬けの上に、卵の黄身がトッピングされています。卵黄のコクと漬けにした魚の味覚がからみあい、ヤミツキになる味わい。この一品をもとめて、遠い県外からはるばる食べに来る顧客もいるそうです。

外観も店内も、落ち着いた雰囲気のおしゃれな居酒屋です。越前若狭の旬が集まる敦賀港から料理長が直接仕入れる鮮魚を使っています。レパートリー豊富な海鮮料理のほか、肉料理やパスタ、スイーツまでそろっているので若いお客さんも多いそうです。また、ほかではちょっと手に入らない数量限定の福井の地酒やオリジナルハイボールなど、アルコール類も充実しています。

◇ぶり八 アクセス／敦賀駅からタクシーで5分 住所：敦賀市中央町1丁目8-14 電話番号：0770-37-1218 営業時間：17:00〜23:00、月曜定休

こちらは、地元で評判のてんぷら屋さんです。「なぜ、てんぷら屋さんで海鮮丼？」と思うかもしれませんが、もともとぷりっぷりのエビのかき揚げ丼で有名なお店。海鮮を使ったてんぷらも豊富で、海鮮丼メニューも複数あります。店長のおすすめは「特上海鮮丼」。甘エビやイカ、イクラなどがどんとのっています。料理長は日本の名門老舗料亭で修行を積んだ人だけに、味の方もお墨付き。

「海鮮丼もたべたいけれど、てんぷらも食べたい！」という人におすすめなのが、エビのかき揚げ丼にイクラをそえた「一口彩りかき揚げ丼」。特製タレのかかったぷりぷりエビかき揚げに、宝石のように輝くイクラ。なんとも贅沢な黄金の組み合わせですね。ほかに敦賀名物のソースカツ丼などお肉料理などもあるので、同行者と食べたいものが異なってもここなら希望を叶えられます。

◇天勢　 アクセス／敦賀駅からタクシーで10分 住所：敦賀市中央町2-17-26-11 電話番号：0770-24-1031 営業時間：ランチ11:00〜14:00、ディナー17:00〜23:00、火曜定休

港まち敦賀が誇るおいしい海鮮丼。敦賀駅から徒歩で行ける駅近のお店や、夜でも食べられるお店を紹介しました。敦賀は「敦賀赤レンガ倉庫」や北陸屈指のパワースポットである「氣比神宮」など魅力的な観光地が点在しています。観光のあとはおいしい海鮮丼で敦賀の旅をしめくくってください。もちろん、ぶらっと敦賀で途中下車したいという人も、この情報をおおいに役立ててくださいね。